ブラジル就職希望者は必読!日本食レストランで働いて知った現地就労事情

リオのカーニヴァル、サッカー、キリスト像を始めとするの多くの世界遺産で有名な、南米最大の情熱の国「ブラジル」。

これからブラジルに移住する方、長期滞在したい方必読の、ガイドブックやインターネットに載っていない現地の就業事情を、10年以上のブラジル在住経験者からご紹介致します。

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私が日本食レストランを仕事に選んだ理由

まず初めに、言葉や文化の違いのある海外での仕事探しは容易ではありません

経済危機の続くブラジルでは、多くの企業が倒産し、生き残った企業も人員削減と経費削減を繰り返していて、新規採用は中々難しい状況にあります。

そんな中で私が選んだのは、サンパウロの日本食レストランのウェイターです。

理由は、日本人なので当たり前のことですが、

  • 日本食に詳しいこと
  • ある程度の調理もできること
  • また日本人客が着たら日本語で接客できること

という、日本人としての特性を活かせる仕事だったからです。

店側としても、本物の日本人が働いていることにより店の信頼度、集客性も上がるというメリットがあり、採用されやすいということもあり、また日本料理店で働くブラジル人は、日本文化に興味がある人が多いので、とても親切にしてくれるからです。

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ブラジルの給与・就業システム4つの特徴

1.労働の上限時間

ブラジルの労働基準法で、試用期間3ヶ月、労働時間は1日8時間(休憩1時間)、週44時間を上限とし、これを超えた場合は50%増しの超過勤務賃が支払われます

2.夜間労働

また22時から翌日の5時までの労働は20%増しの夜間労働賃が支払われます

3.給与とボーナス(デッシィモ テルセイロ)

給料は原則的に、政府の定める各役職の最低賃金にチップを合わせた金額か固定給になります。最低給料は毎年政府の再調整があり、更に年月や経験と共にアップします。

13番目の給料(デッシィモ テルセイロ)という名のボーナスがあり、一月分の給料が11月と12月に半分ずつ支払われます。

4.有給休暇(フェリアス)

また1年毎に30日間の有給休暇(フェリアス)があります。

ブラジルで働く予定がある方はこれらのシステムは知っておきましょう。

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ブラジルで働くうえで抑えたいポイント

つながりを大事に

日本社会の様に縦のつながりでなく、横のつながりが強いアミーゴの世界。

もちろん仕事中は上下関係はわきまえなければいけませんが、仕事外ではオーナーや店長、従業員、皆一緒にサッカーをしたり、家族も参加してシュハスコ(ブラジル式バーベキュー)をしたりします。

またお客さんともすぐに仲良くなれ、人間関係がとても広がり楽しみながら働けます。

おまつりごと大好き

おまつりごとが大好きなブラジル人。

サッカーのワールドカップのブラジル代表戦の時は、レストランなど試合時間は営業を中断し、試合後に再開します。

また国民の半数以上がカトリック教徒であるブラジルでは、クリスマスはどこもお休みです。新年も同じく休みです。

ちょうどその時期は、夏にあたるので、海で年明けを祝う人も多く、都心部では花火が上がります。

余談ですが旅行者の方がクリスマスにお腹が減り、街に出ましたが、スーパーすら休みで1日何も食べれなかったという事もあります。

ブラジルでは、サッカーの大事な試合の日や宗教行事の日には、休みになる習慣があります。

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細かく役職が別れている

レストラン内の役職が細かく分かれていて、ウェイターにも見習い、運びと下げものをする人、注文と接客をする人に分類されています。

これは一人で全部やるより、細分化して効率を上げるためです。

日本なら気が付けば言われなくてもやりますが、ブラジルでは気づいても自分の仕事以外はしない人が多いです。

当初は仕事を頼んだら、それは俺の仕事じゃないと断られ、戸惑ったこともあります。彼らは余分な仕事はしませんが、自分の持ち場はきちっとこないします。

・体験談

余談ですが、とあるバーに行った時のことです。閉店30分前におつまみを頼んだら、厨房のおばさんが「私の仕事時間は2分前に終わったからもうできない」と断られ、その人は帰ってしまいました。

ブラジル人は、自分の仕事に対してとてもシビアです。

しかし逆に言えば、自分の持ち場に集中できるので働きやすいといえます。

時間感覚が違う

日本人と時間の概念が大きく違います。出勤時間や開店時間はとてもしっかりしていますが、ブラジルでは待ち合わせなどは、30分以上遅れてくるのは当たり前です。

会社の会議でも17時開始予定だと、実際は17時30分位に始まります。

初めは驚きましたが、今ではすっかり慣れました。

余談ですが、デートの待ち合わせでは女性が1時間遅れてくることもよくあります。あまり神経質になりすぎないことが秘訣です。

手厚い労働者保護

解雇手当や失業手当てなど、手厚い労働者保護があります。

万が一不幸にもリストラなどにあった場合、1ヶ月分の給料と失業手当が出ます。

失業手当は毎月の給料から自動的に引かれるので、働いた期間と給料により金額が異なります。

6ヶ月以上働いた場合は、国から最高6ヶ月間の失業手当がもらえます。

万が一の時も、次の仕事を落ち着いて探すことができます。

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ブラジルでの仕事の探し方

仕事の探し方は、インターネットや求人誌などもあります。

問い合わせたり、履歴書を作ったりとしっかり準備しましょう。

海外移住後の仕事に不安はありませんか?海外で働きたい方はこちらの記事「海外で働きたい!海外移住で仕事を見つけるために知るべき5つのこと」をご覧ください。

また、前述のようにブラジルはアミーゴの世界なので、友達の紹介が一番ですが、来た当初は友達などいませんので、日本食レストランを一軒一軒回りました。

そのうち自然と従業員と仲良くなり、2週間後にオーナーを紹介してもらい、働かせてもらえることになりました。

直接店を訪ね、直に聞くことがポイントです。またたとえその場で空きがなくても、知り合いになることにより、必要な時に声が掛かるからです。

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ブラジルで働く前に準備すべきこと

  • ブラジルで働く前の準備として、接客や他の従業員との意思の疎通ができるように、日常会話程度の最低限のポルトガル語は勉強しておく必要があります。
  • ブラジルの雇用者に対する法律は厳しく、違反した場合には多額の罰金が課されるので、外国人労働者は、永住ビザか労働ビザは必須になります。
  • 契約の際に労働手帳が必要になります。
    労働局で申請できますが、数日掛かるのでまず初めに準備したほうが良いでしょう。
  • 店の雰囲気を予め見ておくことも重要
    従業員の移り変わりの激しい所などは、何かしら問題があるので避けたほうが無難です。
  • また雇用者が、外国人労働者を受け入れているかどうか、労働時間や契約内容が法律に沿って行われてるかも重要なチェックポイントになります。

さいごに

ブラジル人はとても陽気でフレンドリーです。

そして友達になれば、とても親切にしてくれます。楽しんで働けるという点で、日本より働きやすいと言えるでしょう。

これらを参考に楽しいブラジルワークライフを送って頂ければ幸いです。

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