オランダには日本と同様に、四季があります。
ここでは、オランダの各季節の天気の特徴と気温、服装など現地に暮らして分かった事前に知っておくと役立つ点をまとめて紹介していきます。
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オランダの2016年度のオランダの過去の気温・降水量のデータ
参照:気象庁
オランダの気候
オランダの冬は寒く、雪がたくさん降るというイメージを持つ方もいると思いが、実はオランダは海洋性気候のため北海道よりも北に位置していますが、冬は穏やかな気候で雪は降っても積もることはあまりありません。
ただ、年によっては気温が氷点下まで下がることもあり、その際にはオランダらしく運河が凍りその上でスケートを楽しむ現地の方の姿をよく見かけます。
ちなみに、オランダ国土が小さく低平な国のため、北と南では気候の地域差がほとんどありません。
オランダの日照時間
オランダの日照時間は、夏と冬で約5時間半ほどの差があります。
夏は、夜の10時頃まで外は明るく
冬は、16時半頃には暗くなり始めます。
オランダの四季別に気候や特徴を紹介
4月~5月「待ちわびた春の日差しを感じる美しい季節」
長かった冬が終わり、オランダの美しく暖かな春が始まるのがこの時期です。
ただ、オランダの春はとても気まぐれで、一日の間に、霧が出たと思ったら、青空になったり、雨が降ったりと天気がころころと変わります。
また、暖かな気候になるこの時期は、待っていました!とばかりに、多くのオランダ人でテラス席のカフェが満席になります。
テラス席に座り、おしゃべりをしながら、太陽を体いっぱいに浴びるのを楽しんでいます。
そして、オランダと言えばチューリップがたくさん咲き誇り、その規模の大きさと美しさで有名な「キューケンホフ公園」がオープンするのもこの時期です。
オープン期間が春のみということもあり、この時期には「キューケンホフ公園」に世界中から人が訪れます。とてもおすすめの場所なので、春の開館期間のこの時期に訪れてみて下さい。
・服装
天気や気温の変化が激しいため、脱ぎ着しやすいカ-ディガンやジャケットの持参がおすすめです。
6月~8月「日照時間が長くアウトドアが楽しめる季節」
オランダの夏と言われるこの時期は、太陽が照り付け、カラッとした気候のため過ごしやすい時期です。
夏と言っても日本のように、35度以上などになることはなく暑い日でも30度程度であり、だいたい気温は20度~26度ぐらいです。
また、夏至のこの時期は日照時間が長く、夜は10時時過ぎまで外が明るいため仕事の後にサイクリングに出かけたり、釣りをするなどオランダ人はアウトドアを思いっきり楽しむ時期でもあります。
・服装
日中は、Tシャツ、キャミソールなど日本と同様の夏の服装で大丈夫です。しかし、朝や夜は気温が下がるため羽織れる服か、薄手の長袖がおすすめです。
9月~11月「オランダの短い秋が始まる季節」
オランダの秋のこの時期は、「オランダの秋は短い」と言われているように木々の葉が色づいたかと思うと、雨風が強いためすぐ散ってしまいます。
この時期は春と同様に、天気と気温の変化が激しく、霧が出たと思ったら、青空になったり、雨が降ったりします。
また、オランダの秋の特徴のひとつが、この時期の風の強さです。そのため、雨が降った際に利用するために折り畳み傘を持ち歩くのもひとつですが、風が強い日には折り畳み傘が壊れてしまうこともあるため、オランダでは小雨が降っても傘をささずに帽子のついた上着を被る人が多いのも特徴です。
実際に、筆者は傘が2度壊れた経験があります。
・服装
雨が降ると寒さをより感じるため、ヒートテック、ジャケットは帽子付きがおすすめです。
12月~3月「寒さを吹き飛ばすイベント盛りだくさんの季節」
12月~3月頃まではオランダでは、冬の時期です。朝は8時半~9時頃に明るくなりはじめ、夕方の4時半~5時頃には暗くなるため、日照時間が短いです。
何よりも、日本と異なる点は、日本の冬は青空が見えることも多いですが、オランダの冬の空は青空が見えることは少なく、グレー色の曇り空が続きます。
そんなオランダの冬を楽しめるように、この時期には、クリスマスマーケットが各都市で開催されます。
また、イルミネーション・イベントや、アートイベント、映画祭、カーニバル等たくさんのイベントが開催されます。外の気温はまだ寒いですが、気持ちもあたたかく明るくなり、楽しめるイベントが盛りだくさんの時期でもあります。
・服装
日中と夜の気温差が激しいので、暖かな服装がおすすめです。ヒートテック、コートや手袋、マフラーは必需品です。
オランダでの服装の注意点
オランダを訪れる際の注意点として、服装以外に「靴」があります。
オランダの道は石畳が多く、日本のようにヒールの細い靴で歩くと挟まってしまうことが多く歩きにくいです。
また、冬の時期は雪が解けて道が濡れているためすべりやすく危険です。
そのため、細いヒール靴ではなく、履き慣れている歩きやすい靴・濡れてもしみない靴をおすすめします。
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