イギリス、特にロンドンでは案外簡単にアルバイトが見つかります。
もちろん、労働可能なVISAがあればなので、ワーキングホリデービザ、学生ビザ等で労働許可書を持っている場合の仕事の見つけ方、仕事の内容などをご紹介します。
学生VISAの場合、仕事ができるのは週20時間までです。 ワーキングホリデービザならフルタイムの仕事が2年間可能です。
また、イギリスで仕事をする場合、本来なら、NATIONAL INSURANCE NUMBERというものを取得しないと働けません。
やはり一番多いのは日本食レストランですが、実はここではロンドンでの最低賃金をもらえなかったり、学生でも20時間以上働かされたり・・・ということもあるようです。
ただし、NATIONAL INSURANCEとかそういう面倒なものもなくても雇ってくれたりするし、おまけに毎週現金でもらえるし、賄いも付いているし、最低賃金よりも安くてもいいかな、と思ってしまう方も多いようです。
では、イギリスではどんな仕事があり、どうやって見つけていくのか、現地在住者から紹介いたします。
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イギリス仕事の見つけ方
それではどのようにイギリスで仕事を見つけるのでしょうか。
日系の求人サイト、日系ニュースサイトがあり、そういうところで求人が出ています。こちらは日本語なので、かなり便利です。
また、英系のサイトですとGUMTREEというのがあります。
こちらは英語なので英語がある程度できるのであれば、こちらもいいと思います。
イギリスではどんな仕事があるの?
MIXBですが、毎日多くの求人が更新されています。
又、何かスキルをお持ちの方でしたら、日系の人材紹介企業に登録することも可能です。
求人によって、学生〈パートタイム〉可能、ワーキングホリデーの方、など詳細が書いてあるものもあります。幾つか仕事の例ですが
- 飲食・レストラン 【学生・WH可】 急募!!キッチンヘルパー、ウェイトレス、ウェイター
- メディア・マスコミ 【学生・WH可】 アルバイト募集
- カラオケクラブ 【学生・WH可】 コンパニオン大募集
- 留学サービス 留学カウンセラー募集
- ヘアカット・美容 【WH可】 レセプショニスト募集
- ヘアカット・美容 【学生・WH可】 スタイリスト/アシスタント募集
- 人材紹介・転職支援 【金融】 コンプライアンス経験者 募集 【正】
- 運輸・引越し 【YMS可】 引越作業スタッフ募集【YMS可】
- 人材紹介・転職支援 在宅勤務マーケットリサーチャースタッフを募集
- 【学生・YMS可】 🇯🇵日本語の家庭教師募集 (資格は問いません)
YMSはワーキングホリデービザのことです。
イギリスは他の呼び名があるので、現在ではYMSと書いてあることが多いようです。
よく見かけるなと思うのはヘアサロン。美容師さんはすぐに仕事が見つかる場所です。手に職があるほうが色々な可能性があるということです。
一番多いのは日本食レストランですが、最近は人材紹介会社の募集も多いので、色々な仕事が可能です。
ただし、これはロンドンだけで、地方に行ってしまうとなかなか仕事を見つけるのが大変になります。
実際の仕事体験談
それでは、ここから私がイギリス大学時代に実際にしたことのあるアルバイト〈仕事〉とその内容などについてご紹介したいと思います。
・ロンドン日本食品会社の社内の昼食作り
日系のフリーペーパー〔イギリスニュースダイジェスト〕に掲載されていました。
私の住んでいたところはロンドンでなかったので、わざわざロンドンで部屋を借りて、出稼ぎに行っていました。
なかなか私の住んでいる町だと仕事が見つかりませんが、ロンドンは日本人の方でも探しやすい多くのバイトがあります。
朝9時ごろに会社に行き、スーパーで買い物をし、前日の片付けをして、10~15人ほどいる従業員の方の昼食を作る仕事。
1日3時間程度のバイトでしたが、出来高制だったので、12時くらいにはお昼ご飯が出来上がり、自分もそれを食べて帰宅する、という形式でした。
これは料理ができる人向きですし、メニューも自分で考えるので大変かもしれませんが、日本食品の会社だったので、ある程度日本食用の調味料も揃っていたので、便利でした。
私は自炊してある程度料理ができる程度でしたが、それでも採用されました。日系の会社でしたので、もちろん外国の方の従業員もいたのですが、基本は日本食を作るということで、週に1回はカレーを作っていました。
料理を作るだけの仕事なので、その間は一人きり、英語を話すこともなかったのですが、ご飯のときなどは他の従業員の方と英語を話したり、日本人従業員の方とは日本語で会話していました。実際、語学力はあまり必要ない仕事でした。
大学のときの冬休み1ヶ月だけのバイトでしたが、料理がかなり上手になりました。
・お弁当売り(日系)ーイギリス
日系のフリーペーパー〈英国ニュースダイジェスト〉掲載。
上記と同じ時期にこちらは昼食作りの後、午後に週何度かしていたバイト。日本食品屋さんの中にあるお弁当コーナーでのお弁当販売でした。
一緒に働いていた方が日本人の方ではなかったので、中では英語、お客様もイギリスの方も多かったので英語でした。
同じ言葉を繰り返すことが多かったので、あまり語学上達にはつながらなかったと思います。
立ち仕事でしたし疲れましたが長時間でなかったので問題なかったです。
長時間の仕事ですと大変かと思います。仕事自体はただお弁当販売だけですので、難しいということはなかったです。
・テレホンマーケティングリサーチ
求人によってはただマーケティングリサーチと書いてあるときもあります。
これは日本で言うところのテレアポに近いというイメージがありますので、向き不向きもあります。 又、ある程度の英語力が必要です。
仕事ですが日本に電話して、(主に企業などですが)電話にてマーケットリサーチを行います。
ここで難しいのは、リサーチのインタビューをすることでなく、アポを取ること、インタビューまでこぎつけることです。
なかなか電話で長時間会話してくれる相手がおらず、切られてしまうことが多いです。というのも、セールスなどに思われるからというのもありますし、仕事中そんなに時間がないというのも事実です。
仕事内容としてはとにかくPCの前でただひたすら電話します。そして、インタビューに答えてくれた方の答えに合わせて、PC上の質問をし、答えを書いていくというものです。
この募集も結構ネット広告などでも出ています。
ただ、日本の就業時間に合わせて電話するので、就業時間が夜中12時から朝8時とかが基本です。なので、ちょっと体力的にもきついです。
大体1日8時間電話して1日1本もインタビューが取れないこともあります。
時給が10ポンドほど、又出来高制でもあるので、アポが取れればそれにボーナスがつきます。
実は私はこの仕事に応募したとき、「今日本語話者はいらないんだよ」 と英語のインタビューで採用してもらいましたが、こちらは逆に時給が最低賃金ほどと低いです。でもアポを取って、インタビューをするとボーナスもらえるので時給をそこから3ポンドほど上げていました。
その後日本語のマーケットリサーチもしましたが、難しいやつで日本の企業に電話をするもので、時給10ポンド、アポ取ると20ポンドのボーナスというものもありました。
・ベビーシッター
これは短期でもいいので、一度経験すると経験者になるので、次からのベビーシッターのバイトがしやすくなります。
ベビーシッター、オーペアをしたい人もいますが、まずは短期でも単発でもしてみて、それから少しずつ経験を増やしていくと、次の仕事につながります。
ベビーと言っても、親御さんが夜に出かけるときにちょっとお子さんの面倒を見るものから、既に小学校に通っているくらいの大きなお子さんの学校の送り迎えなど、その家族によって様々です。
私は最初、友人の紹介で3歳のアメリカ人の男の子のベビーシッターで親御さんが夜に出かけるときに家にいて男の子の面倒を見るという仕事を数回しました。
その後に6歳と8歳のハーフの男の子二人の面倒をお母さんが夜にいない間に見る、というバイトを単発で何回かしていました。夕方夜ご飯の後、お風呂に入れてあげて、一緒に遊んで、決まった時間にベッドに寝かせてあげて、お母さんが帰ってくるまで家で待っているというものです。
中には定期的に週2回、3回というものから、毎日お子さんの送り迎えをする代わりに、宿代と食費を提供してくれるというようなベビーシッター〈海外ではオーペアと呼ばれていますが〉というようなものもあります。
イギリスのバイト事情まとめ
私は日本食レストランではアルバイトをしていないのですが、やはり賄い付きというのはかなりお得な気がします。
特にキッチンでのバイトですと、料理も学べるのでその先もアルバイトにも役に立ちます。
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