サンディエゴは日本の多くの皆さんにとってはロサンゼルス程馴染みのある都市ではないかもしれませんが、カリフォルニア州ではロサンゼルス次ぐ大都市です。
米国海兵隊や海軍の基地が存在し、バイオテクノロジーやヘルスサイエンス関連の企業の多くが本社を構えている都市としても有名です。
U.S. News and World Report社の1番住みやすい都市ランキング100でも22位にランク入りしています。
今回はサンディエゴに在住歴10年の筆者がサンディエゴへの移住が魅力的な7つの理由についてお伝えしたいと思います。
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快適な気候
サンディエゴは年間を通して雨が少なく、年間の平均気温が23℃と温暖な気候に恵まれておりとても過ごしやすい環境です。
湿気も少ない為日本のようなジメジメ感は感じられず夏でも非常に快適に過ごせます。
長く在住していると冬は寒く感じられますが、それでも1番寒いと言われている12月の最高平均気温は19℃、最低気温は9℃です。
冬でも厚手のコート等は必要ありません。レザージャケット等の薄手のジャケットで十分です。
公営のハイキングスポットやビーチ、ゴルフ場等遊べるスポットが沢山
サンディエゴはハイキングスポットやビーチ、ビーチ沿いのキャンプ場等が沢山あるので、アウトドア好きにはたまならい環境です。
会社の場所にもよりますが、平日でも出勤前にサーフィンしてから出社するなんて事が可能ですし、17時に仕事を切り上げて18時からゴルフの練習なんて事も可能です。
サンディエゴは会社帰りにジムに行ったり、サーフィンをしたり、比較的健康的でアクティブなライフスタイルを追求している人が非常に多いです。
地元住民向けのマラソン大会やゴルフ大会等も充実しています。
サンディエゴのセントラルパークのような存在であるバルボアパークは入場料も駐車料も無料で、週末は日光浴やピクニックを楽しむ地元のカップルや家族連れで賑わっています。
また、パーク内には17もの博物館や美術館、日本庭園等があります。
全て有料ですが、筆者のお勧めは1年間有効の家族向けファミリーパスです。
$229でパーク内全ての博物館や美術館に使用できます。(2017年8月現在)
また、週末サンディエゴ郡の各地で開催されるファーマーズマーケットもお勧めです。
無農薬の新鮮な地元の野菜や果物、オーガニック化粧品からホットドックの屋台まで様々なブースが出店しています。
留学生を受け入れる大学や語学学校も充実
サンディエゴ郡内には
- San Diego State University(サンディエゴ州立大学)
- University of California, San Diego(カリフォルニア大学、サンディエゴ校)
- 北サンディエゴに拠点を置くCalifornia State University,San Marcos(カリフォルニア州立大学、サンマルコス校)
の3つの州立大学があります。
これらの学校に編入可能なコミュニティカレッジ(2年制大学)もあり、英語面で不安がある方はコミュニティカレッジのESLで英語を勉強しながら一般教養のクラスを取り、後に4年制大学に編入する事が可能です。
UC San DiegoではUC San Diego Extensionという社会人向けのプログラムも提供しており、既に大卒で社会人経験がある方で社会人留学をしたい方にはお勧めです。
ビジネスからWebデザイン等のクリエイティブ系のプログラムまで様々なプログラムがあり、修了時にはサーティフィケート(プログラムを受講した事を証明するもの)が付与されます。
夏休みを利用して親子留学をしたい方には非営利団体や私立の小中学校が主催するサマーキャンプが沢山あります。
日本からの直行便がある
4年程前にサンディエゴから成田へのJAL直行便が開通しました。
サンディエゴ国際空港はロサンゼルス空港に比べて規模が小さいため、搭乗前のセキュリティチェックや荷物検査にかかる時間が短いのも魅力的です。
もちろんアメリカに戻って来た時の入国審査もロサンゼルス空港と比較すると断然スムーズです。
日本食に困らない
アメリカで日本の食材が気楽に手に入れられる=恵まれた環境
アメリカでは基本的には大都市でないと日本食が手に入りません。
サンディエゴには日系のスーパーが3件あり、値段は日本と比較すると若干高くはなるものの日本食が恋しくなった時は日系スーパーで食材を調達する事が可能です。
日本の調味料やレトルト食品、冷凍食品からお惣菜まで何でも手に入ります。
日本人が経営する日本食レストランも充実しており、ここ数年日本で御馴染みのチェーン店もサンディエゴに進出しています。
代表格として回転寿司チェーンのくら寿司や焼き肉チェーンの牛角、ラーメンの山頭火等があります。
日本食以外の日本の雑貨や化粧品等も入手可能
日本の100均ショップ大手のダイソーがサンディエゴで店舗を展開しています。
また、ドン・キホーテの傘下の会社がTOKYO CENTRAL(東京セントラル)という小売店を展開しており日本のシャンプーや化粧品等もここで購入可能です。
日本語の通じる歯科医や病院がある
英語が不安な方は病気やケガをした時に出来れば日本語の通じる病院に行きたいと思われる方が居るかもしれません。
サンディエゴには日本語の通じる医院や歯医者が数件ある為、医療面において英語が不安な方も安心して移住する事ができます。
LAからメキシコまで。様々な場所へ気楽に行けるロケーション
LAまで車で約2時間半
サンディエゴから日本への直行便が出ていますが、サンディエゴからの直行便はロサンゼルス空港からの直行便と比較すると値段が若干高くなります。
ロサンゼルス空港からは複数の航空会社からの直行便が出ている為、$1,000以下で日本に一時帰国する事が可能です。
ラスベガスまでは飛行機でたったの1時間
ラスベガスまでは車で5時間、飛行機でたったの1時間の距離です。
ショーやコンサートを見る為に金曜に仕事を終えた後ラスベガスに飛び、週末をラスベガスで過ごすなんて事が可能です。
筆者は3か月に1度位のペースで女友達や主人と一緒にコンサートやスタンドアップコメディ(日本でいうお笑いです)を見に行ったりしています。
メキシコにも近い!
またメキシコ国境からも近い為、国境を越えてお隣のメキシコに気軽に観光に行けます。
メキシコ国境沿いの待ちTijuana(ティファナ)は治安があまり良くない為お勧めできませんが、メキシコ内のその他の観光地に行くのであれば国境を越えてティファナ空港まで行き、ティファナ発の国内便を使用する方が旅費が断然安くなるのでお勧めです。
メキシコは物価も安いですし、カンクンやラスカボス等の有名なリゾート地が沢山あります。
中にはAll-Inclusive Packageと言って滞在期間中の宿泊料金から食事料金、カクテルやビールが飲み放題プランが全て込みになっているお得なプランを提供しているリゾートもあります。
まとめ
サンディエゴへの移住について少しでも興味を持っていただけましたでしょうか?
筆者は東海岸にも住んでいた経験がありますが、サンディエゴは全米の中でも日本人にとって非常に住みやすい場所です。
アメリカへの移住を考えている方はサンディエゴも候補地として検討してみては如何でしょうか?
サンディエゴ移住は、日本人にとってオススメの場所です。
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