イタリアの幼稚園はビックリ&楽しいカルチャーショックが満載!

イタリアの幼稚園はビックリ&楽しいカルチャーショックが満載!

イタリアの幼稚園はカルチャーショックが満載といっても、ショッキングなものではなく、楽しい経験となることばかりです。

私が実際に我が子をイタリアの幼稚園に通わせてみて、予備知識として知っておきたかったな、と思った点を皆さんと共有していきたいと思います。

衝撃的なカルチャーショック

私がイタリアの幼稚園で、一番に衝撃を受けたカルチャーショックは、イタリアならではのトイレ事情でした。

トイレの便座がない!?

笑い話のようですが、これがイタリアの幼稚園で一番衝撃を受けたカルチャーショックです。

日本では考えられませんが、トイレに便座がないのです!

子供たちは便座のないヒヤッとする陶器の便器に、直接お尻をつけて用を足すことになります。

一説によると、便座があると指などが挟まって危険だからとか、衛生的に便座がない方がいい、などと言われているようですが真偽の程は未だ不明です。

もしかすると便座がある幼稚園もあるかもしれませんが、かなりの確率でイタリアの幼稚園には便座はないようです。

これはイタリアの幼稚園へ我が子を通わせる日本人ママさん達は、誰しも通るカルチャーショックの1つではないでしょうか。

ですからイタリアの幼稚園に行って、もし便座がなくても驚かないでください。

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誕生日の祝い方

イタリアの幼稚園では、日本の幼稚園とは異なる祝い方だったので、ここでも私は文化の違いを感じました。

日本の幼稚園ですと、その月に生まれた子供達をまとめてお祝いするイベントなどがありますが、イタリアではそういったイベントはありません。

ではイタリアの幼稚園ではどのように、誕生日を祝うのでしょうか。

誕生日にはケーキを持参

なんと誕生日には、ケーキを幼稚園へ持参して皆にお祝いしてもらいます。(もちろん強制ではありません)

息子が通った幼稚園では、誕生日ケーキについて2点の注意事項がありました。

  • 手作りは禁止: アレルギーや衛生面などの観点から
  • クリーム系は禁止: 幼稚園で切り分けるのが大変になるため

我が家は幼稚園の近くにあるパン屋さんでオーダーをしたのですが、その時にパウンドケーキをすすめられました。

慣れているパン屋さんですと勝手が分かっていますし、誕生日当日は幼稚園へ直接ケーキを届けてくれるサービスもあります。

幼稚園の子供達全員分のケーキが必要になりますが、それぞれ一切れずつくらいの少量なので、2,000〜3,000円の予算で済むことがほとんどです。

自分の誕生日を、幼稚園でもお友達や先生方にお祝いしてもらえるなんて、子供はとても嬉しいでしょうし、愛情を感じるいい文化だなと思います。

誕生会への招待

幼稚園に通い始めると、週末などに誕生会へ招待される機会が増えていきます。

私が驚いたのは、クラス全員を招待して誕生会を開くご家庭が多かったことです。

もしご自身もクラス全員を招待したい場合は、簡単な招待状を作って先生に渡しておくと、先生が送り迎えの際にクラスの親御さん達に手渡してくれます。

もし招待を受けたら、ぜひ誕生会にも積極的に参加してみましょう。

幼稚園ではなかなか他の親御さんと話す機会もありませんが、誕生会では父兄同士も知り合えますし、実際私もママ友達やパパ友達と仲良くなることができました。

慣れないイタリアの幼稚園生活でも、他のファミリーと仲良くなればより楽しくなりますし、何よりも困った時には心強い存在になってくれます。

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イタリアの幼稚園らしいカトリック行事

イタリアはカトリック教会が最大派閥で、国民の80%以上がカトリック信者と言われています。

そのためイタリアの幼稚園でも、クリスマスやイースター(復活祭)など、それにちなんだ工作をしたりイベントが行われたりします。

特に印象的だった幼稚園の行事は、この2つです。

  • クリスマス会
  • カーニバル(謝肉祭)

サンタクロースがいないクリスマス会

イタリアの幼稚園のクリスマス会では、サンタクロースの姿を見ることはありませんでした。

私がイメージする幼稚園のクリスマス会には、プレゼントを持ったサンタクロースが登場して、子供達が歓声をあげる…というイメージでしたので、ここでも文化の違いを感じました。

イタリアの幼稚園のクリスマス会は、お楽しみ要素がメインではなく、子供達の発表会なので父兄達も招待されて、クリスマスにちなんだ歌などを披露してくれます。

敬虔なカトリック教の国イタリアらしく、「クリスマスとはどういう日なのか」を子供達にも宗教教育の一環として伝えているのだな、と感心しました。

このような理由から、イタリアの幼稚園ではクリスマス会は単なるお楽しみ会ではないので、サンタクロースは登場しないようです。

仮装といえばカーニバル(謝肉祭)

日本ですとここ数年は、仮装といえばハロウィンのイメージかもしれませんが、カトリック教の国イタリアでは、仮装といえばカーニバルです。

カーニバルは、毎年イースター(復活祭)の40日前に始まる四旬節前のお祭りで、たいてい2月から3月にかけて行われます。

カーニバルが近づいてくると、街のおもちゃ屋さんなどでも仮装衣装が並び始めます。

そしてカーニバル期間中の決められた日には、子供達はみんな家から思い思いの仮装をして登園するのです。

女の子はプリンセス、男の子はスーパーヒーローなどの仮装が人気でした。

この日は仮装をしたまま一日中過ごして、幼稚園の近所を仮装行列することもあります。

子供達にとって、とても楽しい1日です。

ちなみに我が家の息子は、おもちゃの刀を持たせて、浴衣とちょんまげカツラ姿で侍に仮装したり、忍者の仮装をしたりしました。

日本らしい仮装は、先生方にもとても好評でした。

日本へ里帰りする機会があれば、カーニバルの仮装で使えそうな物を日本で調達することをおすすめします。

イタリア人の先生方も父兄達も喜んでくれるので、ぜひ小さな親善大使として日本文化を紹介してあげてください。

イタリアの幼稚園で残念だった2つのこと

日本の幼稚園なら当たり前にある行事などが、イタリアの幼稚園ではないことがあります。

私が個人的に残念だなと感じたのは、この2つがなかったことです。

  • 運動会
  • 卒園アルバム

運動会がない

日本の幼稚園や学校では一大イベントの運動会も、イタリアの幼稚園にはありません。

日本で教育を受けた人は、少し物足りなく感じるのではないでしょうか。

小さな我が子が、ダンスをしたり綱引きをしたりする姿を、見てみたかったなというのが本音です。

しかし自由奔放な(いい意味です)イタリアの子供達が、静かに列を作って並んだり、演目をこなすのは至難の業かもしれません。

そう思うと、日本の幼稚園児たちは、本当にお行儀が良くて、子供達をまとめる先生方のスキルが高いのだなあと感じます。

卒園アルバム

イタリアの幼稚園には、卒園アルバムがありませんでした。

これも日本との文化の違いを感じさせられたことの1つです。

そのため3年間の幼稚園生活の写真を、コツコツと貯めていくことをおすすめします。

毎日の送り迎え風景や園庭で遊んでいる姿でも、後になって見返すと、かけがいのない時間だったことを実感します。

ぜひ幼稚園や他の父兄からもらった画像は全て保存しておいてください。

私はその画像をまとめて、ネットでオーダーをして我が子だけのオリジナル卒園アルバムを作りました。

イタリアにないものは自分で工夫して作る。

これもイタリアでストレスなく、楽しく過ごすためには大切な裏技かもしれません。

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カルチャーショックも思い出に

どんなに楽しいイタリアの幼稚園でも、こうだったらいいのに…と日本と比べてしまうこともあります。

ですがイタリアはイタリアでとても楽しい行事があったり、堅苦しい行事がなかったり、メリットがたくさんあります。

文化の違いからカルチャーショックを感じることもあるかもしれませんが、いつか笑い話になります。

ぜひイタリアの幼稚園で、驚きと新鮮さを感じながら、日本では経験できない3年間を過ごして、一生の宝物になるような素敵な思い出をたくさん作ってください。

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