キャッシュレス社会のアメリカで暮らしていると、クレジットカードは必需品と言ってもよい程日常的に使います。
クレジットカードは現金を使わずに支払いをスムーズにするだけでなく、経済面での社会的信用を示す重要な役割を持っています。
筆者は渡米当初にこれらの知識がなく、良いクレジットヒストリーを構築するために随分遠回りをしてしまいました・・。
以下に紹介することを気をつければ、良いクレジットスコアとクレジットヒストリーを維持し、お金に関して信用のある人と評価されるはずです。
それでは、アメリカ生活を左右するクレジットレポートとは何なのか、そしてその情報が関連するクレジットヒストリーとクレジットスコアがどのようなものかをクレジットカードの使い方も交えながら紹介していきます。
クレジットカードが浸透しているアメリカ社会
クレジットカード発祥の国、アメリカでは昔から何でもクレジットカードで支払いをする習慣がついています。
チョコレート1枚やコーヒー1杯といった少額の支払いであっても利用できるので、現金を多く持ち歩かない傾向にあります。
さらにはアメリカでホテルに泊まる時は信頼の証としてクレジットカードの提示を求められ、持ってなければ高額なデポジットを要求されます。
このように日常的にクレジットカードを使い、生活の一部になっている理由は
- 偽札対策
- 盗難対策
- そしてクレジットヒストリーを作る
ためです。
クレジットヒストリーとは。信用度を評価される
クレジットヒストリーとは、クレジットカードの利用履歴を始め、車や住宅ローンの借り入れ金額とその返済履歴を記録したものを指します。
記録されている内容はクレジットカードやローンだけにとどまらず、住所、公共料金の支払い、税金の滞納などが最長で7年分載っています。
ソーシャルセキュリティナンバー(SSN)と結びついており、この情報によってアメリカ社会でのお金に関する信用度を評価されます。
ソーシャルセキュリティナンバー(SSN)については以下の記事を参照ください。
関連記事:アメリカへ移住する前に知っておきたい制度と施設7選
借入や利用した金額を滞りなく確実に返済していれば信用度が上がり、逆に滞納や遅延が多いと信用度は下がってしまいます。
SSNは一度取得すると特別な事情がなければ変えることはありませんから、引っ越しやクレジットカードの解約があったとしてもすべて記録に残り、一生ついて回ることになります。
クレジットヒストリーは
- Equifax
- TransUnion
- Experian
といった信用情報機関(クレジットビューロー)が別々に管理しており、利用者個人の信用度をクレジットスコアで数値化しています。
この記録や数値はSSN同様、重要な個人情報となります。
American Expressのクレジットカードを除いて、日本で生活していた時のクレジットヒストリーは参考にならないので注意しておきましょう。
クレジットヒストリーが重要視される理由
クレジットヒストリーがなぜ重要かと言うと、社会的信頼を得てないと生活が不便になってしまうからです。
各種ローンや入居審査、時には就職にも影響を及ぼすことがあります。
具体的に以下のような場面でクレジットヒストリーを確認されます。
- クレジットカードの発行手続
- 車や住宅購入ローンの審査
- 賃貸契約の入居審査
- 携帯電話の契約
- 住居のインターネット契約
- 電気・ガスの契約
クレジットヒストリーがないと契約を断られたり、クレジットスコアの数値によってはローンの金利が変わります。
渡米してすぐにローンを利用して車や家を買うのが困難なのは、このクレジット事情が関係しているからです。
ただし、クレジットスコアが低い、あるいはクレジットヒストリーがない人でも必ず契約を断られるという訳ではありません。
デポジットを多く支払うことや、評価の高いクレジットヒストリーを持っている人に連帯保証人になってもらうことで契約できることがあります。
しかし、契約をスムーズかつ有利に進めるにはクレジットヒストリーがある方が簡単です。
このように、アメリカで社会的信用が低いと判断されてしまうと、生活の様々な場面でつまずいてしまいます。
それゆえクレジットヒストリーを構築して良い実績を作ることは不可欠であり、アメリカ生活の重要な基盤に繋がるんです。
クレジットヒストリーを作って貯めるには?
まず、クレジットヒストリーを作るには一般的にSSNとアメリカで発行されたクレジットカードが必要になります。
「クレジットカードを所有できる条件が揃っている人=信用できる」ということです。
そしてクレジットカードの利用と返済を繰り返すことで、請求に対する支払いと責任能力を記録として残すことができます。
デビットカードやプリペイドカードを使ってもクレジットヒストリーの記録にはならないので、その違いを理解しておきましょう。
こうして蓄積されたクレジットヒストリーが有効なものとして活用できるようになるには約1年かかります。
クレジットヒストリーを作るのは難易度が高いと言われている理由は、記録を貯めるために時間がかかるものだからです。
次に、良いクレジットヒストリーを作るには、毎月そのクレジットカードを利用して、期日までに最低金額以上の返済を行うことです。
一度でも支払いが遅れてしまうと、評価に影響が出てしまうので要注意です。
そして新しいクレジットカードやローンを申請するタイミングは考えて行いましょう。
申請するとカードやローン会社がクレジットヒストリーを確認し、その記録も全て残ります。
一定期間内に複数の申請をしていると返済能力を心配されて断られる場合がある上、第三者にクレジットヒストリーを見られる度に評価が下がります。
評価の仕方や良い評価を得るための方法は後にクレジットスコアの部分で詳しく触れることにします。
アメリカのクレジットカードを作る方法
クレジットカード申請に必要なもの
アメリカでクレジットカードを発行するには、申請時の条件としてアメリカの
- 住所
- 銀行口座
- SSNまたは納税者番号
- そしてアメリカでの約1年のクレジットヒストリー
が必要です。
クレジットヒストリーを作るためにクレジットカードを申請しているのに、カードの発行にもクレジットヒストリーが必要とはまるでニワトリと卵の関係のようです。
日本で発行したクレジットカードや日本での支払い実績は反映されず、渡米当初は真っ白な状態から始まります。
※例外的にAmerican Expressのクレジットカード所有者は日本でのヒストリーを引き継いでクレジットカードを発行することが可能です。
クレジットヒストリーを貯めて、良い条件のクレジットカードを発行する方法
実績がない我々外国人は以下のいずれかの方法でクレジットヒストリーを貯めてから、良い条件のクレジットカードを発行できるようになります。
1. 渡米時にJAL USA Card、ANA USA Card、Premio Cardのいずれかを発行する
最初の2種類のカードは日本航空と全日空がアメリカで生活する日本人向けに特別に発行するクレジットカードです。
申請時に審査はありますが、渡米前に申込が可能であること、クレジットヒストリーがなくてもアメリカで発行できるという大きなメリットがあります。
それぞれマイルを貯めることができ、Master CardとVISAという違いもあるので、住む地域やよく使う航空会社グループによってどちらの会社にするか決定しましょう。
ただしカードの送付先は米国内に限られるので住所が決定してからの発行手続きとなります。
PREMIO CARDは渡米後にSSN、居住証明、雇用証明等の書類を添えての申請となりますが、前出の2つのカード同様、アメリカでのクレジットヒストリーがない状態からでも発行できます。
JAL USA Card公式サイト: https://www.jalusacard.com/
ANA USA Card公式サイト: https://www.anacardusa.com/
PREMIO CARD公式サイト:https://www.premio.com/
2. セキュアド・カードを使いながらクレジットヒストリーを貯める
もうひとつの方法はセキュアド・カード(Secured Credit Card)を使ってクレジットヒストリーを作る方法です。
銀行の預金口座に$300~$500のデポジットを預け、その金額が担保となり、預金額に応じた使用限度額のカードを発行します。
限度額内で利用し、毎月返済をすることで良いクレジットヒストリーが貯まります。
もしも返済できなければ、担保から支払うシステムです。銀行口座と直結して一見デビットカードのように思えますが、正式なクレジットカードとして位置づけられています。
デポジットが担保となるため、クレジットスコアが低い人やクレジットヒストリーがない人でも作ることができます。ただし、カードの申請には一定の収入があることが取得の条件となっているので貧困層はこのカードを持つことも難しいです。
そして発行する銀行を選ぶときには信用情報機関であるEquifax・TransUnion・Experianの3社にレポートが提出されているか確認しましょう。
2社のみの場合、それまで貯めてきたクレジットヒストリーが効力を持たなくなってしまうので要注意です。
3. すでに日本で使っているAmerican Expressのクレジットヒストリーを利用する
American Expressのクレジットカード所有者は日本でのクレジットヒストリーをアメリカでも利用することが可能です。
この情報を引き継いで渡米後にクレジットカードの申請手続きをします。
有効なヒストリーができるまでの期間は半年~1年ほどなので、事前に渡米の予定が決まっていれば日本でAmerican Expressのクレジットカードを発行して利用しておくといいでしょう。
クレジットヒストリー引き継ぎに関して:https://www.americanexpress.com/us/customer-service/global-card-relationship/
クレジットレポート。定期的に3社のレポートを確認しよう
クレジットレポートはEquifax、TransUnion、Experianの3社が提供している個人の財務報告書のようなもので、クレジットヒストリーの情報をまとめた書類のことを指します。クレジットカードの発行、ローンを組む際には必ずこの書類を確認され、信用に足りる人物か見極められます。
しかし、レポートの内容は提供している会社ごとに微妙に異なり、時には記載されている情報の誤りもあります。
相手がどの会社のレポートを取り寄せるかは予測できないため、定期的に3社のレポートを確認しておく必要があります。
もしも間違いを見つけた場合は、会社に問い合わせて間違いを訂正してもらいます。
一番簡単でコストもかからない確認方法は無料でレポートを提供しているサイトを利用することです。
URL:www.annualcreditreport.com
このサイトでは年に一度、無料でレポートを確認することができます。定期的に3社とも確認しておきましょう。
Equifaxの公式サイト:https://www.equifax.com/personal/
TransUnionの公式サイト:https://www.transunion.com/home-story
Experianの公式サイト:https://www.experian.com/
政府のクレジットレポートに関するサイト:
https://www.usa.gov/credit-reports#item-35087
https://www.consumer.ftc.gov/articles/0151-disputing-errors-credit-reports
クレジットスコアとは
クレジットヒストリーの情報を数値化したものがクレジットスコアです。
Equifax、TransUnion、Experianの信用情報機関にはクレジットカード、住宅ローン、車のローン、公共料金、携帯電話、家賃など個人の支払い履歴に関する情報が集められます。
その情報を元に各機関が総合的に判断し、それぞれの点数を算出します。そして3社の中間値の点数がクレジットスコアとなります。
スコアの算出方法はFair Isaac 社のFICOスコアとそれに対抗するためにExperian、Equifax、TransUnionの3社が共同開発した新しい採点方式Vantage Scoreがあります。知名度があり、大手金融機関の大半が採用しているのは前者です。
クレジットスコアが高ければクレジットカードやローンの審査に通りやすくなります。
またカードの利用限度額が高く設定でき、ローンの金利が低くなるなど、有利な条件で金融機関を利用することができます。逆にスコアが低ければ利用限度額は少なくなり、ローンの金利が高くなるなど、不利な条件になってしまいます。
クレジットスコアの点数と評価の分布表。Very Goodの700〜740を目指せ
Poor | Fair | Good | Very Good | Excellent | |
---|---|---|---|---|---|
VantageScore 3.0 and VantageScore 4.0 | 300-549 | 550-649 | 650-699 | 700-749 | 750-850 |
FICO Score 8 and FICO Score 9 | 300-579 | 580-669 | 670-739 | 740-799 | 800-850 |
スコアのつけ方は両方とも300~850点の範囲内です。
一般的に600~700点台でクレジットカードやローンの申請を承認されますが、不利な条件下での承認となる可能性が高いです。
スコアの点数が高い程、ローンの金利が安くなり優遇されるので、良い条件と低金利で契約する目安はVery Goodの点数である700または740点以上あることです。
参照:
https://www.usa.gov/credit-reports#item-213816
https://www.consumerfinance.gov/ask-cfpb/what-is-a-credit-score-en-315/
クレジットスコアの確認方法
クレジットスコアを確認する方法は政府公認のwww.annualcreditreport.com以外に、モニタリングサイト、銀行、クレジットカード会社でも無料でスコアを見ることができます。
サイト | スコア | 情報源 |
---|---|---|
Credit Karma | Vantage | Equifax、TransUnion |
Credit.com | Vantage | Experian |
Chase Credit Journey | Vantage | TransUnion |
American Express MyCredit Guide | Vantage | TransUnion |
Bank of America | FICO | TransUnion |
Wells Fargo | FICO | Experian |
Bank of America、American Express、Wells Fargo はオンライン口座やクレジットカードを持っていればクレジットレポートを取得できます。
Credit Karmaはスコアに反映されるのも早く便利で、よく利用されています。
クレジットスコアを決定する要素
クレジットスコアはどのような項目が評価され、算出されるのか、大半の金融機関が利用するFICOで検討してみましょう。
FICOの採点で考慮される要素は5つあり、影響する割合は項目ごとに異なります。
要素 | 要素:和訳 | 割合 | |
---|---|---|---|
Payment History | 利用履歴 | 35% | 期日内に支払いを終えているか |
Amounts Owed | 利用率 | 30% | クレジットカードを実際に利用しているか、借り入れ上限額の何割を使っているか |
Length of Credit History | 信用歴の長さ | 15% | 銀行口座やクレジットカードの利用期間 |
Credit Mix | クレジットの種類・構成 | 10% | 保有するクレジットカードやローンの種類 |
New Credit | 新規借入額 | 10% | 新しい住宅ローン、車ローン、クレジットカードの借入額 |
クレジットスコアの35%は利用履歴、30%は利用率によって決まります。つまりクレジットカードを限度額以内で毎月利用して、滞りなく支払いを継続すれば高いスコアを維持することが可能と言えます。
クレジットスコア・5つの上げ方
スコアに関するガイドラインは公開されていないので、何を実行すれば必ずスコアがアップするかは明確ではありません。
クレジットスコアを決定する要素からそのポイントを探り、高い点数に改善する方法を挙げてみます。
1. Payment history … 期日までに支払い、利用金額の支払い遅延・延滞をしない
クレジットカード、ローン、公共料金、税金など支払義務があるものはすべて期日までに完了することが大切です。
延滞なく支払いを続ければスコアを上げ、維持することができます。また、クレジットカード支払いの延滞が1年以上なく利用し続けること、毎回満額返済することも有効的です。
保有しているクレジットカードを使用していない場合、ヒストリーには「未使用」と記録され、マイナス要因になります。クレジットカードは少額でもいいので毎月使い続けるようにしましょう。
2. Amounts Owed … クレジットカードの利用額を減らす
クレジットカードの利用限度額に対していくら使っているかという比率のことを利用比率と言います。
利用比率は利用限度額の30%以内に抑えることが理想です。限度額まで使ってしまうとお金に困っていると判断され、限度額の50%を超えるとスコアが大幅に下がります。
1枚のカードのだけを利用し続けると利用比率が高くなってしまうので、複数保有して支払いをまんべんなく分散させるのが得策です。
3. Length of Credit History … 同じクレジットカードを長く利用する
ヒストリーの長さは7年経つと一般的な長さと考えられます。利用期間が長いほどクレジットスコアが高くなるので、同じクレジットカードを長期間利用すると良いです。
カードを複数保有している場合は、利用期間の平均年数がスコアに反映されます。クレジットヒストリーは長いほどプラスになるので、平均年数を伸ばすことがスコアの改善に繋がります。
4. Credit Mix … ローン契約や銀行発行のクレジットカードを持つ
種類の異なる契約があれば良い、とされているのでクレジットカード以外にローン契約があるとプラスになります。
また、クレジットカードの種類も審査が厳しい銀行のものを保有しているとスコアアップに影響します。
各クレジットカードの利用額を分散するためにカードをたくさん所有しすぎると逆にクレジッドスコアが下がります。
統計では2019年のアメリカでのクレジットカード平均保有枚数は4枚となっています。カードの保有は2~3枚にとどめ、枚数が増えてきたら利用しないカードは解約しましょう。
5. New Credit … 短期間に新しいクレジットカードを発行しない
クレジットカードの発行申請を短期間に行うとスコアを下げる原因になります。
新しいクレジットカードを発行したり、カードの利用限度額の引き上げをすると、借入額が増えるのでカード会社側からみるとリスクが高くなります。
過去1年間の申請回数や限度額引き上げはスコアに影響するので、高いスコアを維持するならば6ヶ月間は空けて新規の申請をするように気を付けましょう。
クレジットスコアを上げるにはバランスよく借りて、きっちり返済し続けることが大切です。
そして信用を作るには最低でも半年から1年はかかるので、日頃からクレジットスコアを上げる努力が必要です。
スコアが下がることもある!9つの主な原因を紹介
せっかくスコアを上げる方法を実行していても、些細なことで下がってしまいます。
信用を積み上げるのは時間がかかりますが、失ってしまうのは一瞬ということです。
スコアを下がる要因になる以下の点にも注意しておきましょう。
1. 自己破産
破産後は最長10年間履歴が残り、最低2年間はローンが組めず、クレジットカードも作れなくなります。
2. 住宅、自動車の差し押さえ
住宅や自動車ローンの支払いが滞り、物件を差し押さえられた場合、クレジットレポートに記録が残ります。
3. 医療費、公共料金、賃貸料などの支払いの遅延、滞納
高額な医療費を請求された場合、一度に支払うことは難しいですが未払いになって回収業者に委託される前に、支払い方法を病院と交渉しましょう。交渉次第では分割払いやローンを組むこともできます。
4. 裁判所判決による給与差し止め
5. 養育費の滞納
養育費の支払いが滞り、相手から申請があった場合、クレジットレポートに記録されます。
6. 訴訟判決での債務発生
訴訟で支払金が発生するとクレジットレポートに記録されます。
7. クレジットカードの限度額引き上げ申請
自分で限度額引き上げを要求するとカード会社や銀行側のリスクが増すとみなされ、悪影響です。よほどでない限り、限度額は自動で引き上げられるのを待つのが良いです。
8. クレジットカードの解約
クレジットカードの解約でもクレジットスコアは落ちますので、解約する場合は同じ日にまとめて解約することをおすすめします。
9. 第三者によるクレジットスコアのチェック
クレジットレポートやスコアを確認する時はHardとSoftの2種類があります。
自分のスコアを確認したり、就職や賃貸契約の際に第3者が確認することは問題ありません。
しかし、Hardの項目のクレジットを確認されると、その度にスコアが下がります。
何度もHard Pullsされるとその記録も残ってしまうので、単にスコアが下がるだけではなく、お金を借りる審査の回数が多い人と認識されてしまいます。
そのため、何度もHard Pullsされる状況を招くことは避けましょう。一度Hard Pullsがあった後は3ヶ月は空けて新たな申請をするのがよいです。
自動車や住宅を購入するローンを組む場合は例外的にショッピングピリオドが設けられており、45日以内であれば、何度スコアチェックが入っても一回とみなされます。
おわりに
アメリカで生活する上で重要なクレジットについて、理解は深まりましたでしょうか。
筆者は渡米当初にこれらの知識がなく、良いクレジットヒストリーを構築するために随分遠回りをしてしまいました。
一見、複雑に思えますが、クレジットカードや公共料金、携帯電話などの支払いは必ず期日内に行うということです。
そしてクレジットカードの利用金額は限度額の30%以内におさめ、むやみに新規発行したり解約しないように注意します。
主にこの点に気を付けていれば、良いクレジットスコアとクレジットヒストリーを維持し、お金に関して信用のある人と評価されるはずです。
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