カンボジアでは旅行者であっても気軽にSIMカードを購入することができます。
購入したSIMをSIMフリーの端末にさせば、電話やネットがすぐに使えるので滞在中はとっても便利!
今回はカンボジアでは絶対おすすめのSIMカードの使い方についてまとめました。
各種キャリアや料金、利用方法なども解説しています。ぜひ続く記事をチェックしてください。
日本より便利!カンボジアのSIMカード事情
カンボジアのSIMカード事情は、日本より断然便利になっています。
日本では
- キャリア選び
- 長々とした契約
- 高すぎるパッケージプラン
- 2年以内に解約したら違約金
- 格安SIMもスマホによっては対応せず…
とSIMの契約にとにかく煩わしさを感じますが、カンボジアではSIMは使い捨てのようなもの。
道ばたでいくらでもプリペイドタイプのSIMが売っていて、旅行者でもその場で買うことができ、スマホにさせば電話もネットもすぐに使え、旅行が終わったら捨ててくるだけ…と、とにかく気軽なシステムになっています。
SIMフリーのスマホやタブレットを持っているなら、使った方が断然お得です!まずはSIMカードのキャリア選びから考えてみましょう。
SIMカードのキャリアを選ぼう
カンボジアにはいくつかのSIMのキャリアがありますが、ここでは代表的は3社について解説します。
1.Cellcard(セルカード)
プノンペンやシェムリアップで、Cellcardと書かれたオレンジ色の看板が見えたらこのお店。
多くの店舗を構えていますし、英語ができるスタッフも多いので、旅行者にも親切なSIMカードの会社です。
プリペイド式のSIMは、1$のチャージで1週間の利用が可能と、やや使える期間は短めです。
キャンペーンコードを打ち込めば、1$で250$分のデータ通信ができるといったキャンペーンを頻繁に行っているキャリアでもあります。
For a limited time only enjoy an amazing 1GB for your 1000R every day! It’s Cambodia’s cheapest data offer from Cellcard! Dial #1000# pic.twitter.com/N2G8ImT0bA
— Cellcard (@cellcardkh) 2016年12月14日
通信エリアが広く、ちょっと田舎のほうでもネットを拾うのが嬉しいところ。
短期間の滞在であれば、セルカードのSIMでも十分利用できるでしょう。
2.Metfone(メットフォン)
セルカードと並んで2大キャリアともいえるのがMetfone(メットフォン)です。
こちらも店舗が多く、深緑色に赤色のポイントのついた看板がよく目立つので、旅行中に立ち寄ってみてもいいでしょう。
プリペイド式のSIMは、1$のチャージでも1週間以上の利用が可能です。
セルカードのSIMとは違い、1週間たってもSIMに残ったお金を使いつづけられますので、ある程度の期間カンボジアに滞在する場合は、MetfoneのSIMのほうが使い勝手がよいかもしれません。
1$で20$分のデータ通信ができるといったキャンペーンを地味に行っている場合もあります。
通信エリアも割と広め。郊外に立ち寄る場合も安心して利用できるSIMです。
3.Smart(スマート)
カンボジアの若者に大人気なのが、スマートのSIMです。
データ通信に特に力を入れたSIMで、ネットの閲覧などはかなりお得に利用することができます。
いち早く4G LTEの高速通信サービスを提供したキャリアで、旅行者でもSIMを購入するだけで快適なネット回線の利用ができます。
スマートのキャリア同士であれば格安で通話もできますので、グループで旅行に行く場合は皆でスマートのシムを利用するとより便利かもしれませんね。
SIMカードはどこで買えばいいの?
各キャリアのSIMカードは、それぞれの店舗だけでなく携帯電話ショップや一部の両替所でも販売しています。
携帯電話ショップや両替所は街のいたる所にありますから、わざわざキャリアの店舗を探さなくてよいというメリットがあります。
しかしSIMを入れた後のセットアップを自力でしなければならないというデメリットもあります。
スマホの操作やセットアップに自信がない場合はキャリアの店舗に行くと、設定もきちんと行ってくれるので安心ですね。
またプノンペンやシェムリアップの空港には、出口付近にSIMカードを販売している窓口があります。
ここでSIMを購入してしまえば、空港を出てすぐにネットが使えて位置情報なども把握できますのでとっても便利。
外の空気を早く感じたい気持ちを少しだけ抑えて、まずはSIMを手に入れてしまいましょう。
カンボジアのSIMを買う時に必要なものとは?
カンボジアで外国人がSIMを買うためには、パスポートが必要です。
小さな携帯電話ショップであれば面倒がってパスポートの提示を求めない場合もありますが、キャリアのショップでは必ず提示を求められます。
また家族でSIMを1枚ずつ購入する場合も、代表者のパスポートだけではなく、SIMを利用する本人のパスポートの提示が必要です。
SIMカード購入の際には忘れずにパスポートを持って行くようにしましょう。
空港を出る前にSIMを買ってしまえば、入国時に使ったパスポートをそのまま出すだけですから、余計な手間が減っておすすめですよ。
カンボジアのSIMはいくらで買える?
それでは、カンボジアのSIMカードの購入代金をチェックしてみましょう!
1.プリペイド式のSIMの場合
キャリアや利用するSIMによっても異なりますが、基本的なプリペイド式のSIMは1枚1$程度で販売されています。
キャンペーンなどでSIM自体の料金は無料である場合や、電話番号を選ばせてもらえる代わりに、数字の並びのいいSIMは少し値段が高いという場合もあります。
しかし高かったとしても、3$もあればSIMが一枚購入できるでしょう。
プリペイド式のSIMを購入した場合、その後1$、2$、5$…と利用料金を選んでお金をチャージすることになりますので、最終的に支払う金額は1$~5$前後になるでしょう。
2.ツーリストSIMの場合
カンボジア国内に入ってしまうとあまり見かけませんが、国境や空港ではすでに決まった金額がチャージされたツーリストSIMも販売されています。
価格はやや割高ですが、外国人旅行者にとっては分かりやすいというメリットもあります。
例えばスマートのSIMであれば、通話料金3$+データ通信3.5GがすでにチャージされたSIMが6$で販売されています。
スマートの通話料金は1分0.05$~と格安ですから、これでかなりの通話が可能です。
カンボジアはどんなお店でも基本的に無料のWI-FIを用意していますから、データ通信に関してもそこまでたくさんの量は必要が無いでしょう。
1週間程度の旅行で、一般的なスマホの使い方をすれば、6$のツーリストSIMで十分ではないかと思われます。
3.注意点
キャリアのショップではなく露店などでSIMを購入すると、料金をぼったくられる可能性もありますのでご注意ください。
特に観光地では外国人相手にSIMを高く売りつける人が少なくありません。
外国人感覚からすればSIMの金額があまりにも安いですから、気付かずに支払ってしまう事もしばしばです。
おかしいな?と思ったら、1$のSIMは無いかと尋ねてみるのもひとつの方法です。
SIMカードのお金がなくなったらどうする?
最初に購入したSIMのチャージ金額を使い切ってしまった、もしくはSIMの利用期限が過ぎてしまったらどうすればいいのでしょうか?
1.チャージ用のカードを手に入れる
まずはいろんな場所で販売されているチャージカードを購入しましょう。
チャージカードの販売は、キャリアのショップや携帯電話ショップだけでなく、道ばたの雑貨屋などでも行われています。
セルカードやメットフォンの字が書かれた小さなカードがガラスケースに並んでいたら、それを指さすだけで販売してもらえます。
チャージ金額はある程度決まっており、1$、2$、5$…と用意されています。
セルカードのSIMを購入していたら、「セルカード 1$」などと伝えるだけでも、お目当てのチャージカードを購入できます。
2.料金をチャージする
チャージカードが手に入ったら、まずは銀色のシール部分をコインなどで削りましょう。
そこに記された14桁ほどの数字がチャージに必要な番号です。
次にチャージの方法を確認します。
例えばメットフォンであれば、チャージカードに「※197※(14桁の番号)#通話ボタン」と記されています。この通りにキーパッドから数字を入力し、通話ボタンを押すだけでOK。
後はキャリアから必要な金額がチャージされた旨のショートメールが届きます。
カードがどこで販売されているか分からない、またはチャージの仕方が分からない場合は購入したSIMのキャリアの店舗へ足を運んでみましょう。英語も堪能なスタッフが、すぐに手続きしてくれますよ。
カンボジアのSIM事情まとめ
カンボジアでSIMを上手に利用すれば、きっと旅行がもっと快適になるはずです。
当然ですがSIMロックのかかった端末にカンボジアのSIMを入れても利用できませんので、注意してくださいね。
カンボジア旅行や移住の際は、ぜひSIMフリーの端末を用意して、便利に滞在を楽しんでください。
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