バリ島での長期滞在に当たって、何よりも気を付けなければならないのは病気やケガに関して。
日本とは勝手違うバリ島での生活環境。
バリ島の長期滞在者の中には、日本にいた時よりも病院に通う機会が頻繁になったという方は、決して少なくありません。
そこで今回は、バリ島でのケガや病気の実例集と、おススメするバリ島の病院をご紹介します。
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長期滞在に当たっての安全意識を持ちましょう
バリ島での生活は、他のアジア諸国での生活と比較しても、決して難しいものではありません。
年中温暖な気候に恵まれ、日本人の口に合ったお米の食文化。
物価も日本に比べ驚くほど安く、ついついハイテンションで毎日を過ごしてしまいがちです。
ですが、少し待ってください!過ごしやすいとはいえ、ここはやはり異国の地です。
日本ではめったに遭遇しない病気やケガでも、この島では頻繁に経験することがあります。
何よりもここは日本ではないという意識を常に持ちながら、あまり無理せずにこの街の生活スタイルに慣れていくことが重要です。
具体的なケガや病気の事例5つ
日本人がよくかかる病気やケガを事前に把握し、そのための予防や対策をすることで、安全安心なバリ島での長期滞在を楽しんでくださいね。
1. バイクでの事故(ケガ)
ケガい中でも、バリ島でのケガで一番多いのは、このバイクでのトラブル事例。
私たち日本人が安全に運転をしていても、現地の方の粗い運転のせいで接触事故に巻き込まれることが頻繁にあります。
彼らバリ人の運転は日本での運転と比較したら、本当に危険そのもの。
日本と同じ右ハンドルで、左折優先なのですが、彼らは平気でちょっとの間隔があれば右折してきます。
こういった危険運転による接触事故により、バイクだけでなく私たち運転者の身体に損傷を被ることが多いのです。
運転の際は暑くても、肌を露出しない長袖長ズボンを徹底することで、大きなケガになるのを予防する意識が必要になります。
2. 風邪
日本で滅多に風邪をひかないという在住日本人も、なぜかバリ島では風邪をひいてしまうという方は多いです。
暑いからといって夜寝るときにエアコンや扇風機をつけっぱなしにして体調を崩してしまう方や、突然のスコールに打たれて身体が冷え、風邪をひいてしまうというパターンが代表的です。
また、バリ島中部の街ウブドとその近郊は、乾季の時期の朝晩はフリースやセーターがなければ寒く感じるほど、気温が下がることが多々あります。
風邪をひいたら無理せず家で安静が一番というのは、日本人だけでなくバリ人からも聞かれる、共通の意見です。
3. 食あたり・下痢
バリ島の長期滞在者の間では「バリっ腹」と呼ばれ、まだバリ島の生活に慣れていない初期のころに必ず体験する、避けては通れない下痢の症状です。
食生活の変化だけでなく、環境や職場の変化により下痢になる方が多いです。
当然ながら生水は飲まない、さらに下痢の症状が出たら辛い物や刺激物、生のフルーツなどは食べないなどの徹底が必要です。
さらに注意しなければならないのが、ワルン(安食堂)での冷たい飲み物の類。
出されるフルーツジュースなどに入っている氷は、生水で作っている場合が稀にあります。
4. チフス
ここからは、ひどくなれば大事に至る可能性があるインドネシア特有の病気のご紹介です。
バリ島でのチフスは腸チフスや発疹チフスなどが有名で、強烈な下痢と悪寒のあと、40度を超える高熱が何日も続きます。
チフス菌と呼ばれる感染菌が食べ物や水から体内に入ることで発生します。
約一週間の入院、その後しばらく薬を飲み続け、だいたい1ケ月弱かかって完治するというやっかいな病気です。
同じものを同じように食べていてもほとんどの場合は感染しないのに、特に疲れがたまっている時などには発症しやすいと言われています。
日頃から十分な睡眠と、無理のない生活スタイルの継続が重要です。
5. デング熱
チフスに比べデング熱はあまりかかることはありませんが、注意しなければならないバリ島での代表的な感染症の一つです。
蚊による媒体が原因と言われ、突然の発熱や頭痛を伴います。現在のところワクチンや特効薬は開発されていないようですので、日本で事前に予防接種を受けておくということもできません。
何よりも蚊に刺されないことが重要です。
それでもケガや病気をしてしまったら?
とは言いながらも、残念ながらバリ島で長期滞在をしていると、年に何度かは病気やケガに遭うことがあります。
その場合、まずは医者に診てもらいましょう。
具体的な病院に関しては後の項でご紹介しますが、例えば街中の病院へ行くのに言葉の問題で二の足を踏む方でも、近くの高級ホテルに行けば専門医と契約している宿泊施設が多いため、言葉の手助けを行ってくれる場合もあります。
また、薬局やスーパーで薬を買う場合には、日本のように何日分かをまとまて買う以外に、1回の分だけバラ売りしてもくれます。
日本でもそうですが、特に外国では病気やケガはひどくならないうちの、早め早めの対応をおススメします。
日本人におススメのバリ島の病院
いずれも日本人看護師やスタッフが勤務、または日本語が通じやすい病院をご紹介します。
大したことがない病気やケガの場合、まずはローカルの街医者で様子を見て、その後本格的に診てもらいたいときにこれらの病院へ行くというのでも良いでしょう。
・KLINIK SOS
クタにある、外国人の長期滞在者に人気のクリニック。電話であれば24時間日本語での対応が可能です。
電話:0361-710-505
住所:JL. BYPASS NGURAH RAI 505X, Kuta,
・TAKENOKO CLINIC
日本人スタッフが常勤しています。私たち日本人の長期滞在者の間では、よく誰かが病気になったときは「たけのこの行ってきなよ」と言い合うほど、有名な病院です。
電話:0361-746-3431
住所:JL. SUNSET ROAD, NO 77A RUKO, NO 1 KUTA
・RUMAH SAKIT SANGLAH
デンパサールにある、バリ島では安心の総合病院の一つです。病気やケガの一般的な診療だけでなく、眼科や歯科などもあります。
電話:0361-227-911
住所:JL. DIPONOGORO SANGLAH, DENPASAR
日本で行える予防策と旅行保険の大切さ
バリ島の医療事情は隣国のオーストラリアやシンガポールなどと比較して、お世辞でも優れてるとは言えないのが実情です。
日本人の長期滞在者の中には安心のため、シンガポールの病院に身内を入院させたり、あるいは日本に一時帰国するという方も見受けられます。
そういった状況になると必然的に、金銭面での不安も大きくなりますよね。
ですのでできれば日本出発前に、ある程度の予防策を練っておくのも一案と思われます。
まさに備えあれば患いなし!バリ島で病気になった時にアタフタしないように、次に挙げることもぜひ参考にして頂ければと思います。
予防接種を受けましょう
紹介したデング熱は別として、チフスやコレラ、ウイルス性肝炎などは日本出発前に予防接種を受けることができます。
現地で罹患すると費用だけでなく長期間の療養が必要になるため、ぜひとも日本での予防接種をおススメします。
海外旅行保険に加入しましょう
永住するつもりでバリ島へ行く方は別ですが、ある一定期間でバリ島のロングステイを楽しむという方は、日本出発前に旅行保険に加入することも検討してみてください。
費用的には6か月で15万円前後が目安になり決して安い金額ではありませんが、特にロングステイを開始してからしばらくは病院にかかる機会も頻繁に出てくる可能性も高いです。
キャッシュレスで対応してもらえるバリ島の病院もありますので、利用価値は大です。
また、クレジットカード付帯の保険も備えて、万全の渡航をしてください。
自動で保険が付いてくるクレジットカードについてはこちら「絶対知るべき!クレジットカードの海外旅行保険。オススメ3つを解説」
インドネシアのクレジットカード事情はこちら「インドネシアのクレジットカード事情と取得方法を解説」
バリのオススメの病院まとめ
海外では何が起きるかわかりません。
まして、盗難アジアはインフラがまだ整っていないことも多く、怪我に巻き込まれる可能性も多くあります。
事前に知識を身につけ、対策しておくことで、バリ島での滞在も楽しいものになるでしょう。
この記事が参考になれば嬉しいです。
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