食料品の買い物は用途に合わせてお店を選ぶのが、イタリアンスタイル!
イタリアで食材を買い物する場所はスーパーマーケット、市場、食肉屋や八百屋などの個人商店とバリエーション豊富です。
日本で食料品の買い物に行こうと思うと、基本的には大型専門店に頼ってしまいがちですが、イタリアではMercato(メルカート)と呼ばれる市場が、地元の人々の生活に根付いていて、地域の公共の広場に並ぶ風景が多く見られます。
決まった曜日と時間に、近郊から農家の人々が栽培した新鮮な野菜や果物、チーズなどの乳製品などを販売しています。
このイタリアのメルカートは16世紀後半に始まったと言われており、現在の同様に近郊の新鮮な品々を人が集まる広場で販売をしていたスタイルがいまでも根強く残っています。
大きい都市には卸売市場などもあり、フィレンツェではメルカート・チェントラーレ(中央市場)と呼ばれ、新鮮な食材を使った料理を提供してくれるフードコートなどもあり、観光客にも人気のスポットです。
メルカート・チェントラーレ (フィレンツェ)
Mercato Centrale
公式サイト:http://www.mercatocentrale.it
住所:Via Dell’Ariento, 50123 Firenze
イタリア国内のスーパーマーケットのチェーン店として有名なのが、
- Esselunga(エッセルンガ),
- Conado(コナド),
- COOP(コープ),
- 日本にも出店しているフランスのスーパーマケットチェーン店、Carrefour(カルフール)
がメジャーです。
スーパーマーケットでイタリアならではの買い物スタイルを楽しんでみてはいかがでしょうか?
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野菜や果物は図り売りが基本!イタリアのスーパーマーケット。
はじめてスーパーマーケットに入った際にまず驚くのは、野菜や果物はすべてはだかの状態で配置されていること、そしてなんと値段がついていないことです。
値段は自分でスケールを使ってその商品の料金シールを自ら印刷しなくてはなりません。
まずは、店舗に配置されているビニールの手袋をはめ、その上で野菜や果物を下記の写真のような機械に商品を載せます。
その野菜や果物の絵が書いてあるのでそのボタンを押すと印刷されたシール出てくるので、商品にこのシールを貼ります。
この写真の機械のようにその商品の絵がない場合には、各食品が陳列されている棚の料金のタグに記載されている商品番号のボタンを押すなんてややこしいケースもありますが、この機械を使いこなさないとスーパーで野菜や果物を購入することができません。
自分にあった適量の商品を購入するための独自のスタイルです。
イタリアの野菜や果物は日本に比べるととても安価なのも特徴的です。
食材の物価
おおよその参考価格ですが、
- 玉ねぎ:0.25ユーロ/個
- ズッキーニ:0.20ユーロ/本
- パスタ:1ユーロ〜
- イタリア産お米(300g):1.5ユーロ〜
で購入ができますし、チーズやワインなども日本とは比べものにならないほど安く購入できます。
イタリアで生活をする際には、よほど外食をしない限り、食費をかなり抑えることができます。
さらに、お惣菜のブースなどではイタリアらしいオリーブやハム、サラミなどが並ぶコーナも多くあり、こちらの商品に関しても、切り売りや図り売りをしてくれます。
イタリアに訪れる機会があれば、スーパーで安価な美味しいワインとバリエーション豊富なチーズやサラミを楽しんでみてください。
スーパーによっては冷凍の海鮮食品、パンなども自分でスケールを使って購入できる店舗もあるので、野菜や果物だけではなく、欲しい分だけ購入したいという顧客ニーズに的確に対応しています。
ミラノ市内、話題のスーパーマーケット・カルフール
昨年ミラノ市内のデ・アンジェリにオープンしたカルフールは話題のスーパーマーケットです。
24時間営業で、2フロアの完備の大規模店舗。1階のフロアには多くのイタリアン、中華系、寿司などの惣菜やパンや話題のアイスクリーム店が入っていて、バリエーションがとても豊富なラインナップを楽しむことができます。
さらに地下フロアにはワイン、コスメのコーナーや生活用品のコーナーも充実しており、国際色豊かな商品を取り扱っています。
ミラノでスーパーマーケットの体験をしてみたい人にはおすすめのスーパーマーケットです。
・カフルール・マーケット (ミラノ)Carrefour Market
公式サイト:こちら
住所:Viale Erigisto Bezzi, 5, 20146 Milano
アクセス:ミラノ中心部(ドーモ)から地下鉄M1でDe Angeliにて下車(所要時間約:10分)下車、De Angeliの駅から徒歩5分
ケーキもチョコレートも量り売りがイタリアンスタイル
イタリアのPasticceria(パスティッチェリア)では、ケーキ、ホールケーキ、さらにチョコレートまでもが図り売りのシステムがイタリアンスタイルです。
欲しい商品と個数を伝えて計ってもらって金額を伝えてもらいます。
ついつい何種類も食べたくなるスイーツですが、サイズが小さいので2〜3種類を購入しても、カロリー摂取を押さることができて、バリエーションを楽しむことができます。
イタリアでは自分のスタイルで食を楽しむ
イタリアは食の宝庫と呼ばれているほど、イタリア人の食に対するこだわりは高く、健康に気を使う人も多く見受けられます。
現在、イタリアでは日本食ブームが到来しているのも、日本食はヘルシーフードとして注目を集めているのも一つの理由です。
さらに、スーパーマーケットではBIO(ビオ:有機農産や有機加工された商品)のオリジナルブランドが多く出回っているほどです。
イタリアでは自分の食生活に見合った食品を生活に取り入れることが、食生活における“イタリアンスタイル”です。
自分に見合った適量をニーズに見合った場所で購入し、カロリー摂取にも気を使って美味しく、そして楽しく食生活が楽しめる国それがイタリアです。
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