ブラジルの4項目13種類の物価事情を大公開!(1ヶ月の生活費付き)

リオのオリンピックが記憶に新しい、南米最大の国ブラジル。

世界最大の日系社会もあり、旅行者や学生、移住者や駐在員の多いブラジルですが、物価水準の高さに多くの日本人が驚きます。

ラテンアメリカでもブラジルはトップクラスの物価水準の高さで、場合によっては日本と同じくらい、またそれ以上の高さだったりします

一例ですが、コカコーラの350mlは日本とほぼ同額です。

しかし、日本に比べて給与が極端に低いので、物価が極端に高くなってしまいます。

ブラジルの物価を徹底検証する前に、まず為替レートと給与水準から見てみましょう。

【ブラジルの関連記事はこちら】

↑現地滞在に役立つこちらの情報もご覧ください。過去のブラジルの記事一覧はこちら

世界中の日本人と繋がる海外移住コミュニティ

世界へ広がる海外移住コミュニティ「せかいじゅうサロン」へ招待します

海外ネットワークの構築と情報収集、新しいことへのチャレンジと出会いが待っています

1レアルは日本円でいくら? 為替レート

ブラジル連邦共和国の通貨はブラジルレアルです。

1レアル35.5円(2017年10月時点)ですが、米ドルの為替に伴って、常に変動します。

ここ10年間で一番高い時は、1レアル67円にまで変動しました。

ブラジルの物価は日本よりもだいぶ安いと感じるかもしれませんが、平均収入も日本より安いので、お給料のわりには物価が高いと感じます。

では物価を判断する上で重要な為替とともに、現地ブラジル人の給与水準を見てみましょう。

スポンサーリンク

ブラジルの給与水準

一般的には給与水準に応じて、物価は決まります

ブラジルには1ヶ月の最低給与額というのが存在し、2017年10月で937.70レアルです

これはあくまでも最低給与額であり、もちろんながら職種や役職によっても変動するので、それ以上受け取るわけですが、日本に比べるととても低い水準です。

2016年度のブラジル国内の給与平均額は1270.74レアルとされています。また、2016年度の最低給与は一ヶ月880レアルとされてます。

また日本との違いとしてブラジルの会社では、1年に一度昇給があります

年ごとに労働組合との協議による金額の微調整により、大体その年のインフレ率と同じくらいの約10%位の昇給があります。

日本人からしたら、毎年約10%も昇給すると聞くと大変良く思えますが、毎年その微調整に応じて、約10%近く物価も上がります。

2015年度について言えば、食料品一般、ガソリンなどの物価が約20%近く上がりました。

これにより収入の低い層の購買力はさらに下がり、生活水準の格差も広がりました。

ブラジルは給与と物価のバランスが取れてなく、物価の上昇に給与の上昇がついていってないというのが最大の問題です。

スポンサーリンク

庶民のくらしを圧迫する政治家

物価をご紹介する前に、ブラジルの経済についても触れておきます。

ブラジルでは前ルーラ政権時代からつづく、巨額の汚職事件がつづいています。その影響からブラジル経済はハイパーインフレ時代ともいうべき状態にあります。

具体的にいうと、去年まで4レアルだった冷凍のフライドポテトが10レアルに、サンドイッチ用の食パンが5レアルから8レアルに値上がりしました。

電気代にいたっては、20%以上の値上げです。

それに対して庶民の平均月収があがることはなく、日増しに値上がりしていく物価にみんな苦労しています

また、ブラジルは貧富の格差が激しく、大学卒業した人とそうでない人とで、大きく収入が違います。いわゆるホワイトカラーとブルーカラーの収入の差もはげしいです。

※ホワイトカラー:医者や弁護士、エンジニアなどのスペシャリストのこと。
※ブルーカラー:土木や工場などの現場で作業する労働者。洋服のイメージから来ている言葉。

子供達のなかには、学校の給食だけがまともな食事という子ども達もたくさんいます。

政府の失態により、公立学校の教師や、公共の診療所に勤めてる医師や看護師、警察官など、税金からお給料が支払われるべき人たちのお給料がストップしたり、リオデジャネイロでは公立病院への医薬品の供給などもとまってしまいましたので、患者が診療所へやってきても対応できずに、閉鎖される事態にまでなりました。

オリンピックやワールドカップのときにデモや暴動が起こっていたのには、こういう背景があったのです。

一国の中央政府の失態がここまで庶民のくらしを圧迫するなんて、日本からすると考えられないと思うでしょう。

ブラジルは今そんな状態だということは少し知っておいてくださればと思います。

では、次に物価の各項目について、紹介していきたいと思います。

世界各地の人々と繋がるコミュニティ

世界へ広がる海外移住コミュニティ「せかいじゅうサロン」へ招待します

海外ネットワークの構築と情報収集、新しいことへのチャレンジと出会いが待っています

ブラジルの住まい関連の物価

家賃

まずブラジルに来て、第一に必要な家ですが、家賃は地域により同じ間取りでも大きな違いがあります。

日本でもそうですが、その差はブラジルでは更にあります。

例にすると、サンパウロでは駐在員の多くが、サンパウロ随一のビジネス街パウリスタ通り周辺のマンション住まいで、1ヶ月5000レアルから8000レアルの家賃も珍しくありません。

それと対象的に、スラム地区では1ヶ月400レアルというのも存在します。

家を借りるにあたり、家賃とその家賃の2~3ヶ月分が保証金として必要となります。

またマンションの場合は家賃の他に、管理費も掛かります。

筆者の友人の住むヴェルゲイロ駅(リベルダージの次駅)のマンションは1LDKで1200レアル+管理費150レアルです。

プールやパーティースペースも有り、入り口には24時間門番がいます。

ひとり暮らしであれば1500レアルもあれば、最新設備ではありませんが充分なところに住めます。

日本の小さなワンルームアパートとは違いますので、日本の東京23区内の状況と比較すると相対的に安いといえます。

水道料金

ブラジルの水道料金は電気代よりも高く、1ヶ月100レアルくらいです。

マンションの場合は、管理費に含まれています。

飲料には適していませんが、もし飲むなら浄水器を取り付けた方が良いでしょう。

インターネット

ネット回線は初回工事費に150レアル、Wi-Fiと124チャンネルのケーブルテレビで1ヶ月140~180レアル程度。

NETが有名です。

電気料金

一人暮らしなら1ヶ月60から80レアルくらいでしょう。

夏場は連日40度近くなのでクーラーは必需品ですが、連日の使用で電気代が500から800レアルにまで上がることもあるので注意が必要です。

スポンサーリンク

ブラジルの交通費

バス・電車

サンパウロ市内では鉄道は3.80レアル、リオデジャネイロ市内では4.30レアル(2017年時点)です。

日本のように目的地により料金が異なるのと違って、均一料金です。

市営バスはサンパウロは3.80レアルです。

リオでは3.80レアルでしたがバス会社が値上げしようとしてデモが起こり、逆に3.60レアルに値下げしました。

鉄道とバス共通の専用カードがあり、バスは専用カードで2時間以内は3回まで乗り換えが可能で、電車とバスの乗り継ぎの際には少額の割引あります。また、60歳以上の高齢者は無料で乗車出来ます。

長距離バス

リオーサンパウロ間の長距離バスで92レアルから120レアルです。

30分おきに出ています。約7時間の移動時間がかかります。

ちなみにリオからバイーアまでは31時間かかります。

ブラジルは長距離バスでの移動が盛んで、ブラジル全土に路線が張り巡らされています。

バスには充電用コンセント、WiFiが付いています。Vip席では軽食や掛け布団もつきサービスも抜群です。

タクシー

ブラジルの一般的なタクシーは初乗り5.60レアルです。

最近は携帯アプリで呼べて、タクシーより安いUberが主流になりつつあります。

あくまで目安ですが、タクシーで30レアルなら、Uberだと18レアルぐらいです。

ブラジルでの生活備品関連の物価

携帯電話

ブラジルの携帯には、プリペイド方式後払い方式があります。

SIMは8レアルから10レアルです。

電話会社も複数ありますが、加入者の数や料金、サービス内容を考えるとTIMがおすすめです。

TIMのプリペイド式は1日1レアルで100MBのインターネットが使えます。

通話料金もブラジル全土1通話が25センターヴォス(1レアルの4分の一)です。また1週間1.2Gで10レアルというサービスプランもあります。

最近はWhatsAppという欧米版LINEを皆使用してますので、電話をする際もWhatsAppで掛けることが多くなってます。

iPhone7発売当時4500レアル近くしました。日本円で約16万円です。

SamsungのJ07最新機種も発売当時は2500レアル近く(約9万円)で、今はその半額で購入できます。

一般的に多く使われてる機種は800レアルから1000レアルぐらいが多いです。

ブラジルでは輸入品がものすごく高いのが現状です。携帯やパソコンなどは、日本で買ったほうが安くて良いものが買えます。

電化製品

そしてブラジルの人は大の家電ずきです。

そして、コーヒーメーカーやポップコーンメーカーなどのプチ調理家電も、好んで使う人がおおいです。

ブラジル国内産の冷蔵庫は1200レアルから、テレビは2000レアル、パソコンは1800レアルぐらいからが相場です。輸入品になれば値段は倍近くになります。

商品名価格(レアル)日本円
ノートパソコン1,499レアル52,465円
薄型テレビ 39インチ2,399レアル83,965円
コーヒーメーカー15杯用70レアル2,450円

1例ですが、ホンダのシンプルタイプのフィットで55000レアル近くです。今のレートで日本円で約200万円。

日本での販売価格より50万円以上高く、車は日本の方が断然安いです。

中古車を買う場合は、20000レアルが相場です。それ以下だと、とても古いのしかありません。

ガソリン代

油田が複数発見され、、その膨大な埋蔵量から石油自給率も100%を達成しているブラジル。

しかし税金がとても高く、1リットル3.80レアル近くです。

その為安いアルコール(1リットル2.8レアル)を入れる人も多いです。燃費も悪く、1リットルあたり13キロくらいです。

スポンサーリンク

ブラジルの食料品関連の物価

上にかいたように、物価の上昇がとまらないブラジルですが、ブラジル政府が生活に欠かせない品目だけは、価格の上昇をおさえるようにしています。

1レアル=35円で計算

食料品

・代表的な製品から

商品名価格(レアル)日本円
牛乳1リットル2.22レアル77円
コーヒー500g8.93レアル312円
コーラ缶350ml2.80レアル98円
ビールは1缶3,00レアル105円
水1.5リットル1.50レアル52円
ココア  400g6.19レアル216円
砂糖 1kg2.22レアル77円
ブラジル米 1kg2.80〜4.50レアル98〜157円
日本米 1kg8レアル280円
4.50レアル157円
500グラムの食パン5.00レアル175円
80グラムのフランスパン2つ1.00レアル35円
インスタント麺1.00〜1.50レアル35〜52円
赤ちゃん用粉ミルク400g14.15 レアル495円

これを見ると赤ちゃんの粉ミルクが高いことがわかります。

野菜や果物に関しては、季節やお天気の影響もあって、常に変動しますので、参考までに記載します。魚介類も同様です。

・果物・野菜

商品名価格(レアル)日本円
バナナ4.00レアル140円
オレンジ
ポンカンやミカンもあります
2.50レアル87円
にんにく1キロ16.00レアル560円
玉ねぎ1キロ3.00レアル105円
人参1キロ2.50レアル87円
トマト1キロ3.50レアル122円

 

・肉、肉加工品

ブラジルは世界最大の食肉輸出国でもありますので、比較的肉や肉製品が安いです。

商品名価格(レアル)日本円
鶏もも肉骨付き1kg5.59レアル195円
牛肉ステーキ用 1kg29.90レアル1046円
ハム 100g2.19レアル76円
ソーセージ1kg5.99レアル209円
冷凍ハンバーガー用パティ 672g12.67レアル443円
ささみ1キロ10.00レアル350円
鶏胸肉1キロ8.00レアル280円

 

・お菓子

子供のいる家庭にはなくてはならない存在です。
チョコレートが最近特に高くなっています。

商品名価格(レアル)日本円
シリアル ネスカウ770g15.19レアル531円
スナック菓子2.09レアル73円
チョコレート7.19レアル251円

 

・飲み物編

ブラジルでも、日本と同様に炭酸飲料がすきな人がおおいです。

家族や友人が集まったときには、かならず用意されます。

ほとんどのフェスタ(パーティー)の時もかならずあります。

アルコール類はビールを好む人がおおいです。

ビールはブラジル人にとって大事なコミュニケーションツールです。友達とおしゃべりしながら飲むビールが大好きです。

商品名価格(レアル)日本円
ビール コンティ350ml1.60レアル56円
ビール ブラフマン 350ml3.39レアル118円
コカ・コーラ 3L8.79レアル307円
ファンタ3L fanta6.99レアル244円

ビールの値段はピンからキリまでいろんな種類があります。ここではほんの一例だけです。

それに比べてコーラやファンタの高いこと!

外食費用

ブラジルのお昼には、プラットフェイト(定食)ポルキロ(量り売り)がオススメです。

定食はメインディッシュが複数あり選べて、ご飯、フェイジャンという豆料理、更にサラダもしくはポテトフライが付いてきます。

ボリューム満点で16レアルから25レアルです。

飲み物は水が3レアル。コーラなどは5レアル。

量り売りは、自分で好きなものを、好きなだけとれます。値段は100グラム4レアルから。

間食として小腹がすいたら、屋台でハンバーガーやホットドッグがあります。飲み物付きで、6レアル。

それ以外での食事はピンきりで、ファストフード系なら20から30レアル。一般的なレストランなら60から100レアル。

ピザは1枚30レアル前後。

サンパウロでは今ラーメンブームです。高級品の中に入り、約30レアルから。

マクドナルドは外資系なので高くなります。セットメニューで25レアルから30レアル。

・マクドナルド

商品名価格(レアル)日本円
ビッグマック18.5レアル647円
チーズバーガー6.50レアル227円
ハッピーセット20.00レアル700円
フライドポテト(L)7.00レアル245円
コーラ(L)5.00レアル175円

・ピザ(Lサイズ)

商品名価格(レアル)日本円
マルガリータ25.00レアル875円
ベーコン27.00レアル945円
ハム26.00レアル910円

・日本食

日本食は場所と店にもよりますが、高級食なのでとても高いです。

商品名価格(レアル)日本円
手巻き寿司サーモン1つ7.90レアル276円
ブラジル式焼きそば9.90レアル346円

・お酒

飲みに行く場合は100レアルあれば問題ないでしょう。

食堂でビール瓶1本8から10レアルで、普通のバーだと13から16レアル。

おつまみは20レアルから30レアルですが、ボリュームたっぷりで、2人で食べてちょうど良い感じです。

・日用品

商品名価格(レアル)日本円
赤ちゃん用紙おむつ29.70レアル1039円
選択洗剤1,6kg17.64レアル617円
トイレットペーパー16個入り27.73レアル970円
中性洗剤1.62レアル56円
赤ちゃんお尻ふき48枚入り11.93レアル417円
殺虫剤380ml7.99レアル279円

 

これを見ると、トイレットペーパーや紙おむつなど、紙製品が高いことがわかります。

ブラジルの税金

レストランや食堂などで食事をするとサービス料金が会計の際に掛かります。

通常は10%ですが、場所によっては15%の場合もあります。

このサービス料は従業員の給料の一部となります。任意なので、サービスが良くなければ払う必要はありません。

ブラジルの税金に関する記事は「世界の中でも高税率!ブラジルの税金制度をやさしく紹介します」で詳しく記載しています。

スポンサーリンク

ブラジルの物価まとめ 〜快適なブラジル生活を送るには〜

最後になりますが、近年ブラジルの物価の上昇は著しく、旅行者や在泊日本人の悩みのタネとなってます。

しかし、日本でバーベキューはかなり掛かりますが、逆にブラジルでは安くできます。

一概にすべてが高いわけではありません。

綺麗な海、多くの自然、そしてイベントも多く、楽しむ材料には事欠きません。

日本式で全て行おうとするとやはり高くつきますので、ブラジル人のライフスタイルを取り入れて調整することが肝要です。

大まかに計算して、

  • 家賃1200から1500レアル
  • 光熱費(ガス,電気、水道)200レアル
  • インターネット150レアル
  • 電話料金50レアル
  • 食費400レアル。

これらに外出費や交遊費などで、1ヶ月3000レアルあれば充分に生活が送れます

以上のことを参考に快適なブラジリアンライフを送って頂ければ幸いです。

【ブラジルの関連記事はこちら】

↑現地滞在に役立つこちらの情報もご覧ください。過去のブラジルの記事一覧はこちら

世界中の日本人が参加する「せかいじゅうサロン」

海外移住エージェント

世界中のネットワークと助け合いのコミュニティ

コロナ問題を機に、多くの方が明日がどうなるかわからない不安なとき、誰かが困ったときにコミュニティを通じて、元気や勇気を与えたり、支援したりという『助け合いの場』を作りたいという想いから、せかいじゅうでは、世界中の日本人同士が繋がり、互助できるコミュニティ・せかいじゅうサロンを用意しています。

参加費用、条件は募集ページをご覧ください

世界中を目指すメンバー集まれ!

海外在住の方もぜひ参加ください。こちらからご応募ください。