【暗黙のルールもある】ロシア・8つの文化と習慣

ロシアの文化、習慣

日本や他の国にもあるように、当然ロシアにも特有の文化や習慣があります。

ロシアに住んで、ロシア人と触れ合ってみると、日本の感覚にとても似ている部分もあれば、ビックリさせられることもあります。

違う文化の中で生活してきた者同士ですから、違うのは当然ですが、お互いに興味を持って分かり合えればとてもハッピーですよね。

ここではロシア在住3年半の筆者が、生活の中で少しずつ理解してきたロシアの文化や習慣、常識などについてご紹介します。

先に知っておけば、無駄に驚いたりする必要が無いこともありますから、是非この機会にロシアの文化やロシア人の常識を少し知っておいてください。

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1. 女性が教会に入る時に必要な物「スカーフ」

ロシア正教の教会に入る時や祈りを捧げる時には、女性だけ必要な物があります。

それは、頭を隠すためのスカーフです。

ロシアの教会では女性はスカーフを

写真のように、皆さんそれぞれ自分のスカーフをそれぞれの巻き方で巻いています。

薄いスカーフやマフラーなど何でも代用できるので、ロシアで街歩きをする時には、巻き物をひとつ持っていくと良いでしょう。街中に素敵な教会があるので、入ってみたくなりますから。

もし持っていない時は、入口に何枚か貸し出し用のスカーフが用意してあるので、それを利用してください。

また、タンクトップに短パンやミニスカートなど、露出の多い服で入るのは良くないので、そんな時は、腰に長めのストールを巻くなどして露出を抑えてくださいね。

そして、教会は祈りを捧げる神聖な場所なので、静かに見学するようにしましょう。

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挨拶は忘れずに!日本とシチュエーションが異なる

「なんだ、挨拶なんて当たり前だ」と思った方も多いと思いますが、日本とはちょっとシチュエーションが違います。

ロシアでは、お店やレストランに入った時、スーパーのレジで自分の番が来た時、駅や美術館でチケットを買うときなど、どんな場合でもお互いに「ズドラーストブィーチェ!(こんにちは)」と挨拶を交わします。

たまに機嫌の悪い店員さんは無言の時もありますが・・・。

ロシアでは挨拶を

日本でも店員さんが「いらっしゃいませ!こんにちは!」と言いますよね。

でも、お客さんからは、会釈や「どーも」「お願いします」くらいで、例えばレジのお姉さんに「こんにちは!」という事は基本的にあまりないと思います。

逆に、ロシアでは「いらっしゃいませ」とはあまり言いません。「こんにちは」が主流です。

ただとても不思議なのは、アパートのエレベーターなどで住人に会った時には、自分から積極的に挨拶をする人が少ないです。

最初の頃は、お店で赤の他人には挨拶をするのに、なぜ同じアパートに住んでいる人に挨拶しないんだろう?と、とても不思議だったのですが、こちらから挨拶をすれば一応返ってきますので、そうしています。

挨拶した方が気持ちが良いですからね。

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3. 要らなくなった物はとりあえず置いてみる

日本では、それぞれの自治体でゴミの分別方法や収集の曜日などが決められて、きちんと守られていますよね。

ロシアではゴミについてはかなりアバウトで、何でもとりあえず一緒に捨てることができます。

例えば筆者のアパートでは、とにかく何でもひとつのコンテナに入れます。

おまけに、階ごとにダストシュートがあって、直接下のコンテナにドーンと投げ込むこともできます。生ゴミなどを家に置いておかなくて済むのでとても便利ですが、時々ものすごい音を立てながら落ちていくゴミも・・・。

ロシアのゴミ捨て事情

でも最近では、写真のように分別コンテナが用意されている地域もあったり、駅のゴミ箱も分別になっていたりと、少しずつ分別の意識が広まってくるのではないかと思っています。

そして、ゴミ捨てについての暗黙のルールもあって、要らなくなった物をゴミ置き場や、アパートの皆が通る場所にに置いてみる、というのがあります。

時々、ジーンズやジャンパーなどが、ちょっと見やすいようにコンテナの端に掛けてあったり、本やカバンやちょっとした電化製品が前に置いてあったりすることがあって、しばらくすると誰かが持っていくしくみになっているようです。

日本では、不法投棄になってしまいますが、ロシアではいずれにせよゴミ業者が持って行ってくれるので、気軽に置いていけるようですね。

筆者も最近、使わなくなったプリンターを置いてみました。誰かの役に立てば良いなと思いながら・・・。

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4. 公衆トイレでは便座に座らないほうが無難

日本は世界的に、公衆トイレが清潔なことで有名です。

日本では至って普通のことですが、公衆トイレで便座に座ることができますよね。そもそもきれいに使いますし、除菌シートや便座シートが設置されているトイレも多いです。

しかし、ロシアでは基本的に公衆トイレでは便座に座りません。というか、座れません。

汚れているから座れないのか、座らないから汚れてしまうのか、もはや分かりませんがとにかく清潔とは言いがたいのです。

時々きれいなトイレに出会うことがありますが、どうも疑ってしまう癖がついてしまいました。

自分でウェットティッシュを常に持参するなどの対策を取る人もいるようですが、個人的には拭いたとしても座る気になれないのが正直なところです。

どうして清潔に使えないのかとても不思議で、ロシア人の友人に聞いたことがあります。

すると彼女は、「ロシアだから・・・」とのこと。もちろん、家では皆清潔に使うんですよ。

ロシアの公衆トイレには座らない

写真はモスクワで私が出会ったトイレで1番きれいで居心地の良かった、現代美術館のトイレです。

住めると思いました・・・。

オシャレやメイクにとことん気を使っている美しい女性が多いロシアですから、街もきれいであって欲しいはず。

最近では便座シートが設置されているといれもあるし、きっといつか、ロシアのどのトイレでも安心して座れるようになると信じています。

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5. 公共交通機関に乗るときは・・・

素早く席を譲る

日本でも、もちろん席を譲る習慣がありますが、ロシアでも席を譲るのは当たり前のこと。

日本と少し違うのは、お年寄りや小さい子供、妊婦さんなど、明らかに譲る対象の方以外にもどんどん譲るところです。

例えば、おばあちゃんではないけど自分より年上の女性には気軽に席を譲り、譲られた方も当然のようにお礼を言って座ります。

日本では、お年寄り扱いのようになったらどうしよう・・・と思って譲れないこともありますよね。

それから男性が、女性(若くても)に譲ってくれることも多いです。

筆者の経験では、少しきれいめの服装でヒールを履いている時や、そうでなくても荷物が多い時には若い男性がサッと譲ってくれることがありました。

大きい荷物を持っていたら、必ず誰かが手伝ってくれますし、レディーファーストが身についているな、と思うことが多々あります。疲れている時や足が痛い時など、とても嬉しいですね。

前の駅から降りる準備をする

日本では、降りる駅になったら席を立つことが多いと思いますが、ロシアでは前の駅に着いたら降りる準備でドアの近くへと進んでいく人が多いです。

地下鉄は駅の間隔が短いし、乗ってくる人に巻き込まれると降りられなくなる可能性もあるからでしょう。

これは、ロシアの地下鉄に乗ったことがある人なら分かると思いますが、特に古い車両はドアが閉まるタイミングが分からないのと、とんでもない勢いで閉まるので危ないんです。

挟まれるとかなり痛いですし、黒いゴムのパッキンの跡が洋服に付いてしまうこともあるので注意しましょう。

ロシアの電車

それからこれもロシア特有ですが、降りる駅が近づいてくるとドアの近くへ行こうとして、自分の前にいる人に「次、降りますか?」と聞いて、その人が降りない場合は場所を譲ってもらい、前へ前へと移動します。

ただ、ギュウギュウの満員電車の中でもそれをやろうとする人がいるので困りものです。無理強いするのはおばちゃんが多いのですが、動くのが無理なので拒否する人もいて、それで口論になっているのを見かけることもあります・・・。

関連記事:ロシア・モスクワの地下鉄利用方法とお得な乗り方。6種類の移動手段

6. 家族は堂々と褒めること!

ロシア人を知るうちに良いなと思ったのは、自分の家族を堂々と褒めること

ロシアでは家族を褒める

日本では謙虚が基本で、自分の家族をあまり堂々とは褒めないことが多いですよね。

筆者が日本語教師をしている授業の中で、例えば「あなたのお母さんはどんな人ですか?」という質問をすると、必ずといって良いほど「きれいで、優しくて、料理が上手です。」というような答えが返ってきます。

お父さんでも、「ハンサムで、頭が良いです。」などの言葉が出てきます。

もちろん日本人でも、「お母さんは優しい、料理が上手」などの言葉は出てくると思います。

でも、特に興味深いのは、ロシアでは高校生くらいの男の子も、お母さんを形容するときに、「きれい」「かわいい」などの言葉が1番に出てくるのです。

「へえ、〇〇さんのお母さんはきれいですね?」と聞くと、自信満々に「はい!とてもきれいです!」という答え。

いつもそれを聞くたびに、とても微笑ましくて良いなと思っていました。

日本人はつつましさが良いですし、ロシア人はオープンでこれもまた良いですよね。

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ロシアの文化・風習まとめ

ロシアの文化や習慣について、少しお分かりいただけましたか?

ロシアやロシア人に対して持っていたイメージとギャップがあったでしょうか。皆さんがロシアに来るときには、また少し様子が変わっていることもあると思いますが、ロシアの習慣などを少し頭に入れておくと、ビックリしないで済むこともあるかもしれません。

是非、ご自身でも体験してみてくださいね。

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