日本から直行便で3時間弱でいける国・台湾。
今回は、旦那さんの駐在で帯同し、台湾の台北に1年、高雄に1ヶ月在住しているNa-miさんに、台湾生活について聞いてみました。
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台湾での過ごし方・生活スタイル
日常生活はほぼ北京語なんですね。
だから台北のときは、言語がわからなかったので、中国の北京語の語学学校に1年間、毎日2時間通っていました。自習時間も含まれているので、かなり勉強していました。
どんな語学学校へ行った?
「台北の語学学校」で、まず探しました。
最初は誰も知り合いもいなくて怖かったので、日本人がいるところにしようと思ったんです。笑
語学学校には、仕事を辞めて台湾で暮らしたい日本人、大学から就職する節目で台湾へ留学されている日本人、などがいました。
あとは、あまり厳しすぎるのも嫌なので、そのあたりを基準に選びました。
語学学校のよかった点は?
私の通った学校は、以下の点がよかったです。
- 少人数制
1クラスの生徒の数に上限(MAX10人)があることです。ですので、中国語が話せる環境でした。 - 時間帯が選択可能
時間帯を選べることもよかった点です。 - 先生を変えられる
最初にクラスを振り分けられるんですが、1週間だけ、先生を変えることができる期間がありました。その期間、先生と合わなければクラスを変更できます。
学校の費用は?
語学学校の学費は、3ヶ月で10万円くらいでした。
台湾で生活する5つの魅力
1.とにかく親日
私はもともと海外が嫌いだったんですね(笑)、日本が大好きだったんです。
ですが、台湾は本当に親日で、はじめて海外で住むには最適だと思います。
少しずつ言語を覚えてからは、一人で旅に出てたり、屋台に行ったりするときに「日本人?」と話しかけてくれて、たどたどしい中国語でも「うまいじゃない!」と接してくれるんです。
2.日本食も豊富
調味料などの日本の食材を揃えようと思えば、すぐにあるので、料理で困ることはありません。
デパ地下などで売っています。
3.子供を育てやすい
バスや電車に乗ったときに、すぐに譲ってくれるんです。日本は優先席があっても、譲らないことはありますよね。
台湾では「座りなさい!」と言ってくれるんです。
友人の駐在員妻からの情報では、待機児童もいないそうです。
4.やっぱり屋台。安い!
台北では、家の近くに夜市があったんですが、一人で夜ごはんをたべることが多くて、食べたいときにフラっと行けることです。
夜市:小さな屋台がいっぱい並んでいる場所。
手軽に近くで、安くおいしく食べれる場所があるのがすごく便利だなと思います。
一食いくら?
私は100円〜200円で済ませていました。本当に安いので。
5.治安も安全
夜の10時くらいでも子供たちが公園で遊んでいるんですよね。
まったく危険ではないです。
日本と同じような印象です。
台湾での人脈の広げ方は「言語交換」!
駐在妻の場合は、会社のコミュニティーが多いでしょう。
あとは、台湾は親日ですので、日本語を覚えたい台湾人が多いんですね。
ですので、日本語を覚えたい台湾人と中国語を覚えたい日本人の言語交換に参加して、そこからいろんな方と知り合いました。
探し方
掲示板があって、言語交換の情報を募集すると、すごく来るんです。(男性からも。笑)
日中情報コミュニティ:http://www.jcinfo.net/ja/lookfor/list
こういったものを活用されていくと良いと思います。
日本での準備で大変だったことは失業手当
会社を退職してからもらう失業手当の手続きが大変でした。
海外に行っている間は失業手当はもらえないので、帰国した後に、もらえるようにする手続きがたくさんありました。
台湾生活を快適にするツール
一卡通(iPass)
高雄の場合だと、ICカードがありまして、同じカードを使ってバスに2回乗ると、3回目から無料なんです。
一卡通(iPass)が高雄では使われています。
まあ、大人でも50円くらいと乗車賃は安いんですけどね。
到着時刻アプリ
バスに乗るのに時刻表はありますが、まったくあてにならないんです。
アプリで、あと何分でバスが来る、というアプリがあって、それはすごく便利です。
台湾でバスに乗るときの注意点:
- バスに乗るときは手をあげないと止まってくれないので、手をあげてくださいね(笑)アピールしないとだめなんです。
- 並んでいても順番はないので、抜かれることが当然です。
- はじめて一人で乗るときに、さっさと乗らないとドアが閉まります。
- バスは乗るときに「上下」と書かれていて、「上」は先に払い、「下」は後払いなんです。
これは知っておいたほうがよいと思います。
クレジットカードの用意を
コンビニ、スーパー、デパートでは、現金よりはクレジットカードを使うことがほとんどです。
マイルなどはたまり安いと思います。
おすすめのグルメ情報
週末はグルメなどに行くことが多いです。台北でのおすすめのお店は
圍爐(ウェイルー)
すっぱい鍋屋さんです。
安室奈美恵さんが台北で行ったときも写真からウェイルーなんじゃないかと。
本当においしいのと、すっぱい鍋は日本にはないので、オススメです。
鼎王麻辣鍋
火鍋のお店です。
火鍋とすっぱい鍋が一緒に食べれる。
ここは友達が遊びにきたときは、絶対に連れていきます。
三好一公道涼麺
屋台です。
涼麺といって、甘いタレと麺が合わさったようなものなんですが、その麺を売っているところで、見た目は汚いですが、味はおいしいです。
かなりローカルです。
味噌汁もおいしくて。いつも持ち帰りをしていました。
生活をはじめて驚いたこと
ティッシュが流せない
まず最初に驚いたことは「ティッシュが流せないこと」。台湾は、備え付けのティッシュを入れるゴミ箱があって、抵抗がありました。もう慣れましたけど(笑)
ゴキブリが多い
もう一つは、ゴキブリがめちゃめちゃ多いことです。
夏に路面店の道端に普通に20匹くらい死んでいるときがあって、それは衝撃的でした。
もちろん、普通に家にもでるんですね。台北のときは、1年で3回くらいでました。大きさもすごく大きいゴキブリがでるんです!笑
バイクが多い
すごくバイクが多く、道端にも乗り上げてきます。
通勤ラッシュは、特に危ない、と感じます。
同じ台湾なんですが、台北と高雄と交通事情が違っていて、高雄のほうが悪いです。赤でも平気で進んでいきます。
高雄は警察が見て見ぬふりをするらしいんですね。
これから台湾へ来る方へのメッセージ
親日派が本当に多いので、住みやすいです。
きてしまったら、帰りたくなくなると思います(笑)。私は、あと10年住んでと言われてもOKなくらい。
あとは、急か急かした感じではなく、ゆるく、リラックスしているので、満喫できると思います。
本当に心休まる場所です。
海外が嫌いな私がこうなるとは思いませんでした。
他の国でもそうですが、台湾ならではのいろんな面から視野が広がると思います。
あとは、日本語だけで生活しようと思えばできてしまうので、中国語を本格的に習いたい場合は、台北に行く場合は気をつけたほうがよいと思います。
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