ドイツ留学費用を抑えるための5つのコツ

ドイツ語を身に付けて、キャリアアップをしたい。ドイツに住めるようになりたい。ドイツ文学を原文で読めるようになりたい。ドイツ語ドイツに留学したい人の目的は様々あると思います。

ヨーロッパ一の経済大国であるドイツに留学するとなると、気になるのは留学費用。

できるならば、留学費用は抑えたいものです。そこで、今回はドイツ留学の費用を抑える方法を紹介していきます。

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1. ドイツの市民学校に通う

ドイツ留学を考える方の大半は、「ドイツ語」留学ではないでしょうか。

ドイツ語を一から学んでみたいという方だけではなく、大学で学んだドイツ語を伸ばしたいという人もいるかと思います。

ドイツには、世界各国からドイツ語を学びに来ている学生がおり、数多くの語学学校があります。

質は学校によりけりですが、通常の語学学校の場合、学費は1ヶ月400ユーロ〜(約5万円)が相場です。

決して安くない学費ですが、これを抑える方法があります。

それが、市民学校(フォルクスホッホシューレ)のドイツ語コースに通うことです。

市民学校とは、ドイツ語に特化した語学学校とは違い、基本的にはドイツに住む人に向けて学びの場を提供する学校です。その市民学校の中に、ドイツに住む外国人に向けてのドイツ語コースがあるのです。

市民学校は、営利学校ではないため、各コース低価格で提供されています。

ドイツ語コースの場合、1ヶ月150ユーロ〜(約1万8千円)程度でドイツ語を学ぶ事ができます。

ドイツ語学校に比べると圧倒的な低価格ですが、市民学校のドイツ語コースの質が悪いということはありません。ドイツ留学費用を抑えたい場合には、最適の方法と言えます。

市民学校のドイツ語コースへ申請する場合は、ドイツの都市の「市民」である必要があります。

「市民」になるためには、ドイツの滞在都市にて住民登録をしなければなりません。住民登録はビザ申請にも必要なものなので、できるだけ早めに準備をし、スムーズに住民登録をできるようにしておきましょう。

また、市民学校は低価格ゆえに、人気が高いので、市民学校でドイツ語を勉強したい場合は、住民登録を済ませたら早めに申請しにいくのがお勧めです。

参考例として、 ベルリンの市民学校ウェブサイトはこちらです。
https://www.berlin.de/vhs/

※各自治体が運営しているので、自治体によって応募方法や受付先が変わります。

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2. ドイツの大学・大学院に留学する

ドイツ留学を検討するのであれば、ドイツの大学、もしくは大学院を目指すことをお勧めします。

なぜなら、ドイツの大学、大学院は授業料が無料なのです。これは、外国人留学生でも同じ。

イギリスやアメリカの大学や大学院に留学する場合、留学生は母国の生徒よりも高い学費を払う必要があることを考えると、ドイツの大学、大学院留学は費用を抑えて留学することができるのです。

ドイツの大学や大学院に進学する場合、ドイツ語が必要となる場合がほとんどです。留学費用を抑えたい場合、日本でドイツ語力を上げてからドイツの大学か大学院に進学するか、前述の市民学校でドイツ語を学び語学を上げると良いでしょう。

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3. 物価が安いドイツの都市を選ぶ

ドイツのどの都市に留学するかは、留学費用にも大きな影響をもたらします。なぜなら、ドイツは、都市によって、物価が全く違うからです。

第二次世界大戦後に東西ドイツに分断された影響がいまだ残り、東ドイツの都市は、西ドイツの都市に比べ、経済規模が小さく、失業率が高めであり、その分物価は安めです。

首都にもかかわらずベルリンは比較的物価が安いことで有名です。

家賃も食費も、西ヨーロッパ諸国の各首都に比べると、圧倒的に安いのが魅力のひとつです。

一方、工業都市・商業都市であるハンブルク、フランクフルト、ミュンヘンといった元西ドイツの大都市は物価が高くなります。

これらの都市は、大都市ゆえに質の高い語学学校や高等教育機関もありますが、生活費用は高くなることを考慮にいれなければなりません。

ある程度の街の規模で最も物価が安いと言われているのが、ライプチヒです。家賃も食費も安く、学生も多い街なので、費用を抑えて留学したい人にはお勧めです。

・参考記事

4. ドイツ留学中の滞在費を抑える

物価が安い都市を選ぶ以外にも、留学費用を抑える方法があります。

それは、滞在費をできる限り抑えることです。

留学中の滞在費の中で最も大きな割合を占めるのが住居費。どのようにして住居費を抑えれば良いのでしょうか。

留学中の滞在方法としては、

  • ホームステイ
  • 学生寮
  • 一人暮らし
  • ルームシェア

といった方法が挙げられます。

最も費用が高くつきやすいのが、一人暮らしやホームステイ。費用を安く抑えやすいのが、学生寮やルームシェアです。

学生寮

学生寮の場合は、学生用に家賃が抑えられている場合が多いので、語学学校に通う場合、学生寮を斡旋してもらえないか確認してみましょう。

学生寮の場合はホームステイと違い食事がつかないので、自炊をして食費を抑えるように努めれば、滞在費自体を抑えることができるはずです。

学生寮の家賃は150ユーロ〜400ユーロで、学校によって変わるそうです。

ルームシェア

ルームシェアも住居費を抑える手段のひとつ。

ドイツでは、ルームシェアが一般的です。10代から30代の若者が、複数の部屋を持つアパートを複数人で借り上げ共同生活を送るのです。

ルームシェアの場合、学生寮と違い、住む場所を自分で選ぶことができるので、家賃が安いエリアでの大人数のルームシェアを選べば、住居費は学生寮よりもずっと抑えることも可能になります。

複数人で同居することに抵抗がある人もいるかもしれません。

しかし、ドイツ人と一緒に住めば、ドイツ語の会話の練習をすることができます。また、多くの人と住むことで、文化の違いや社会の違いといった学びの機会はたくさん増やすことができます。

留学のように海外に住む間は、慣れない生活に心細くなることもあるはずです。

そんな時に、現地の人や、同じようにドイツに勉強に来た人に囲まれていれば心強いと思いませんか。

ルームシェアの探し方は、大きく分けてふたつありますので、ご紹介します。

ドイツのルームシェア掲示板を利用するか、日本人向けのルームシェア募集掲示板を利用する方法です。

ドイツのルームシェア掲示板: wg gesucht :http://www.wg-gesucht.de/
日本のルームシェア掲示板: mixb掲示板 :http://ger.mixb.net/

5 ドイツ留学の渡航費を抑える

留学費用のうち、滞在費に次いで大半を占めるのが渡航費です。

日本からドイツへは、直行便の場合でも12時間かかりますアジアの国々とは違い、日本ーヨーロッパ間ではまだ格安航空会社のフライトは飛んでいないので、渡航費は高くつきがちです。

日本からドイツへの直行便の場合、渡航費は50万以上になることもあります。

乗り継ぎ便でも、10万円代後半から20万円が相場となります。

渡航時期が夏季休暇や年末年始休暇の時期にかぶってしまうと、渡航費が跳ね上がってしまうこともあります。渡航時期はできるだけ旅行の閑散期に当てるようにすると、渡航費は抑えることができます。特にヨーロッパの場合、12月の初めや2月が飛行料金が最も低くなります。

また、直近に航空券を購入するより、数ヶ月前に購入した方が飛行料金は抑えることができます。

留学を検討し始めたら、できるだけ早く航空料金もチェックをするようにしましょう。留学が確定したらできるだけ早めに航空券を購入するのが、留学費用を抑えるためのコツです。

長期留学となると、持参荷物が多くなることかと思います。

航空会社によって、預け入れ荷物の許容重量が変わってくるので、こちらもよく確認しておきましょう。折角航空券を安く購入できても、預け入れ荷物の許容重量が少なく、追加料金を支払うこととなり、最終的には値段が高くついてしまったということにもなりかねません。

航空券を購入する際は、航空券の額面金額だけではなく、関連情報もしっかり確認しておくようにしましょう。

まとめ

ドイツ留学費用を抑えるためのコツはいかがでしたでしょうか。

ドイツ留学と聞くと、費用が高くつきそうなイメージがあるかと思います。実際は、ドイツには市民学校といった安価でドイツ語を勉強できる場所もあれば、西ヨーロッパの国の割には安価で生活できる都市もたくさんあります。

ドイツ留学は、思っている以上に費用を抑えることが可能なのです。

ドイツ語は、ヨーロッパの中でも非常に重要な言語ひとつであり、ドイツは重要な国なことは間違いありません。

ドイツ留学でドイツ語を身につけて、あなたの人生の次のステップに生かしてみてはいかかでしょうか。

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