英語ってどこの国の言葉でしょうか?
英語=英国の言語、だからイギリスの言葉?
中学校や高校で勉強するのはアメリカ英語だからアメリカ?
でもアメリカのお隣のカナダ、
ちょっと日本に近づいてオーストラリアやニュージーランドも英語を話しています。
インドも英語が流ちょうなイメージがありますね。
…あれ?でもインドカレー屋さんでは英語じゃない言葉でメニューが書かれていますよね。
あれってアルファベットですらなかった気がします。
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公用語という考え方
ここで出てくる考え方が、「公用語」というものです。
公用語とは、「大辞泉(小学館)」によると「ある国や地域で、おおやけの場での使用が定められている言語(以下略)」というもの。つまり政府のホームページや紙幣に印刷する言語のことです。
先ほどの例でいうと、インドの場合、ヒンディー語が公用語で、英語が補助公用語(ここでの「補助」は「みんなに必要な」くらいの意味です)。
地方によって日常的に使っている言葉が違いすぎるため、大学などいろいろな地域から来たひとがいるような場所では、コミュニケーションをスムーズにするために英語を使っているのです。
だから英語が上手なんですね。
アメリカ以外にも英語が通じる国は多く、その数なんと74か国!
インドのように国内での意思疎通を円滑にするツールとして英語を利用していたり、ヨーロッパのほうでは陸続きで隣り合った国の人々とやはりコミュニケーションをとったりするために英語が便利、ということがあるみたいです。
ということは、英語がしゃべれると英語を公用語とする国々でもしゃべれるということですから、なんと74か国語が話せる、ということになります。
海外で生活するにしても、旅行するにしても、日本人が学習してきた「英語」が使用できるのは嬉しいですよね。
まずは「英語が通じる国」で、渡航先を検討する人もいるかもしれません。
以下に英語を公用語とする国のリストを紹介したいと思います。
英語が通じる国一覧(74ヵ国)
英語が公用語の国:56か国
・アジア:5か国
バルバドス/ベリーズ/フィリピン/インド/シンガポール
・アフリカ:24か国
ブルンジ/ボツワナ/ガンビア/ガーナ/ガイアナ/ケニア/レソト王国/カメルーン/リベリア/マラウイ/パキスタン/モロッコ/ナミビア/ナイジェリア/シエラレオネ/南アフリカ/南スーダン/スーダン/スワジランド/タンザニア/ウガンダ/ルワンダ/ザンビア/ジンバブエ
・ヨーロッパ:2か国
アイルランド/マルタ
・オセアニア:17か国
クック諸島/ミクロネシア連邦/マーシャル諸島/フィジー/パラオ/キリバス/ナウル/ニウエ/セントルシア/セントビンセント・グレナディーン/サモア/セーシェル/ソロモン諸島/トンガ/トリニダード・トバゴ/ツバル/バヌアツ
・北アメリカ・南アメリカ:9か国
バハマ/アンティグア・バーブーダ/カナダ/ドミニカ共和国/グレナダ/ジャマイカ/パプアニューギニア/セントクリストファーネイビス
事実上の公用語:4か国
オーストラリア/ニュージーランド/イギリス/アメリカ
事実上の公用語(第一言語ではない):13か国
バーレーン/バングラデシュ/ブルネイ/キプロス/エリトリア/エチオピア/イスラエル/ヨルダン/クエート/マレーシア/カタール/スリランカ/アラブ首長国連邦
では、その中からいくつかピックアップして、どんな国が英語を公用語としているのかちょっと見てみましょう。
英語を話す国をピックアップ
スリランカ
スリランカはインド洋の真珠とも呼ばれる島国です。
ジープに乗って、奇怪な形の葉をもつ植物に囲まれて生きる象の群れを観察したり、世界遺産となっているシギリアン・ロックに登って太古の王族と同じ景色を眺めたりできます。
このシギリアン・ロックは外国人観光客に人気のスポットなので、長い階段を登りきったことをお互いにねぎらう会話が生まれるスポットでもあります。
街には特産の宝石や紅茶が並び、コロニアル調で温かみのあるホテルや、世界的建築デザイナーのジェフリー・バワが設計した優雅なホテルがあります。
白い砂浜が広がる海で遊んだあとにアーユルヴェーダで癒されれば、心身ともにリフレッシュできますよ。
非常に親日的な国で、また穏やかな時間が流れているため、街の人々ともリラックスして会話することができます。
パラオ共和国
天皇陛下がパラオのペリリュ―島に慰霊のために訪れたということもあり、第二次世界大戦の戦場としての印象が強いかもしれません。
痛ましい記憶もありながら、現在では手つかずの自然を活かした観光産業で力をいれている国です。
グアムよりも赤道に近いため、パラオでは年間を通してイルカと泳いだり、カヤックに乗ったりできます。
日本から近いこともあり、ツアーもたくさん出ています。
だからこそチャレンジしてほしいのが、現地のオプショナルツアー。
小さなマングローブの島々が織りなす明るい海底世界の水先案内人に現地の人を頼み、日本のツアーでは見つけられない絶景へと泳いでいきましょう。インターネットでツアーの説明を読むだけでも楽しくなってしまいますよ。
モロッコ
モロッコの魅力はなんといってもあふれる色!
青の街シャウエン、白い要塞都市エッサウィラ、赤い遺跡アイト・ベン・ハッドゥ、首都マラケシュのバザールではきらめくグラスやランプ、それにバブーシュいう柔らかい皮の靴が所狭しと並んでいます。
バザールといえば外せないのが値段交渉ですよね。モロッコ風の英語ではありますが、それを聞き取れるということは英語のスキルが上がっていることの証明とも言えるでしょう。ぜひチャレンジしてみたいですね。
また、バザールを歩いたならぜひそのまま食事へ行きましょう。これまた山積みのスパイスやナッツ、オリーブからつくられる複雑な味を堪能してみてください。おいしいものは国境を超える!
南アフリカ
治安が悪いって思って遠ざけてはもったいないですよ。
とっても魅力的な国でもあるんです。ジョーズのモデルになったホオジロザメを、人間が逆にケージに入って手を伸ばせば届く距離で見たり(伸ばさないでくださいね)、野生のオットセイやライオンを観察したりしてみたくありませんか?
パラグライディング・ポイントもあるんですよ。
旅は恥のかき捨てと言いますから、少年の心でくり出して、ぜひその興奮を近くの人と分かち合いましょう。
自分の足で動きたいんだ、という方にお勧めなのが、緑やときに白い雲のテーブルクロスをまとったテーブルマウンテンです。途中にはピクニックを楽しめるように売店やレストランもおかれていて快適です。同じ道を行く者同士、意気投合して盛り上がる、なんてこともあるかもしれませんね。
英語が通じる国まとめ
ここで紹介したのは4か国だけですが、英語が話せると、あと70か国もの新しい国を知ることができるんです。
わくわくしちゃいますね!
もちろんうまく話せなくても、旅人だと分かれば相手も歩み寄ってくれます。
逆に、「旅行ではなく、海外に長期滞在して英語力を向上させたい!」という方には、以下の記事は面白いですよ♪
秘訣記事:海外在住者50人が教えてくれた英語マスターの3つの超実践テクニック
辞書をおいて、まずは飛び出してみてはいかがでしょうか。
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