超低金利時代と言われる昨今、高金利のカンボジアの銀行口座を開設したいと考える人が増えています。
またカンボジアへの移住を考える人にとっても、銀行口座開設はぜひチェックしておきたい手続きのひとつですね。
では、カンボジアにはどのような銀行があるのでしょうか?日本人が口座開設をするにはどうすればいいのでしょうか?
カンボジア在住者から詳しく解説します!
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カンボジアにはどんな銀行がある?
カンボジアには数多くの銀行がありますが、国全体として預金者保護のための法律やシステムがしっかりと整っていないため、信頼のおける銀行選びが重要です。
それではカンボジアにはどのような銀行があるのでしょうか?
有名な銀行をいくつかご紹介します!
1.ACLEDA Bank(エーシーリーダー銀行)
カンボジアにおいて、誰もが認める最大手銀行といえばACLEDA Bank(エーシーリーダー銀行)です。
資本金額だけでなく、店舗数や利用者数もカンボジア最大の銀行で、他社銀行が店舗を展開していない地域にも支店を構えています。
主要都市から離れた場所への移住を考える方にとっては、銀行を選びたくともエーシーリーダー銀行以外の選択肢がない場合もあるでしょう。
しっかりとした銀行だけに、手続き関係がやや複雑なのも特徴で、窓口での預け入れや引き出しに時間がかかるというデメリットも見受けられます。
2.CANADIA Bank(カナディア銀行)
国内で次に有名なのがCANADIA Bank(カナディア銀行)です。
まだまだ高層ビルの少ないカンボジアの首都プノンペンで32階建ての自社ビルを構えており、こちらも超大手銀行と言えます。
カンボジアの国立銀行と中国資本企業の提携によって成り立っているため、社名に漢字が躍っているのが印象的です。
日本のキャッシュカードが使えるATMを構えた店舗もあり、使い勝手の良い銀行のひとつです。
3.Phnom Penh Commercial Bank(プノンペン商業銀行)
銀行としての大きさで言えば主要ランキングからは外れますが、日本人としての利用のしやすさでいえばNO.1と言えるのがPhnom Penh Commercial Bank(プノンペン商業銀行)です。
カンボジアの銀行で唯一日本人デスクを用意しており、日本語で対応してもらえるのが最大の特徴です。
非在住者の口座開設を念頭に置いたサービスがあり、各種手続きに必要な書類が少ないのも便利です。
わずらわしい口座開設の手続きが日本語でできるのは大きなメリットですね。
さて、このようにカンボジアにはいくつかの銀行がありますが、預金の金利はどれくらいなのでしょうか?
カンボジアの預金金利はどれくらい?
カンボジアの預金金利は銀行によって異なりますが、1年契約の定期預金で、平均して5%ほどの金利が設定されています。
カンボジアは通貨であるリエルの他に、米ドルが広く流通しています。
それで多くの銀行ではリエルでの定期預金と、米ドルでの定期預金が行えるようになっており、金利も別途設定されています。
参考までに米ドルでの1年定期預金の金利をいくつか確認してみましょう。
2017年5月現在、先に挙げたエーシーリーダー銀行では、米ドルでの1年定期の金利が4.75%。
カナディアン銀行でも、同じく4.75%。プノンペン商業銀行では5.5%となっています。
日本ではパチンコホールで有名な、マルハンの子会社がカンボジア内にて運営しているSATHAPANA Bank(サタパナ銀行)は、なんと7.5%の金利を設定しています。
リエルでの預金となると、さらに金利が上がることが多いのですから驚いてしまいます。
中には10%という金利を得られる定期預金も!日本とは比べ物にならない金利の良さが、カンボジアで口座開設をする最大のメリットと言えるでしょう。
日本人が利用できるカンボジアの銀行はどこ?
では、カンボジアの銀行口座は日本人も利用することができるのでしょうか?
もちろん、日本人も利用可能です。カンボジアの銀行で働くスタッフの多くは英語も話せるため、日常会話程度の英語ができれば、各種手続きが可能でしょう。
ただ口座開設にあたって必要な書類は、銀行によって異なりますので要注意です。
揃えるのが難しい書類の提出を求められる場合がありますので、手続きの前にしっかりと確認する必要があります。
カンボジアの銀行口座、開設の手続きはどうする?必要な書類は?
それでは具体的にどのような書類を用意して、どのように手続きすればよいのでしょうか?
銀行によって異なる必要書類と手続きを見てみましょう。
ACLEDA Bank(エーシーリーダー銀行)の場合
エーシーリーダー銀行では、口座開設に当たってパスポートの他に居住証明書や就労ビザ、労働許可証などの提示を求められる場合があります。
居住証明書や労働許可証はカンボジアでの在住が確認できなければ発行されないため、移住前の段階でエーシーリーダー銀行の口座開設をするのは難しいでしょう。
在住者であれば、各種書類を揃えて銀行の口座開設窓口に進むだけでOKです。
契約書には英語での説明も記載されていますから、カンボジア語が出来なくても口座開設が可能です。
Phnom Penh Commercial Bank(プノンペン商業銀行)の場合
プノンペン商業銀行では基本的にパスポートの提示のみで口座開設ができ、さらに店舗によっては日本人スタッフが対応してくれるため、パスポートと最低預金額(100$)以上の現金を持って日本人デスクに出かけるだけでOK!
移住したばかりでも、簡単に手続きできるのが魅力ですね。
カンボジアの銀行はまだインターネットバンキングのシステムが普及していないため、日本に住みながら口座開設をするのは難しい状況です。
カンボジアの銀行口座開設の際は、直接窓口で手続きを行う必要があるでしょう。
難しそうでいて、意外に簡単なカンボジアでの口座開設。気になっていた方は、一度チャレンジしてみるのはいかがでしょうか?
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