オーストラリアで仕事がしたい!でも、どうやって探したらいいのか分からない…
そんなあなたに、オーストラリアでの仕事の探し方をお教えします。実際に体験してみないと分からない仕事の探す上でのコツも伝授!どうせするなら、賢く就活しちゃいましょう。
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法律違反に気をつけて!
仕事の探し方をお伝えする前に、覚えておいていただきたいことがあります。
それは、絶対に不法就労をしないこと!
当たり前のことだと思うかもしれませんが、日本とはルールが違うオーストラリアでは、自分では気づかないうちに法律違反をしているおそれがあります。まずは、お持ちのビザの就労条件を確認しましょう。
適切なビザを有していないのに、働いてはいけません。
過去に、雇用主の脱税が明るみになり、そこで働いていたワーキングホリデーメーカー・学生たちも加担していたとみなされ、強制的に帰国させられたケースがあります。
彼らは巻き添えになってしまっただけなのかもしれませんが、働く以上、「知らなかった」では済まされません。働く側も基本的な関係法規は知っておく必要があります。
不法就労が発覚すると、ビザの取り消しやオーストラリア再入国の制限など、オーストラリアで生活することが難しくなります。また、これからオーストラリアを訪れたいとお考えの方たちの入国審査に悪影響を及ぼすことも考えられます。
このように、不法就労はご自身だけの問題ではありません。
「日本人代表」としてオーストラリアに来ていることを忘れないでください。
もちろん、「バレなければいい」ということでもありません!何かあった時に、人生に大きなダメージを受け、取り返しのつかないことになるのは、立場の弱い「外国人」である、あなたです。くれぐれもご注意ください。
オーストラリアで働く雇用形態
オーストラリアの雇用形態は主に次の4種類になります。
- フルタイム(常勤・正職員)
- パートタイム(パート・正職員)
- カジュアル(派遣・アルバイト)
- コントラクト(期間限定・契約)
オーストラリアの「パート」は、フルタイムでない正職員。
例えば、週3日だけ働く正職員のことを指します。日本のパートと種類が違うので気をつけてください。
また、日本のアルバイトはオーストラリアのカジュアルに相当すると考えてよいでしょう。
フルタイム・パートタイムとカジュアルで違う点は、フルタイム・パートタイムは有給休暇・病欠があるのに対し、カジュアルは働いた分のみのお給料がもらえるということです。ですが、一般的に、カジュアルはフルタイム・パートタイムより高い給料設定になっています。
有給休暇の分があらかじめお給料に上乗せされていると理解すればいいかと思います。
アルバイトの探し方
職種・雇用形態に関わらず、オーストラリアでは経験が重視されます。
日本で働いた経験がある方は、その分野で探すと仕事が見つかりやすいかもしれません。アルバイトの求人はローカルで手に入る無料の雑誌・新聞に掲載されていることが多いです。
また、店頭に求人の張り紙がされていることもよくあります。
飛び込みは日本では失礼だと思われてしまいますが、オーストラリアでは「熱意がある」と好意的に捉えてもらえることも少なくありません。
また、求人を出していなかったのに雇ってもらえたというケースもあります。出かけるときは常に履歴書を持ち歩き、「いいな」と思ったところや求人の張り紙を見つけたら、履歴書を押し付けてくるぐらいの意気込みで。
ただし、忙しい時間帯は避ける、などの配慮は必要です。
とにかく数をこなす!
電話番号や住所を調べて片っ端から電話で問い合わせる・訪問する、という方法もあります。
とても勇気のいる方法ですが、その分だけチャンスが増えますし、何よりも、頑張って行動したことが自信につながります。その時は断られても、あとから連絡が来るかもしれません。
また、知人や周囲の人に仕事を探していることをアピールするのも大切です。
いつどこから仕事が舞い込むか分かりません。とにかく数をこなすこと・広いネットワーク作りを心がけましょう。
正職員の仕事の探し方
正職員の仕事探しは、少しフォーマルな手順になります。
オーストラリアで正職員の仕事を探すには、履歴書の他にReferee(推薦人)が必要になります。
Refereeは仕事ぶりを保証していただく方で、通常2名にお願いします。
前の職場の上司、または現在働いていて転職を考えている方は現在の上司に依頼するのが一般的です。日本で仕事をしていた方は、その時の上司に推薦状を書いていただくと良いでしょう。できれば、日本にいる間に準備しておくと便利です。
正職員の仕事探しはネットがお勧め
正社員の仕事を探すには、求人サイトがお勧めです。条件を細かく絞って検索できますし、一度にたくさんの求人を見ることができます。
オーストラリアで信頼できる大手の求人サイトは次の2つです。
掲載されている求人情報は重複していることがほとんどですが、サイトによって載っていなかったり、逆にもっと詳しく載っていることもありますので、定期的に複数の求人サイトをチェックするようにしてください。
もし、働きたい会社・機関が明確なら、そのホームページにアクセスし、求人のページから応募するという方法もあります。
こちらのほうが、求人サイトを通すよりレスポンスがいいと思います。
最強の探し方!
- 求人サイトで興味のある求人を見つける
- 募集先のホームページへアクセスし、求人情報・連絡先を調べる
- メールまたは郵送で直接応募する
という手順になります。
ホームページに求人情報を載せていないところもあると思いますが、応募先のことを知っておくことはとても大切なことですので、下調べのためにもアクセスすることを推奨します。
職歴がない・Refereeが見つからなかったら?
今まで働いた経験がない場合や、Refereeが見つからなかった時はどうしたらいいでしょうか?
少しハードルが高くなるかもしれませんが可能性はゼロではありません。
「売り上げに貢献します!」「雇っていただけたら、あなた(雇用主)にこんな利点があります!」と、積極的にご自分をアピールしましょう。その上で、「働きぶりを見て(採用を)検討してください」などと交渉してください。
「この方法はちょっと…」という方には、関連分野のボランティアや習い事をお勧めします。一見遠回りかもしれませんが、ボランティアは仕事よりも簡単に見つかりますし、ボランティアや学校での経験もオーストラリアでは「職歴」としてみなされます。
また、そこで知り合った方にRefereeをお願いすることができます。さらに、この繋がりから仕事をいただけるかもしれません。まさに、急がば回れ!です。(※学校に行く場合は、ビザの条件にご注意ください)
それでも仕事が見つからなかったら?
上記のことを全て試した、でもそれでも仕事が見つからない…そんな時は、ご自分で仕事を作ってしまうのはいかがでしょうか?
つまり、「起業」するのです。
起業というと大げさに聞こえるかもしれませんが、例えば、ハンドメイドしたものを販売したり、ご自分のお住まいにシェアメイトを住ませて家賃収入を得たり、なんてことでもいいのです。アイディア次第で仕事は探せます。
希望するなら、本当に起業することもできます。オーストラリアでは条件を満たせば、無料で簡単に個人事業の登録ができます。もちろん、合法です。ご自分の得意なことや好きなことを仕事にするのも素敵ですね。
まとめ
雇用形態別のお勧めの仕事の探し方・仕事探しのヒントをご紹介しました。
「これが正解」という仕事の探し方はありませんので、試行錯誤しながら自分なりの攻略方法を見つけてください。
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