「フィリピン・セブでビジネスをスタートしたい!」という目的を持ちながら、マニラへ留学。
その後、念願のセブ島で働き、現在は起業のための準備を進められているShoさんに、フィリピンの魅力や将来の夢に向かってどんなことをしているのか、お聞きしました。
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マニラへ留学した理由
まずは言語習得を目的として、マニラへ留学しました。
もちろん、アメリカやオーストラリアの留学も検討しましたが、お金がかかることから、公用語が英語のフィリピンを選びました。
なぜセブで起業?
はじめて渡比したときが19才だったんですが、そのときにフィリピンを好きになったんです。
人の温かさ、日本人とはまったく違う考え方に、特に惹かれました。
それで将来は、日本ではなくて、フィリピンで何かやっていきたいという気持ちと、フィリピンの発展に力を注げたらと思っていました。
セブを選んだ理由は、セブはフィリピンのなかでも、日本人が多い地域で、日本人が経営するレストランやビジネスが多い、ということを知っていたためです。
ビジネスをするならセブ、と日本にいるときから考えていました。
これから何をしていこうか、考えながら過ごしていく予定です。
マニラ留学で英語とタガログ語を学ぶ
最初の1年間はマニラの大学へ通い、英語とフィリピンの国語であるタガログ語を学び、また、大学の授業プラス、アルバイトで日本語を教えたりしていました。
大学は交換留学ではなく、私費留学で入学しました。
なぜ語学学校ではなく大学へ通った?
一番大きな理由は英語で何か学びたいということが大きかったです。
英語を学ぶよりも、大学では英語で経営を学びたかったんです。
かなりキツかったマニラ最初の1年間
言語面での障害もありましたし、お金もそれほどありませんでしたので、住まいも現地の学生と同じレベルのところに住みました。
現地からすると、普通ですが、僕たち日本人からすると適応するのに半年はかかりました。
ただ、1年ほど滞在していると、当初の英語やタガログ語のレベルと比較すると比べものにならないくらい語学力は上がっていると思います。
マニラ留学費用のヒント
留学費用は年間で100万円を組んでいました。アメリカ、オーストラリアよりは全然安いです。
ぼくの場合は、予算は100万円でしたが、実際使った金額は60万円程度でした。
月5万円の計算になります。
【内訳】
- 大学の寮:1万円(光熱費込み)
- 食費:1万円
- 学費:1万円
- 移動費・交遊費:2万円
大学生になれば、かなり安くいけます。
ただし、ぼくの場合は特殊で、大学の権威のある方とお知り合いがいたので、その方に斡旋してもらい、特別に入れたという形です。
普通は、大学間の協定でいく形になると思います。
一般的なフィリピンの語学学校にいくとなると、月々20万円くらいかかることも多いと思います。
フィリピンの実生活をして感じたギャップ
1. 法律
法律的な話になりますが、日本人だけでフィリピンではビジネスができないということです。
日本人がビジネスをする場合、
というルールがあり、これは結構厳しいことがわかりました。
現在の解決策としてのプラン
まずは、フィリピン人の奥さんをもらうということ。
そして、信頼できるフィリピン人を探すということ。
今は、信頼できる方を探しながら、活動しています。奥さんも探しています(笑)
「フィリピン人の性格や恋愛はどう思いますか?」
フィリピン人は完全にポジティブな国民性で、小さなことを気にしません。
そして、家族を一番大切にしています。
・日本人に対するイメージ
なかには、日本人を完全にお金の対象としか見ていない人もいるにはいますが、基本的には日本という国に対して、すごく良いイメージを持っています。
そして、日本人はすごくモテます。
中国人も韓国人もセブにはいますが、やはりモテるのは日本人です。
おそらく、国民性で、日本人は優しくて、礼儀正しいので、そこを感じ取っているのだと思います。
2. コネクションが重要
法律以外では、ビジネスにおいてはコネクションが重要なことに気がつきました。
ですので、コミュニティが小さいセブに行ったという理由があります。
こちらでビジネスをするには、誰かしらと繋がっていないと厳しい、と感じました。
人脈を広げるために、人に人を紹介してもらう、ということを意識して、週末はいつも飲み会に行っています。
マニラにないセブの3つの魅力
マニラ生活の後、縁があって、セブで働くことになりました。
現在は、労働ビザを取り、語学学校のマネージャーとして働いています。
普段は、8時〜17時までオフィスにいます。英語力を磨くために、17時〜21時くらいまでは、英語学習に時間を費やしています。21時からはフリータイムです。
セブに半年生活して分かった魅力をあげると
1. コミュニティが小さいこと
セブ島はすごく狭いコミュニティなので、日本や大都市のマニラでは会うことができないような権力のある方と会うことができる点です。
2. 交通渋滞がない
マニラは交通渋滞があったり、インフラ(一番はWifiのネット環境)が整っていなかったりますが、セブは交通渋滞も少なく、インフラも整っているので、ビジネスをしたり、住むうえでは、住みやすいです。
3.綺麗な海がたくさんある
マニラは海が汚くて、泳げるレベルではないですが、セブは綺麗な海がたくさんありますので、これは大きな魅力です。
セブの治安事情 2つの注意すべき地域
セブは、ドゥテルテ大統領に変わって、かなり治安もよくなっていますがやはり気をつけるべき地域はあります。
1つ目:コロン
貧しい地域のコロンには、なるべく近づかないようにしてほしいです。
ここは軽犯罪が多発しているところになります。
2つ目:マンゴーストリート
マンゴーストリートは、売春婦が多いため、日本人の方がいくとお金を要求されたりするので、注意が必要です。
<安全対策>
- お金持ちに見えるような格好はしない
- 財布などは見える場所には携帯しない
- iphoneはフィリピンは高価なので、外ではいじらない
- ピアスもなるべくしない
といったことを気をつけたいところです。
<危ない体験談>
ショッピングモールで声をかけられて、付いていってしまって、そこでカードゲームをして、すごい掛け金を要求されたという事件は最近あります。
最初に勝たせておいて、最後に負けさせる、ということです。
英語を習いたての方は、注意しておいたほうがよいと思います。英語を習いたいという気持ちに漬け込んできます。
就労ビザ取得の注意点
現在は労働ビザで働いていますが、取得において少し苦労した点はあります。
1つ目は、どこで働いているのかをしっかり提示しなくてはいけないこと。
そして、2つ目は、ぼくは日本の大学を休学して来ていて、大学の卒業証明書がないため、高卒の学歴ですとビザ取得がかなり厳しいです。
最初は、学歴がない時点ではねられました。その後は、会社がフォローしてくれ取得ができました。
セブへ語学留学したい方への情報
語学学校のマネージャーとして働いている立場から留学に関してお伝えできることとして、
留学費用を抑える方法
安く行きたいという方は、セブでは0円留学という会社もあります。
これは、コールセンター(日本人向け)で4時間程度働いて、その後、語学学校で需要を受けるという形です。
アルバイト代と授業料を相殺しています。
ボランティアツアー
語学学校主催のボランティアツアーというのもあります。
ここでガイドとのつながりを作って、フィリピンという国はどういう国なのか、ということを語学以外で学ぶことは、世界への理解力も上がって良いと思います。
英語を学びたい方は、基礎を固めてくるべき
留学前に、基礎をしっかり学んでおき、それからフィリピンでスピーキングを鍛えると、上達も早くなると思います。
やはり、ゼロの状態から来る方も多いので、これは勿体ないと思います。
セブでオススメの場所
僕自身あまりオススメスポットはまだ行けていませんが、生徒の方に、オススメしているのはジンベイザメと一緒に泳ぐ、というアクティビティは良いと思います。
あとは、ストリートフード(屋台)は日本人には馴染みがないので、良いと思います。ぼくも食材を買ったり、食事をしたりします。食事は100円くらいです。
マニラが首都ですが、はそしてセブで起業するために、どんなことをしているのか、
さいごに
フィリピンは日本では体験できないことが多くあります。
日本人経営者とのコネクションを自ら進んで作ることや、一般のフィリピン人と交流することで自らの知識・考えを深めることができる国だと思います。
積極的に行動し、チャンスがあれば躊躇なく挑戦することをお勧めします。
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