パラオ現地生活で、コミュニケーションの不安はないですか?
何語で話したらいいんだろう…
英語がちゃんと通じるかしら…
日本語が通じたらいいなぁ…
そんな言葉の悩みを一挙解決、
今回は、パラオ現地で大活躍するフレーズをご紹介いたします。
- 日本語がそのまま使えるフレーズ
- パラオ語のフレーズ
この2つをご紹介したいと思います。
パラオ現地で飛び交う言語は?
パラオ人の言語は、パラオ語です。
しかし、移民が多いこの国では、現地の言葉だけでなく、世界各国の言語が日常的に聞こえます。
例えば、
英語、タガログ語、日本語、中国語、韓国語、インド語、バングラディッシュ語…
そんなパラオの言葉事情をみてみましょう。
事情その1 :パラオの人は英語が達者
パラオ人は基本的にパラオ語は話しますが、英語も公用語ですので、達者です。
しかし、パラオ人の話す英語には、独特の訛りがあるのが難点。
パラオ語の特徴に語尾を伸ばすようにゆっくりと話すスタイルがあるので、パラオ人が話す英語にも語尾が伸びたような独特なイントネーションが聞こえてしまうんです。
でも、それに慣れてしまえば、文法や単語など正しい英語を話すパラオ人がほとんど。
コミュニケーションとして伝わりやすいので、英語を話せる方たちは問題なく移住生活ができています。
事情その2:フィリピン人が多いので、タガログ語が多い!
パラオには、出稼ぎで移住しているフィリピン人が、その人口の4分の1もいるのです。
フィリピン人のコミュニティーが多く存在するだけでなく、まるでフィリピンにいるような錯覚に陥ることがあるほど、レストランやホテルで働いているスタッフにもフィリピン人が目立ちます。
パラオではタガログ語が聞こえる確率が大変高いので、タガログ語の挨拶、特に「サラマッポ」(アリガトウ)くらいは知っておきたいですね。
事情その3:日本語が通じる!
そして、パラオにいる外国人で、フィリピン人についで多いのが日本人なんです。
300人から500人ほどの日本人が移住しています。
また、観光客も日本人が多いこともあり、日本語に慣れている現地人が大変多いのです。
例えば、「ありがとう」や「こんにちは」程度の挨拶でしたら、問題なく通じます。
スーパーやレストランの支払いの際に、「おつり」や「いくら?」といったような単語も通じます。
基本的に商業施設にはほとんど日本語訳が付いているので、日本語しかわからない方でも、安心してパラオを楽しめますよ。
覚えておくと便利なパラオ語フレーズ
もちろん、パラオ人が話す純粋なパラオ語も覚えておきたいものです。
でも、パラオ語は、スペルにすると、「ng」から始まる単語が多くて、本当に発音が難しいんです。
そんな中でもやっぱり挨拶は覚えておくべきです。自分たちの言語で挨拶を交わしてくれると、なんだかハッピーになるのは、世界共通語ですねよ。
挨拶で使うパラオ語フレーズ
Alii アリー(こんにちは)
Ungil Kebesengei ウギル カブスイゲイ(こんばんは)
Me sulang メ スーラン(ありがとう)
Mechikung メイクン(さようなら)
Ma uriul マウリウル(また、ね)
Ke ua ngerang?クワガラン(お元気ですか?)
Ngtecha nklem?タンクレン(あなたの名前は?)
A ngklek a アンクレン〜(私の名前は〜です。)
Ahad ra siabai アダラシャバ (日本人)
会話で使うフレーズ
Mei メイ (来る、来て)
Bemtuu ベントゥ(入る、お入り)
Dorael ドライル(行きましょう)
Ollei オレイ(すみません…:男性に)
Ea kau イアカウ(すみません…:女性に)
~Me tara メッタラ(〜をください:固形物が欲しい時)
Me sesei メッセセイ(〜をください:水など固形物でないものが欲しい時)
Ngarugii? ガルギイ〜(〜はありますか?〜を持っていますか?)
Telang? テーラン(いくつ?)
Diak a ディアカ(ない)
Choi,o’o オオイ(はい)
Ng diak ディ アック(いいえ)
Mengang モグル(食べる)
日本語から派生したパラオ語のフレーズ
パラオに英語や日本語が浸透していることについて、実はそれは観光業の影響だけではなく、戦前からの歴史の強い影響があります。
特に日本は、戦前よりパラオに滞在していた期間が大変長く、その間に慣れ親しんだ日本人が使っていた日本語が、そのままパラオ語となって派生したケースが多くあるんです。
フレーズや単語だけでなく、人の名前や土地の名前にも、日本語がたくさん存在するんですよ。
パラオ現地で活躍する日常会話フレーズ・ベスト5をご紹介
「え、全部日本語?!」と思うかもしれませんが、これらは立派なパラオ語なんです。
先に述べたように、日本語からパラオ語になったフレーズや単語なんですね。
パラオで活躍する日常会話フレーズ・ベスト5
第1位:必ず通じる魔法の言葉「ダイジョウブ」
「ダイジョウブ」(大丈夫)は万能な言葉です。
体調や気分を聞く意味合いもあれば、味やサービスの良し悪しを聞くこともできますし、不都合はないかという意味合いで相手に伺いをたてる意味合いもあるからです。心配ないという言葉とセットで使うパラオ人が多いですね。
「ダイジョウブ」と頻繁に使うパラオ人の、心優しい人柄がよく現れる言葉ですね。
例)
オキャクさん、アジ、ダイジョウブ?
ダイジョウブ、ダイジョウブ、ダイビング、コワくない
(落ち込んでいる人を見つけたら)シンパイない、ダイジョウブ など
第2位:挨拶の基本「アリガトウ」
レストランに行っても、スーパーに行っても、「アリガトウ」は自然と言われます。
“Thank you”よりもパラオ人には言いやすいのかもしれませんね。
あまりにも浸透している言葉なので、日本人に限定してでなく、パラオ人同士でもたまに「アリガトウ」とお礼を言い合っている場面を見ますよ。
第3位:みんな大好き「アサヒ」
パラオに住む人は、南国の文化の特徴なのでしょうか、みんなで集まってお酒を飲んだり騒ぐのが大好きです。
中でも、大人気なのが、日本のビール、アサヒスーパードライ。
パラオ人は、もはやビールのことを「ビール」と言わず、「アサヒ」と言います。
パラオに来てすぐ、現地の人とコミュニケーションをとるのに、とっても便利なマジックワードは「アサヒ」かもしれませんね。
第4位:毎日言います「アツイネ」
パラオは、常夏です。日差しが強くて暑いんです。
暑いっていう言葉、日本でもそうですが、無意識で出てきませんか?
独り言のように「アツイ」「アツイネ」と汗を拭きながら呟くパラオ人がたくさんいます。
もう毎日使う言葉なので、体に染み付いていますね。挨拶代わりに、「アツイね」と話しかけると、パラオ人との距離がぐっと縮まりますよ。
第5位:関西弁も流暢に「ナンデヤネン」
これが意外な言葉なんですが、パラオに移住している関西人がパラオ人に教えたんでしょうね。
「ナンデヤネン」と日本人にいうと、日本人も面白がっていい反応を見せてくれるので、パラオ人もきっとすぐに覚えたんでしょう。フランクに「ナンデヤネン」と笑うパラオ人に日本人は親しみを覚えますよね。
おまけ:パラオで大変よく使うタガログ語
パラオでは、フィリピン人が大変多く、タガログ語がわかれば便利ですしコミュニケーションがスムーズに図れます。覚えておくと良いタガログ語は下記です。
Magandang hapon マガンダン ハーポン (こんにちは)
Magandang umaga マガンダン ウマーガ (おはよう)
Magandang gabi マガンダン ガビ (こんばんは)
Kuya クヤ (若い男性を呼ぶとき)
Ate アテ( 男性が年上の女性を呼ぶとき)
Makikiraan po マキキラアン ポ (すみません)
Kumusta ka? クムスタ カ ( 元気ですか?)
Okay lang? オーケイ ラン (大丈夫)
Salamat サラーマット ( ありがとう)
Walang anuman ワラング アヌマン (どういたしまして)
Paki Ulit? パキ ウリッ ( もう一度言ってくれませんか?)
Sori ha? ソリー ハー (ごめんね)
Masarap マサラップ (おいしい)
Nasaan ang banyo? ナサアン アン バンニョ ( トイレはどこですか?)
Sige シゲ (じゃあね)
最後に
以上、パラオで活躍すること間違いなし!の簡単なフレーズや単語を見てきましたが、いかがでしたでしょうか?
コミュニケーションは、言語が全てではありません。
ボディージェスチャーや表情をうまく使って、心を伝えることが最も大切なことです。
現地の生活に早く馴染むためにも、覚えやすいキャッチーなフレーズを利用して、温かい笑いを取ってみるのもいいかもしれませんね。
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