留学前に知っておきたい!不安解消のための基本の5つの知識をスイス留学経験者が紹介いたします。
これから、スイス留学をしようと思っているが、「想像がつかなくて不安。。」という方も多いのではないでしょうか。
言語も文化も違う国、できることなら行く前からどのようなところなのか知っておきたいですよね?
そこで、実際にスイス留学した際に知っておきたかった基本を5つ、ここで紹介します。
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スイス留学での滞在費用はどのくらいかかる?
スイス留学をするに当たっての初めの課題は滞在費用の問題です。
物価はもちろんのこと、住居費、交通費なども他のヨーロッパの国々と比べ割高になります。
例えばマクドナルドで食事するとしても、ビックマックのセットが11.70スイスフラン(およそ1,300円)で、日本のほぼ倍近い値段がかかります。レストランで食事するとなったら一回3,000円は少なくともかかると思っておいた方が良いでしょう。
住居費用について
住居費に関しても同じこと、私はチューリッヒに住んでいたのでスイスの中でも割高だと思いますが、中心地から近い地域だとルームシェアをしても月900スイスフラン(およそ10万円)はかかります。
実際滞在していて思ったのは1人での留学の場合、寮がお得です。
私の知り合いの日本人の方は中心地から近い地域でしたが月700スイスフラン(77,000円)程で、共用のキッチンも充実、プライベートもしっかりとした部屋に滞在していました。また、ゲストルームなどもあるので来客が来た時も安心です。
備えあれば憂いなし、と言いますが、充実した留学生活を送るには貯蓄をしっかりとしておいた方が良いでしょう。
こちらの記事「スイスの物価を徹底検証!いくらあれば生活できる?」も参考にしてください。
2.スイス留学する際のビザ取得で注意すべき点
留学するにあたって、最も気をつけなければならないことがビザの取得です。
基本的には日本とスイスとの間には査証免除取極が締結されているため、観光などを目的とした90日以内の滞在については、査証(ビザ)の取得は不要です。
しかし、その期間を超えた滞在、留学となると話は変わってきます。
まず、日本から出発する前にスイスでの受け入れ先(留学先)に移民局からの滞在許可発行確約書の発行をお願いする必要があります。
そして入国後に、スイス移民局の指定されている期間内に申請手続きを済ませる必要があります。
私の場合はビザ申請書、パスポート、銀行の残高証明、学校の卒業証書などが必要でしたが、これについては留学先によっても多少違いがあると思うので受け入れ先の学校に直接連絡を取るといいでしょう。
私の同級生でジュネーブに留学した方が、学校のビザ手続きに不具合があり、帰国時に問題が発生してしまったという話も聞いた事があるので、人任せにせずに積極的に留学先とは連絡を取ることを強くお勧めします。
こちらの記事「スイスのビザ8種類の特徴と申請方法を徹底解説」もぜひ参考にしてください。
3.スイスの言語は?
スイスの公用語は4つあり、ドイツ語、フランス語、イタリア語、ロマンシュ語になります。
私が住んでいたチューリッヒはドイツ語圏になりますが、同じ国の中で話す言語が違うせいか、皆さん英語はもちろんのこと、フランス語などの三ヶ国語を話す方もとても多いです。
なので英語さえ話せれば日常生活に困ることはないでしょう。
また、多様な文化が交わる国なので、語学学校も豊富です。およそ月1,200フランで平日は毎日4時間勉強ができるコースなどもあります。
プライベートコースは割高になるのでグループ学習をお勧めします。
住んでいて思ったことなのですが、スイスドイツ語は私が聞いてもわかるほどにとてもなまっているので、その違いを感じるのもまた楽しいかも知れません。
こちらの記事「スイスの公用語は4つ!各地域の公用語事情をわかりやすく解説」も参考にしてください。
4.文化、差別 日本人はどう扱われる?
やはり留学をするにあたって、アジア人差別などを心配される方もいると思います。
そこで私がスイスの留学を多少費用が高くてもお勧めしたいのは、スイス国民の人柄の良さが理由です。
とてもフレンドリーな性格で、目が合うと、例え相手が知らない人でも微笑みかけてくれます。
人種差別なども少ないですし、アジア人だからといった対応の冷たさなども感じにくいです。
世界の幸福度ランキングなどでも首位争いに必ずランクインするスイス。自分まで幸せにしてくれるような人柄の良さが魅力です。
5.スイスの治安
いくら安全と言われているスイスといえども、外国なので治安を心配される方もいらっしゃると思います。
しかし、私が思うにはスイスでの治安の良さに関しては日本よりも高いのではないかと思います。
もちろん、大きな街の中央駅付近、繁華街などではホームレスや、目つきの悪い方などもいますがそれは日本も一緒。あまりにも目に余る行動を取っていない限り何かに巻き込まれることはまずないでしょう。
子供が学校に大人なしで通うのも普通ですし、女性の方が1人で夜歩いても安心な国なので、若い子供の留学も安心です。
まとめ
スイス留学にあたって、これだけは知っておきたい基本の5つの知識を紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか。
スイスは自然、文化、街並みの美しさなどとても魅力のある国です。
皆さんが充実した留学生活を送れるよう心から祈っています。
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