面白すぎる!知られざるパラオの5つの文化とカルチャーショック

海外移住をすると必ず遭遇するのが、カルチャーショック。

「え、思っていたのと全然違う!」
「そんなのありえない!」
「なんでそうなの?なんでそうするの?!」

カルチャーショックに会うと、ふとした瞬間に衝撃的なインパクトを受けますよね。

そんな面白い文化の違いがパラオにもたくさんあるんです。

大自然に囲まれのんびりと田舎暮らしをするパラオ人と、ビルに囲まれ、忙しく仕事に励む日本人の面白すぎる文化のギャップを5つご紹介いたします

※今回のお話は全てパラオ在住筆者の体験を元にしています。

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1. 遅刻5分の考え方

パラオ人と仕事をしていると、いるんです、普通に遅刻をしてくる人

1分2分ならまだしも、5分や10分遅刻をしても平気な顔して「オハヨ!」と元気に会社にやってきます。

あなたなら許せますか?

日本人 :おはよう。ねぇ、おはようの挨拶は元気いいけど、仕事何時からか知ってる?

パラオ人:知ってるよ。8時からだよ。

日本人 :そう、8時からだよね。今何時?

パラオ人:ん?8時10分だよ。

日本人 :なんで10分も遅れたの?遅刻だよ。

パラオ人:(すごく衝撃を受けた顔で)1日は24時間もあるのに、そのうちのたった10分だよ?ダイジョウブ、ダイジョウブ。

日本人 :(その反応に日本人は衝撃とショックで言葉が出なくなる。)とにかく、他のスタッフにも迷惑かけないように、出勤時間は必ず守ること。日本人なんて、5分前行動をとるくらいなんだからね。

パラオ人:なんでそんなことするの?!日本人は忙しすぎる。もっとゆっくり過ごそうよ。ここは、パラオだよ。

どうでしょう、この時間に対する価値観の違い

パラオ人の時間感覚

でも彼らの文化性を見てみると、パラオ人の言うことも筋は通っているんです。

今でも島でのんびり暮らし、自給自足のような生活を送るパラオ人は、時間を分刻みで確認しながら行動することがほとんどないです。

パラオ人の時間の概念は、こんな感じです。

  • 日が登ったから朝ごはんにしよう
  • お腹すいたから、お昼かな
  • 夕日が沈んだから、そろそろ6時かぁ
  • 準備ができたから、仕事しよう

とても自然的なんです。

私が特に衝撃を受けたのは、病院ですら時間通りに開かない事実

体調が悪かった朝、病院の案内に7時オープンと書いてあったので、7時前に行ってみると…

オープンどころかスタッフさえいない。

5分後、スタッフ通勤開始。そして、待つこと30分、やっと病院がオープン・・・

だったら、初めから7時30分オープンって案内に書いておいてよ~

ってなりますよね。

パラオ人と日本人の時間の概念の違い、ぜひ知っておいてください。

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2. 停電が起こった時・・我慢する

私がパラオに来て間もない頃、街で夜8時ごろ停電が起こりました。

その時、私はレストランで働いていたのですが、パラオで初めての停電にびっくりして、その暗闇がコワいと騒いでいたんです。

日本と違って、パラオは本当に真っ暗なんです。

そのおかげで星が満点に、まるでプラネタリウムのように空に光っているのですが、電気が消えると、本当に暗闇。

すると、パラオ人の警備員が、懐中電灯を持って、お店に来てくれました。

パラオ人:ダイジョウブ?

日本人 :怖いよ、真っ暗だよ!

パラオ人:ダイジョウブ。こわくない。

日本人 :いや、怖いよ、なにも見えないもん。

パラオ人;ダイジョウブ。こわくない。朝になったらまた日が昇って、明るくなるから、ダイジョウブ。

日本人 :(その反応に衝撃とショックで言葉が出なくなる。この停電は、緊急事態朝じゃないのか?!)朝まで待てない、怖いから電気つけて!

パラオ人:いいよ。ちょっと待ってて。(そして、他に3つほど懐中電灯を持って来てくれる)はい。

日本人:…ありがとう。

あとは、朝になって明るくなるまで、我慢します

朝日

こちらも衝撃的なカルチャーショックでした。

日本だと、例えば、停電なんかになればすぐ様電気復旧作業が行われ、アナウンスがかかったり、ニュースで状況を報道したりするのがあたりまえ。

そんな中、人生で初めてです、

停電中に「朝になったら日が昇って明るくなるよ」と言われるなんて。このなにも怖がらないし気にしない器のでかさというのでしょうか、

ドンと構えたパラオ人の考え方が、細部や最新を気にする日本人と根本的に違うところだと思いました。

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3. 浮気って何?

こちらは、とある日本のバラエティー番組で特集されていた話。

世界各国出身の人が集まり、決められた議題について討論するんです。

そして、この時の議題は「カップルに聞く。どこまでがセーフ?どこまでいくと浮気?」でした。

日本人:自分以外の人と手を繋いで歩いたら浮気。

中国人:プライベートで遊びに行ったら浮気でしょう。けど、キャバクラとかなら、お金払ってるし許せる。

アメリカ人:体の関係を持つと浮気。よくはないけど、キスぐらいだったら許せるかも。

フランス人:キスはいいよ。挨拶かもしれない。でも、ディープだったら嫌だけど。

(そんな中、パラオ人の番になりました。)

司会者 :では、パラオではいかがですか?

パラオ人:…浮気ってなんですか?

その場にいるみんな: えええええ!?浮気ってないの?パラオ?!

パラオ人:みんな仲良く、いっぱい子供ができたら社会繁栄です。

すごいぞ、パラオ!この心の広い考え方と人類繁栄のための浮気のない文化

そして、実際、パラオに生活してみるとこんな人がいるんです。

あっちの島に嫁と家族いるけど、ずっと会っていない。

この島で最近、結婚して今1歳のベイビーいるよ。

なんだか状況が複雑でよくわかりませんが、私が受けた衝撃的なカルチャーショックでした。

4. オネエが結構いる

続きまして、パラオ人の性格・キャラクターの話。

パラオ人は基本的に女性も男性も強いイメージです。

ドシッと構え、なんでもどんとこい!と言うような貫禄のある体型と凛々しい仕草・態度を取る人が多いんです。

女性でも「肝っ玉母ちゃん」という雰囲気の方がおおいんですね。

そんな中、スーパーで買い物をしていると、大きな声で鼻歌交じりに歌を歌いながらレジをしている、女性の格好をした男性がいるんです。

最近、日本でも、オネエキャラの芸能人って増えてきていますよね。

でも、日本人の場合、とても男に見えないくらい綺麗に女となっている方が多いです。

が、パラオでは、シンプルに化粧が濃いという印象のオネエが多いんです

そして、結構たくさんいます。

パラオ人だけでなくパラオに住むフィリピン人にも多いです。

でも、それが愛されキャラクターとなり、みんなの人気者だったりするんです。

恥ずかしがったり、隠したりせず、堂々とそうして自分の個性をアピールし、それを温かく受け入れるパラオの文化のオープンさに感動を覚えるカルチャーショックでした。

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5. パラオ雑煮を食べること

最後に、ちょっと歴史を交えた食文化のお話をしましょう。

その面白いパラオの文化というのが、お正月にお雑煮を食べることなんです。

ただ、パラオのお雑煮は日本のそれとは違い、お餅と小豆で煮たものなんですね。

そう、それは私たちの知る「おしるこ」なんです。

おしるこ

では、なぜパラオにこうした文化があるのでしょうか。

歴史は戦前に遡り

その当時、日本がパラオを委任統治しており、大変多くの日本人が、パラオに在住しておりました。

日本人は、パラオでインフラの整備や小学校教育の構築、ワクチンの導入なんかを行い活動していたのですが、次第に、パラオの街は日本人によって、日本社会に近い姿に形成されていきます。

街が1丁目から7丁目までに区切られたり、区域で運動会が開かれたり。

そんな中、お正月になると日本人はやはりお雑煮を食べる文化が忘れられず、その当時あった食材でお雑煮を作って食べたそうなんです。

パラオは今でもそうですが、当時も食料は輸入品が大変多く、保存の効く豆やもち粉が重宝されていたようです。

その中でも、缶詰の小豆ともち粉を使って、お正月にお雑煮として作っていたんだそうです。

それがいわゆるぜんざいなのですが、パラオでお正月に食されていたことから「パラオ雑煮」と呼ばれるようになり、

今でも、お正月になると、お汁粉を振る舞うレストランもあるんですよ。

日本とパラオの歴史関係がうかがえる興味深い文化でした。

おまけ:パラオ人に渋谷のスクランブル交差点の動画を見せてみたら…

日本の街に興味津々のパラオ人がいたので、

有名なスクランブル交差点の人混みの映像を見せてみたところ…

「こんなの忙しすぎる。目がぐるぐる回るから、魚釣りの方がいい」と言われました。

パラオには小さな島なので、交差点どころか、実は信号機もひとつもないんですよ。

信号機がないパラオに対して日本人は衝撃受けますが、同様に、信号機のある交差点に蟻のように行き来する日本人の姿に、パラオ人は大変衝撃だったと思います。

パラオの5つの文化まとめ

以上、パラオと日本の面白い文化とカルチャーショックをお伝えいたしましたが、いかがでしたでしょうか?

海外移住をする上で、文化や価値観の違いは毎日のように見えてきます。

そこで大切なのは、その違いを否定するのではなく、そんな考え方もあるんだと、まずは相手の文化を受け入れ尊敬することだと思います。

「日本はこうなのに、あなたの国ではそんなんなの?」とネガティブにならず、「日本はこうだけど、あなたの国は、そんな風にするんだね!」とポジティブに、新しい世界を学んでいきましょう。

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