インド人の5つの恋愛・結婚事情。お見合婚が80%に達する実際とは

インドの恋愛、結婚事情

インドでは自由恋愛から結婚に発展させるのがとっても難しいです。

最近、インドの若者にお見合いサイトが大人気。

このお見合いサイトのおかげで、以前よりさらに見合い婚が増えたとか?!

ここでは不思議な国、インドの最新恋愛事情をお伝えします。

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1.インドのカースト制度に縛られた相手探し

インドには多数の宗教とカースト制度と呼ばれる階級制度があります。カーストというのは職業の世襲制です。

親が低いカーストであれば、その子どもも同じカーストに留まります。

よく日本の江戸時代の士農工商のような身分制度だと説明する人がいますが、そうではありません。代々にわたって、そのカーストから抜け出ることはできません。

唯一、IT業界ではカーストを問わないということなので、将来はそれを突破口にして少しでも改善の方向にいくのではないでしょうか。

カースト制度は法律上は廃止されたが

カースト制度は法律上は70年前に廃止されたのですが、3000年間たった今もインド人の日常生活や心の中に慣習として根強く残っています。

自分の属するカーストに「満足する」というカースト的考え方は、つまるところ上位のカーストの身分を保つためのものであるので、カースト意識は今後も完全になくなりはしないでしょう。

最近増えつつある自由恋愛は、都会に住む高学歴で裕福な上位カーストに所属している人たちに限られています。

そして、たとえ恋愛できても結婚まで発展するケースは多くありません。

インドの恋愛事情1

インドでは、

  • 80%がヒンドゥー教徒
  • 残りはイスラム教徒、シーク教徒、仏教徒

などです。

ヒンドゥー教徒の彼女がイスラム教徒の彼とつきあい、結婚したいと願ったらどうなるでしょうか。

あるいは、自分より低いカーストの彼と結婚したいと思った場合、どんな障害が待ち受けているのでしょうか。

おそらく、親や親せきに大反対され、事件にまで発展することは、インドでは日常茶飯事でニュースで度々報じられます。

では、「彼女より上のカーストの彼であればうまくいくのか?」

答えはNOです。彼女の一族が大反対するでしょう。

理由はダウりと呼ばれる結婚支度金に膨大な予算が必要になるからです。

インドでは結婚は恋愛のゴールではなく、ある種のビジネスになってます。

ダウりが少なかったという理由で事件(キッチンアクシデントとされる)となるのも後を絶ちません。

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日本人とインド人が恋愛した場合

インド人と日本人が恋愛した場合を考えてみましょう。

このケースも、なかなかの困難が待ち受けています。

日本の物価とインドの物価には大きな開きがあって、インドでは日本の十分の一ぐらいの値段で買い物ができます。

たとえば、アーユルベーダ全身マッサージ60分が800ルピ(1000円)でできます。

何が言いたいかというと、日本人と恋愛や結婚をするという背景にビジネスとしての欲がないかどうか、よく見極めなければなりません。

結婚後、「土地を買うからお金を工面して欲しい」とインド人の夫にいわれた日本人妻もいるくらいです。

インドの恋愛事情2

ヒンズー教では外国人は「カーストに属さない人」と呼ばれます。

多くのインド人は、見合い結婚で釣り合いの取れた結婚相手を選ぶ方が恋愛結婚よりも良いと考えています。

その理由は、インドでは結婚は家族間の繋がりであり、個人間の繋がりよりも優先されるからです。

家族のきずなはとても強いものがあります。大家族制度なので両親、兄弟、子ども、孫、時には親せきの人までが一緒に住んでいます。

14~15人家族もめずらしくありません。

たいていのインド人家庭は暖かく、子どもたちも素直に育っている場合が多いです。すれていない、といった方があっているかもしれません。

子どもは親を大切にするし、親を悲しませるようなことは極力避けようという態度がみえます。親が勧める結婚に間違いはない、という確信をもっているようです。

違うカースト間の結婚は、文化が違いすぎて難しいということは、インドに住んでいた経験がある筆者には納得がいきます。

宗教行事や親せきづきあい、食事(上位カーストは菜食主義)など、日々の暮らしに直結した細々としたことが違います。

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2. 日本に比べて自由恋愛は少ない

インドでは1990年代に始まった経済政策のおかげで、経済が大きく発展しました。

その結果、大都市を中心に所得や学歴、カーストが高い人たちの間に自由恋愛が広がっています。

しかし、長年続いてきた文化や慣習はインド人の考え方や心情を一足飛びに変えることはできず、社会の変化に追いついていません。

インドでは、自由恋愛といっても日本の中学生カップルのようなお付き合いです。

映画に行ったり、ケータイで話したり、メールしたり、、、といったものです。

公共の場でいちゃついているカップルは見たことがありません。

普段は電話やSMSを送り合うくらい(ただその頻度や長さが凄いのだが)で、デートは2~3週間に一回ほど。でも公共の場でイチャイチャすることはもちろん、腕を組んだり手を繋ぐことさえ普段はない

引用:「インドの若者の恋愛事情」

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3. インドでは親が結婚相手を決めることが多い

特に上位のカースト出身者は、子供が幼児の段階で近隣の同じカーストの結婚相手を親が探す「幼児婚」が農村部では今でも残っています。

もちろん法律違反です。

インドの恋愛事情4

そこまではしなくとも、親が子供の結婚相手をアレンジするのはインドでは普通です。

見合い婚は8割にも達します。

世界の平均が55%なので、異常に高いことがうかがえます。

でも、離婚率が1.1%といいますから、インド人にとってはこのシステムは正しく、好都合なのかもしれませんね。

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4. お見合いサイトが若者に人気

インドの人口は12億を超えました。そのうち2億5000万人がネットに繫がっているそうです。

最近、若者に人気なのがお見合いサイトです。

プロフィールの登録欄には年齢、宗教、母語、所属カースト、給料、職業、居住国、在外インド人(NRI)、「バツイチ」「子持ち」「死別」などを記載します。

それは自分と「釣り合う・同等の」相手を見つけることであって、日本のように「気に入った人」「好みの人」を見つけるためではありません。

インターネットの普及により、見合い婚が以前よりも増えたということです。

検索する方も、年齢別、カースト別、出身地別、職業別、給料別に検索でき、自分の条件に合った相手を瞬時に探せるようになりました。

もちろん有料ですが、月額1000円~1200円と低額です。

インドの恋愛事情5

これまで主流だった日曜日の結婚求人欄にくらべ、写真も掲載でき、趣味や性格、余暇の過ごし方などをプロフィールに書くこともできます。

驚くのは、一切まわりに隠さず、大っぴらに堂々と行われていることです。

登録者は本人でなくてもよいので、最近は親や親せきの人が勝手に登録し、登録した親同士が連絡を取り合い、当の結婚する男女の全く知らないところで話が決まっていたということも多々あるようです。

大手のお見合いサイトではオプションとして星占いの割り出しサービスまでしてくれるところもあります。

5. 星占いを重要視

インド人は結婚が決まる前に必ず星占いをしてもらい、その結果を重要視します。

インド占星術はその始まりが定かではないほど古いものです。

輪廻転生の思想に基づいていて、カルマ(過去の世での行為は、良い行為にせよ、悪い行為にせよ、いずれ必ず自分に返ってくる、という因果応報の法則)の考え方が重要視されるのです。

インドの恋愛事情6

少し難しくなりますが、インド占星術はヴェーダという自然科学系の学問の一つです。

それはアーユルヴェーダ(医学)とヨーガ(健康学)と思想、概念、理論を共有しています。

その中で輪廻転生という思想があるのですが、人間は「肉体」「心」「魂」を備えた全人格的存在であるとしています。

輪廻転生とカルマの思想を軸としたインド占星術は、長きにわたってインド人の心の平安を支えてきたものと言えます。

人生最大の行事である結婚を決めるにあたり、占星術師に見てもらうことは、インド人にとって、ごく自然な、当たり前のことなのです。

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インド人の恋愛・結婚事情の実際

これまでインドの最新恋愛事情をお伝えしてきました。なんだか気が滅入ってしまったという読者も多いかもしれません。

インターネットのお見合いサイトがあのように大人気になっている背景には、インドも遅まきながらも、自由への道をすすんでいるのではないでしょうか。

ご留意事項:お断りしておきますが、私が見たインドは上位カーストの世界です。周りは皆、英語が流暢に話せ、外国で教育を受け、住まいも立派な所に住んでいる人ばかりでした。スラムの子どもたちに教育支援をしていましたから、低カーストの人たちがどんなに厳しい状態に置かれているかは分かっているつもりです。最新恋愛事情を語るとき、まるでお見合いサイトに出てきたカテゴリーの、どの視点で語れば本当のインドを知ってもらえるのか、悩みました。

インド人との恋愛の際の参考にしてみてください。

参考書籍:

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