在住者が明かすマルタの共和国の治安事情と危険対策

近年リゾートや英語語学留学先としても人気の高いマルタ共和国ですが、ヨーロッパの中でも犯罪率の低さで有名であり、デンマークやエストニアに次ぐほど治安が良いとされています。

ヨーロッパで他国と比べると、驚くほど安全ではありますが、マルタの中にも地元の人々も避けるようなエリアや、スリや暴行などが少なからず起こっているエリアも存在します

滞在中に気を付けたほうがよいことをご紹介していきます。

治安情報の重要ポイントを先にまとめておきます

  • 繁華街パーチャビル(サンジュリアン)と低所得者の多いアルバートタウン(マルサ)は注意すべきエリア
  • ビーチなど人の多い地域ではスリや置き引きに注意!貴重品は金庫へ
  • マルタのドライバーは運転が荒い!横断歩道、道路脇には気をつける
  • 白タクは乗らずに、eCabsなどを利用する
  • 緊急時は112へ。警察(Police)は +356 21224001, +35621221111へ連絡

まずは、マルタ内で気をつけたいエリアを2つ紹介します。

注意エリア①:Paceville(St.Julian’s) マルタ随一の繁華街:パーチャビル(サンジュリアン)

ナイトクラブや安く飲めるバーが密集している通りがパーチャビルと呼ばれています。

毎週末、夕方のハッピーアワーから飲み始め、朝まで踊り明かす若者たちで溢れており、眠らない街と認識されています。

大手の語学学校も、この繁華街近くのサンジュリアンにあるため、学校公式のアクティビティとしてクラブのホールを貸し切ってのパーティーが盛大に行われていることもしばしばあります。

そのため、マルタ以外の外国からバケーションで来ているティーンエージャーから、パーティー好きの大人まで、多様な国籍の人々が多く集まります。

クラブにはセキュリティのガードマンたちが目を光らせていたり、夜が更けてくると念のために警察が待機していたりと、マルタの中では厳重な犯罪対策が敷かれています。

それでも、お酒を飲んで踊っていると、気づかない間に、お財布が盗まれてしまったという事例も少なくはないです

パスポートやカード、大金は、基本的には持ち歩かず、鍵のかかるスーツケースにしまって部屋に置いておくのが鉄則です!

また、特に男性で気を付けてほしいのが、”ジェントルマンズクラブ”です。日本でいうストリップバーに近い業態です。

パーチャビルのナイトクラブと隣合わせで何件も営業しています。店先に客引きの女性が立ち並んでいます。

男性というだけで、見境なく客引きしています。十代の若者でも、声をかけられます

その結果、理性を失い判断力の欠けた状態で、何百ユーロもぼったくられたと嘆いている人もいました。お酒に飲まれて、羽目を外さないようご注意ください。

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注意エリア② Albert Town(Marsa) 低所得者が多い工業の町:アルバートタウン(マルサ)

アルバートタウンは、グッジーラとバレッタの間に位置する町ですが、観光業が栄えている他の街に比べると、全体的に暗く、寂れた雰囲気が漂っています。

行き交う人々の身なりも整っておらず、うわ言を話しているような人もいます。

筆者は、様子がおかしいとは感じていたので、身の回りの所持品などには、常に警戒していたので特に何事もなく過ごせましたが、後から地元の人に話を聞いたところ、マルタで一番危険な街だと教えられました

ドラッグ売買の拠点であることや、売春が頻繁に行われているそうです。

ガイドブックに沿って観光していれば、まず寄り付くことはない地域ですが、名前を知っておき、滞在中は可能な限り避けて過ごせば問題ないと言えます

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ビーチでの置き引き、スリ

次に、注意したいエリアから、マルタであいやすい犯罪に触れたいと思います。

マルタは夏の間は、ありとあらゆるビーチが観光客や地元の人々で賑わいます。

ビーチタオルの置き場を見つけるのが大変なほど、様々な国籍の人々で溢れ、それぞれが思い思いの余暇を楽しみます。

一見、穏やかなリゾートに見えますが、全員がレジャー目的でやってくるとは限りません。

人が集まる所には、必ずスリや置き引きが発生することを念頭に、貴重品の管理は自己責任でしっかりと行いましょう

マルタ人による犯罪の発生率は低いのですが、他国からのプロのスリ集団や窃盗集団が、夏のバケーションの時期に合わせて出入りをしているとも言われています。

気づかない間に財布やパスポートがなくなっていたと、泣き寝入りする観光客も少なくないです。

安全対策

基本的にパスポートは、滞在先の鍵のかかるスーツケースや金庫の中に保管しておきましょう

現金やクレジットカードは必要最低限、お財布自体も高価なものは持ち歩かない、常識範囲内での行動を心がけてください。

交通事故に気をつけよう!道路脇の歩道には近づかない

マルタは、交通手段が、タクシー・自家用車・バスのみです。

自家用車所要率が高く、人口よりも車のほうが多いのではないかと思うほど、この小さな島国のありとあらゆる場所に車が停められています。

駐車場を作るスペースもないため、ただでさえ狭い道路に所狭しと縦列駐車されています。

そのため、歩道と車道がかなり近く、車が勢いよく通ると、気を付けないと触れてしまうくらいです。

島国特有のものなのか、文化なのか、マルタのドライバーは運転が非常に荒いと知られています。そもそも信号も少なく、スピードも公道で時速80-100㎞出しているドライバーもいます。

横断歩道も少なく、道路を左右しっかり確認して渡る必要があります。車が思わぬ方向から急に出てくることがあるため、十分ご注意ください

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マルタのタクシーでぼったくられないための豆知識

マルタのタクシーは、大まかに

  1. メーター制の白いタクシー
  2. 乗車前に先払いする黒いタクシー(eCabs)
  3. Uberと同じようなシステムのタクシファイ(Taxify)

の3種類があります。

白タクシーは、流しで走っているため、遭遇しやすいですが、メーターで他のタクシー会社の倍以上の値段を要求してきたり、渋滞にはまってしまうと、料金がみるみるうちに上昇していくため、おすすめしません

eCabsは、質の良い運転手をそろえ、安全なサービスを提供してくれるという定評があります。

オフィスで直接送迎を依頼する以外に、電話やネットでの事前予約も受け付けているため、早朝や深夜の空港送迎でも問題ありません。

タクシファイは、アプリケーションをダウンロードし、かつインターネット環境が必要となりますが、他社に比べ運賃が2/3程度で、サービスにも特に問題ありません。

乗客から各運転手へのレビューも確認できるため、信頼性も高いと言えます。

有効にバスやタクシーを活用し、思う存分滞在を楽しんでくださいね。

マルタでトラブルに巻き込まれたときの緊急時連絡先はこちら

マルタの緊急電話番号リストは

  • 緊急事態(Emergency) 112
  • 救急車(Ambulance)196
  • 警察(Police) +356 21224001, +35621221111
  • ビザ関連(Passport Office) Malta +35621222286

また、マルタには日本大使館がないため、パスポートの紛失や、国際問題のトラブルに巻き込まれた場合、在イタリア日本国大使館が緊急時の対応窓口です。

Italia Ambasciata del Giappone
Via Quintino Sella, 60 00187 Roma, Italia
電話:(39)06487991
Fax:(39)064873316
http://www.it.emb-japan.go.jp/index_j.htm

マルタの治安まとめ

ゆったりとした時間が流れているマルタだからこそ、ついつい油断してしまい、気をが緩んでいると、パスポートや財布、携帯電話を紛失しかねません。

紛失したら、まず自分のもとに返ってくる可能性はほぼ0と考えてください。

トラブルに巻き込まれないよう、常識範囲内での行動を心がけ、安全に楽しくマルタ滞在を過ごしてください。

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