広い空、青い海、どこまでも続く地平線、多くの自然に囲まれた国オーストラリア。
世界的にも有数の移民国家であるオーストラリアは、その経済の発展を移民に頼っている部分もあることから、毎年世界中から多くの移民がやってきてはオーストラリアへ永住しています。
オーストラリアは日本との時差もほとんどなく、南半球に位置していることから季節は日本と反対であり、真冬の日本を飛び出して常夏へ、または日本のけだるい真夏を避けてひんやりしたこの国にやってきたいと思う人は数多くいるのではないでしょうか。
一度足を踏み入れるとほとんどの人がその魅力に取りつかれ、オーストラリアへの長期滞在や永住を夢見る方も本当に数多くいらっしゃいますね。
今回はそんな魅力いっぱいのオーストラリアへ永住するための代表的な6つの方法を現役の豪州登録移民書士が紹介します!
ぜひ、あなたに最適な永住プログラムを探してみてください。
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1.技術独立プログラム 〜自身の今までの学歴や職歴を基にオーストラリアの永住権取得を目指す方〜
オーストラリア移民局が発表している国内不足技術リストに含まれる専門職による実務経験を持つ個人に与えられるビザで、自身の学歴や職歴等だけに頼り、他人によるサポートを必要とせずに取得できるビザ。
高い学歴と高い英語力が求められます。
学歴点・職歴点・英語点・年齢点等の細かい項目別に配点が振り分けられ、合計点によってビザ取得に向けたインビテーションが送付されるという、ポイントテストと呼ばれるステップを踏んでビザの申請に進むという流れでビザ取得を目指します。
これから紹介する他のビザとは異なり、自分以外からのサポートを必要としないため、ある意味では最も取得可否の判断が分かり易いビザとなっています。
条件
年齢:45歳未満
英語:IELTS 6.0
スポンサー:不要
専門技術:要
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2.雇用主スポンサーによるビザ 〜働き先を確保しつつ永住権を取得し安定的に永住権取得を目指す方〜
オーストラリア国内で雇用主を探し、スポンサーとしてサポートしてもらうことでビザ申請が可能となるビザ。
ワーキングホリデーや学生ビザで初めてオーストラリアに入国する方が将来的に取得する永住権の中で比較的多いのがこの方法ではないかと思います。
雇用主を確保する必要があり、この部分が最もハードルが高いという側面はありますが、永住権が取得できる上に将来的な雇用も確保できるため、移住した後の生活の安定を求めるのであればこの方法がお勧めです。
条件
年齢:50歳未満
英語:雇用されるポジションで必要とされるレベル
スポンサー:要
専門技術:要
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3.パートナービザ 〜オーストラリアに運命を見つけた方〜
オーストラリアの市民や永住権保持者等と結婚または事実婚関係にある場合に取得できるパートナービザ。
オーストラリアに滞在している間に将来のパートナーと出会い、オーストラリアに長期滞在する目的で永住権申請をすることができる。
申請の条件は他のビザと比べて比較的低く、最低条件として年齢の条件を満たし、スポンサーとなるパートナーがいれば申請を考えるだけの理由となるでしょう。
このケースも一時滞在から永住権への切り替えで多いパターンではないでしょうか。
条件
年齢:18歳以上の成人であること
英語:不要
スポンサー:要
専門技術:不要
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4.州地方スポンサーによるビザ 〜オーストラリアの地方に数年住むことを受け入れられる方にはもってこい〜
オーストラリアでは、シドニーやメルボルンなど人口が密集している都市ではなく、地方に数年住むことを条件として将来的な永住権の取得を可能とするビザがあります。
州によるスポンサー又は親類によるスポンサーを得ることで永住権申請が可能となります。
オーストラリアの永住権取得の前に数年間、暫定ビザで地方の人口が比較的少ない場所で生活・就労すると、晴れて永住権を取得する条件が整います。
条件
年齢:45歳未満
英語:IELTS 6.0
スポンサー:要
専門技術:要
5.親ビザ 〜子供の半分以上がオーストラリアに定住している方〜
ご自身の子供の半数以上がオーストラリアに定住している場合、またはオーストラリアに定住している子供の数がその他の国でそれぞれ居住している子供の数よりも多い場合、その両親は子供をスポンサーとして永住権を申請する権利を有します。
申請者が非常に多いため永住権取得までの待ち時間が長いことがネックですが、非常に人気のあるプログラムとなっています。
条件
年齢:なし
英語:不要
スポンサー:要
専門技術:不要
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6.ビジネス投資家ビザ 〜ご自身のビジネスをオーストラリアで広げるために〜
永住権取得後2年の間にオーストラリアに80万豪ドル相当を送金できる程度の資産を持つ現行のビジネス所有者であり、オーストラリア国内でビジネスを新規開拓又は拡大する目的を持って永住権申請できるビザで、年齢点・英語点・学歴・資産状況に応じて配点されるポイントテストを通して申請の招待を受けてから本申請に進むことができます。
条件
年齢:55歳未満
英語:不要だが英語力が高いと有利
スポンサー:要
専門技術:不要
オーストラリア永住権取得6つの方法まとめ
いかがでしたでしょうか?オーストラリアの永住権と言っても様々なパターンがありますので、ご自身の状況に合ったものが見つけ出せるといいですね!
2017年9月時点での情報を基にしております。
移民法は頻繁に更新されるため、常に新しい情報を得ることが永住権取得への確実な道となるのは間違いありません。
今回ここに記載されているもの以外でも永住権のプログラムは多岐にわたります。
ご自身にとって最適な方法で永住権を取得できるよう、専門家へ相談することをお勧めいたします。
記事提供:WIDAUS(オーストラリアのクイーンズランド州ブリスベンにオフィスを持つ正規豪州登録移民書士(MARN登録番号 1794585)です。)
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