日本での生活はもちろん、ブラジルでも携帯電話は生活に欠かせない道具の一つです。
ブラジル滞在中でも日本と同じように快適に携帯電話を使えたらいいと思いますよね?
ブラジルに9年住んでいる筆者が、ブラジルの携帯電話の契約のしかたやWi-Fiについて紹介します。
ブラジルでも携帯電話は一人一台の時代に突入
日本と同様に、ブラジルでも携帯電話の普及にともなって公衆電話というものが姿を消しつつあります。
市役所や病院など一部の施設ではまだ公衆電話が使えるところもありますが、街中ではほとんど公衆電話を見かけることはありません。
そこで頼りになるのがやはり携帯電話でしょう。
ブラジル国内の会社や友人などに連絡するだけではなく、日本の家族などに連絡をとるためにも携帯電話があると大変に心強いです。
いまやブラジルでも携帯電話は生活に欠かせないものとなっています。
ブラジルで携帯電話を契約するには
ブラジルで携帯電話を契約したいときには、携帯電話会社へ行き、契約をする必要があります。
ブラジルには英語ができる人がほとんどいないことから、このようなときはポルトガル語の堪能な人に付き添いをお願いしましょう。
【ブラジルではプリペイド方式の契約が一般的】
ブラジルにも毎月一定額での契約という方法はありますが、通話中にいきなり回線が途切れたり、契約を解除した後も請求書が送られてきたりとトラブルに発展するケースが目立ちます。
したがって、ブラジルでは8割以上のユーザーが
- プリペイド方式
- 使った分だけ後払いする「Pós-oagoのシステム」
を選んでいます。
持ち物
携帯端末 | 携帯の端末は携帯電話会社以外にも、スーパーマーケットや電気屋さんでも買うことができます。 予算や希望の機能などにあわせて選びましょう。 |
納税者番号カード(CPF) | ブラジルではどの手続きをする時にもかならず必要になる番号です。忘れずにもっていきましょう。 |
現金 20レアル(約800円)~30レアル(約1200円) | 現金でなくても、ブラジルではほとんどのお店でクレジットカードが使えます。現金がない時でも安心ですね。 |
手続きのすすめ方
1. 携帯電話会社を選ぶ
ブラジルには
- VIVO(ビーボ)
- CLARO(クラーロ)
- TIM(ティン)
などがあります。
滞在する地域によって使いやすい電話会社も違います。
ですので、滞在先の同僚や友人にあらかじめ聞いておきましょう。
同じ携帯電話会社同士なら通話が無料になるサービスもあります。
よく使う電話番号の持ち主と同じ携帯電話会社を選ぶことで、携帯電話料金を節約することができます。
2. SIMカードを購入する
ブラジルの携帯電話会社でCIP(シッピ)というのは、SIMカードのことです。大体10レアル前後で購入できます。
3. 携帯料金のチャージのやりかた
携帯電話会社に持ち込んでチャージをおこなうか、インターネットでチャージする方法もあります。
お近くのガソリンスタンドで扱っていることもありますので、お店の方に聞いてみましょう。
4. SIMの有効期限について
SIMカードは一度契約したらそのままずっと使えるわけではありません。
携帯電話の契約書にSIMカードの期限が明記されていますので、この期限までに新しくチャージする必要があります。
もし期限までに新たなチャージができなければ、新しく契約しなおさなければいけません。
この場合もちろん携帯電話番号も変わることになりますので、注意しましょう。
携帯料金を後払いできる「pós-pago(ポス・パーゴ)」
ブラジルの携帯電話会社では、「pós-pago(ポス・パーゴ)」という便利なシステムがあります。
これは、携帯電話料金を使った分だけ後払いできるシステムです。
このシステムを使いたいときは、携帯電話会社の窓口で自分の銀行の口座を登録しておく必要があります。
ブラジルでは事務手続きのときには必ず、CPFと公共料金の請求書などの住所を確認する書類が必要になりますので、忘れずにもっていきましょう。
CPFを持っていない場合にはCLAROやTIMが便利
ブラジルのSIMカードは、5レアル(日本円にして200円くらい)~10レアル(日本円にして400円くらい)と非常に安価で、留学生や駐在員などの長期滞在者にとってもありがたい存在です。
モバイルデータ通信が、1週間500MBのプランでは10レアルくらいから利用できます。
購入できる場所はスーパーや露店などもありますが、安心安全のためには正規の携帯電話会社へ行くことをおすすめします。
携帯電話会社のなかで、おすすめなのがなんといってもCLARO(クラーロ)です。
ここは留学生やビジネスマン向けのCPF(納税者番号カード)がなくても使えるSIMカードを扱っています。
パスポートとクレジットカードで対応してくれますので、CPF(納税者番号カード)がなくても安心して利用できます。
ブラジルで人気のインターネット端末
ブラジルではandroidやiPhoneなどのスマートホンが人気です。
次いでタブレット端末も人気があります。
ブラジルではTV放送のデジタル化が進んでおり、こういったインターネット端末を利用して、サッカーの試合や「Novera(ブラジルの連続ドラマ)」、音楽動画やアニメなどを見る人が多いようです。
ブラジルでWi-Fi利用するには
ブラジルでも、都市部にはオープンWi-Fiが存在しますが、あまり頼りにならないと考えてください。
携帯電話にオープンWi-Fiの表示があっても電波が弱かったり、ホテルなどのWi-Fiが有料だったりします。
ブラジルはレンタルWi-Fiがおすすめ
留学生や企業の駐在員など、定期的に日本へ帰れる方には、ブラジルでレンタルWi-Fiを使うことをおすすめします。
使い方は簡単なので、機械オンチの方でも大丈夫です。
現地ですぐ使えるように設定がされていますので、サンパウロのグアルーリョス空港へついたら、レンタルWi-Fiのスイッチをいれましょう。
お手持ちの端末をWi-Fiに接続するのも簡単です。
無料のWi-Fiが使える飲食店
ブラジルの飲食店のなかには、無料Wi-Fiが使えるお店がありますので、ご紹介します。
マクドナルド
ブラジルのマクドナルドでは無料で使えるWi-Fiがあります。
メニューもビッグマックやチーズバーガーなど日本でもおなじみの味が楽しめます。
お値段は日本より少々割高になりますが、ブラジル料理に飽きてきた時にはおすすめです。
ハビビス(HABIB`S)
アラブ料理がメインのファーストフード店です。
ここも無料で使えるWi-Fiがあります。店内には子供を遊ばせておくスペースがあり、大人もゆっくりすごすことができます。
ピザやエスフィーハ(小さくのばしたピザ生地の上にひき肉やチーズなどをのせて焼いたもの)など軽食をたのしみながら、大人も子供もゆっくり羽をのばすことができます。
とくに小さなお子様連れにおすすめです。日本でもおなじみのエッグタルトを食べることができます。
スターバックス
ブラジルのスターバックスでも無料のWi-Fi が使えます。
ご当地メニューのブラジルの伝統的なお菓子、Brigadeiroをイメージした「Brigadeiro Frappuccino(ブリガデイロ・フラペチーノ)」やチュロスをイメージした「Churro Frappuccino (チュロ・フラペチーノ)」が味わえます。
ブラジルの子供たちはスマホゲームに夢中
ブラジルは、国民の平均収入の割合に対して物価が高い国です。
とくに、輸入製品はかなり高価です。
食料品や生活必需品などは必要以上に高くならないように政府がコントロールしていますが、それ以外のものは非常に高価で庶民にはなかなか手がでません。
なかでもプレイステーションやX-BOXといったTVゲーム機は大変に高価です。
さらに、ゲームで遊ぶには本体だけではなく、いくつかのソフトが必要になります。
そこでブラジルの小学生くらいの子供をもつ親は、andridoなどの格安のスマートフォンを買い与えて、無料のスマホゲームをダウンロードして遊ばせます。
ブラジルの携帯電話利用方法まとめ
ここではブラジルの携帯電話の契約方法やSIM、Wi-Fi事情を紹介しました。
いまや携帯電話は生活にいなくてはならない存在となってきました。
とくに海外での生活であれば日本語の携帯電話があると非常に便利です。
ただし、スマ―トフォンをねらった窃盗事件が多発していることも事実です。
彼らはやはり安い端末よりは高価な端末をねらう傾向があります。
ブラジルへくる際にはあまり高価な端末ではなく、無料配布になっているような格安の端末を使うことをおすすめします。
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