日本からの距離も近く、経済成長著しい東南アジアは物価が安いことも魅力の一つです。
ベトナムは文化も日本に似ているところもあり、日本人にとって住みやすい国の一つであるとも言えますね。
基本的に日本よりもだいぶ物価の安いベトナムですが、どこで、どのような生活スタイルをするかによってかなり生活費はかなり大きく異なってきます。
ここでは、ベトナム・ホーチミンでの一か月の生活費をご紹介します。
生活費を算出した10項目:
- ベトナムの平均賃金
- 家賃
- 光熱費
- 食費
- 外食費
- 生活必需品
- 通信費
- 交通費
- 保険料
- お手伝いさん
※ベトナムの通貨はドン(VND)。1VND=0.0047円、1USD=23314VND程度で掲載
筆者の家族(3人+ペット)だと、約27万円でした。
それでは、詳しくみていきましょう。
ベトナムでの平均賃金
ベトナムでの平均賃金は、地域差や能力差が非常に大きいです。
国全体のベトナム人の平均月給は約320万VND(約150USDほど)です。
その中でも最も高給な職種は
- 鉱物・冶金(920万VND /月)
- 銀行業務(760万VND /月)
- 薬剤師(700万VND /月)
であり、繊維業や食品産業労働者など(工場労働者)は 250〜310万VNDほど。
また、社内のポジションによっても給与は大きく変わります。
事務や経理などは平均500万VND~650万VNDほど。
一方、CEOレベルになると1億VND~3億VND(4,286USD~12,897USD)とかなり幅広くなります。
英語力や外国語力(日本語、韓国語、など)が出来るベトナム人の多くは外資系(日系含む)企業にて働いており、ローカル企業より給与も高めな場合が多いです。
英語・日本語がかなり流暢なベトナム人でも事務職などの場合は500USD前後が多いです。
営業職などは能力や経験にも応じますが若干高めになります。
2018年職業別サラリーガイド(英語):VIETNAM 2018 SALARY GUIDE
現地採用の日本人の場合はどのくらいの給料?
現地採用の場合、ベトナム人よりも給与は多いです。
まれに、へき地の工場長などは6000USDなどと破格の場合がありますが経験者のみの募集がほとんどです。
平均して日本人の現地採用は1500USDから2000USDの方が多いです。
※日本人がベトナムで働くためには労働許可証の取得が必要になります。
ベトナムの家賃
ベトナムは外国人が居住できるエリアが決まっており、基本的には下記の3つのタイプになります。
日本人がベトナムに住む場合は、現地の不動産屋のサポートを頼る(日系も複数社あり)、またはFacebookなどで個人で部屋を貸し出しているオーナーなどにコンタクトを取る方法などがあります。
また、こちらで表記している家賃は基本的に外国人(日本人)が住むような中級以上の物件の平均家賃になります。
住居のタイプ:
- サービスアパートメント:
法人が貸主で、建物の運営管理も行うタイプ - コンドミニアム(分譲マンション賃貸):
個人が貸主で、法人が建物の運営管理をするタイプ - アパートメント(部屋貸し物件を含む):
個人が貸主で、個人が建物の運営管理をするタイプです。
1.サービスアパートメント:2000USD〜4000USD
ベトナムのサービスアパートメントは、小規模なものから巨大サービスアパートメントまで(ホテルとしての機能も備えている所も多い)幅広いです。
それぞれのレベルやロケーションによって
- 共用施設(ジム、プールなど)
- 付帯サービス(掃除、レセプション、セキュリティなど)の設備・サービス
が異なってきます。
家賃も、若い単身向けの安めのサービスアパートメント(3のアパートメントも含む)などは300USDくらいからあります。
日本人駐在員が多く居住する有名巨大サービスアパートメントだと安くても2ベッドで一般的に2000USD〜4000USD以上する場合も多いです。
2.コンドミニアム(分譲マンション賃貸タイプ):1000USD〜1500USD
コンドミニアム(分譲マンション)やヴィラ(Villa、一軒家)の多くは、投資目的でベトナム人やベトナム法人が賃貸物件として購入し、賃借人を募集している物件が多いです。
コンドミニアムの場合、ほとんどの部屋は家具付きなので入居してからすぐに生活が始められる上、コストがかからないのが魅力的です。
ただし、オーナーの趣味で家具や調度品が決まってしまうため、自分のテイストと違う場合もあります。
また、もし破損などがあった場合は、退去時にデポジットから引かれます。
家賃は場所や設備・サービスはもちろんですが、その物件の質などによってかなり左右されます。
一般的な日本人家庭(2-3ベッドルーム)のコンドミニアムの場合は、平均して1000USD〜1500USDくらいの間が多いですが、最新の物件などでは2000USDを超すものもあります。
3.アパートメント(低価格):300USD〜600USD
アパートメントは一般的に小規模なタイプが多く、家賃も割安です。場所や設備・サービスによって異なりますが、300USDから600USDの間が一般的のようです。
間取りとしては1ルームタイプが多いです。(いわゆるステューディオタイプの部屋)
付帯設備・サービスは物件によって異なりますが、サービスアパートメントのように掃除、洗濯などのサービスが付いている場合が多いです(質は下がる場合がほとんどですが)。
ベトナムでの賃貸契約の際の注意点
手付金は物件にもよりますが、通常賃料1か月分以下くらいです。
ただし、 物件を押さえた後にキャンセルすると、手付金は没収されてしまいます。
また、契約満期前の解約は、違約金として保証金(デポジット)が没収されるのが原則です。
公共料金支払いに関する注意点
ベトナムでは物件やオーナーによって公共料金が家賃に含まれている場合と含まれていない場合、があるので注意が必要です。
<サービスアパートメントやアパートメントの場合>
家賃にサービス料(管理費、電気代、水道代、インターネット代、TVケーブル代、クリーニング代等)が含まれる場合が一般的ですが、電気代は実費負担または上限設定あり(月額〇〇VNDまでオーナー負担、部屋の面積xいくら、などなど)、物件やオーナーによって異なります。
入居前に何の費用が家賃に含まれているか確認することをおすすめします。
<コンドミニアムの場合>
基本的に公共料金の支払いは借主負担となり、自分で支払います。
請求書をその都度、窓口、コンビニ、銀行などで直接支払う他、オンラインバンキングなどで振り込むことも可能です。
ベトナムの公共料金支払人の名前はオーナー名義になっている場合が多く、銀行などで振り込みをしても名前が違うため、不手際が生じたり、滞納扱いとなり電気やガスを止められてしまうことが多々あります。
また、同様の理由で給与受取口座から毎月自動引き落としにしたりクレジットカードで支払うのは難しい場合が多いです。
付帯設備(家具)に関する事前知識
ベトナムでは物件の種別に限らず家具・家電付きの状態で引渡されるのが一般的で、すぐに生活が始められる状態になっています。
サービスアパートメントなどでは食器や消耗品(トイレットペーパーなど)も付いている場合もあります。
引っ越し費用や入居時の費用を抑えることが出来る反面、部屋の雰囲気がオーナーの趣味で決まってしまうところが難点でもあります。また、破損などがあった場合、退去時にデポジットから引かれます。
ベトナムでの光熱費:約6100円/月
ベトナムは日本のように南北に長い国ですが、北部にある首都のハノイは四季もあり、秋や冬はジャケットが必要なくらい寒くなります。
一方、南の大都市ホーチミンは雨季と乾季はありますが常夏で常に冷房が必要になります。
電気代は割と高めですし、暑い時期は冷房代が非常に掛かります。また、日本同様水は豊富な国なので水道代は比較的安いです。
ベトナム の平均光熱費:
ベトナムドン | 円 | USドル | |
---|---|---|---|
85 m 2 のアパートメント (電気、暖房、水、ゴミ) | 1,280,000 VND(650,000-2,125,000) | 6,100 円(3,100-10,000) |
ベトナムでの食費
ベトナムは農業が主要産業ですので、スーパーや市場ではベトナム産の野菜や果物や肉・魚などを購入することができます。
農薬や大気汚染などの影響を懸念して、品質を気にされる方はオーガニックスーパーなどで購入することも可能です。
ベトナム でスーパーの価格:
品目 | 物価(ベトナムドン) | 物価(円) |
---|---|---|
牛乳 (1 リットル) | 31,000 VND | 153 円 |
食パン (500 g) | 15,000 VND | 74 円 |
卵 (12個入り) | 30,000 VND | 145 円 |
地元産のチーズ (1 kg) | 210,000 VND | 1,000 円 |
水 (1.5 リットル瓶) | 11,000 VND | 54 円 |
ワイン (ミッドレンジ) | 250,000 VND | 1,200 円 |
国産ビール (500㎖瓶) | 14,000 VND | 70 円 |
輸入ビール (330㎖瓶) | 30,000 VND | 146 円 |
タバコ (マルボロ) | 23,000 VND | 111 円 |
鶏胸肉 (骨なし、皮なし), (1 kg) | 88,000 VND | 429 円 |
リンゴ (1 kg) | 58,000 VND | 283 円 |
オレンジ (1 kg) | 45,000 VND | 222 円 |
芋 (1 kg) | 23,000 VND | 112 円 |
レタス (1 頭) | 10,000 VND | 50 円 |
白米(ベトナムの米)(1 kg) | 17,000 VND | 82 円 |
トマト (1 kg) | 16,000 VND | 80 円 |
バナナ (1 kg) | 20,000 VND | 101 円 |
タマネギ (1 kg) | 20,000 VND | 97 円 |
和牛腿肉 (1 kg) | 238,000 VND | 1,100 円 |
ベトナムでの外食費
下記は、ベトナムのレストランで食事をするときの一般的な金額です。
レストラン | 物価(ベトナムドン) | 物価(円) |
---|---|---|
安価なローカルレストラン・屋台 | 40,000 VND | 193 円 |
中レベルのレストラン | 375,000 VND | 1,800 円 |
マクドナルド (セット) | 100,000 VND | 483 円 |
国産ビール (ドラフト500㎖) | 200,000 VND | 97 円 |
輸入ビール (330㎖瓶) | 30,000 VND | 145 円 |
コーラ/ペプシ (330㎖瓶) | 10,000 VND | 50 円 |
カプチーノ (レギュラー) | 37,000 VND | 50 円 |
通常、ローカルの屋台や安価なレストランなどですと、最も安くてフォーが一杯2~3万VNDというのも珍しくありません。
サラメシなども3~5万VNDで食べられるところがほとんどで、大人二人でも10万VND(4.3USD)以下で食べられます。
ただ、日本食を始め、外国料理の店などはラーメン18万VND(7.74USD)など、日本で食事するのとほとんど変わらない場合も多いです。
マクドナルドなど外資系チェーンの店は日本とほぼ同じ価格帯です。
ベトナムでの通信費
ベトナムの携帯電話のプランは後払いまたは前払いの2パターンありますが、前払い(プリペイド)が一般的です。
コンビニや銀行口座からトップアップ(チャージ)して使用し、足りなくなったら足していくので、日本のように月々定額の基本料金+通話料、などでは無いので、一時帰国中などの使用しない時期は請求はありません。
料金(ベトナムドン) | 料金(円) | |
---|---|---|
現地プリペイド携帯電話料金の 通話料(1分あたり) | 1,400 VND | 7.10 円 |
ベトナムでは下記の大手3大携帯電話会社があります。
Viettel
国内シェアNo.1の通信キャリアです。
4Gのカバー率は95%とのこと。
国防省系の企業で、防衛省やベトナム軍によって運営されています。(ベトナム軍隊通信グループ)
Vinaphone
ベトナムで2番目に大きく、マーケットシェアは30%の通信会社です。
国営の郵政グループ(ベトナム郵便通信公社:VNPT)の通信会社。
Mobifone
こちらは国内シェア3番目。
ベトナム郵便通信公社(VNPT)の傘下企業。
ベトナムでのインターネット
基本的に日本人がベトナムで賃貸物件に住む場合、オーナーがインターネットに加入してくれているので、自分で手配する必要はありません。
また、基本的に物件でまとめて同じプロバイダに加入しているので、サービスが良くない場合プロバイダを変えたりは出来ません(プラン変更などは可能です)。
料金(ベトナムドン) | 料金(円) | |
---|---|---|
インターネット (60 Mbps またはケーブル/ADSL 以上、データ無制限の場合) | 238,000 VND | 1,100 円 |
現在のベトナムの主要インターネット接続方法は以下の通り。
- ADSL(銅線)
- FTTH(光ファイバータイプ)
- 専用線
また、現在ベトナムには下記の5つのプロバイダがあります。
- Netnam Company
- Vietnam Data Communication Company (VDC)
- Corporation for Finance and Promoting Technology (FPT)
- Saigon Post and Telecommunications Services Corporation (Saigon Postel Corporation, SPT)
- Viettel Company
ベトナムのネット接続の速度ですが、世界平均よりは早いですが、まだ日本の4割くらいの速度でしか無く、度々海底ケーブルの切断事故などがあり、常に高速・安定とはまだ言えない状態です。
交通費
ベトナムの交通費は日本と比較すると非常に安価です。
しかし、日本の都市部のような公共交通機関は発達していないので、自分のバイクや車を所持していない場合、タクシーが主要交通手段となるでしょう。
タクシーは車のタクシーの他に、格安なバイクタクシーなどもあります。
バスなどもありますが、日本のように時刻表通りに来るわけではないので、街を眺めながらゆっくりと移動したい人におすすめ。
最近はバスアプリなどもあるのでルート、料金、時間、待っているバスの現在地などをスマホで確認出来るので以前より便利になっています。
料金もタクシーなどに比べて格安ですし、ホーチミンなどの都会では東京並みにバスのルートがありますよ。
ベトナムで使いたい交通系便利アプリ
・Grab
東南アジアでNo.1のタクシー配車アプリ。
ベトナムでは、アメリカ系のUberを買収した事でも有名。
車の配車の他、バイクタクシーの配車やデリバリーなどもでき、ポイントを貯めると割引もあります。
URL:https://www.grab.com/vn/en/download/
・Go Viet
近年ベトナムに進出してきたインドネシアの配車アプリ企業。
2018年8月現在ではバイクタクシーのみのサービス。
短距離などであればGrabよりも安いです。
iOS URL:https://download.com.vn/ios/go-viet-cho-ios/download
Android URL:https://download.com.vn/android/go-jek-cho-android/download
・Busmap
ホーチミンのバスアプリ。
英語対応で分かりやすく、目的地と現在地を入力すると、所要時間、ルート、料金などが分かる上に、自分が乗るバスの現在地もオンタイムで見ることが出来る。
URL:https://busmap.vn/?locale=en
・TimBuyt
ハノイの市営バスアプリ。
Busmap同様、英語対応でGoogleマップを使った正確な地図でルートなどを調べることが出来る。
https://itunes.apple.com/vn/app/t%C3%ACm-bu%C3%BDt/id947703352?l=vi&mt=8
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.binhanh.bushanoi&hl=ja
ベトナムの保険料
ベトナムは社会主義国家ですので国民皆平等の考え方が強く、社会的弱者と言われる立場の人でも加入できる保険が充実しています。
また労働者を守る名目の強制加入保険(日本でいう社会保険のような給料から差し引かれるもの)があります。
ただ、カバーされる額は余り高くないので、外国人向けのインターナショナル病院などの治療費は賄えない事が多いです。
そのため、外国人は外国人向けの海外医療保険などに加入します。
ちなみに、基本的に海外医療保険はバイク事故に関してはカバーされません。運転にはご注意くださいね。
ベトナム在住日本人向け海外医療保険
リバティー医療保険
ベトナム国内の74の病院、クリニックと提携している医療保険で、キャッシュレスサービスあり(提携病院のみ)。
ローカルの保険なので保険料が日系の保険会社に比べ半額程度であるのが特徴です。
任意の歯科特約などもあります。
URL:https://poste-vn.com/life-tips/vietnam-medical-insurance-comparison-88
WellBe
世界各地に拠点を持つ医療通訳サービスWellBe。
WellBe Medicサービスに加入している方限定医療保険「優YOU」を販売。
日本の大手海外傷害保険と比較して保険料が半額程度の値段なのが嬉しいポイントです。
上記のような外国人(日本人)向け大手保険会社は、多くの外国人が行くインターナショナル病院とキャッシュレスサービスの提携をしている場合が多く、緊急時などとても便利です。
また、上記の保険会社は日本語や英語の対応があるので、手続きや実際の病院でのやり取りなどのサポートを得ることも出来るので万が一の時に安心です。
お手伝いさん
東南アジアではお掃除や料理などをお願い出来るお手伝いさんやベビーシッターサービスが豊富で日本より格安で雇うことが出来ます。
小さい子どもと移住して頼れる実家も無く、子どもを預けられない、などという場合にとても助かります。
また、家事を負担をしてもらうことによって自分の時間を確保することも出来ます。
お手伝いさんはその人の能力や経験値、勤務条件などによって異なります。
また、フィリピン人のお手伝いさんも多く、彼女たちは英語が堪能なのでコミュニケーションがベトナム人よりも円滑に出来たり、子どもに英語を教えてもらったりも出来る反面、ビザ代や飛行機代などを負担することもあり、ベトナム人よりも割高です。
Facebookやアプリ、人からの紹介(帰任になる人など)で雇う人が多いです。
トラブルを避けるために、面接をしっかりし、個人で採用する場合も念のため身分証明書のコピーをもらっておくと良いでしょう。
お給料は現金で支給している人が多いですが、支給する際に給与明細としてノートなどに金額、日付、双方のサインをして保存しておくことをおすすめします。
ベトナム人のお手伝いさんの費用
時給1時間5-6万VND(約237円~285円) くらい
休日や時間外などは本人と相談して少し割高に7~8万VND(約332円~380円) くらいを見て多めに渡すと良いでしょう。
もちろん、その方の能力(言語力、ベビーシッターやチューターも込み、日本食が作れる、など)によって考慮してあげてください。
年に一回、テトボーナスとしてテト(旧正月)休み前に、給料1カ月分のボーナスをあげます(基本、1年以上経過してから)。
それ以外に日ごろの感謝を示した簡単なギフトなどを渡している方も多いです。
フィリピン人のお手伝いさんの費用
英語が出来るということでベトナム人のお手伝いさんより少し高めの方が多いです。
時給10万ドンくらい(約475円)が多いようです。
その他、上記の通り時間外などには少し割高にして支払います。
また、フィリピン人のお手伝いさのん場合、別途ビザ代や飛行機代などを請求されることがあります。
こちらは、もしフルタイムやそれに近い時間雇っている場合でしたら全額出している方もいますが、一部を支払っている方も多く、$300くらい支払っている人が多いです。
まれに、働いている家全てからそれぞれビザ代や飛行機代を請求している人もいるので、他の雇い主からいくらもらっているのかを確認した方が良いでしょう。
ボーナスは、ベトナム人のお手伝いさん同様、テトの時に1カ月分支給するのが一般的です。
でも、基本的にベトナム人はクリスマスや正月休みはありません(12/31、1/1のみ休み)。
フィリピン人はクリスチャンの方が多いのでクリスマス休みを取る事が多いようですが、両方取る場合は
<例>筆者の場合:ベトナム人のお手伝いさん
週3回朝8-12時まで(4時間)=300万VND(約130USD)=時給6万VNDくらい
お手伝いさん派遣アプリ
スポットで1日限定、または長期でお手伝いさんを探せるアプリです。
部屋の大きさや数、拘束時間などによって料金が異なります。
ベトナムでの1か月の生活費は2,464USD
条件:
筆者の場合(日本人夫婦+3歳の子ども+ペット)、2018年5月の場合(乾季の終わりごろで酷暑。昼間は仕事で誰も家にいない、夜間は朝まで冷房付けている)
明細:
- 夫・給料(手取り):2700USD(家賃補助、交通費支給、携帯代支給、家族の保険代・一時帰国費用などあり)
- 私・給料(手取り):1900USD(交通費無し、ランチ支給)
- 家賃:11,657,000VND (500USD)(残りの700USDは夫の会社が支給)
- マネージメントフィー:853,000VND
- ガス代:158780VND
- 電気代:1374232VND
- 水道代:222870VND
- ネット代:50万4000VND(通常は27万5千VNDプランだが、この月はワールドカップがあったためアップグレードした)
- 食費:800万VNDくらい
- 外食費:700万VNDくらい(当時は共働きだったため、私が夕飯を作れなかったのでほとんど外食でした。私が在宅している
- 今は500-600万VNDくらいです)
- 交通費:およそ116万5500VND(夫は会社からタクシーカードを支給されているので無し。私のみ主にGrabのバイクタクシー使用)
- 携帯代:1-2ヵ月に50万VNDくらい
- 保険料:9730万VND(約4173USD。一年間。ひと月およそ810万VND/347USD。家族3人分。夫の会社負担)
- お手伝いさん:300万VND
- 幼稚園:1490万VND/月(ローカル向けインターナショナルスクール)
合計:5743万5382VND (約2464USD)
上記の他、交際費や交遊費などもかかります。
その他:
病院:治療内容にもよりますが一回50万VND~200万VNDくらい。
家族分は基本的に保険で賄えますが、ペットが老齢なのでちょいちょい動物病院に通っています。
日系の病院なので少し割高ですが、日本語・英語対応なので安心です。
ベトナムの生活費のまとめ
ベトナムの物価は安いというイメージをお持ちだと思いますが、日本と変わらない暮らしや現地のスタンダードよりも高くなってしまう外国人の暮らしですと、案外コストがかかるものです。
発展途上国のベトナムですが、物価の差があるので日本よりも低い給料でも日本より生活水準が上がるのも魅力の一つです。
日本ほど娯楽は無くとも、温かい人情あふれるベトナムでの生活は大変ではありますがとても面白いです。
日々、国の成長を肌で感じることが出来、チャンスがまだまだ沢山あるので、ベトナムは移住先にとてもおすすめですよ!
参考記事:
- https://www.vietnamonline.com/az/average-salary.html
- https://life.viet-jo.com/column/n-asset
- https://www.numbeo.com/cost-of-living/in/Ho-Chi-Minh-City
- https://vitalify.jp/app-lab/20170405-vietnam-broadband-internet/
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