ブラジルの永住権の特徴やメリット。取得への道を解説

海外の永住権ビザを取得することは、どの国でも大変な労力と時間を必要とするかと思います。

今回は、南米ブラジルの永住権取得体験者から、ビザの特徴やメリット、その他取得の流れや体験についてお伝えしたいと思います。

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ブラジル永住権の特徴やメリット

私が、ブラジルの永住権を取得したのは、2015年でした。

ブラジルに住むためには、

  • 学生ビザ
  • 就労ビザ
  • 永住権ビザ

のどれかがないと、生活することはできません。

ブラジル永住権のメリット

ブラジル永住権を取得すれば、ブラジルで生活し、職種によっては、働くこともできます。他にも、進学する等の選択肢が広がります

ブラジルでは日系企業も多く、多くの女性は仕事と家庭の両立をしています。

また、医療面においても優れており、公立病院は診察等が無料になります。当初、無料だと聞き、少し不安もありましたが、公立病院は政府から給料を支払われており、日本の医療と変わりはありません。

(ブラジルで必要な注射は、公立病院で打つことができます。)

その他、ブラジルの銀行口座を開設できるだけでなく、運転免許書も作成することができるので、生活の幅が広がります。

もし年金をかければ、将来ブラジルで年金ももらえます。そして、老後もブラジル人と同じように、福祉のサービスなどを受けることができます。

ただし、帰化しているわけではないので、選挙権はありませんので、その点は知っておきましょう。

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ブラジル永住権取得の道のり

私の場合、観光ビザで入国し、現地で永住権ビザの手続きをしました。

現地に入国後、永住権は30日以内に申請しなければいけません

ブラジル入国には、観光ビザが必要ですが、90日以内の滞在が認められています。

永住権を取得できる条件

・ブラジル永住権ビザを取得できる個人の場合

  • 科学者、教育者、研究者
  • ブラジル企業の経営者、支配者、理事、管理人

など、現地受け入れ団体や若しくは企業を通じて、手続きをしなければなりません。

・投資ビザ

他には、ブラジルに外貨で15万レアルと同額あるいは、それ以上の金額の投資を行うことができる投資家です。

・一般永住ビザ

さらに、日本人のブラジル永住権ビザを所有している扶養家族がいれば、申請することも可能です。

他には、ブラジルで出産すると、子供にはブラジル国籍が与えられます。

これは、ブラジルが出生地を重視しているため、ブラジルで生まれた人はどこの出身であろうとブラジル人として、ブラジルの法律で定められています。

ブラジルの近隣の国では、永住権ビザをもらうために、ブラジルで出産する外国人は多いようです。

・退職者ビザ

日本でリタイアし、退職金や年金暮らしをしている人は、ブラジルへ月額6000レアル(約20万円)と同額、もしくはそれ以上の金額を送金できることを条件に、退職者永住権ビザを取得することもできるそうです。

年金受給証明書の提出が必要です。扶養家族は2名までで、3人目からは1人につき約10万円の年金受給額の上乗せが必要となります。

他の永住権に比べて取得しやすいですが、取得するまでに半年ほど時間がかかるそうです。

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ブラジル永住権取得のためのTIPS

永住権取得の手続きは、個人でもできますが、専門家に任せることをお勧めします

提出する書類は量が多く、内容が複雑なものが多く、永住権の手続きは時間との勝負なので、手続きに至るまでに無効になる可能性があるからです。

永住権ビザを持っていれば、ビザに関する手続きをする必要もないので、とても便利です。

ただ、永住権ビザを取得すれば、永遠に手続きすることがなくなるわけではなく、10年毎に一度手続き申請する必要があります。ただ、高齢になると期限がなくなるようです

ビザは、ブラジルの身元証明書にもなるので、ブラジルで生活する方は常に携帯しなければなりません。

コピーでも可能なので、取得したらコビーを携帯されることをお勧めします。

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私のブラジル永住権の取得体験記

この永住権ビザを取得することは、とても時間がかかり、難しかったです。

私の場合、ブラジル人と結婚していたこともあり、無事に取ることができました。

しかし、会社や留学先等でなければ、観光ビザ以外のビザを取得することは難しいかと思います。

永住権ビザには、

  • 顔写真2枚
  • 現地の婚姻証明書
  • 日本での無犯罪証明書(これは、居住している最寄りの警察本部で、発行できます)
  • 戸籍謄本
  • パスポートのコピー等

が必要でした。

あらかじめ、取得できる書類は日本で取得してください

日本語で表記された書類は、英語かポルトガル語に翻訳しなければなりません。書類を翻訳する場合、日本語に対応している交渉翻訳は、ブラジルではサンパウロにしかいないので、注意してください。

ブラジルの場合、書類の印刷は必ず公証人役場でしてください。不正を防ぐため、重要な書類は交渉翻訳で印刷しないと、手続きを認めてもらえません。

公証人役場で印刷すると、書類が本物であることを証明するシールを貼ります。

私の住んでいる州では、いつでも提出できたのですが、他の州では来館日を予約しなければならないようです。いちど、最寄りの連邦警察に、ご確認ください。

書類が揃ったら、最寄りの連邦警察署に提出します。

ここまでは、ブラジルの法律により、入国してから30日以内に外国人登録を行う必要があります

ビザ査証の手数料は、私の時では約2万円くらいでした。

ブラジルでは、ほとんどの支払いは銀行で行うため、連邦警察で支払うことはできません。あらかじめ、銀行で支払いをすませると、警察署に戻る必要がありません。

ブラジルでは、全ての書類をチェックするわけではなく、一枚ミスがあると、次の書類は見てもらえませんので、数回にわたり、出直さなくてはなりません。

実に時間がかかり、厄介ですので注意しましょう。

私は、三回以上も警察署に書類を提出しに行くことになりました。

書類を提出すると、別の連邦警察に行き、指紋を登録します。

手元にブラジル永住権ビザが届くまでに、2、3か月かかったかと思います

注意としては、永住権ビザは、ブラジルを二年不在にした場合失効します

ブラジル永住権取得のデメリットは、毎回とても膨大な時間を割き、取得するまで時間がかかりすぎることです。

全ての手続きは、最寄りの警察署でできますが、永住権のビザの登録等の全ての書類は、一旦ブラジリアに送られて、発行に至ります。

申請場所と登録場所が異なるので、たまに珍しいことが起こり、ビザの内容が異なることがあります。

友人の話ですが、学生ビザを再発行してもらう手続きをしたのですが、永住権ビザがおりました。

ビザが異なることに気づき、担当者に説明を求めたのですが、知らないと一点張りだったようです。

ブラジルの場合、発行されたビザは剥奪されることはないので、安心してください。

ブラジルの法律で、権利として認められています。

先方が間違えて降ろしたビザですが、ブラジルの出入国の時には、入国管理をしている連邦警察官に説明しなければいけません。

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さいごに

ブラジル永住権を取得されたい方は、企業や受け入れ先がないと厳しいというのが現実のところです。

あるいは、ブラジル国籍保有者と結婚する以外は、難しいかもしれません。

ブラジルでは、不法滞在者も多く、国際結婚の場合も厳しく監視されています。永住権ビザ目的の偽装結婚もあるので、入国管理局が調査に来るようです。

ブラジルでは、何事もすごく時間がかかるので、早めに行動されることお勧めします

過去の大統領選挙で、不法滞在者に対して、永住権ビザを認めることがありました。

ブラジルで仕事があり、定職に就いていること、生活するための経済力があることなどが審査されるそうです。しかし、不法滞在は違法なので、絶対にしないでください。

この記事がブラジル移住される方の永住権取得の参考になれば幸いです。

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