初めての留学やワーキングホリデー。旅行とは違い、長期間の滞在になると、留学費用はどれくらいかかる?
「仕事はどれくらい稼げるの?」「カナダでの生活費は一体どれくらい必要?」いろいろと疑問や不安も出てくるはず。
そこで今回は、バンクーバーに1年ワーホリした経験者が留学にかかった費用と稼いだ費用、全部まとめて公開しちゃいます!!
どのようにバンクーバーライフを過ごしたいかや、個人の目的によっても変わってくると思いますが、あくまでも参考程度に読んでいただけると嬉しいです!
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1. 1年間のバンクーバー留学での生活
1年間のバンクーバーの滞在において、費用を公開する前に、どのような生活をしていたのかを簡単にご紹介します。
まず、私の場合は現地に到着後、すぐに語学学校に1カ月通い始めました。
いまでも当時を振り返ると、結構無謀というかバタバタした流れではありますが(笑)、語学学校卒業直後の2カ月目にはすぐに働き始めていました。
そして、家族が訪れた1週間、仕事を一度辞めて新しい職場を探していた2週間、クリスマスバケーションの10日間程を除き、それ以外はほぼほぼ帰国直後まで、働いていたという流れです。
ただ、働いていたといっても、全体から見てみると、仕事は1日6時間の週5日勤務でした。
始めだけはダブルワークをしていたため、忙しい時期もありましたが、ほとんどは夕方16時頃には仕事を終えて、自由な時間が確保出来ていたというゆったりライフです。
2.バンクーバーの語学学校は?
語学学校は一般的に3ヶ月~半年ほど通う人が多かった印象です。
語学学校は期間が長いほど学費は割安になりますし、入学時に入学金や教材費なども支払うため、長期の方が正直お得だと思います。
また、慣れない環境の中で、学校に通っていると友達が作りやすかったり、現地の情報を先生や友達から得ることもできるので、語学向上以外のメリットもあると思います!
私は友達作りのために1ヶ月間語学学校に通い、やはりまだ自分の語学力に自信がなかったこと、また、細かい部分の英語を直してもらいたかったり、ライティングの個別指導を希望したため、別のスクールで短期間だけプライベートのレッスンをしていました。
期間 | 費用 | |
---|---|---|
語学学校 | 1ヶ月 | $1,350 |
プライベートレッスン | 24回分(50mins/lesson) | $550 |
合計 | $1,900 |
3.家賃と交通費
バンクーバーではエリアによったり、バスを使うのか電車を使うのかによったりで、定期代が変わってきます。
学校や職場がダウンタウンで、住まいもダウンタウンであれば歩いて通うことが可能です!
ただ、その分家賃は高くなります。
ダウンタウンのプライベートルーム:$600~650/月
ダウンタウンから少し離れたところですと、家賃もそれなりに下がります。
プライベートルームで$450~550くらい/月
バスや電車での定期代がそれに$91加わるようなイメージです。
私は1カ月目にホームステイ、半年はダウンタウンのプライベートルーム、後半はダウンタウンから離れた場所のプライベートルームを借りていました。
プライベートルームのほかに、リビングルームをベッド2台でシェアするような住まいだと、ダウンタウンでもかなり安くなります。自分がどのような条件で住みたいかによって、変わってくると思います!
※引っ越しする際は1ヶ月前にオーナーに伝えるのですが、滞在期間中に急きょ引っ越すことになったことがあり、1ヶ月分多く家賃は支払っております。
月 | 滞在先 | 家賃と期間 | 家賃合計 | 定期代 | 交通費合計 |
---|---|---|---|---|---|
3月 | ホームステイ | $750×1カ月 | $750 | $124 | $124 |
4月〜9月 | ルームシェア | $650×6カ月 | $3,900 | $0 | $0 |
10月〜11月 | ルームシェア | $480×2カ月+1カ月 | $1,440 | $91×2カ月 | $182 |
12月〜2月 | ルームシェア | $550×3カ月 | $1,650 | $124×3カ月 | $372 |
Total | $7,740 | $678 |
4.バンクーバーで稼いだ費用
では、バンクーバーで稼いだ費用とは?
生活することを考えると、どれくらい稼げるかは、気になるところですよね!
バンクーバーでは語学が心配でも比較的仕事を得られやすい日本食のレストランから、英語環境で働けるようなカフェやスーパーのレジ、ファーストフード店での仕事など幅広い選択肢があります。
飲食店での仕事だと、場所によってはチップがもらえたり、まかないをもらえたりできるので、その分食費が浮いたりとメリットもあります!
ざっくり平均的に計算してみると、
6時間/日 ×$10.45/時 × 5日(月曜~金曜) = $313.5/週
1週間で$313.5、1ヶ月で$1,254ほど稼いでいたことになります。当時のレートで11万5千円ほどです。
仕事 | 勤務時間帯 | 勤務時間/時給 | 給料 |
---|---|---|---|
ベビーシッター | 3pm~10/11pm | 6~7hours×$11×5days×1.5months | $1,320 |
日本食レストラン | 11am~2pm(前半) | 3hours×$10.25×5days×2months | $1,230 |
11am~4pm(後半) | 5hours×$10.25×5days×3months | $1,537 | |
スムージーショップ | 10am~4pm | 6hours×$10.45×5days×7months | $7,488 |
Total | $11,575 |
※バンクーバーでは滞在期間中に最低自給が$10.25から$10.45へ変更になりました。
※タックスがひかれますが、ここではひかれていない金額でだしています。
5.食費・生活費・交際費等
この部分の費用は、とくに個人差が出てくる部分なのではないでしょうか。
食費は自炊か外食が多いのか、衣料やコスメなどどのくらいかけているのか、アクティビティにどれくらい使っていたか…など。
私は食費はほとんどかかっていなかったと思います。
朝は軽いベーグルに、昼は職場でランチが出ますし、夜も自炊していたからです。
また、バンクーバーはちょっとバスで走ればすぐに山へ行けたり、ダウンタウンからも近くに海があります!なので、定期券範囲内であまりお金をかけなくても、自然に触れて十分満喫していました♪
洋服も、日本から必要な分だけしか持っていきませんでしたが、日本よりあまり洋服にこだわる必要もなかったので(笑)、ほとんど買い物をしませんでした。また、ルームメイトからまとめて洋服を譲ってもらったこともありました。
ただ、冬のセールでレインブーツ、冬コート、マフラー、冬ブーツがどうしても必要で購入したため、4~5万円ほどの大きいお買い物はしました。
細かいもので一番かかっていたのはカフェ代だと思います(笑)。
カフェに行くのが本当に好きなので、しょっちゅう行っていたためです。
冬の大きいお買い物を除いて、バンクーバーでの生活費・食費・交際費込みで1ヶ月に2万5千円程度だったと思います。
6.まとめ
滞在期間中のカナダドルのレートで平均的な計算をすると$1で92円ほどでした。
ということで、日本円でまとめてみました!
項目 | 金額 |
---|---|
ビザ申請料金 | 15,000円 |
往復航空券 | 150,000円 |
海外保険(年間) | 140,000円 |
学費 | 184,000円 |
家賃(年間) | 712,000円 |
定期代(年間) | 62,000円 |
生活費(年間) | 269,000円 |
支出合計 | 1,532,000円 |
収入 | 1,006,000円 |
実際には準備段階でスーツケースを購入したり、コンタクトレンズ1年間分なども別でかかっています。
渡航前の出費のリストは、あくまでも一般的に留学・ワーキングホリデーで最低限必要な費用。語学学校の期間が短かったことや、普段の生活であまり出費が出なかったこともあるのか、私の場合は比較的費用を抑えて滞在できたのではないのかなぁと今振り返ると思います。
ただ、一つ言えることは、資金はあるのに越したことはないです!
やはり海外だと何が起こるかわかりません。また、仕事を探す時期は決まるまでは収入がありません。
そんなときに、経済面で余裕があれば、気持ちにも余裕が出てきます。
わたしは結構ぎりぎりの予算で行ったため、一時サバイバルのような感覚を味わいましたので(笑)、十分な資金準備は自分の経験からしても大切だなぁと身を持って感じました。
どのように滞在したいかは本当にその人次第です。自分が心地よいと思えるバンクーバーライフを送れるよう、渡航前にきちんと計画を立てて行くことをおすすめします。
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