南の島国モルディブでの携帯電話の使い方とSIM事情

携帯電話の発達により大変便利になった現在社会。

モルディブもその波に乗り遅れることなく、この国で生活する人ほとんどが携帯電話を利用しています。

また、モルディブはインド洋にある約1,000の環礁や島々からなり、そのうち約200の島に人々が暮らしています。

そういった地理的事情もあり、比較的早い時期から携帯電話は普及しており、ある人は「世界で一番早く最新機種が手に入る国の一つ」と言っていました。

(少し言い過ぎかもしれませんが、確かに最新機種のスマートフォンがリリース時期とほぼ同時に手に入るようです)

さて、モルディブでの日常生活と切っても切り離すことのできない携帯電話事情について見ていきましょう。

携帯電話本体はSIMフリーで

もし、日本から携帯電話本体を持参する場合は、他の国同様SIMフリーもしくはSIMロックを解除したものを持参しましょう。

こちらでもSIMロックを解除してもらうことは可能ですが、腕前が分かりませんので、解除する場合は日本ですることをお勧めします。

日本から持参しなかった場合、首都マーレで通信事業を行っているディラーグ(Dhiraagu)やオレッドゥ モルディブ(Ooredoo)のアンテナ店のほか、ell-mobileなどのモバイルショップで購入できます。

購入する際は、支払う前に必ず充電ができるか、ちゃんと動作するかなど、店舗のスタッフと一緒に確認してもらうようにしましょう。

チェックをせずにそのまま持ち帰り、いざ使用してみたら不良品だったという場合がまれにあるようですので、面倒だと思わずに動作確認することをお勧めします。

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電波の通りのよいモルディブでは海上でもデータを使ってインターネットに接続できます。

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モルディブの電話会社はたった2社

次にSIMカードを電話会社で購入する必要がありますが、選択肢は二つ。

迷う必要があまりありません。

1.ディラーグ

ホームページ: Dhiraagu – Leading digital services provider in the Maldives

モルディブ最大のテレコミュニケーションの会社です。

BTC Islands Limited(Batelco)とモルディブ政府が90%以上の株をもつシェアホルダーとなり設立されています。

モルディブの首都、地方島、リゾート及びほとんどの産業島にアンテナを設置しているので、広域に強いといえます。

2.オレッドゥ モルディブ

ホームページ: Ooredoo | Prepaid | Postpaid | Broadband | MNP | Mobile Data Plans – Ooredoo Maldives

中東エリアをメインに展開するテレコミュニケーションのグループ会社であり、モルディブには2005年8月に前身であるWataniya Maldivesとして進出。

アンテナが設置されていない島もあるので、島によっては使用できない場合があります。

しかし、通信費がディラーグに比べて安価である面が魅力的です。

日本のアンテナの立つ隣の島

見にくいですが、向かいの島のように2本アンテナが立っている島は両方の会社のSIMカードを使用することができます。

プリペイド式とポストペイド式、どちらを選ぶ?

SIMカードを購入する際に、プリペイド式のSIMカードか、ポストペイド式のSIMカードかを選ばなければなりません。

モルディブの場合、ほとんどの就労目的での長期滞在者は、月毎にプランを気軽に変更できて手続きの煩雑さのないプリペイド式を選んでいるといえます。

もし、会社を経営して外部との連絡が多く、毎月一定量のデータ利用および通話がある場合は、ポストペイド式を選ぶ意味があるかと思います。

通常の場合ならば、プリペイド式で十分ではないでしょうか。

SIMカードの購入方法

上記の点から、ここではプリペイド式のSIMカードの購入方法について記載します。

レートの換算は、1米ドル=15モルディブルフィア(Mrf)= 110円で計算しています。

どちらの会社のSIMを選択するにしても手続きは非常に簡単です。

ワークパーミットカードとパスポートをそれぞれの会社がパートナーシップを結んでいる店舗に持参し、新規SIMカードの購入したい旨を伝えると手続きをしてくれます。

購入代金は、両社ともMrf 30(約220円)でその内Mrf 20(約146円)はクレジットとして利用することができます。

ここで注意したいのが、身分証明書としてパスポートだけを持って行くとツーリスト用の短期間用SIMカードを販売される可能性があります。

就労もしくは婚姻などで長期滞在する場合は、そのビザを持っていることを証明できるものを必ず持参しましょう。

余談にはなりますが、十数年前に比べSIMカードが格段に安くなりました。

十数年前は、SIMカードだけでMrf 300(約2,200円)と今の十倍の値段でした。

そのためか安くなった今では、一人が複数のSIMカードを購入し、用途別に使い分けている場合もよく見かけます。

どうやったらクレジットを追加できる?

ディラーグとオレッドゥ モルディブ、どちらの会社も基本的にクレジットの追加方法は同じで、次の3つの選択肢があります。

1.リチャージカードを小売店で購入

リチャージカードは自分で全ての作業をするので「全くの他人に自分の番号を教えてリロードしたくない」という場合には有効な方法です。

ただし、次のデメリットがあります。

  • Mrf50(約366円)かMrf100(約733円)かの選択となるので金額の自由度があまりないこと
  • カードに記載されたランダムの番号を入力してメッセージを送らなければいけないという手間があること

2.小売店でリロードしてもらう

リロードは、必要な分の金額をショップで伝えてその分だけリロードしてもらえます。

ショップのスタッフがどの携帯番号にリロードしたいかと聞いてきますので、間違った番号を伝えないように気をつけましょう。

3.アプリケーションを通してクレジットを購入

各社のアプリケーションを通じてクレジットを購入する方法ですが、そのためにはもちろんクレジットカードもしくはデビッドカードが必要となってきます。

また、USドルの銀行口座から引き落とす場合、モルディブルフィアへの変換レートがコミッション込となるため若干高上がりです。

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実際のプランを見てみましょう

月にどのくらいの通信費が必要となるのでしょうか?

それぞれの会社がどのような価格でプランを提供しているのか見てみましょう。

ディラーグ

  • ディラーグの電話番号にかけた場合・・・・・・・1分 Mrf0.99 (約7.3円)
  • オレッドゥモルディブの電話番号にかけた場合・・1分 Mrf1.39(約10円)
  • モルディブ国内のSMS・・・・・・・・・・・・・1通 Mrf0.20(約1.4円)
  • 国外へのSMS・・・・・・・・・・・・・・・・・1通 Mrf1.00 (約7.4円)
  • インターネットを利用した場合・・・・・・・・・1MB Mrf0.90(約6.6円)

〇マンスリーデータパッケージ

使用期限は30日間となり、余剰分を翌月に繰越すことはできません。

次の表では左の数字がパッケージに含まれるデータ重量で、中央は指定されたSNSを利用時に使用することのできるボーナスデータ重量です。

データ重量 ボーナスデータ重量 使用料金
700MB 100MB Mrf115.00 (約844円)
1GB 200MB Mrf150.00 (約1,100円)
2.5GB 250MB Mrf230.00 (約1,686円)
3.5GB 500MB Mrf290.00 (約2,126円)
5GB 1GB Mrf375.00 (約2,750円)
10GB 2GB Mrf700.00 (約5,134円)

〇ボイスコールアドオンパッケージ

ディラーグの回線番号との通話のみに適用。使用期限の条件はデータパッケージと同様です。

  • 5000分:Mrf150.00 (約1,100円)
  • 15000分:Mrf275.00 (約2,016円)

〇ボイスコール アドオンプラス パッケージ

全てのローカル番号との通話に適用。使用期限の条件はデータパッケージと同様です。

  • 450分 Mrf200.00 (約1,465円)

カフェなどでWi-fiが使えることも

※無料のWiFiを用意しているカフェやレストランもあります。その場合は、スタッフにパスワードを教えてもらいましょう。

オレッドゥモルディブ

  • オレッドゥモルディブの電話番号にかけた場合・・ 1分 Mrf0.99 (約7.3円)
  • ディラーグの電話番号にかけた場合・・・・・・・ 1分 Mrf1.39 (約10円)
  • モルディブ国内のSMS・・・・・・・・・・・・・ 1通 Mrf0.20 (約1.4円)
  • 国外へのSMS・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1通 Mrf1.00 (約7.4円)
  • インターネットを利用した場合・・・・・・・・・ 1MB Mrf0.90 (約6.6円)

〇マンスリーデータパッケージ

使用期限は30日間となり、余剰分を翌月に繰越すことはできません。

データ重量 オレッドゥモルディブの電話番号への通話 使用料金
1GB 50分 Mrf125.00 (約916円)
2GB 200分 Mrf200.00 (約1,465円)
5GB 500分 Mrf350.00 (約2,566円)
8GB 800分 Mrf500.00 (約3,663円)
12GB 1200分 Mrf660.00 (約4,840円)

〇アンリミテッドボイスパック

オレッドゥモルディブの回線番号との通話のみに適用。使用期限の条件はデータパッケージと同様です。

  • 7500分 Mrf200.00 (約1,465円)

〇ローカルミニッツパック

全てのローカル番号との通話に適用。使用期限の条件はデータパッケージと同様です。

  • 500分 Mrf250.00 (約1,833円)

SIMカードを選択する際のポイント

上記の価格やアンテナ基地の数などを考慮した上で、次の点がSIMカードを選択する際にポイントとなってくるでしょう。

・滞在するエリアや島で購入したSIMカードを利用するのに十分な電波を受信することができるか。

・自分のパートナーや職場の同僚の多くがどちらの会社のSIMカードを利用しているか。

・どの程度データを使用してインターネットを利用するか

特にリゾート勤務の場合、勤務中はリゾート内のWiFiを利用することが可能な場合もあります。

・電話回線を利用しての通話頻度

最近では、WhatsappやViperなどのアプリケーションを通して電話をかけることも多くなっています。

開けた海上

上の写真のような島々が点々と海上にあるだけで電波の障害となる山や高層ビルはありません。

山や高層ビルがないためか海上でも携帯電話を利用することが可能で、そのような面では便利なモルディブ。

また、通信事業者が二社のみで選択する際にそれほど迷うことなく、煩雑な手続きもなく気軽にSIMカードを購入することができます。

参考程度ですが、筆者が首都マーレに行き、一日中データをオンにして、時々友人との連絡にWhatsappやLINEなどのコミュニケーションアプリやSNSなどを使用した場合、約200MB使用します。

まとめ

インド洋に浮かぶ小さな島国ですが、地理的条件や職場環境などの面から比較的早い時期から携帯電話が普及していたモルディブ。

仕事上のコミュニケーションや予定管理、友人とのつき合いなど多方面で活躍する携帯電話は手放すことのできない生活の一部となっています。

面倒な手続きをほとんどすることなくSIMカードを手に入れることができますので、モルディブで長期滞在することになった場合は、早めに購入することをお勧めします。

もし購入に不安がある場合は、会社の同僚やローカルの友達に相談してみましょう。

みんな、親切に教えてくれますし、購入の手伝いもしてくれます。

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