海外に長期滞在する際の心配事の一つとしてあげられる、食事の心配。
ここでは、スウェーデンのスーパー事情をまるごとご紹介します。
- お買い物の流れや仕組み
- 各スーパーの情報
- オススメのお土産まで
役立つ情報が満載です!
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スウェーデンのスーパーでの買い物方法とレジの仕組み
量り売りの多いスウェーデン
スウェーデンのスーパーは他のヨーロッパのスーパーと同じように入口と出口が分かれており、一方通行になっています。
入口にはゲートがあり、ゲートを通って売り場の中に入ります。
売り場に入ると色とりどりの野菜や果物が目に飛び込んできます。
ジャガイモや玉ねぎ、バナナなど日本では「一袋◯◯円」と売られていることの多い商品は、こちらのスーパーでは「1kg◯◯円」というように重さによって値段が決められる仕組みになっています。
日本だと、
「袋に入っているものの中で一番大きそうなものはどれかな?」
「多く入ってそうなものはどれかな?」
と見て買うことも多いですが、重さで値段が決まるスウェーデンのスーパーでは、通用しません。
買う前に値段を確認したい場合には、写真のように売り場の横にある計りで重さを図って確認することができます。
そのほかに特徴的なのは、量り売りのサラダバーがよく見られることです。
自分で好きな野菜をパックに入れ、オリジナルのサラダBOXを作ることができます。
これを買って、大学や公園で食べている人を見ることもしばしばあります。自分の食べたいものを、自分にあった量だけ詰めて買い物ができるのは、嬉しいですね。
レジは”半分”セルフサービス
”半分”というのは、バーコードを読み取るのは店員さんの仕事ですが、カゴから商品を出すところは各自が行うということです。
スーパーのレジにはこのようなコンベアが設置されており、私たちはここに、自分がカゴに入れて持ってきた商品を並べます。
自分の商品の終わりには目印として、仕切りを置くのを忘れずに。
キャッシュレスが進むスウェーデンは多くの人がクレジットカードを使って支払いを行なっていますが、カード専用のレジを除き、現金での支払いにも対応してくれます。
このレジがスーパーの出口となっており、何も買わなかった場合は他の人が支払いを済ませているところを通り抜けて出て行くようになっています。
出口がレジになっているため、こっちのスーパーでは絶対に何かを買って会計を終えないとスーパーから出られないのか!と思っていたのですが、そうではないようです。
安心してお買い物をしてくださいね。
スウェーデンではリサイクルに協力して、お買い物前にクーポンゲット?!
大体どのスーパーの入り口の横にも、このようなリサイクルボックスが設置されています。
ここに飲み終わった後のペットボトルや缶を入れると、そのスーパーで使える割引券のようなものが発券され、支払いの際に使えるという仕組みです。
日本にも発泡スチロールや牛乳パックの回収箱はあったりしますが、クーポンが出てくるのは嬉しいですね。
またエコの面からスーパーを見て見ると、気になるのがエコバックの制度です。スーパーではタダでレジ袋をもらえるところはほとんどないのではないでしょうか。大体レジのコンベアの下に、レジ袋がおいてあって、必要な場合はそこから取り、他の商品と一緒に会計をします。
大体1枚2クローナ(約25円)ほどが相場です。エコに気を使う国なので、あまりみんなレジ袋を使わないのかと思いきや、割と買っている人が多い印象です。
スウェーデンのおすすめスーパー4選!
では、そんなスウェーデンのスーパーにはどんな種類があるのでしょうか?
今回はスウェーデンのスーパーの中でもオススメしたいスーパーを4つご紹介します。
ICA(イーカ)
白い看板に赤い文字が目印のICA。街を歩いていると、いたるところで発見できます。
スーパーの大きさは立地場所によってさまざまで、その大きさによって品揃えも変わってきます。
「ICA Nära」というのが比較的小さな店舗、「ICA Supermarket」というのが中規模の店舗で品揃えも豊富です。
営業時間は、店舗によって多少のズレがあると思いますが、
- 平日:朝7時〜夜22時
- 土日:朝8時〜夜20時
までとなっています。
スウェーデンの中では比較的遅くまで営業しているスーパーです。
COOP
生協が母体のみどりに白文字の看板が目印のCOOP。こちらはスウェーデン最大のスーパーチェーンらしく、スーパーマーケット業界において環境面の取り組みでもリードしていました。
営業時間は、先ほどのICAとは違い、
平日、土日とも変わらず朝8時〜夜20時
となっています。こちらも比較的遅くまでやっているようですね。
Hemköp
こちらもICAと同じように、赤の文字の看板が目印のスーパーです。最近「Hemköp Reko」というショップもオープンし、オーガニックの商品や、フェアトレード商品を取り扱っているようです。
営業時間は、ここで紹介するスーパーの中でも一番長く、
- 平日:朝6時半〜夜22時
- 土日:朝8時〜夜22時
となっています。
NETTO
こちらのスーパーは一見、ホームセンターなのかなと思わせるような外見です。
黄色に黒文字の看板が目印のNETTOは、HPでいろいろな記事を載せていたり、インスタやツイッターのアカウントも持っていたりと、面白いスーパーです。
営業時間は、
- 平日:朝10時〜夜19時
- 土曜:朝10時〜夜17時
- 日曜:朝11時〜夜17時
となっており、比較的短めですね。店舗の外に書いてある営業時間と、実際の営業時間が違う場合もあるので注意です。
お買い得スーパーはどこ?
これは私の肌感も含まれますが、一番安いと感じるのはNATTOです。
物によっては、他のお店で買った同じ商品が、セールでもないのに半額ほどの値段で売られていることもあります。
ちなみに、セール商品がお買い得と感じるのはCOOPです。
いつもワゴンで何かしらの安売りをしており、欲しい商品がワゴンに入っていた時には、お得な気持ちでお買い物ができちゃいます
ただ、これらのスーパー全部が近くにあることはそう多くないと思います。
そこで、そんな中でもお得に買い物をしたい方にオススメのお買い物方法もご紹介します。
それは、「各スーパーのオリジナル商品を利用すること」です!
例えば、ICAだとICAマークのついた商品が売られており、これは他の同種類の商品と比べるととても安い価格で売られています。
パスタやトマト缶は、他のブランド商品よりも3、4割ほどの値段で購入することができます。
またCOOPにもCOOPマークのついた商品があり、お得に買い物をしたい人はこれらの各スーパーのロゴの入ったオリジナル商品に注目するのも一つの方法ですね!
スーパーで買えるおすすめのお土産5選
海外に来た際には、スーパーでお土産を買って帰る人も多いのではないでしょうか。
また、お土産ではなくとも、こちらでせっかく暮らしているのなら食べておきたい商品をご紹介します。
Marabou(チョコレート)
「スウェーデンといえばこれ!」というくらい、いろいろなところに売られているチョコレートです。
味もさまざまな種類があり、聞いたところによるとなんと50種類以上もあるのだとか。
小さなスーパーでもいくつかの味を揃えているので、複数買って食べ比べをするのもいいかもしれませんね。
Knäckebröd
これはほとんどのスウェーデンの家庭に常備されていると言われている、キネッキブロードです。
乾いたパンのような、日本でいうクラッカーのような食感で、こちらもさまざまな種類があります。
バターやチーズと一緒にプレゼントするのもいいのではと思います。
チューブ入りのチーズ
こちらはチューブに入ったチーズです。
見た目から珍しいので、何か面白いものを贈りたいという方にぴったりです。
こちらも種類が豊富で、小さく刻んだエビやサーモン、ハムが入ったチーズもありますよ。
量り売りのグミ
スウェーデンのスーパーでよくある光景です。
いろんな種類のグミがおいてあり、取りたい分だけ取れる量り売り制度になっています。
何種類かのグミを混ぜて友達にプレゼントするのも、いろいろな味が楽しめて喜ばれるかもしれませんね。
インスタントスープ
こちらはお湯を入れるだけで食べられるインスタントスープです。
値段も一つ100円程度で、3袋くらい入っているのでお手頃で嬉しいですね。
トマト系のミネストローネや、クリームスープ、ベジタリアン向けのものまで、種類もさまざまです。
寒い時期のお土産に、喜ばれるかもしれません。
まとめ
今回は、スウェーデンのスーパーでのお買い物の流れから、おすすめスーパー、お土産の紹介、お得に買い物する秘訣までをご紹介しました。
これらの情報が、これからスウェーデンで暮らすみなさんの手助けとなれば嬉しいです。
ぜひスウェーデンでスーパーを利用する際には、この記事で紹介したお店や商品を探してみてくださいね!
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