セルビアでの生活費は5万円?物価事情を大公開

セルビアの物価と1ヶ月の生活費

セルビアは日本と比べると物価の安い国です。

しかし安いと言っても、「実際どれくらいのお金があれば生活できるの?」と気になるところだと思います。

ここではセルビアの首都ベオグラードに住む現地在住者から、1ヶ月の生活費の内訳をお伝えしていきます。

まず結論から言ってしまうと、1人あたりの生活費は、5万円程度におさえることができます。

ただし物価が安いセルビアでも、なんでも安いわけでなく、日本と同程度の価格帯のものもあり、注意が必要なことがあります。

何にどれくらいの費用がかかるのか、あらかじめ把握しておくことで、セルビア生活のイメージをつかむことができるでしょう。

セルビアの平均月収

まずはじめに、ベオグラードに住むセルビア人の平均月給は4万〜5万円程度です。

ですので、セルビア人はこの金額の範囲内で生活することができると言えるでしょう。

物価の安さを考慮しても、現地で生活する人たちの賃金は安いのが実情です。

このため生活費をおさえる必要があり、一人暮らしはあまり一般的ではなく、家族と一緒に暮らしている方がほとんどです。

また、セルビアはかつて共産主義の国であったことから、男女平等の考え方があり、女性も仕事を持つことが当然の社会なので、共働きの家庭が多いです。

たとえば、夫婦2人暮らし、世帯収入が月10万円ほどあれば、十分な暮らしができると言えます

もちろんどんな暮らし方をするかによって生活費は異なりますが、ここでは具体的な項目をサービスや商品などを例にあげながら、1ヶ月にかかる生活経費について取り上げていきます

※1ディナール=約1.08円として換算

生活費を算出した9項目はこちら

  1. セルビアの平均賃金
  2. 家賃
  3. 光熱費
  4. 食費
  5. 外食費
  6. 日用品
  7. 通信費(ケーブルテレビ/インターネット/携帯電話)
  8. 交通費
  9. 保険料
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1. セルビアの平均賃金

具体的な職業と賃金の例を紹介します。

※役職や経験年数によって異なりますので一例です。

  • 学校教師 月給 40,000ディナール(43,200円)
  • 銀行員 月給 70,000ディナール(75,600円)
  • 建設業 現場監督責任者 月給 60,000ディナール(64,800円)

日本と比較すると、賃金はかなり少ないことが分かります。

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2. ベオグラードの家賃

セルビアの人口は712万人。

そのうちの23%にあたる 164万人程度の人が首都ベオグラードに住んでおり(日本国外務省Webサイト「セルビア共和国 基礎データ」より)、人口が集中しています。

しかし、ベオグラードで部屋探しが難しいということはありません。

賃貸を希望する際、ほとんどの場合がアパートとなります。

一軒家を借りることもできますが、賃料はアパートに比べると高額です。

留学生の方は、一般家庭にホームステイすることもあるようです。

アパートの一部屋のみを借りる場合は、月々15,000ディナール(16,200円)程度が相場です。

ここでは夫婦2人で暮らす場合を想定して、賃貸を希望する場合の例をご紹介します。

立地旧市街(中心市街地)ノヴィ・ベオグラード
面積45平米38平米
間取り1LDK(家具付)1DK (家具付)
賃貸料30,000ディナール
(32,400円)
25,000ディナール
(27,000円)
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3. 光熱水費

セルビアでは、アパートではほとんどの場合、暖房はセントラルヒーティングです。

加熱調理器は電気を熱源としたコンロが一般的で、家庭ではガスはあまり用いられません。

一般的な家庭での光熱費は下記の通りです。

  • 水道・暖房代(維持管理含む):約7,000ディナール(7,560円)
  • 電気代:約3,000ディナール(3,240円)

アパートの場合、水道や電気を毎月どれくらい各家庭で使ったかにかかわらず、どの季節でも定額料金を支払うケースが多いようです。

これは建物全体でかかる経費を入居者の数で割った額を支払うシステムになっているからです。

入居者の数やアパートの規模によって金額は異なりますのでご注意ください。

暖房については、もしアパートではなく一軒家に住む場合には、蒔ストーブやガスなどを用い、必要な時だけ暖房を使うことができるため、より経費がおさえられるかもしれません。

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4. 食費

セルビアで買い物をする場所としては、スーパーマーケットのほか、季節を問わず毎日開店している屋外のマーケットがあります。

野菜や果物などはマーケットの方が同じ値段でも新鮮な食材が手に入りますが、朝〜夕方までしか空いていません。

一方、スーパーは24時間営業のお店が多くあります。

食材の価格の例は下記のとおりです。

セルビア 市場

ゼレニ・ベナッツ市場

品目値段
卵10個50ディナール(54円)
パン(200g)30ディナール(32円)
ペットボトルの水(500ml)70ディナール (76円)
牛乳(1L)90ディナール (97円)
鳥もも肉(300g)150ディナール (162円)
有頭エビ(1kg)2,400ディナール (2592円)
ジャガイモ(1kg)100ディナール (108円)
キャベツ(1kg)80ディナール(86円)
ほうれん草(1kg)180ディナール(194円)
アボカド(1個)100~200ディナール(108~216円)

セルビアは内陸国であるため肉料理が中心で、肉類は日本より安く購入できます。

意外にも水産物は市場などで入手しやすいのですが、鮭やエビなど高めなことがありますので注意してくださいね。

また自国で生産しているジャガイモやキャベツ、パプリカなどの野菜類は、セルビア人の家庭料理でもよく使われ、安い値段で購入することができます。

一方、アボカドなど輸入されている野菜は日本とさほど値段が変わらない場合があります。

5. 外食費

ベオグラード市内では、セルビア料理を提供するお店からエスニック料理まで様々なレストランで食事を楽しむことができます。

中華料理、イタリアン、日本食、メキシコ料理のレストランなど、バラエティも豊富です。

何を注文するかによっても大分値段が変わりますが、例えばカジュアルなレストランでランチを楽しむ場合、メインディッシュとドリンクを注文したとして、平均して一人あたり1,000〜1,500ディナール(1,080〜1,620円)ほどあれば十分な食事ができます。

たいていの場合、日本の食事よりもボリュームがあるため、たくさん食べたい方には良いかもしれません。

チップ文化があるので、少額でもチップをお支払いすると次回も気持ちよくサービスを受けられるでしょう。

さらに安く美味しいものを外食で食べたい、とコストパフォーマンスを追求するなら「カファナ」と呼ばれる、地元の人が多く集う大衆食堂をおすすめします。

レストランより1~2割程度は安いです。カファナは飲み物を楽しむことをメインにしている人が多く集うため、飲み物の値段も安めに設定されています。

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6. 日用品

生活に必要なトイレットペーパーや洗剤などは日本と同じか、それより安く購入できます。

ただしティッシュは1箱ずつ売られ、割高な上に紙質が硬いため、トイレットペーパーを代用している家庭が多いです。

ドラッグストアで販売されている化粧品やシャンプー類は、日本と比べると安価で購入できます。

品目値段
トイレットペーパー(10個)200ディナール(216円)
食器洗剤(500ml)200ディナール(216円)
洗濯洗剤(3kg)1,000ディナール(1,080円)
シャンプー(400ml)300〜400ディナール(324〜432円)

7. 通信費(ケーブルテレビ/インターネット/携帯電話)

セルビアの代表的な通信会社は下記の通りです。

  • MTS
  • SBB
  • IKON

これらの会社が、ケーブルテレビのサービスを提供しており、インターネット回線や携帯電話もあわせて契約すると、月々の支払い額を安くおさえることができます。

・ケーブルテレビ

契約する会社によって異なりますが、ある会社の最安のライトプランだと1,500ディナール(1,620円)程度です。

こちらのプランでもドラマや映画、ドキュメンタリー、ニュースなど120チャンネルを楽しむことができます。

割高になりますが、2,000ディナール(2,160円)程度のプレミアムプランだと、156チャンネルに加え、スポーツ専用チャンネル、人気のHBOチャンネルもあるほか、最新の映画が楽しめます。

・インターネット

インターネットブロードバンドサービスは、20Mbpsで月額平均1,500ディナール(1,620円)程度となります。

・携帯電話/スマートフォン

携帯電話やスマートフォンは、通信会社と年間で契約して月額で支払う方法と、プリペイド方式があります。

月額で支払う場合はプランや端末代によって異なりますが平均ですが1,500ディナール(1,620円)程度です。

端末代を全額先に支払い、プリペイド式にすることも可能ですが、あまり一般的ではありません。

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8. 交通費

ベオグラードで交通手段は

  • バス
  • タクシー
  • 乗用車

の3つです。

自転車を使用している人は時たま見かけることがありますが、道路の整備があまり整っておらず段差が多く、冬期は風が冷たいこともあり、少数派です。

公共交通機関の料金、タクシーの料金ともに日本と比べると安く設定されています。

バス 1回乗車分の料金:98ディナール(106円)(1時間有効)

乗り放題のバスチケットは、月額3,000ディナール(3,240円)程度なので、頻繁にバスを利用する方はこちらがオススメです。

タクシー料金 6kmの区間:500〜600ディナール(540〜648円)

9. 保険料

セルビアでは日本の健康保険に代わる制度は、セルビアにある会社や公共機関に雇用されている人にしか適用されません。

もしもそれにあてはまらない場合は、現地で外国人でも入ることのできる保険に加入する方法があります。

保険料は加入する保険の種類や加入者の条件などにより変動しますが、一番シンプルな健康保険(救急外来/入院などに適用)は月額2,500ディナール(2,700円)程度となります。

保険会社によって異なる可能性がありますが、月額払い、年額払いを選択できる場合があります。

しかし、前述の保険は緊急性をともなわない治療や、歯科治療には適用になりません。

セルビアの医療費は、無保険で治療を受けた場合も、びっくりするほどの高額で支払えないということはありません。

歯科治療はほとんどが私立の施設ですが、無保険でも安価なため、デンタルツーリズムで訪れる方がいるくらいです。

セルビアでの生活費まとめ

ここまで夫婦2人で生活した場合の生活費を例にあげましたが、単身生活した場合の1ヶ月の生活費の例は下記のとおりです。

【セルビアでの単身1ヶ月の生活費】

項目費用
家賃15,000ディナール(16,200円)程度
(アパートの一部屋を借りた場合/バス・トイレ・キッチン共同)
光熱水費8,000ディナール(8,400円)程度
(家賃に含まれる場合もあります)
食費15,000ディナール(16,200円)程度
外食費2,000ディナール(2,160円)程度
(月2回程度の外食)
日用品費1,500ディナール(1,620円)程度
通信費3,000ディナール(3,240円)程度
(インターネットと携帯)
交通費3,000ディナール(3,240円)程度
(バスを利用した場合)
保険料2,500ディナール程度(2,700円)
(ベーシックな保険タイプ)
合計50,000ディナール(54,000円)程度

セルビアでは単身の場合、5万円ほどあれば最低限の生活はできます。

現地で職を得るのは難しいかもしれませんが、リモートワークなどで日本円で収入を得られれば、余裕のある暮らしも夢ではないはず。

上手にやりくりして、セルビアでの生活を楽しんでくださいね!

 

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