インドは極彩色の衣装が際立つファッション大国です。
インドでの生活を満喫するためには、民族衣装に積極的にチャレンジするべきです。
この記事では豪華なインドの衣装から、インド在住日本人に大人気の都会派ファッションまでご紹介いたします。
(華やかなインドの民族衣装)
インドに行ったらターバンの人がいるの?女性はサリー?インドの日常の服装
インド人は本当にターバンなのか?
日本に着物に髷を結ったサムライがいると信じている外国人はさすがに減っていますが、インド人はターバンを巻いていると思っている日本人はけっこういます。
実際どうかと言うと、ターバンを巻いた人います!
しかし、街中ではなかなか出会うことが出来ません。
ターバンを巻いているのは、シーク教と言われる宗教の人たちで、インドの人口の2%程度です。
一番簡単に出会えるのは、グルドゥワーラーと呼ばれるシーク教寺院で、インド各地にあります。路上では合わなくても、大きめの会社のオフィスには何人かシーク教の方がいることが多いです。
宗教などによって服装の決まりがありますが、みんなが同じ服装をしていなくても誰も気にしない、多様性にあふれた国がインドです。
女性は本当にサリー?
こちらも頻繁に聞かれますが、インドの田舎の方に行くと本当にサリーを来た女性が多いです。都会の中でも、割とローカルなエリアではサリーの女性が目立ちます。
しかし、残念ながらオフィスなどで働く若い女の子たちはサリーよりジーンズがお好きです。
既婚後は、嫁ぎ先の家族の文化などでサリーを着ることが増えますが、未婚の若い女性はほとんどサリーを着ません。
田舎の農家などの既婚女性は必ず極彩色のサリーを着ています。
自然の中での原色のサリーは本当に美しい。
車で長時間移動の時には、ぜひ外の景色も楽しんで下さい。
本当にインド人が来ている普段着とは?
インド人の服装は、地域や家庭によって本当に違いますが、私たちが都会で会える人はジーンズがとても多いです。
オフィスでも、ネクタイを締めている男性は相当お堅い職業の人のみ。
それぞれ好き好きにカラフルなシャツを着ています。
女性は、ジーンズの方もいれば、クルタと呼ばれる民族衣装の方もいます。
クルタは裾の長いシャツで、気軽に着れる民族衣装です。
IT大国のインドですが、IT系企業では本当に自由な服装。Tシャツやポロシャツの人も多いです。
これぞインド!世界一の派手婚大国のウエディング衣装は必見
インドは、とにかく結婚式が派手で有名な国で有名です。
結婚式の衣装も当然派手です!
普通の人の結婚式でも300人~500人くらい参列者が集まるのですが、参加している人の衣装も本当に美しい。
インドで結婚式に参加する機会があれば、ぜひ行ってみましょう。
とにかく美しい花嫁衣裳
これぞインドのマハラジャ(王様)!と思ってしまうくらい派手で美しいインドの花嫁衣裳。
地域や宗教によっても違いますが、デリーやムンバイなどで見られる衣装は、基本的に赤を基調とした豪華な装飾の民族衣装です。
花嫁はサリーの場合もありますが、最近のトレンドはレヘンガです。
1枚布のサリーに比べて、レヘンガはシャツとスカートに分かれていて、それにスカーフを巻きます。
結婚式の時には豪華なメヘンディ(ヘナタトゥ)
結婚式の2日前にはメヘンディプージャと呼ばれる儀式があります。
花嫁と親戚が、とても豪華なヘナタトゥを手に書きます。結婚式用だと2~3時間かかります。
メヘンディはインドで簡単に体験出来る場面が多く、2週間くらいで消えるので気楽に試すことができます。
国内旅行の時などに描いてもらうと気分が上がって良いです。
結婚式に呼ばれたら?準備すべきもの
結婚式の衣装に厳しい決まりはないので、西洋風のワンピースで行っても特に問題はないのですが、インドの結婚式に参列するなら女子は民族衣装を試してみたいですよね。
ドレス屋さんでサリーを購入するなら、お店で着付けを手配してもらいましょう。
何日の何時に着たいとリクエストしておけば、お店の女性などが着せてくれます。
髪型は、ヘアーサロンでセットしてもらっても良いですね。
購入はちょっと…という場合は、レンタルをしましょう。
特にサリーに比べてレヘンガは保管が大変なのでレンタルがお勧めです。
ドレスだけでなく、小物もレンタルすることが出来ます。豪華な衣装の写真を見ているだけでも気分が上がります。
RENT IT BAE: https://www.rentitbae.com/home/
FLYROBE: https://flyrobe.com/
最近のトレンド。在日日本人にも大人気なカジュアル民族衣装
先ほど都会の若者はジーンズが多いと書きましたが、都会のライフスタイルに合った民族衣装を作るショップも多くあります。
Fabindia(ファブインディア)
インドの伝統的なマテリアルを今風に着れる、インドで最も有名なブランド。デリーやムンバイの空港でも購入が可能。ジーンズに合わせやすいシャツも多くて、インドの気候に合ったサラッとしたコットンなどがおススメです。
下の写真は、ジーンズなどにも合わせやすい普段着のクルタです。
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男性のファッションにも定評があって、伝統衣装なのにとてもカッコいいです。
こちらは、男性用のフォーマルなクルタです↓
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Anokhi(アノーキー)
ラジャスターン地方、ジャイプールの伝統工芸であるブロックプリント(型染め)の生地を使ったブランド。
インドらしい可愛い模様のマテリアルが多いのですが、日本でも着れるようなワンピースなどが多いです。
↓伝統的な型染の生地を使ったワンピース
↓バケーションにぴったりの服も揃っています
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ジャイプールにあるアノーキー美術館では、型染の体験をすることが出来て、日本人にも人気のスポットです。
アノーキー美術館:https://www.anokhi.com/museum/home.html
注意:インドの服装のルールも覚えておきましょう
とても多様性に富んだ文化が融合する国なので、一見自由にふるまって良いと思ってしまいますが、インド人は各コミュニティーごとにとても文化的なルールを持っています。
外国人の私たちは厳密でなくて良いですが、周りの人を不快にしない程度の気遣いはした方が良いでしょう。
男性の基本ルール
オフィスでも一見ラフな服装に見えて、無精ひげも気にしないインド人。だけど、いくつかだけポイントを押さえておいた方が良いでしょうあ。
・短パン、タンクトップはマナー違反
男性も肌見せはマナー違反。
よくよく見てみると、夏でもインド人男性は基本的に長袖・長ズボンが大半。
デリーなどの北インドのオフィスでは、夏でも長袖が大半です。
外国人には寛大ですが、タンクトップは極力避けた方良いでしょう。
・結婚式などでジーンズはアリ、だけど古い服はダメ
ちょっとしたパーティーだけでなく、結婚式でもジーンズを履いている人を見かけることがあります。最初はビックリします。
カジュアルであっても、新品かどうかにはかなり気を使っています。
インド、とくに北インド(デリーを含む)では、着古された古い衣装はマナー違反。結婚式では、必ず新品を着ましょう。
・シャツのシワにはけっこううるさい
インドでは、同じ服を洗濯しないで何度も着る人が多いです。洗っていない服を着ることには抵抗のないインド人ですが、アイロンのかかってないシャツに対しては気にします。
インドのアイロン屋は安いので、少しでもファーマルナ場所ではキチンとアイロンのかかったシャツを着ましょう。
女性の基本ルール
・とにかく肌は見せない方が良い
観光地を訪れるとタンクトップやショートパンツで歩いている外国人もいますが、インドで肌見せは基本的にマナー違反です。
肩や足(足首まで)、胸のふくらみは極力見せないのが文化です。インド人と一緒に行動するときには、気を使った方が良いでしょう。
性犯罪の被害に合う確率も上がるので、露出には非常に注意が必要です。
・アクセサリーは大切
アクセサリー使いにはこだわりのあるインド人。
特にフォーマルな席では、イヤリング、ネックレス、ブレスレットを必ず身に付けましょう。
・民族衣装にはサンダルで
普段着のジーンズではスニーカーを履くインド人も増えてきましたが、民族衣装にはサンダルが基本です。
冬でも、足袋のように親指だけ分かれた靴下とサンダルを履きます。
とっても鮮やかなインドの衣装をお楽しみください
日本ではあまりカラフルな洋服を着ることがありませんが、インドでは鮮やかな衣装を着る機会が沢山あります。
なかなかパーティーのない人でも、ご友人とサリーを着てホテルでランチなど楽しむのがおススメ。
ちょっと良いレストランに行くときには、とびきりお洒落をする人が多いので、気軽に試してみてください。すっごく豪華な気分になれます。
インド独特のファッションに挑戦すると、インドでの滞在を何倍も楽しむことが出来ます。
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