現地での仕事に慣れてくると、充実させたいのは休みの日の過ごし方。
でも「知り合いもいない中国でどうやって楽しめばいいの?」と不安に思う方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は上海在住歴3年の現地採用女子である筆者や、筆者の周りの女子の休日の過ごし方をいくつかピックアップしました。
中国ならではの楽しみ方だけでなく、日本と同じように過ごせる部分や友達の作り方など、実際にみんながよくする過ごし方を6つ紹介します。
プライベートも充実させて、海外生活を楽しみましょう。
1.日本の味が恋しい…週末は居酒屋へ飲みに行こう
仕事を終え、仕事から解放される金曜の夜。
やっぱり一杯やりたいですよね。
海外生活を楽しんでいても、疲れたときは日本の味が恋しくなるものです。
そんなときは一体どこに飲みに行けばいいのでしょうか?
安心してください。
中国でも日本と同じ感覚で飲みに行くことができるのです。
中国の主要都市には必ずといっていいほど日本人街があり、日系の居酒屋がたくさんあります。
北海道や沖縄など地方をテーマにしたものから、やさしい味のおばんざい(家庭料理)を出すお店まで種類もさまざま。
日本人がやっているお店も多く、味は日本と変わりません。
ビールも、中国ではメジャーな青島ビールだけでなく、アサヒなど日本の銘柄をそろえています。
ハイボールや、こだわった地酒を出してくれる店も。
もちろん、中には「これは日本食?」という料理を出すお店もあるのでその点はご注意ください。
また、日本食は中国でも人気のため、お客さんには現地の方も多いです。
人気店であれば、予約を忘れずにとりましょう。
2.マッサージ&中医学で体のメンテナンス
海外生活をしていると、体のあちこちに不調が出てくることもしばしばです。
そんなときはマッサージや中医学の病院で体をいたわってあげましょう。
マッサージ
中国というとマッサージのイメージが強い方も多いと思います。
まさにイメージ通りです。
そして、とにかく安いです。
現地の方が気軽に行くような足裏マッサージ30分で50元(約800円)程度。
実際は足裏だけでなく、上半身も軽くほぐしてくれます。
衛生面などで日本人女性が安心していけるレベルのお店になると、全身マッサージ1時間150元(約2,500円)程度からあります。
マッサージやスパに行くときはアプリを活用しましょう。
クーポンがありますし、アプリでなら中国語があまり得意じゃなくても予約できます。
マッサージ店の中には男性を相手にするような怪しいお店も多いので、アプリでレビューを確認したり、外から中の様子がある程度うかがえるような店舗を選んだりすると安心です。
中医学
中国では中医学による治療も気軽に体験することができます。
中医学とは中国の伝統的な医学方法。
鍼やカッピングなどを使用して体のケアをします。
通常のマッサージ店でもカッピングなどはできますが、病院などで施術を受けると保険の適用になることもあるのです。
辛い腰痛や生理痛・偏頭痛など体の不調があるときは、中医学の病院に足を運んでみてはいかがでしょうか。
3.日本人サークルに加入して、趣味の時間を持とう
時間に余裕があるときは、趣味の時間を充実させたいですよね。
そんなときは日本人サークルに加入しましょう。
中国には日本人のサークルがたくさんあります。
ジャンルも、スポーツや音楽などさまざま。
週1回程度活動しているサークルが多く、年齢層も幅広いです。
日本人サークルの情報は、フリーペーパーで入手することができます。
中国ではいくつもの日本人向けフリーペーパーが発行されており、日系のスーパーやお店に置いてあることが多いです。
フリーペーパーには最近できたお店などの情報のほかに、交友関係の情報が多数掲載されているので利用しましょう。
筆者はテニスサークルに加入して、月に2回程度参加したことがあります。
ゆるいサークルだったので、自分の都合のよいタイミングで行っていました。
サークルによっては大会にむけて練習をしているところもあり、力の入れ具合はさまざまです。
加入するのは、一度見学に行って雰囲気をつかんでからにすると良いと思います。
実際に筆者はサークルで友達が増えましたし、中にはそこで恋人を見つけた人も。
趣味だけでなく、友達づくり・人脈づくりにもぴったりです。
4.語学力UP&現地で友達をつくろう
日本人の友達もいいけれど、せっかく海外にいるのだから現地の友達がほしいですよね。
現地の友達が作りたいのであれば、国際交流会がおすすめ。
イベント形式で開催されている交流会が多く、集まった人同士で会話を楽しみます。
日本人と交流したい中国人がメインのものもあれば、欧米系の方が集まるものまでさまざまです。
まだ言語に自信がないという方は、親日の方が多く集まりそうなイベントを選ぶといいと思います。
また、筆者の知人は、国際交流会で出会った人とランゲージエクスチェンジをやっていました。
日本人側が日本語を教えて、相手側に中国語を教えてもらうというものです。
お互いに教え合うことで語学学校などの費用をかけずに語学力をのばすこともできます。
国際交流やランゲージエクスチェンジの情報もフリーペーパーで入手することが可能です。
また、英語が可能な方はmeetupなど世界的な交流アプリを使うのも良いでしょう。
5.格安で五つ星ホテルに泊まろう
世界の富豪が集まる中国には、有名ホテルが数多くあります。
日本で五つ星ホテル泊まるのはハードルが高いですが、中国では五つ星ホテルに日本の半額以下で泊まることができるのです。
例えば、世界的に有名な高級ホテルであるリッツカールトン。
東京で泊まろうと思うと、平日なら一泊5万円、休日なら7万円はします。
しかし上海のリッツカールトンはオフシーズンであれば一泊800元(約1万4,000円)~と本当にリーズナブルです。
一流のホテルでぜいたくな時間を味わうことができます。
何人かで集まって女子会をするものいいですね。
6.家でドラマや映画を楽しむ&デリバリー天国
週末楽しみたいといっても、ホテルにマッサージに…と毎週ぜいたくができるわけではありません。
そんなときは家でまったり過ごしましょう。
おうち時間を過ごすときに重要になってくるのが、テレビ。
中国では、リアルタイムで日本のテレビを見ることができるのです。
大家さんにもよりますが、家賃に料金が含まれている場合もあります。
別途で契約が必要な場合も、1年間で1万円程度です。
日本の地上波放送だけでなく、wowowやBSチャンネルなども見ることができます。
筆者は年末年始を中国で過ごした際、しっかり紅白を観て年越しをしました。
リアルタイムといっても、時差はもちろんありますよ。
そしてテレビのお供には食べ物が必要ですよね。
巣ごもりで活躍するのが、デリバリー。
最近日本でもデリバリーできるシステムやお店が増えてきましたが、種類と価格が日本の比ではありません。
カフェのコーヒー一杯から、高級フレンチまで何でもあります。
20元(約320円)程度から家に届けてくれるのです。
筆者おすすめなのが北京ダックのデリバリー。
高級料理のイメージがある北京ダックですが、現地では二人前100元(約1,600円)程度で配送が可能です。
セットには、鴨の肉、北京ダックを包む皮・きゅうり・ネギ、甜面醤など全部ついており、家で手軽に中華を楽しむことができます。
まとめ
現地採用女子のリアルな休日の過ごし方は、いかがでしたか?
ものやサービスにあふれている中国では、自分次第でさまざまな過ごし方をすることができます。
世界的なパンデミックで2020年は外に出れない時期もありましたし、つぶれてしまったお店も数多くありました。
でもそこは中国のスピード感のすごいところ。
今はアプリで市民の健康を管理していますし、中国の主要SNSである微信(we chat)の上海公式ページでは、感染の多い場所や感染者の隔離に関する状況をすぐに確認できます。
外出時にマスクをつけるという制限はありますが、安心してお出かけを楽しむことができるのです。
せっかく現地で働いているのだから、仕事もプライベートも充実させたいですよね。
みなさんも自分に合った過ごし方を見つけて、ぜひ休みの日を楽しんでください。
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