カンボジアの医療事情と日本人も受診できる病院情報

慣れない海外の地では、いつ体調を崩すか分からないもの。

カンボジアの医療事情を考えると、日本人でも安心して受診できる病院は限られています

しかし事前に情報収集すれば、きっとここなら大丈夫と思える病院が確かに見つかります。

今回はプノンペンの医療事情とともに、日本人におすすめの病院の情報をまとめました。

カンボジアの医療事情はどう?

カンボジアの医療事情は良いとは言えません

地元の人が通う病院は衛生状態も悪く、満足のいく治療が受けられないことも多くあります。

中には医療行為に対する知識が不足する医師がいる病院や、適切な薬が常備されていない病院もあります。

体調が悪くなったからといって、そのあたりにある病院にかけこめば安心とは言えません

それで、日本人でも安心して受診できる病院を事前に調べておくのはとても大切です。

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日本人がカンボジアで安心して受信できる病院・3つの基準

それではどのような病院であれば、日本人でも安心して受診できるのでしょうか?

やはり衛生状態の良い、きちんと管理された外国人経営の病院に行くのが適切です。

体調が悪くなった時は専門的な単語を使って会話をしなければいけない場合も多いので、日本語が通じる病院であればなお良いでしょう。

さらに海外旅行保険が利用できるのも大切なポイントです。

また、キャッシュレスサービスに対応している病院も大事なポイントになってきます。

以上の点をふまえて、プノンペンで日本人が安心して受診できる病院を確認してみましょう。

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日本語も通じる!プノンペンの病院をチェック

1.ラッフルズメディカルプノンペン(Raffles Medical Phnom Penh)

シンガポールを拠点とする、ラッフルズグループの経営する病院です。

欧米人医師が中心となって診察に当たってくれますが、信頼できる日本人の通訳者を通じて治療を受けることができます。

基本的には予約制ですが、救急の診察は24時間365日対応しています。

レントゲン機器もあるため、事故による怪我の診察の場合はこちらを覚えておくと安心です。

大手海外旅行保険のキャッシュレスサービスに対応しています。

病院名:Raffles Medical Phnom Penh(ラッフルズメディカルプノンペン)
住所:#161, Street 51 (Pasteur) Phnom Penh
電話番号:023-216-911 / 012-816-911(英語、クメール語)
診察時間:月~金 8:15~12:00,14:15~17:30  土 8:15~12:00

2.ケンクリニック(Ken Clinic)

カンボジアで初めての日本人医師によるクリニックです。

2010年にオープンしており、カンボジアならではの病気に対する医療行為に長い経験があります。

開業医である日本人医師による診察を受けられるのも安心の理由のひとつです。平日に19;00まで診察時間があるのも嬉しいポイントです。

予防接種も取りそろえているため、入国してから各種予防接種を受けたい場合も相談を受け付けてくれます。

こちらも大手海外旅行保険のキャッシュレスサービスに対応しています。

病院名:Ken Clinic(ケンクリニック)
住所:#14A, St.370, Sangkat Boeng Keng Kong 1 (BKK1), Phnom Penh
電話番号:023-223-843 (日本語) / 023-223-844(英語、クメール語)
診察時間:月~土 8:30~13:00, 15:00~19:00

3.サンインターナショナルクリニック(Sun International Clinic)

カンボジア発の、複数の日本人専門師によるクリニックです。

内科だけでなく、整形外科や皮膚科、泌尿器科、心療内科といった様々な診療を日本人医師から受けることができます。

最新の医療機器や日本の薬が揃っているため、日本と変わらない治療を受けることができるのが大きなメリットです。

大型連休を除き、日曜日に診察時間を設けているので、日曜日に体調が悪くなってしまった時にはこちらの受診を検討してみましょう。

また、大手海外旅行保険のキャッシュレスサービスに対応しています。

病院名:Sun International Clinic(サンインターナショナルクリニック)
住所:House No.18, St.302, Sangkat Beoung Keng Kong1, Khan Chamkamon, Phnom Penh
電話番号:069-268-060 , 092-116-613(日本語) / 023-956-777(英語、中国語、クメール語)
診察時間:月~土 9:00~18:00  日 9:00~15:00

4.サンライズジャパンホスピタル(Sun Rise Japan Hospital Phnompenh)

2016年に開業した日本人院長による総合診療医院です。

プノンペン中心部から少し離れたところにありますが、24時間対応可能な救急治療を行っており、救急車やドクターカーも有しているため、いざという時のために連絡先を控えておくとよいかもしれません。

人間ドッグも行っており、多方面の検診を日本より安く受けることができます。体調が悪くなる前の事前のケアも、日本語で行ってもらえるのは嬉しいですね。

病院名:Sun Rise Japan Hospital Phnompenh(サンライズジャパンホスピタルプノンペン)
住所:#177E, Kola Loum Street (the Bay Road), Group 2, Phum 2, Sangkat Chroy Changvar, Khan Chroy Changvar, Phnom Penh
電話番号:病院情報、予約関連 023-432-022 , 085-432-02(日本語、英語)
救急(24時間) 023-432-011 , 085-432-011
診察時間:月~土 9:00~18:00  日 9:00~15:00

カンボジアでよくある体調不良ってなに?

日本ではあまり体調が悪くならない人であっても、慣れない海外ではなにが起こるかわかりません。

特にカンボジアは体調を崩す危険が高い国です。

こちらで病院にかかる準備のひとつとして、カンボジアでよくある体調不良について考えてみましょう。

1.短期の滞在の場合

短期間のカンボジア観光の場合に、一番身近に起こりやすい体調不良が熱中症です。カンボジアは常に気温が高く、特に3月~5月にかけては気温が40℃を超える日もあります。

水分補給に常に気を付けていないと、熱中症になる危険があります

熱中症は症状が酷くなると飲んだ水も嘔吐してしまうことがあり、そうなると自力での回復は難しくなります。

すぐに信頼できる病院にかかるようにしましょう。

不衛生な環境で作られた料理や飲み物を口にして、急性胃腸炎になる場合もあります。何日も下痢が続く場合にも、病院にかかったほうが安心でしょう。

また急性胃腸炎によって下痢や嘔吐が続くと、それによって体力や免疫力も落ちてしまいます。

その時に地元の不衛生な病院に行くと、別の病気を拾ってくるリスクが高くなります。

上記にまとめたような、衛生的な病院の情報をチェックして、そちらにかかるようにしましょう。

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2.長期の滞在の場合

カンボジアに長期滞在すると、腸チフスデング熱といった症状が重症化しやすい病気にかかるリスクも高くなります。

これらの病気を自宅静養で治すのには限界がありますから、やはり信頼できる病院を決め、なにかあればすぐに受診できるようにしておきましょう。

また長期滞在の場合は、バイクや車などの乗り物を自分で運転する機会も多くなります。

その時に一番気をつけたいのは交通事故です。

カンボジアではいつ交通事故に巻き込まれるかわかりません。

ただでさえ慌ててしまうそのような時に、病院が開いていなかったり、母国語で対応してもらえないのはかなりのストレスになります。

それで救急対応が可能な病院や日本語対応が可能な病院を事前に調べておくと安心です。

連絡先を書いたメモなどを常に携帯するのもいいですね

やっぱり安心!海外旅行保険の準備をしよう

しかし病院を調べておくだけでは準備万端とはいえません。

海外旅行保険への加入も、やはり旅行の準備にかかせないものです。ここで大きくふたつに分けて、保険について考えてみましょう。

1.海外旅行保険

数日間のカンボジア旅行であれば、数千円で申し込める海外旅行保険もあります。

たくさんの保険会社がありますが、滞在先の近くの病院にかかることを決めているのであれば、そちらの病院のHPなどを確認し、対応している保険会社の中から加入する保険を選ぶようにしましょう。

また申し込みの際は、キャッシュレスサービスの保険にすると安心です

海外での診察代金や薬代は思った以上の金額になる事が多いので、保険証ひとつで現金を払わなくていいのはとても便利です。

受け取った保険証はいつでも病院にかかれるよう、携帯しておくと安心ですね。

2.クレジットカード付帯の海外旅行保険

短期間の旅行であれば、クレジットカードに付帯する海外旅行保険でカバーできるかもしれません。

しかしクレジットカードの保険はいったん自費で診察料金を払わなければならないものもありますし、受診の前にカード会社に連絡をする必要もありますので、別途申し込める海外旅行保険よりは使い勝手が悪いことを覚えておきましょう。

カード付帯の保険ですと、保険代金が限られている場合や、旅行費用をカードで支払っていないと対応されない場合もありますので、カード会社の規約をしっかりと確認することをおすすめします。

関連記事:
絶対知るべき!クレジットカードの海外旅行保険。オススメ3つを解説

カンボジアで病気にかかったら?医療・病院事情まとめ

体調不良のことはあまり考えたくないかもしれませんが、日本人でも安心して受診できる病院を事前に知っておくことは本当に大切です。

海外旅行保険の申し込みの際には、受診したい病院にある程度目星をつけておくと、滞在先で体調が悪くなった時に落ちついて行動できるかもしれませんね。

ぜひこの記事を参考に、病気になっても安心できるカンボジアの滞在を楽しんでください。

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