チェコの医療レベルは?病院のかかり方から保険事情まで解説

チェコの医療レベルは?病院のかかり方から保険事情まで解説

ヨーロッパの中でも小さな国チェコ、そこでの医療事情となるとなかなか想像できないですよね。

いざという時、焦らないためにもチェコでの医療事情と保険事情について、現地在住者より紹介します。

チェコの医療水準は日本と比べて特に低くなく、安心して受けられると言って良いでしょう。

一般的な保険でカバーされる項目も多く、患者の金銭的負担が少ないと言う特徴もあります。

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チェコの医療水準は日本と比較しても遜色ない

一般的な病院の衛生環境、医療水準、設備などは日本の病院と比べても特に問題となるような所はありません。

医師は基本的には英語を話すことができる人も多いのですが、特別な病院でない限り、看護師やその他医療スタッフとのやりとりなどはチェコ語での会話が主になります。

また、病院内の案内や書類などはチェコ語のみで記載されていることが多いです。

説明が難しい医療用語や既往歴・アレルギーの有無など、生命に関わる項目もあります。

コミュニケーションに自信がない場合は可能であれば、チェコ語ができる人に付き添ってもらった方が安心でしょう。

中には、外国人対応窓口のあるプライベートクリニックなどがあり、そこでは英語でのやりとりが可能です。

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病院、小児科、歯医者さんなどの特徴は?

病院、クリニック

日本と同じように、個人の小さなクリニック、大学病院、子供専門病院などがあります。

いくつかの個人クリニックが一箇所に集まっている建物もあります。

チェコの病院。一つの建物の中に、様々な個人クリニックが入っています。

一つの建物の中に、様々な個人クリニックが入っています。

個人クリニックには医師と看護師1人づつで診療をしているところも多く、診療時間も様々です。

クリニック・病院ともに基本的には予約診療で、日本の医療機関に比べると待ち時間が少ないと感じることも多いです。

ホームページを持っている医療機関がほとんどで、インターネット上で予約が可能な所もあります。

歯科 〜年二回の歯科検診がカバーされ日本より格安に〜

チェコの歯科診療はレベル的には低くなく、料金的にも妥当であると言われています。

個人的には、医療機関の中でも歯科は特に、自分に合った医師を探すのは難しいと感じます。(日本でも言えることですが。)

チェコでの主な保険では、年に2回の歯科健診がカバーされています。

加入している保険の種類によっては、歯科矯正が治療としてカバーされる場合もあるため、日本に比べて格安で行うことができる場合があります。

また、歯科矯正やホワイトニングなどの審美歯科と言われるもので治療費が自己負担のものであっても、日本での料金より安価な場合があります。

小児科 〜かかりつけ医の登録を〜

基本的に小児科はかかりつけ医の登録が必要です。

チェコで出産する場合、子供が生まれた直後に(産院入院時に)新生児のかかりつけ医を知らせなければなりません。(そのために、出産前にあらかじめ小児科にこれから産まれてくる新生児の登録をする必要があります)

基本的な予防接種、健康診断はかかりつけの小児科にて行います。中には他院で接種が必要なものもあります)

何か病気をした際にも、かかりつけを受診した後、より専門的な子供病院などを紹介してもらうというのが診療の流れとなっています。

出産 〜産婦人科で行い、出産は産院で〜

基本的には、妊娠時期の健診と出産は異なる病院で行われます。

妊娠中の健診(いわゆる定期的な妊婦健診)は婦人科に通い、臨月からの検診と出産は産院で行うのが一般的です。

一般的な出産であれば、産後3−4日の入院が主流です。

チェコでは日本の助産院(医師が常駐しない出産施設)にあたるものはなく、産院で出産するのが主です。

多くはありませんが、自宅出産を希望する妊婦さんのために助産師が自宅へ出向いて出産することも可能です。

出産については、加入している保険の種類によってカバーされる項目が異なることがあるので、確認が必要です。

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チェコの保険事情

チェコでは基本的に国民全員が何らかの健康保険に加入しなければなりません

日本のような国民健康保険ではなく、各自が保険会社を選び加入する形です。

それぞれの保険会社で基本的な保険額は同じですが、細かいオプションなどが異なるため、自分に合った保険に加入することが必要です。

健康保険に加入していれば、医療費や薬代は自己負担なしで受けることができます。

ただし保険でカバーされるのは最低限の医療費・薬代だけなので、特別な処置や薬などの差額分は自己負担になります。

また、出産についてはカバーされるタイプとそうでないタイプがあるため、確認が必要です。

チェコで主な保険会社はこちら:

Všeobecná zdravotní pojištóvná (VZP ČR) https://www.vzp.cz

保険料の参考金額は月一万円程度

チェコで仕事をしていない、もしくは自営業などの場合は1ヶ月およそ1万円程度の保険料です。

会社へ勤めている場合などは、所得額の4.5%を保険料として支払う必要があります。

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チェコ滞在時は海外旅行保険は必須

短期・長期に限らずビザ申請するにあたって、海外旅行保険証書は必須です。

保険の期間やその保障内容については取り決めもあるため、注意が必要です。

まずはチェコ共和国大使館のホームページに目を通すことをお勧めします。

チェコ共和国大使館 Webページ

以下の保険会社5つの外国人用の保険について、ビザ申請に関わる要件を満たしていることが確認されています。

海外旅行保険が付帯するクレジットカードのオススメは?

  • VISAブランドのエポスカード
  • JCBブランドのあるUSCカード

です。

エポスカードは、海外旅行保険が自動付帯でしかもコストが掛からず(無料)、これだけ手厚い補償を受けることができるので長期海外滞在者に人気の高いクレジットカードです。

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また、USCカードはゴールドカード(年会費3,240円。初年度年会費無料!)になりますが、充実した補償がつき、その補償が家族全員に補償(生計を共にする配偶者・親・子供(高校生を除く18歳以上))がつくところが嬉しいところ。

ちなみに、USCの通常カードは海外旅行保険が付いていませんが、「UCS旅とくプラス」(年会費:1,080円)に登録すると家族補償がつきます。

1点注意点があるのは、USCカードは、キャッシュレス診療に対応していないことなので、エポスカードと2枚数持ちしておくなど、キャッシュレス診療に対応したカードとあわせて利用する形がよいでしょう。

また、下記ページで、海外旅行保険が付属するオススメのクレジットカードを紹介しています。

関連記事:絶対知るべき!クレジットカードの海外旅行保険。オススメ3つ+アルファを紹介

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医療機関の選び方と病院のかかりかた

医療機関の選び方

まずは、自分の加入している保険がその医療機関で適応かどうかを確認することが重要です。

そして評判が気になる場合には、他の日本人からの情報にアンテナを張っておくのが良いでしょう。

外国人対応の医療機関は保険対応していない場合も多いため、料金が高額になることも考えられます。

病院のかかりかた

チェコでは大半の人がかかりつけ医の登録をしています。

体調が悪い時、病気かな?と思った時にはまずはそのかかりつけ医に診てもらいます。

そこでより専門的な診療が必要な場合は、然るべき診療科へ紹介してもらうというのが一般的です。

緊急の場合はその限りではなく、最も急を要する場合には救急車を呼びます。

自家用車やタクシーで救急対応をしている病院へ行く、もしくはかかりつけのクリニックに電話かメールで助言を仰ぐという選択肢もあるでしょう。

しかしクリニックによっては電話相談を行なっていない場合もあるので、注意が必要です。

かかりつけ医を通さず直接病院に行くことも可能です。

ですが、紹介がある方が待ち時間が少ない、説明が最小限で良いなど診療がスムーズに行われる場合が多いです。

救急車は155

緊急を要する場合には救急車(155)を呼びます。

基本的には救急車の利用は無料ですが、加入している保険の種類によっては有料となる場合もあります。

多くの病院には緊急時の救急対応窓口があります。

薬の処方方法は日本と変わらない

日本と同じように、診療した医師が薬の処方せんを出します。

その処方箋を持って薬局(レーカールナLékárna)に行き、薬を購入します。

チェコの薬局、LÉKÁRNA

薬局の看板です。窓にはLÉKÁRNA(薬局)の文字が。

チェコのショッピングセンターの中にある薬局。

ショッピングセンターの中にある薬局。

薬局であれば基本的にどこでも、処方せんを受け付けてもらえます。

各薬局には、処方薬用のカウンター(Výdej na recept)と、市販薬のカウンター(Výdej bez receptu)が別れている場合が多いので、お気をつけください。

薬の服用方法や留意点などは、薬局の薬剤師が説明をしてくれます。

現在服用している薬がある場合には、診察時に医師へ伝えておきましょう。

※チェコでは健康食品や生活雑貨などを取り扱うドラッグストアも多いのですが、そこでは薬や処方薬は買うことができません。

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チェコの医療事情まとめ

チェコでの医療は、日本と比べて特にレベルが低いということはありません。

加入している保険の種類によりますが、自己負担が少なくて済むという印象もあります。

保険でカバーされないプライベートクリニックなどもありますが、英語でやりとりができる安心感はお金には代えられないというのも理解できます。

健康でいるのが一番、できたらお世話になりたくないと考えがちな医療ですが、その国の医療事情を知っておくのは安心にもつながります。

その時の自分自身に合った保険、医療を選択でき、元気なチェコ生活を送れますように。

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