バリ島の5種類50品目の物価一覧を大公開

近年ますます物価上昇が激しいインドネシア。

特にバリ島ではもう何年もインフレ傾向が続き、去年に比べて値段が倍近くになっている品物もあるほどです。

統計局が調べた資料によると、2017年のインドネシアの年間物価上昇率は約3.8%と、東アジア・東南アジア地域で2位の上昇率とのこと。

つまり、例えば1,000円のものでも1年後には1,038円、2年後には1,078円となる計算で、給与の上昇率もさることながら物価の値上がりも顕著に肌で感じることができます。

そこで今回は、バリ島で長期滞在をお考えの方必見!生活必需品からちょっとマイナーなものまで、バリ島での5種類・50品目のモノの値段を一挙大公開します

※インドネシアの通貨「ルピア」は、ここではrpと記載します。また、100rpは約0.9円での換算とします。

【インドネシアの関連記事はこちら】

↑インドネシア滞在に役立つこちらの情報もご覧ください。過去の記事一覧はこちら

バリ島の食料品関係の物価

地元の人がよく行く市場から、外国資本のスーパーマーケットまで、バリ島では様々なところで日常生活に必要な食品を買うことができます。

ですがその価格は千差万別。

ここでは特に注釈を入れているところを除いて、「ハルガ・パス(定価)」表示されていて安心の、街中のスーパーマーケットでの値段を見ていきます。

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飲料類

・ミネラルウォーター

500ml2,000rp(約18円)/1,00ml3,500rp(約32円)

生活に何よりも必要な水。

バリ島では水道をひねって蛇口から水を飲むことは控えた方がいいため、例えば飲み水としてだけでなく、料理などでもミネラルウォーターを利用している家庭は多いです。

・コカ・コーラ缶

6,500rp(約59円)/1,500mlペットボトル12,000rp(約108円)

インドネシアでもジュースの筆頭として庶民から親しまれているコカ・コーラ。

その値段は日本より少し安いくらいでしょか。

・ビンタンビール小瓶

17,000rp(約153円)/大瓶30,000rp(約270円)

インドネシアのビールと言えばまず思い浮かべるのがビンタンビール。

軽いのどごしで、日本のビールより本数が進んでしまいます。

ちなみに日本のアサヒスーパードライも売っていましたが、缶で40,000rp(約360円)とけっこうな値段でした。

・ワインフルボトル

160,000rp(約1,440円)

インドネシアの中でも特殊な「バリヒンズー」を信仰しているバリ島の人々。

イスラム教徒が多い隣接したジャワ島やスマトラ島に比べ、バリ島では特に不自由なくアルコールを購入することができます。

「ハッテンワイン」というインドネシア原産のワインも人気で、1,500円前後から売られています。

・バリコーヒー

4,000rp(約36円)

「バリコピ」と親しまれ、日本人の長期滞在者にも愛用者が多いバリのコーヒー。

粉物で40円弱からと、日本に比べ格安です。

・牛乳

1,000ml19,000rp(約170円)

日本の牛乳に比べ、バリ島で売られている牛乳は味が薄く、最初は戸惑う日本人もいると思います。

値段も日本と同様か、それ以上かも。

食料品の物価をまとめると

品目 物価
ミネラルウォーター(500ml) l2,000rp(約18円)
コカ・コーラ缶 6,500rp(約59円)
ビンタンビール小瓶 17,000rp(約153円)
ワインフルボトル 160,000rp(約1,440円)
バリコーヒー 4,000rp(約36円)
牛乳(1L) 19,000rp(約170円)

 

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食品・調味料類

・鶏肉、豚肉、牛肉

鶏肉:1キロ30,000rp(約270円)
豚肉:1キロ50,000rp(約450円)
牛肉:1キロ130,000rp(約1,170円)

高級スーパーなどでは異なりますが、市場や、ローカルなスーパーマーケットでは肉類はキロ売りのところが少なくありません。

これを日本の100グラム単位で換算したらそれぞれ、上記の10分の1の価格ということになります。

総じて肉類は日本より安いと言えるのではないのでしょうか。

・魚

1キロ48,000rp(約432円)

バリ島では豊富な水産資源のおかげで様々な種類の魚が出回っています。

魚のキロ売りはイメージが沸きずらいと思いますが、1キロ購入したら夫婦と子ども1人の計3人家族で食べても十分な量となります。

・お米

10キロ220,000rp(約1,980円)

アジア特有の、パサパサした食感が特徴的なバリ島のお米。

白米としておかずと一緒に食べる以外に、炒めてチャーハンにして食べるのも日本同様に、バリ島でも代表的です。

・食パン

1斤15,000rp(約135円)

個人的には食品類で一番値段によって差があるのは、この食パンだと思います。

1斤5,000rp(約45円)前後で売っている商品もありますが、トーストをすると柔らかさがなくなり、まさに食感はラスク状態。

日本同様のもちもちとした食感を楽しみたい方にとっては本当に悩みの種です。

・カップラーメン

4,500rp(約41円)

「ポップミー」という商品名でインドネシア人に人気の、日本で言うカップラーメン。

どこのスーパーマーケットでも扱っていて、見つけるのに苦労しません。

・醤油大瓶

12,000rp(約108円)

インドネシアでは「ケチャップマニス」といい、日本でいう醤油のような調味料の使用頻度がすごく多いです。

ただし、日本の醤油とは味が少し異なります。

ちなみにキッコーマンの日本製醤油は80,000rp前後という高額で売られていました。

・サンバル

15,000rp(約135円)

旅行帰りのお土産としても人気の、インドネシアのサンバル。

バリ島で自炊生活をする上では欠かせない調味料です。

・マヨネーズ1キロ

25,000rp(約225円)

インドネシアでも絶大の人気を誇る日本の「味の素」。

味の素が新発売した「まゆみ」という、インドネシア版マヨネーズが最近では店内に並び始めています。

味は、日本のマヨネーズに比べて少し酸味が弱く、パンチに欠ける印象でした。

・ヨーグルト500g

35,000rp(約315円)

ヨーグルトに限らず、チーズやバターなど乳製品のほとんどは日本より割高です。

その中でもヨーグルトは、長期滞在者にとってはまさに贅沢品と言えるでしょう。

食品・調味料類の物価をまとめると

品目 物価
鶏肉(1キロ) l2,000rp(約18円)
豚肉(1キロ) 50,000rp(約450円)
牛肉(1キロ) 130,000rp(約1,170円)
魚(1キロ) 48,000rp(約432円)
お米(10キロ) 220,000rp(約1,980円)
食パン(1斤) 15,000rp(約135円)
カップラーメン 4,500rp(約41円)
醤油大瓶 12,000rp(約108円)
サンバル 15,000rp(約135円)
マヨネーズ(1キロ) 25,000rp(約225円)
ヨーグルト(500g) 35,000rp(約315円)

野菜・果物類

・トマト5個

5,500rp(約49円)

他の肉類や野菜類はキロ売りが多かったのですが、トマトはバラで購入することも可能なところが結構あります。

日本に比べて格安です。

・玉ねぎ・人参・じゃがいも(1キロ)

玉ねぎ25,000rp(約225円)
人参キロ15,000rp(約135円)
ジャガイモキロ15,000rp(約135円)

日本のカレーライスが食べたいときに重宝する、野菜3種。それぞれ割安感が高いです。

ちなみに、日本のバーモントカレーのルーは55,000rpで売っていました。

・バナナ1本

1,000rp(約9円)

フルーツ大国インドネシアは果物の値段が何よりも安い!

バナナは1本から売っていて、市場で購入するのも値段はそんなに変わりません。

・マンゴー1個

11,000rp(約99円)

あの高級フルーツ・マンゴーが1個100円です!

インドネシアで長期滞在をしていると、日本にいるより果物を食べる機会がとても多くなってしまいますよね。

・すいか・メロン1玉

すいか15,000rp(約135円)
メロン1玉15,000rp(約135円)

ボリューム満点のすいかとメロン。

この値段なら贅沢に、ミキサーを使って生搾りフレッシュフルーツジュースで飲んでみるのもいいかも。

・りんご1玉

30,000rp(約270円)
果物の中でもりんごだけは高く、さらに、売っているところも少ない印象です。

ほとんどが日本からの輸入に頼っているのが現状でしょう。

野菜・果物類の物価をまとめると

品目 物価
玉ねぎ 25,000rp(約225円)
人参(キロ) 15,000rp(約135円)
ジャガイモ(キロ) 15,000rp(約135円)
バナナ1本 1,000rp(約9円)
マンゴー1個 11,000rp(約99円)
すいか 15,000rp(約135円)
メロン 15,000rp(約135円)
りんご一玉 30,000rp(約270円)

 

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バリ島の衣類関係の物価

案外と値段がかかるというのがバリ島の衣類関係

さらに値段や質も千差万別。

値段は安くても、一度洗濯したら色落ちがひどかったり、縮んだりしてもう着れなくなったという長期滞在者の声もちらほら耳にします。

・女性用下着

40,000rp(約360円)

代表的なのが女性用のショーツやブラなどの下着関係。

長期滞在者の中には日本へ帰国の際、まとめて日本で購入するという方もいます。

正直、同じ値段を出しても日本製品の方が質も良いです。

・靴下1足

10,000rp(約90円)

同様に、靴下なども市場やスーパーマーケットなどで格安で売ってはいますが、すぐ穴が開いたりすることもあるので購入の際は慎重に。

・Tシャツ

15,000rp(約135円)

市場などで旅行のお土産として購入された方もいると思います。

質はご想像の通りですが、地元のバリ人はそれでも、何度も洗いまわしして長く使っています。

彼ら曰く、「毎日暑くて一日に何度も洗濯して着替えるから、高いTシャツは必要ない」のだとか。

・男性用革靴

150,000rp(約1,350円)

職場以外でも地域のお祭りや結婚式など、案外使う頻度が多い革靴。

靴底がすぐはがれるなどして頻繁に買い替えをすることもあります。

・男性用スーツ1着

1,200,000rp(約10,800円)

その中でも唯一と言っていいくらい、バリ島の衣類関係の中で信用できるのが男性用スーツの仕立て

オーダーメイドで自分にあったサイズを仕立ててもらい、クタなどでの布屋さんでは10,000円前後から購入することができます。

衣類関連の物価をまとめると

品目 物価
女性用下着 40,000rp(約360円)
靴下1足 10,000rp(約90円)
Tシャツ 15,000rp(約135円)
男性用革靴 150,000rp(約1,350円)
男性用スーツ1着 1,200,000rp(約10,800円)

 

バリ島の住まい・暮らし関係のコスト

四季がある日本とは違い、雨季・乾季問わず年中高温が続くインドネシア・バリ島。

日本ではあまり必要のなかった商品も、バリ島では毎日使う必需品になったりします

・蚊取り線香

3,500rp(約32円)

日本ではほとんど使ったことがありませんでしたが、バリ島で生活するにあたっては必需品となりました。

・バイゴン

18,000rp(約162円)

蚊取り線香と同じく、一家に一本の必需品の「殺虫剤」です。

・歯ブラシ/歯磨き粉

歯ブラシ3,000rp(約27円)
歯磨き粉4,000rp(約36円)

値段は安いのですが、インドネシアの歯ブラシは日本よりブラシの部分が大きすぎて、特に女性には最初は使いづらいと感じる方も多くいます。

・シャンプー

20,000rp(約160円)

日本に比べて安い商品の代表として、シャンプーやリンス、石鹸などお風呂関係の商品が挙げられます。

現在バリ島では「UMAシャンプー(馬のたてがみのような艶が出るシャンプーとして宣伝されています)」などの高額商品も人気で、値段はびっくり1本150,000rp(約1,350円)でした。

・モルト

10,000rp(約90円)

インドネシアで根強い人気を誇るのが、この洗濯用柔軟剤モルトです。

爽やかな花の香りが1日中続きます。

・ガソリン1リットル

7,000rp(約63円)

バリ島では年々、このガソリンの高騰に歯止めがききません

ガソリンが高くなると当然のことながら、人々の交通に影響が出てきます。

後述のタクシー代などは、昔に比べ大幅に値上がりしています。

・新車のバイク

15,000,000rp(約135,000円)

バリ島に限らずインドネシアでは一般的にバイクの利用頻度がすごく多いです。

日本のHONDAが人気で、売却の際も中古でも高値で取引されます。

・新車の車

250,000,000rp(約2,250,000円)

ルピアの桁がわからなくなりますよね(笑)。

約2億5,000万rpほどでトヨタの一番排気量が少ないランクの車を購入することができます。

バリ島でも最近は特に車の所有者が多くなり、至る所で渋滞がひどくなってきています。

住まいや暮らし関連の物価をまとめると

品目 物価
蚊取り線香 3,500rp(約32円)
バイゴン 18,000rp(約162円)
歯ブラシ 3,000rp(約27円)
歯磨き粉 4,000rp(約36円)
シャンプー 20,000rp(約160円)
モルト 10,000rp(約90円)
ガソリン1リットル 7,000rp(約63円)
新車のバイク 15,000,000rp(約135,000円)
新車の車 250,000,000rp(約2,250,000円)

 

バリ島の電化製品の値段

まさに長期滞在者にとって頭が痛いのがこの電化製品関係。暑いためほぼ毎日フル稼働で使うことが多いため、故障の頻度も多いです。

値段も日本と同様か、それ以上のものも見受けられます。

・扇風機

200,000rp(約1,800円)

節約のためにエアコンの使用は控えても、扇風機は1日中つけっぱなしという家庭も少なくないと思います。

安いものでしたら1,000円強で購入することが出来ます。

・ウォーターサーバー

3,500,000rp(約31,500円)

日本でもよくある、ミネラルウォーター製造機です。

お値段は少々高めですが、最近ではバリ人の一般家庭にも普及してきています。

・食洗器

8,000,000rp(約72,000円)

主婦は特に、これがあったら本当に便利ですよね。

ですが値段は高め。

ホテルやレストランなどの施設でも食洗器を利用しているところはまだまだ少ないのが現状です。

・洗濯機

5,000,000rp(約45,000円)

全自動のドラム式は日本円で200,000円前後していました。日本で言う二層式の、最低ランクの洗濯機の値段です。

・掃除機

1,000,000rp(約9,000円)

これもピンからキリまであり、最近は小型で軽量な、取り扱いやすい商品まで出てきました。

・冷蔵庫

21,000,000rp(約190,000円)

電化製品全般で言うと、この冷蔵庫が一番、日本に比べて割高感が高い印象があります。

電気代の安いものや、各種機能が備わっているものなどもあるにはあるのですが、中には日本円で500,000円前後するものもありました。

電化製品の物価をまとめると

品目 物価
扇風機 200,000rp(約1,800円)
ウォーターサーバー 3,500,000rp(約31,500円)
食洗器 8,000,000rp(約72,000円)
洗濯機 5,000,000rp(約45,000円)
掃除機 1,000,000rp(約9,000円)
冷蔵庫 21,000,000rp(約190,000円)

 

バリ島のその他娯楽関係

それでは最後に、日常的にお世話になることの多い娯楽関係の値段をご紹介します。

年々物価の上昇が激しいバリ島ですが、その中でも特に、次にあげるモノの値段は最近急激に上昇傾向にあります。

  • 外資系スーパーのお弁当25,000rp(約225円)など、高級スーパーのモノの価格
  • ワルン(食堂)のコーヒー1杯15,000rp(約125円)、ナシ・チャンプル(定食)20,000rp(約180円)など、レストランのメニューの価格
  • マクドナルドのチーズバーガー22,000rp(約198円)など、外食系チェーン店のメニューの価格
  • バリ島内のタクシー初乗り8,500rp(約77円)など、乗り物の価格

ここまでバリ島の5種類・50品目のモノの値段を紹介してきましたが、値段だけで考えますとやはり、街中のパサール(市場)での購入が安くはあります。

ただ市場のほとんどは少ない量での販売はしてくれませんし、たとえしてくれたとしても割高になる傾向があります。

ですので量を買うのなら市場で、ある程度家族で暮らせる分くらいを小分けで買うならスーパーマーケットでと、区別するのが賢い選択と言えるでしょう。

またバリ島ではスーパーなど一部を除き、基本、定価という概念がありません

例えば日本では、タバコの値段はどこでも共通というイメージがありますが、インドネシアでは、ワルンで購入する際、昨日の値段と今日の値段が違っているということがよくあるのです。

正直、そこでいちいち文句を言ったり機嫌を悪くしていたら、インドネシアでは暮らしていけません。

スーパーでさえ、1,500rpのおつりがないということで、代わりに飴玉3個をお客さんに渡している時もあるほどです(笑)

まさに「ティダッ・アパアパ(あまり気にするなよ)」の国民性インドネシア。

日本でつけていた1円単位の家計簿の概念はちょっと捨てて、ここはひとつ、肩の力を抜いてバリ島の長期滞在を楽しんでくださいね。

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