中国のビザ9種類の特徴と申請方法を徹底解説!

中国ビザ9種類の特徴や申請方法

日本国籍の方が15日以上、中国へ滞在する場合はビザの申請が必要です。

中国へ滞在する目的によってビザの種類が異なりますので、今回わかりやすく、詳しく解説します。

世界一の人口大国中国。経済成長も著しくGDP世界第2位を誇る世界一のマーケットです。

成長は鈍化していると言われていますが、依然として旺盛な消費意欲は健在です。

日本企業も多数中国へ進出しています。これから沿岸部だけではなく、内陸部の成長も大きく見込まれています。

今後仕事や留学、プライベートで中国に関わる方も増えてくるでしょう。

今回は短期訪問ビザ(観光含む)就労ビザ学生ビザその他のビザの詳細と解説申請方法をお伝えしていきます。

尚、最新情報は常に更新されますので、ウェブサイトなどで確認が必要です。

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全てのビザの基本申請必要書類

最初に全てのビザに必要な基本書類について解説していきます。

  1. 中華人民共和国査証申請表(中国語と日本語)を事実に即して正確に完全に読みやすく記入する。
  2. 申請者の旅券原本及びコピー、旅券は6ヶ月以上の有効期間と2ページ以上の余白ページが必要。
  3. 6ヶ月以内に撮影された証明写真

以上の書類が基本書類です。

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短期訪問ビザ(F、L、Q1,Q2)

短期訪問ビザは以下の種類に分かれます。

  • Fは交流、訪問、視察などのビザ
  • Lは観光
  • Q1は中国在住の親族家族を訪問または、中国永住居留権所持者の外国人を訪問
  • Q2は短期で(滞在180日以下)で中国人家族又は中国永住居留権利者を訪問。

滞在期間

期間は明示されていませんが、発行側が決定します。半年、一年単位で発行される場合が多いようです。

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Fビザ

申請対象者

交流、訪問、視察などの商業活動以外で訪中する者

申請必須書類

中国国内の関係機関、或いは関係者発行の招聘状、招聘状は以下の内容を含む必要があります。

  1. 申請者の個人に関する情報 姓名、性別、国籍、生年月日
  2. 申請者の訪中に関する情報(訪中理由、滞在期間、訪問地、招聘者の勤務先、招聘者との続柄、滞在費用負担等)
  3. 招聘機関、或いは招聘者に関する情報
  4. マルチビザ申請希望者には上記以外に下記の書類が必要です。
    以前に取得経験のあるマルチビザ、或いは出入境のコピー。

主な注意事項としては申請者の具体的な状況により、領事館員が査証発給の可否、有効期限、滞在期間、入境回数を決定します。

Lビザ(観光ビザ)

申請対象者

観光目的で訪中する方対象

申請必須書類

往復飛行機チケット、ホテルの予約表等、日程に関する書類、中国国内の関係者、機関発行の招聘状。

招聘状以下の内容を必要とします。

  1. 申請者の個人に関する情報 姓名、性別、国籍、生年月日
  2. 申請者の訪中の日程、予定や出入国予定日、訪問地。
  3. 招聘者、招聘機関の情報
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Q1ビザ、Q2ビザ(親族訪問ビザ)

Q1ビザ申請対象者:親族訪問の目的で、中国在住の中国人家族又は親族を訪問又は、中国永住居留権利者の外国人を訪問する方。

Q2ビザ申請対象者:短期で(180日以下)で、中国在住の中国人家族又は親族を訪問又は、中国永住居留権利者の外国人を訪問する方。

申請必要書類

  1. 中国在住の中国人家族又は親族を訪問又は、中国永住居留権利者の外国人の招聘状は以下の内容を必要とします。
    ⑴申請者の個人に関する情報 姓名、性別、国籍、生年月日
    ⑵申請者の訪中に関する情報(訪中理由、滞在期間、訪問地、招聘者の勤務先、招聘者との続柄、滞在費用負担等)
    ⑶招聘者の情報 氏名、電話番号、住所、招聘者の署名
  2. 招聘者の身分証明書コピー、或いは、中国永住居留権利者の外国人の旅券コピーと永住居留権証のコピーが必要です。
  3. 申請者と招聘者の家族関係を証明する書類(結婚証、戸籍謄本、出生証明、親族関係公証等)

このビザを取得後に中国に入国後30日以内に滞在地の人民政府公安機関出入境管理機構にて居留証の申請が別途必要です。

cvisa01

就労ビザ(Z、R、M)

就労関係のビザは大きく分けて3つです。

Zビザ:就労
Rビザ:中国が必要とする外国人高度人材、専門分野の人材
Mビザ:商用、貿易活動

Zビザ(就労ビザ)

申請者対象者

中国にて就労を行う方

申請者必要書類

  1. 政府機関発行の外国人就業許可証の原本及びコピー
  2. 政府機関発行の外国専家来華工作許可証の原本及びコピー
  3. 政府機関発行の常駐代表機構登記証の原本及びコピー
  4. 政府機関発行の商業目的文芸演出許可証の原本及びコピー

上記1から4のうちどちらか1つを提出します。が一般企業であれば1を取得後提出します。

注意事項

このビザを取得後に中国に入国後30日以内に滞在地の人民政府公安機関出入境管理機構にて居留証の申請が別途必要です。

尚、申請必要書類の1,の外国人就業許可証は中国の受け入れ企業がビザ申請の事前に行う手続きです。

その際の申請必要書類は

  1. 外国人の雇用就職申込書
  2. 赴任予定者の履歴証明
  3. 同企業と、本人との雇用意向書類
  4. 外国人を雇用する理由書や本人の資格証明書
  5. その他の法律や規定されている書類
  6. 地方により健康診断

尚、近年は60歳以上の申請者は高級役職や特殊技能が要求されます。それ以外の場合は発給不可になるケースがあります。

本人が日本で行う手続き

就労ビザの申請は旅行代理店または直接本人が中国大使館にて申請します。

提出書類

  • 査証申請書
  • 外国人就業許可証書
  • パスポート
  • 写真(3cm×4cm)

発給後、中国へ入国して30日以内に外国人就業証の申請とビザの切り替え、居留許可証明を申請してください。

就労ビザ申請の詳細はJETROのウェブサイトより確認できます。

最近は2012、2013年に外国人の就労に関する法律が更生され、今後も更に厳しくなると言われていますので、常に最新情報を得るようにして下さい。

参考記事:「中国で現地就職したい方必見!現地の就労状況と実態を解説

Rビザ(高度人材)

申請者対象者

中国が求める外国人高度人材、及び専門分野人材とあります。

申請書類その他の詳細は公式サイトには記述がありませんので、政府機関に問い合わせる必要があります。

Mビザ(商務貿易)

申請書対象者

商業貿易業務で訪中する方

申請必要書類

1,中国国内の貿易相手方の発行商務活動書類、経貿交易会招聘状等

尚、招聘状は以下の内容を含む必要があります。

  1. 申請者の個人に関する情報 姓名、性別、国籍、生年月日
  2. 申請者の訪中の日程、予定や出入国予定日、訪問地。
  3. 招聘者、招聘機関の情報
  4. マルチビザ申請希望者には上記以外に下記の書類が必要です。

以前に取得経験のあるマルチビザ、或いは出入境のコピー。

学生ビザ(X1,X2)

学生ビザは留学ビザとして扱われ、主に下記の2種類です。

X1ビザ:中国での長期(180日以上)の留学者
X2ビザ:中国での短期(180日以下)の留学者

申請者必要書類

  1. 中国国内の招聘元発行の通知書原本とコピー
  2. 中国留学人員来華査証通知書原本とコピー

注意事項

  1. このビザを取得後に中国に入国後30日以内に滞在地の人民政府公安機関出入境管理機構にて居留証の申請が別途必要です。
  2. ビザ申請時における健康診断証は不要ですが、居留許可申請時には健康診断証が必要です。日中有効医院或いは国立病院での受診結果が利用可能です。

尚、X2ビザ申請時は⑵の書類のみで申請出来ます。

中国のビザは大きく分けて以上の3つですが、他にも

  • C(乗務員ビザ)
  • D(定住ビザ 永住居留権利が必要)
  • G(トランジット)
  • J(外国記者)
  • S(私的理由での訪問)

があります。

上記の各種ビザ情報は、中華人民共和国駐日日本大使館の情報を参照しております。

尚、ビザ最新情報や法律の変更、日本での申請場所の変更もありますので合わせて確認して頂けたらと思います。

これから中国へ移住、留学、仕事で滞在を希望されている方へ

世界一の人口と市場を誇る大国中国。中国と一言で言いますが、様々な民族や言語、文化で成り立っている国です。

更に大都市では国際色豊かな魅力ある都市もあります。

大きなスケールで発展していく隣国ですが、日本人と同じ漢字を使用しているので、最初の移住先としては生活のしやすさもあります。

元々日本文化も中国文化の影響を強く受けていますし、日本人も馴染みやすい部分も多いです。

更に最近ではLCC航空便も多く出ています。

東京ー上海までは2時間〜2時間半程ですし、福岡からであれば、上海は1時間〜1時間半、香港、マカオまでは3時間〜3時間半程です。

価格も、時期によっては国内旅行より安く済むのではないでしょうか。

中国は香港、マカオを除いては交通費や、ホテル代が日本よりかなり安いです。高級ホテルなども、日本に比べるとだいぶ安く利用できます。

更に内地へ行けば、少数民族や独自の文化、伝統歴史も堪能できます。

この様にとても魅力ある点、良い点も沢山あるのです。

今後更にビジネスチャンスも拡大していきますし、まだまだ未開発の地域も沢山あります。

これを機会に中国への関心を深め、滞在先に、移住に参考にして頂けたら幸いです。

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