南アフリカのスーパー5選と特徴と買い物ルール(お土産8選情報付き)

南アフリカのスーパー5選と特徴と買い物ルール(お土産8選情報付き)

南アフリカで生活するとなった時、スーパーマーケットを賢く使いこなすのは大切なことです。

海外旅行で「スーパーマーケットを見るのが好き」という人もいますが、旅行と生活は全く別のものになります。

南アフリカのスーパーマーケットにもそれぞれ特徴があり、現地のスーパーマーケット事情を知ることで、有意義な買い物が実現します。

ここでは、

  • 現地のスーパーマーケットにはどんな特徴があるのか?
  • 買い物の方法やルール
  • 南アフリカならではの食材
  • お土産情報8選

について、現地在住者よりお伝えします。

南アフリカのスーパー5選とその特徴

南アフリカにある主要なスーパーマーケットを紹介します。

スーパーマーケットでは、3個買って2個分の値段、3個買って一番安いものが無料などお買い得なシステムも見逃せません。

賢い買い方をすれば、節約に繋がります。

・Pick n Pay(ピックアンドペイ)

南アフリカのスーパー、picknpay

青と赤の看板で「Pick n Pay」とアフリカーンス語で書かれてあります。

リーズナブルな価格なので、比較的安いお店と言えるでしょう。

品質も良く安心して食材が購入できます。低所得層から高所得層に親しまれているスーパーです。

ポイントとカードを作って、ポイントがたまればキャッシュバックで、割引で買い物ができたり、月に1回発行されるPick n Payの雑誌が無料で手に入ります。

・Checkers(チェッカーズ)

南アフリカのスーパー・Checkers(チェッカーズ)

緑と白の看板が目印で、庶民の懐(ふところ)に優しいスーパーマーケットと言えるでしょう。

他のスーパーで同じ品物を売っていても、他店と比較すると低額な値段で購入することができます。

クオリティは他のお店と比べて鮮度が落ちたり、古くなったものが売られていることがありますが、味に問題はありません。

全体的に安めなので、節約したい人や大家族に人気のスーパーです。

・Woolworth(ウールワース)

南アフリカのスーパー、woolworthsfood

ブラックとホワイトのシックな看板でWoolworthと書かれ高級感が漂います。

クオリティが良いと定評があり、オーガニックの食材も扱っています。

値段は他のスーパーマーケットよりやや高めになりますが、品質は保証できます。

安全な食材を購入したい人や高所得層に人気で食材もバラエティー豊かですが、野菜や果物、お肉など生活に必要な食材を買うと1万円は軽く超えてしまいます。

定期的にお買い得商品を広告に紹介しているので、ほしい物が安くなっているかチェックして買い物に出かけましょう。

・Food lovers market(フードラバーズマーケット)

Food lovers market(フードラバーズマーケット)

主に野菜や果物を低額で販売しているスーパーマーケットです。旬の野菜や果物が他店より低額で購入できるのが特徴です。

バラ売りもしていますが、箱詰めで購入も可能です。

地域によってはお惣菜を扱っている店舗もあるので、夕飯や週末のランチに利用するのも良いでしょう。

・SPAR(スパー―)

SPAR(スパー)

赤でスーパーのロゴが入り、木のマークが目印です。「日本で見かけたことがある」という人もいるのではないでしょうか。

コンビニエンスのような感覚のスーパーですが、品揃えが豊富で値段もリーズナブルです。

・Shoprite(ショップライト)

チェッカーズ系列のスーパーで、チェッカーズより更に安く購入できるので低所得層に人気があります。

大規模なスーパーマーケットで、食材の他にさまざまな雑貨、文房具やおもちゃ、バーベキューセットなど何でも手に入ります。

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スーパーでの買い物の仕方

海外のスーパーマーケットは、日本と異なりシステムが異なります。

現地に滞在してから戸惑わないためにも、注意点などを簡単に説明していきます。

・野菜や果物を購入する時

スーパーマーケットの入り口には、ショッピングカート置き場があるので、好みのサイズのカート選んで買い物を始めます。

野菜や果物はバラ売りで売っていることがあるので、近くにいる店員さんにお願いして量ってもらい値段のついたステッカーを貼ってもらいます。

お店によっては直接レジに持って行き、量ってくれるところもあるので、分からない時は店員さんに聞くようにしましょう。

・生鮮食品を買いたい時

お魚やステーキ用のお肉、ハム、ソーセージなど買いたいこともあるでしょう。

南アフリカの生鮮食品売り場

お肉はパックに詰まっているものがありますが、大量に欲しい時や量り売りで欲しい時は、売り場のカウンターに行き、どれくらいほしいか希望を伝えます。

融通が利くので遠慮なく伝えてみましょう。例えば「サンドイッチ用のハムを300g欲しい」、お肉をブロックで500g欲しいなど言えば、量ってくれます。

分からない時は相談して、購入するのもひとつの方法です。

つたない英語でも理解しようと努力してくれますし、英会話の勉強にも繋がります。

・べーカリー

各スーパーマーケットには、独自のベーカリーがあり焼きたてのパンが購入できます。

食パン以外にもホットドッグ用のパン、ハンバーガーブレッド、クロワッサンが楽しめます。

ホットドッグやハンバーガー用のパンは市販品もありますが、ベーカリーで買う人が多いといえます。

・お会計の方法

他の国ではレジがベルトコンベア式になっていて、ベルトの上に買った品物を置くことがありますが、南アフリカはベルトコンベア式でないことがほとんどです。

買い物かごから品物を取り出し、置いていくとレジ係りの人がスキャンしてくれます。

日本では買い物かごを置くと、レジの人が取り出して別の籠にいれてくれますが、南アフリカは基本的に自分で品物を置いていきます。

買った品物はレジのすぐ隣にいる人が入れてくれるので、自分で袋詰めする必要はありません。

また、買い物袋は有料なので、買い物バックを持って行くのも良いでしょう。

・お店の営業時間

日本の感覚で買い物に出かけると「お店が閉まっていた」という事態に陥ることがあります。

日本の場合、夜や土日でも遅くまで営業していますが、南アフリカのスーパーマーケットは早めにお店を閉めてしまうことがあるので注意が必要です。

朝は8:00頃から営業していることが多く、夕方は19時頃には閉まってしまうので、早めに買い物を済ませることが大切です。

土日は午前中のみ営業というスーパーが多いので注意しましょう。

全てのお店が19時に閉まるわけではなく、なかには20時、21時など遅くまで営業しているスーパーもありますので、引っ越したら自宅周辺のスーパーマーケットの営業時間を確認しておきましょう。

SPAR(スパー)は20時頃まで開いているので、材料の買い忘れに気づいた時に利用できるお店です。

また、深夜になって買い物を思い出した時は、ちょっとした品物であればガソリンスタンドで購入も可能です。

・パーキングアテンダント

スーパーマーケットの駐車場には、パーキングアテンダントと呼ばれる人が立っています。

南アフリカのパーキングアテンダント

多くは黒人男性ですが、買い物を終えてトローリーいっぱい荷物がある時は、車まで運んでくれたり、荷下ろしを手伝ってくれます。

その他にも、土日や月末など駐車場が混雑している時に駐車スペースを案内してくれたり、買い物中に自家用車が盗難に遭わないように見張り役もしてくれます。

荷物を運んでくれたり、長時間車を見張ってくれた時は、R5(約30円〜40円)お礼にあげましょう。

・レシートを確認しよう

現地の人は、日本人のようにきっちりしていないので、最後にレシートを確認する習慣をつけましょう。

同じ品物が2回スキャンされていたり、棚の表示には「お買い得」と書いてあったのに、実際は、「割引されていなかった」など良くある話です。

後になって気づいても、お金は返してくれないことが多いですが、違う品物で代替えしたり、割引クーポンを渡すことで対応しています。

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南アフリカならではの食材

海外で暮らすと、日本で見たことのない食材を目にすることがあります。

ここでは南アフリカならではの野菜や果物などの食材を紹介します。

・パンプーン(ひょうたん型をした南瓜)

日本では西洋かぼちゃ、英語ではバターナッツと呼ばれていますが、現地ではアフリカーンス語で「パンプーン」といいます。

パンプーン(ひょうたん型をした南瓜)

日本のかぼちゃは、ホクホクして甘味がありますが、パンプーンは甘くもなく苦くもない淡白な味です。

食べ方は茹ででマッシュ状にしたパンプキンにシナモンシュガーを混ぜて食べます。

そのほかパンプーンを半分に切って、中の種を取り出してボタンマッシュルームを入れ、アルミホイルで包み、バーベキューで焼くのも美味しいです。

・ジェムスクワッシュ(GEM Squash)

中身が黄色い食べ物で野菜の分類に入ります。茹でて柔らかくなったら中身を食べますが、そのまま食べる人が多いようです。

ジェムスクワッシュ(GEM Squash)

・Amadumbe(アマドゥンベ)

じゃがいもの一種で外側は茶色、中身は白色をした芋です。

マッシュにして食べたり、そのまま煮たり焼いたりして食べることもできます。フライドポテトのように食べる人もいます。

・Marula(マルーラ)

マルーラはゾウが大好きなフルーツですが、通常はお酒のフレイバーとして使います。

実はあんずのような実です。

・アマシィ(発酵牛乳)

アマシィは牛乳を発酵させた飲み物で、ヨーグルトのような甘酸っぱさが特徴です。

アマシィ(発酵牛乳)

プレーン味とクリーミィ味がありますが、日本人にはクリーム状の方が味覚に合うのではないでしょうか?

特に黒人に人気で、一口飲むと独特の味に驚きますが、慣れると抵抗なく飲めるようになります。

アマシィは飲んでも良いですし、パップと呼ばれるトウモロコシの粉を水でこねたものにかけて食べるのが一般的です。

ぱっと見るとコーヒー牛乳と間違えそうですが、中身は発酵した牛乳です。

スーパーで買える南アフリカのお土産8選

1. ルイボスティー

ルイボスティーは、南アフリカのお土産の定番といえるでしょう。

ルイボスティー

この土地を訪れてたら、是非お土産にしたい一品です。日本でいうと緑茶感覚の飲み物といえます。

ノンカフェインで抗酸化作用のあるルイボスティーは、赤ちゃんから高齢の方まで幅広い年代に親しまれている飲み物です。

定番のルイボスティーのほか、子ども向けにアップルやピーチ味、ルイボスグリーンティーなど、商品もバラエティー豊かです。

ホットでもアイスでもどちらでも飲めるので、季節に合わせて楽しめます。

近年では日本でも良く見かけるようになりましたが、日本で買うよりかなりお得なのでたくさん買っておきたいですね。

2. アマルーラのチョコレート

南アフリカのお土産の定番の中でも、特に人気があります。

チョコレートのなかにアマルーラ―のリキュールが入っているので、大人向けのお土産になります。

アマルーラのチョコレート

観光シーズンの9月〜3月は、日本からたくさんの観光客が訪れるため、スーパーの棚から品切れ状態になることもしばしばです。

「見つけたら買う」が鉄則で、「後で買えばいいか」と考えているとなかなか見つからなかったり、品切れになって買えなかったということになりかねません。

チョコレートはミルク味とダークチョコレート味があり、箱入りの物は18個入りで、小さな袋状のものは3個入りです。

そのほかFadge(ファッジ)という、キャラメルより柔らかな食感のお菓子も人気ですが、かなり甘いので甘党の人に最適なお土産です。

3.ベイカーズ ビスケット

バタービスケットですが、適度な甘さ加減でお土産にも最適です。

ベイカーズ ビスケット

箱型からスナックサイズの袋に入ったものがあるので、会社のばらまき用としても最適です。

ルイボスティーと一緒に食べれば、南アフリカでの想い出に浸ることができるでしょう。

4.Nandos(ナンドウズ)のスパイス

南アフリカのファストフード店「Nandos」が出しているスパイスです。

Nandos(ナンドウズ)のスパイス

特に人気なのがぺリぺリソースでチキン料理やピザなどと相性抜群です。

料理のスパイスとして使用したり、出来上がった料理に使うなどさまざまな使い方が楽しめます。

ガーリックソースはサラダのドレッシングとしても使えます。

ペリペリソースはマイルド味から激辛まであり、フレイバーもガーリック、レモン&ハーブ、プレゴソース味など種類豊富です。

ばらまき用として何種類か購入して、お友達に配るのも良いでしょう。

5.FUNKY OUMAのスパイス

FUNKYとは一風変わったという意味で、OUMAはアフリカーンス語でおばあちゃんといいます。

FUNKY OUMAのスパイス

ヒマラヤンソルトにハーブやベジタブルなどさまざまなスパイスを加えた、変わった風味のスパイスです。

ベーシックな塩味、胡椒以外にバーベキュー味やビートルート味、ジンジャーとターメリック味など種類も豊富に揃っています。

料理好きの人に、日本にはないような珍しいスパイスをお土産にするのも、喜ばれるに違いありません。

6.アマルーラリキュール

「マルーラ」と呼ばれる木の実から作られるお酒です。マルーラの木の実はあんずのようなフルーツで、ゾウの大好物でも知られています。

アマルーラリキュール

お酒の箱にゾウのイラストが描かれてあるのは、ゾウが大好きな食べ物だからなのです。

甘めのリキュールでカルーアミルクに似た味で、女性に人気のお酒ではないでしょうか。

そのまま飲んだり、アイスクリームにかける、バニラアイスと混ぜでミルクシェイクにするなどいろいろな飲み方が楽しめます。

大きなボトルサイズ750mlやばらまき用には小型サイズのボトル(50ml)が便利です。

アマルーラのほか、ミルクタルト風味のリキュールも甘くて、リキュールの上にシナモンパウダーを振りかけて飲むのがおすすめです。

写真向かって右側がアマルーラ(50ml)、左側がミルクタルト味のリキュール(750ml)です。

7.南アフリカ産ワイン

南アフリカがワインの産地であることを知っている人は少ないのではないでしょうか。

ワインといえばフランス、イタリアなどが人気ですが、南アフリカのワインもリーズナブルで美味しいワインが飲めます。

南アフリカの原産といえば赤ワインの「ピノタージュ」で、この土地でしか生産されません。ワイン好きの上司や特別にお世話になっている人のお土産に喜ばれます。

南アフリカ産ワイン

スーパーマーケットで、約1,000円〜3,000円も出せば品質の良いワインが購入できます。

8.バイオオイル(Bio oil)

日本でも人気が高いと言われているバイオオイルは、妊娠線の緩和に役立つアイテムです。

バイオオイル(Bio oil)

南アフリカでは200mlサイズのボトルが、約1,800円くらいで購入できます。

妊娠中の友達にプレゼントするのも良いでしょう。

妊娠線ケア以外の使い方として、傷口を目立たなくさせたり乾燥肌に使うなど、使い勝手の良いオイルです。

傷口に使う時は、傷口が閉じて乾いた状態の時にのみ使えます。湿潤している部分に使うと症状が悪化する恐れがあるので注意しましょう。

南アフリカのスーパーマーケット事情まとめ

スーパー事情は各国により異なりますが、品質の良いお肉を買いたい時はこのスーパー、日常の買い物はこっちのスーパーなど目的に合わせて使い分けるのも良いでしょう。

また、まとめ買いなども多く、お得なので買っておくと節約に繋がります。

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