世界中から様々なバックグラウンドの人々が集まるロンドン。
ここでは毎月のようにたくさんのイベントが開催されます。
今回は入場無料と聞くと思わず驚いてしまうロンドンの大きなイベントを5つご紹介します。
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女王様のお誕生日記念パレード、トゥルーピング・ザ・カラー
イギリスといえば、いつもロイヤルファミリーが注目の的。
その中でも国民的人気者はやはり、現女王のエリザベス2世です。
彼女の誕生日はトゥルーピング・ザ・カラー(Trooping The Colour)と呼ばれる大パレードでお祝いします。
エリザベス女王の本当の誕生日は4月21日ですが、260年前からの伝統で、天候がよりよい6月に公式の誕生日式典を別に開くのです。
毎年ロイヤルファミリーは、バッキンガム宮殿から式典会場の間を1000人規模の近衛兵と騎馬兵と一緒に馬車で行進します。
本来この式典に女王様と一緒に参加しようとすると、激しい競争率のチケット抽選をくぐり抜けないといけません。
しかし、なんとこのパレード見学自体は無料で誰でもできます。
だからこそ、この日は女王様を生で一目見ようと世界中から数万人が集まります。
Trooping the colour by Buckingham Palace in London https://t.co/r7DPPrd462
— found-film (@FoundFilm2) 2018年1月31日
Trooping the colour:http://www.householddivision.org.uk/trooping-the-colour
ロンドン演劇界最大の無料イベント、ウエストエンド・ライブ
ロンドンのショービジネスを支えるウエストエンドの劇場街は、世界トップクラスの演劇・ミュージカルをつねに観ることができます。
でも、もしオペラ座の怪人やレ・ミゼラブルなどの世界一のパフォーマンスを無料で楽しめたらすごいと思いませんか?
それが叶うイベントが毎年6月に行われるウエストエンド・ライブ(West End Live)です。
このイベントでは、2日間トラファルガー広場の公開ステージでウエストエンドの劇場作品のダイジェスト版が披露されます。
それだけではなく、ミュージカル界のトップスターのソロステージや新作舞台のお試しパフォーマンスまでタダで味わえます。
これまでミュージカルを観たことがない方でも、この2日間でウエストエンドの舞台を全て観た気になれるとてもお得なイベントなのです。
@RosienFriends will be back at @WestEndLIVE on 16th/17th June in Trafalgar Square – SEE YOU THERE!! #everythingsrosie #westendlive pic.twitter.com/WgB9UGwh7K
— Everything's Rosie (@RosienFriends) 2018年1月11日
ウエストエンド・ライブ:http://www.westendlive.co.uk/
ロンドンでカリブのお祭り?! ノッティングヒル・カーニバル
人種のるつぼロンドンには、世界各国からの移民が生活しています。
その中でロンドンのカリブ系コミュニティーが毎年8月下旬の祝日に行うのが、ノッティングヒル・カーニバル(Notthing Hill Carnival)です。
このカーニバル、もともとはカリブ系のストリートミュージシャンを集めてパレードをしたことがきっかけで始まりました。
参加者は3日間ド派手な衣装に身を包み、いつもは静かな高級住宅街のノッティング・ヒルを大音響の音楽とともに踊りあるくのです。
50年前から始まり、今となっては夏の風物詩の一つにまで成長した大イベントで、なんと有名なリオのカーニバルについで2番目に大きなカーニバルだといわれています。
3日間で最大200万人もの人がこのお祭りを見にきますから、それも納得です。
華やかなドレスを着たパフォーマーたちと記念撮影をするもよし、いっそ一緒におどってもよし。
さらにここでしか食べられない美味しいカリビアンフードも楽しむ休日なんていかがでしょうか。もちろん無料イベントです。
I had a fab #NottingHillCarnival My favourite #happy #faces See you next year #carnival @tLNHCarnival @W11Carnival #people #costumes #parade pic.twitter.com/6Ggdha7j7h
— Chris (@imageplotter) 2017年8月30日
ノッティングヒル・カーニバル:http://www.thelondonnottinghillcarnival.com/
静かな公園が遊園地に大変身!ウィンター・ワンダーランド
ロンドンは11月のサマータイム終了と同時に急に日没が16時にまで早まります。
すぐ暗くなる悲しい空にクリスマスムードの楽しい雰囲気をもたらしてくれるのが、毎年11月から2ヶ月開催される移動遊園地ウィンター・ワンダーランド(Winter Wonderland)です。
この時期だけロンドン中心部の広大な公園ハイド・パークが大きなテーマ・パークに変身します。
コンセプトは、ドイツの伝統的なクリスマス・マーケットです。
特設の屋台では、ドイツから直接持ちこまれた数々のドイツビールやジャーマンソーセージを食べたり飲んだりすることができます。
アトラクションも、5回転するジェットコースターやフリーフォールなど、日本ではお目にかかれないスリリングな乗り物がたくさんあります。
そのほかにも、クリスマス・マーケット、アイスショー、スケートリンクを兼ねそなえ、普通のテーマパーク顔負けの充実度です。それなのにこのイベントもまた入場無料とは、驚きです。
ウィンター・ワンダーランド:http://hydeparkwinterwonderland.com/
ロンドンの街が夜だけ光の美術館に!ルミエール・ロンドン
クリスマスもニューイヤーも終わってしまい、みんなが退屈する1月のロンドン。
あいかわらず寒くて暗い日は続くし、何か夜に楽しいことはないかな…と、思っているそこのあなたに朗報です。
1月中旬の4日間、ロンドンの中心部が夕方から夜にかけて巨大なアートギャラリーになります。
これは、ルミエール・ロンドン(Lumiere London)というロンドン市公認の大きな芸術イベントです。
中心部にある7つのエリアごとに、ヨーロッパのアーティストが制作した光をモチーフにした50作品がランダムに置かれていて、地図を見ながら探していくのです。
時には大通りに面した建物に作品を映しだすために、バスの行きかう道路をわざわざ通行止めにします。
だから、いつもは交通量の多い道もこの日だけは歩行者天国になるのです。
それを許すロンドン市のイベントにかける熱意を感じます。寒いからと家に引きこもらず、この4日間はアートめぐりの旅に出てみませんか。
Lumiere 2018 was quite an experience. Could do with better weather though!#lumiere #London #2018 #hubby #friends #rain #freezing #cold #Sunday #evening pic.twitter.com/qJ8JyRLYhW
— Shipra Jain Khanna (@ping2shipra) 2018年2月1日
ルミエール・ロンドン:https://www.visitlondon.com/lumiere
ロンドンのイベント5選まとめ
いかがでしたか。天気のよい夏場はもちろん、冬の暗い気候を上手にいかしたイベントもロンドンにはたくさんあります。
しかもこれらが全て無料だなんて、この国の催しものに対しての情熱はすごいです。
ロンドンに滞在しているうちに、みなさんもたくさんのイベントに足を運んでみてください。
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