アイルランドと聞いて何を思い浮かべますか?国の名前は知っていてもどんなところなのかあまりよくわからないという方が多いのではないでしょうか。
イギリスの西側に位置する島国で、ヨーロッパでは数少ない英語圏のひとつであるアイルランド。
世界的に有名な黒ビール「GUINNESS(ギネス)」はここ、アイルランドのブランドです。
また、私たちにも馴染みのあるハロウィンは、アメリカではなく、アイルランドが発祥の地なんですよ。
日本人にとってはまだあまりメジャーではありませんが、ヨーロッパ諸国をはじめ、南米や中東、アジアでは韓国からたくさんの留学生が英語を学びに来ます。
ヨーロッパでの英語留学というと真っ先に思い浮かぶのはイギリスだと思いますが、その一方で、留学費用が高いことでも有名ですよね。
その点、アイルランド留学はイギリスほどの費用はかからず、なおかつ、語学学校で学ぶのはイギリス英語。
ヨーロッパに英語留学を考えていて、費用を抑える方法を模索している方にオススメの国なのです。
アイルランドの首都ダブリンで1ヶ月留学した場合の費用を、私の経験から算出してみました。
1ヶ月の留学費用を先にお伝えすると、2,155ユーロ(+デポジット520=2,625)でした。
次に、内訳を紹介していきます。
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アイルランド留学の学費 920ユーロ
午前のみ(90分×2コマ)の授業を週5日、4週間受講した場合の費用です。
1週間180ユーロ
この学費はダブリンの中では少し高い方で、数多くある語学学校の中から探せば安いところはたくさんあります。
しかし、日本から申し込む際にその情報を自ら集めて、選定していくのは難しく、留学エージェントを利用する人が多いし、初めて留学する際にはそれをオススメします。
その方がトラブルを避けられ、学校の質に関してもそれなりの保証はされていると思います。
例えば、「留学費用を安く抑えたい」という方は、留学費用が従来のほぼ半額ほどなってしまうスマ留はオススメです。
航空券、留学保険を除いた費用で、例えば、アイルランド留学1~3週間で84,700円~となっており、これに授業料、入学金、教材費、滞在費も含まれていますので、かなりお得です。
家賃 520ユーロ 〜ダブリンのシェアハウスの場合〜
520ユーロ(+デポジット520ユーロ:退去時に返却)
住人6人のシェアハウスのシングル部屋(シャワー・トイレ付)。
街の中心まで20分ほどの距離でこの条件はまずほぼ見つからないので、私はとてもラッキーでした。
ダブリンの家賃はここ数年値上がりを続けていて、手頃でいい部屋を探すことが本当に難しいです。
世界中からくる学生や労働者の数に対して部屋の数が追いついていないため、誰もが少しでもいい部屋を求めて検索サイトには応募が殺到します。
短期で留学する場合は学校の寮かホームステイが多いと思いますが、長期にする場合もとりあえずはじめの数週間それらの方法をとって、その間に部屋を探すようにするといいと思います。
光熱費・インターネット料金 65ユーロ
光熱費 65ユーロ/インターネット料金 10ユーロ(住人6人でシェアの一人あたり)
アイルランドは夏が短く冬の長い国。
真夏でもクーラーなしで生活できる程度の暑さです。そのため、冬になると光熱費が上がる傾向にあります。
ちなみに水道代は無料。
インターネット環境については、ほとんどの家にWiFiが設置してあり、それが家賃に含まれていたりいなかったりの違いがあります。
食費とスーパーの値段 150ユーロ
食費 150ユーロ
日本のように安く気軽に外食をできる場所はファストフード以外にほぼありません。
そのため、寮や部屋を借りて生活する場合は自炊が基本です。大型スーパーで食材を購入すれば、日本のスーパーと同じくらいか、物によっては安く感じます。
下記、代表的なスーパーの価格一覧です。
アイルランドのスーパーの物価一覧(ユーロ)
項目 | 物価(ユーロ) |
---|---|
ミネラルウォーター(2ℓ) | 1.0 |
オレンジジュース(1ℓ) | 1.2 |
牛乳(1ℓ) | 0.75 |
バター(1) | 1.3 |
卵 (6個) | 1.2 |
トマト(6個) | 0.99 |
玉ねぎ(1k) | 0.59 |
人参(1k) | 0.99 |
リンゴ(1個) | 0.55 |
オレンジ(1個) | 0.55 |
鶏肉(100g) | 1.0 |
豚肉(100g) | 1.0 |
牛肉(100g) | 1.0 |
米(1k) | 2.5 |
食パン(1斤) | 1.5 |
スパゲティ(500g) | 1.0 |
シリアル | 3.0 |
食事の心配をしたくない方には、ホームスティの食事付きプランを申し込むことをオススメします。
現地の人たちの家庭料理を知ることができるのも貴重な経験で面白いと思いますよ。
また、日本食材を手に入れたい場合は、アジアンマーケットで購入できます。値段は2倍ほどしますが、日本食が食べたくなった時や海外の友達に作ってあげたいという時には重宝します。
外食費 150ユーロ
150ユーロ
学校帰りにクラスメイトとランチに行ったり、夜はアイルランドの醍醐味、パブに出かけたりしました。
ダブリンの外食料金は、日本と比べると高くつきます。
- マクドナルドやバーガーキングなどのファストフードでセットを注文すると5~7ユーロ
- レストランのランチメニューで10~12ユーロ
- パブでビール1杯5~7ユーロ
- カフェのコーヒーの値段は3~4ユーロ。
交通費 80ユーロ
80ユーロ
バスやトラムなどの公共交通機関は、学生用の電子カードを持っていれば学生料金で利用できます。
たまに使う程度ならなくなるごとにトップアップして使いますが、頻繁に利用する場合は用途に合わせて1週間もしくは30日間まとめて購入してしまうのがお得です。
携帯代金 20ユーロ
20ユーロ
携帯はWi-Fiのみで生活し続ける方法もありますが、留学生の間では「3(Three)」というプロバイダーの料金プランが安くて人気です。
SIMフリーのスマホを持っていくか、現地で購入し、1ヶ月20ユーロのトップアップでほぼ無制限にインターネット使い放題、3どうしの通話とメッセージが無料と、これは日本に比べると格安に使用することが可能ですね。
娯楽費 100ユーロ
100ユーロ
娯楽費の内訳は、観光施設の料金やナイトスポットへの入場料など。
せっかくアイルランドまで来たのだから観光もしないともったいないですよね。
ダブリンの主要観光スポットは街の中心かその近くにあるので、学校終わりに気軽に行くことも可能。美術館・博物館は無料で開放されているところもありますよ。
アイルランドのダブリンの1ヶ月の留学費用合計は?
以上を合計すると、
2,155ユーロ(+デポジット520=2,625)
1ユーロ=135円計算で30万円弱。
ダブリンの物価を全体的に見ると日本より少し高いか、過ごし方によっては同じくらいですが、やはり飛び抜けて高いのが家賃です。
寮やホームステイで滞在先が決まっていてその心配さえなければ、それ以外はそれほど費用の心配しなくても過ごしていけるでしょう。
ちなみに、スマ留の費用は12週間~で、427,000円~です。これに滞在費も含まれているので、昔の留学と違い、今は費用を抑えることができるプランもあります。
» スマ留は従来の留学費用の半額になることもある
貴重な経験になる海外留学。
これから行かれる方、ぜひとも充実したアイルランド留学生活を送ってくださいね。
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