憧れの南国リゾート・パラオ生活5つの実態を大暴露

パラオ生活の5つの実態

青い空に透き通るような海。美しい緑に囲まれた南国の島。

ビーチサンダルと水着姿、トロピカルフルーツがたくさんあって…、憧れの南国リゾート・パラオの生活ってどんなイメージをお持ちでしょうか?

パラオ以外にも南国リゾートに旅行で行ったことがある方はその時の記憶を辿りながら、移住してみたらあんな素晴らしい毎日なんだろうなぁ、と想いを巡らせるのではないでしょうか?

でも、ちょっと待ってください。

海外旅行と移住生活ではやっぱり現実は違います

例えば、旅行ではホテルにステイしますが、移住生活では現地のアパートに住むことになります。

レストランでの食事を楽しむよりも、自炊をすることがほとんど。観光施設に滞在するのではなく、ローカルに混じって時間を過ごすわけです。

ということで、憧れの南国リゾート・パラオ生活の実際!5つの実態について、パラオ在住者が大暴露しちゃいたいと思います。

事前に知っておくだけでも、心構えができて現地を楽しめるます♪

今回の5つの実態トピックスは、ずばり!

  1. 食料
  2. 衣類
  3. アパート

です。

大自然豊富な虫たちとの共存・・

パラオは大自然に囲まれた小さな島国です。

パパイヤやバナナ、ココナッツの木が生い茂り、ハイビスカスやプルメリアがそこら中で咲き誇ります。

緑に囲まれたなんとも美しい自然は、まさに南国のイメージそのもの。そして、その木々の緑に囲まれてパラオでの暮らしは始まります。

ということは、大自然に豊富にいる虫たちとも共存をしていかないといけません。

そう、想像以上に生活環境に虫が多いんです!

虫の代表はこちら

蟻:

めちゃくちゃ小さいのから、かなり大きいのまで、大量発生します。

ハエ:

日本のハエの2倍ほどの大きさ。

ゴキブリ:

日本の1.5倍くらいの大きさで、触覚が長く、飛んできます!

蜘蛛:

小さいのから、タランチュラみたいに大きいのまで、すぐに巣を張ります。

ヤモリ:

正確には爬虫類ですが、いっぱいいます。でも、ヤモリは害がなく、蟻なんかを食べてくれます。

ビルが立ち並ぶ社会で暮らしている日本人には、初めはかなりの抵抗があります。

私もそうでした。なによりも、大量発生する蟻がダメで、もう気持ち悪くて目撃しただけで身体中が痒くなってくるのに、そんなやつらが台所に平気にやってくるんです。

パラオの虫たちと共存

蟻がすぐに発生するシチュエーション・ランキング

1位:ジュースの空き缶の放置

2位:食べ終わった食器の放置

3位:パンやお菓子の食べかす

4位:フルーツを剥いた後の皮

5位:生ゴミの袋

これには、私、パラオに来たての始め半年は、大パニック、鬱にかかるかと思いました。

すぐさまスーパーへ行き、蟻の巣コロリ(日本製のが売っているんです!)を大量購入。蟻やハエに効く殺虫剤も購入しました。

そして、家で自炊しない、食料品を持ち込まないを徹底していたのですが、さすがにそれを続けていくことは厳しく、断念。

その後は、料理をした後は食器だけでなくシンクや床まで徹底して洗ったり、空き缶やゴミがでれば、すぐにスーパーの袋に入れてゴミ捨て場へ持って行ったり、掃除をこまめにして蟻の発生を防いでいます。

日本人の南国での生活のまず第一難関は虫との戦いだと思います

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水不足がよく起こるパラオの水環境

パラオは、日本と同じ島国ですが、水不足や断水がよく起こります

水不足の原因は主に、真水の川が多く存在しないことと、常夏の気象にあります。

例えば、カンカン照りが数日続いたりすると、水不足の警告が流れ、断水になったりします。

2016年に、パラオは半年間、極度の水不足に陥りました。

その際、パラオ政府は貯水目的で水道管の解放を1日1時間と定め、そのためレストランやホテルでは紙皿や割り箸を使って洗い物が出ないように工夫をしたり、トイレの水や掃除なんかには海水を使ったり、各家庭でもシャワーの時間や水の使用は徹底していたようです。

そして、みんなが困ったのが飲み水でした

飲み水なんかは、スーパーでミネラルウォーターを購入するのが一般的です。

一部のホテルやレストランは、水道にフィルターがかかっており飲めるようですが、一般家庭では、水道水は飲むことをお勧めしません。

その水自体も、パラオでは真水がほとんどないため、グアム経由の輸入で仕入れます。

なので、取り寄せるのに時間がかかるは、値上がりするは、で大変だったようです。

日本は水に恵まれた国なので、生活において水で困ることなんて無いに等しいでしょう。

日本人には、水不足の免疫があまりないので、いざそういう場面に直面するとパニックに陥ってしまうこともあるかもしれません。

また、パラオでは水道管や下水管の張り替えで道路工事を行なっているのですが、それに伴い、断水になることが多いです。

あらかじめ「本日、〇〇地区で道路工事のため○時~○時まで断水します」というようなアナウンスがある場合はいいのですが、突然に水が止まることも珍しくありません

私の体験で、シャワーを浴びていて、シャンプーをして髪の毛をいざ流そうとしたら水が出なかったことがあり、大変ショックでした。

その時は、冷蔵庫にあったペットボトルの飲み水で緊急対応しました。

こういうパラオ事情を知っている人は、部屋にペットボトルで水を貯めています。

そして、断水に伴い、水道管の水が白く濁ってしまうんです。なので、先にも言いましたが、水道水の飲用はお勧めしません。

もっというならば、顔を洗うのも抵抗があるくらい。

でも、実際は、空気が混じって白く見えるだけのようですよ。

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食料編

パラオには雨季と乾季があり、雨季のシーズンは台風のような天候が続く日もあります。

すると何が起こるかといえば、海が大荒れしますので、グアムからの輸入コンテナが遅延したり届かなかったりするんです。

実はそれが大問題、パラオでは生活用品のほぼ全てを輸入に頼っているので、コンテナが遅れると島中に物資が無くなってしまうんです

特に困るのが、食料品

野菜や果物、お肉も乳製品も、水もお菓子も、本当に全てが輸入に頼っているので、スーパーがみるみる空っぽになっちゃうんです。

特に食品のいたみの早い野菜、肉は大打撃です。

日本では信じられないかもしれませんが、レストランではそういう事態になると、「申し訳ございません、コンテナ遅延の為の食材不足により、欠品が多くなります。」というアナウンスが出ます。

ひどい時にはサラダやステーキなど10品以上が本当に欠品になってしまうんですよ。

もちろん、パラオには地元で育てている野菜や果物もあります。

しかし、それを農業を言えるかというと、小さい規模なので、やっぱり収穫の限界があったり、シーズンもので取れない時期があったり、これもまた大変なんです。

気候柄、育つ植物も限られています。

漁業も同様で、自分たちで食べるぶんだけ魚を獲るのがパラオ・スタイルなので、フィッシュ・マーケットも、夕方になればもう完売。

雨季のシーズンは、コンテナの運送状況を気にしつつ、日持ちするパスタや米を主食に工夫が必要です。

衣類編

パラオは常夏なので、基本的に半袖半パン、サンダル、というようなスタイルで生活します。

正装もスーツではなくアロハシャツ。

日本に比べてラフな格好で身軽なのですが、暑いパラオでは汗をよくかきますから洗濯を回す回数が増えますし、オフィスワークではなく動き回る仕事が多いので、服のダメージも早いです。

特にツアーガイドさんなんて、立ったり座ったり走ったりするので、まるで漫画のように、ズボンのお尻が裂けちゃった!という人もよくいます。

そこで困るのが、服のサイズなんですね

服、潰れたから新しいものを購入するかと、スーパーに行っても、パラオ人のサイズは小柄な日本人にはとにかくでかい!

スーパー・ラージのアメリカンサイズというイメージです。

例えば、私、165cmの普通体型なのですが、パラオでは「女性」ではなく、「女の子用」の服のサイズがぴったりなんです。

ジーパンを探していた時も、スーパーにあるジーパンは「サイズ0」と表示されているにも関わらず、私が2人すっぽり入るくらいの腰回りの大きさでした。

そこで、次のチョイスが、フィリピン人のストアなんです。

フィリピン人のサイズは日本人と同じくらいなのでサイズは合うのですが、ファッションスタイルが、まさにフィリピン。

派手な色やキャラクターもの、フリフリだったり、タイトだったり、日本人の好みとは少し違うのが難点なんですよね。

ということで、パラオ在住の日本人は、

  • 服に関しては、日本であらかじめ購入して着回すか、
  • 日本から送ってもらったり
  • 日本に帰る機会に購入したりしている

という人がほとんどです。

日本で買う製品はやっぱり質もよく、長持ちするから頼りになります。

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アパート編

パラオの生活はご近所同士が仲良しです。

みんな友達で、みんなで共存しているような社会環境です。

アパートも、日本のような静かに住人が暮らしているような建物ではなく、ワイワイと一つ屋根の下にみんなで暮らしているようなイメージです。

ということで、基本的にどこでも賑やかなんです。

特に、パラオ人やフィリピン人は歌ったり、お酒を飲んだり、おしゃべりが大好き。

朝から音楽を大きな音で流したり、夜な夜なビールを持ち寄り宴会するのが日課です。

子供達も元気一杯走り回ったり、ボール投げをしたりしています。

ここはカルチャーショックですが、日本人には彼らのそんな陽気なカルチャーに慣れるまで、「もうちょっと静かにして!」と思ってしまうかもしれません。

加えて、パラオのアパートの造りは結構甘く、隙間が多くあります。

窓が完全に閉まらなかったり、ブラインドだけになっていたり、壁も薄いので隣人の声は丸聞こえです。

現代の社会で、ご近所さんに迷惑をかけないように静かに生活をする日本人にはパラオの生活に慣れるまで少し時間がかかるかもしれませんね。

おまけ:カビ編

パラオは気候柄、カビがよく生えるんです。

なので、革製品はNGです。

私もそれを知らず、初めてパラオに来た時にスーツを1着持って来たのですが、結局パラオで着る機会などなく、3ヶ月経った時には、ベルトも靴もブルーチーズのようにカビだらけで、結局捨ててしまいました。

海風と太陽光に刺激されるパラオのカビは、恐るべし。

パラオ生活の実態まとめ

今回は、南国リゾート・パラオ生活の実際!5つの実態について大暴露しちゃいましたが、いかがでしたでしょうか?

でも、これらは決してネガティブな要因ではなく、だからこそパラオが楽しい理由の一つでもあります。

生活の知恵は、どんな環境に行っても時間と経験ともに身についていくものです。

初めのうちは、海外生活を甘くみるのではなく、それなりの覚悟をもって移住することが必要ですが、怖がったり、躊躇ったりするのではなく、挑戦していく姿勢が大切だと思います。

是非、今回の記事をパラオ移住生活の知恵のヒントにしてみてください。

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