エストニア生活に関わる税金(消費税、所得税等)を紹介

エストニアの税金

ロシアの西隣に位置するエストニアは北欧に含まれ、他の北欧諸国と同じように福祉が充実した国です。

その財源は税金によって賄われています。

北欧の税額は高額なイメージですが、果たしてエストニアにおいては、一般の人が暮らすのにどのような税がかかるのでしょうか?

ここではエストニア生活に関わる代表的な税金をいくつかご紹介します。

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エストニアの消費税

今、日本でも増税と騒がれていますが、エストニアは消費税は20%です。

本体価格100€であれば、税込み120€です。

ただし

  • 新聞と本:9%
  • 薬:0〜9%

の軽減税率になっています。

一方、酒とタバコは税金が割高で日本と同じような感じです。

お店の価格表示は税込み表示になっています。

日本に比べると数段高額な消費税ですが、価格表示も税込ですし、食品などの物価は比較的安いので、そこまで負担にも感じません。

安定安心な社会福祉を受けられるかと思うとむしろありがたいです。

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ガソリン税

エストニアは自動車を所持している人への自動車税などはありません。

そのかわり、ガソリン税があり、1リットルあたり

  • 軽油0.493eur
  • ガソリン0.512eur

の税金が組み込まれており、現在のガソリン価格は1リットルあたり1.4eur ぐらいです。

スタンドで目にするガソリンの価格は高く思えますが、毎年の自動車税、購入の際の諸税などはかかりません。

車を登録する際も事務手数料以外はなく、車検の時は車検料や修理費などしかかからないので、日本よりも維持費が安いということになります。

エストニア 道路

ガソリン税などから得られる財源で修理される道路

ガソリン税で得たお金は道路の整備などに使われています。

冬は大きな道路の除雪融雪がしっかり行われますし、夏は冬場スパイクタイヤで傷んだ道路を直します。

郊外の砂利道も綺麗に整備されています。エストニアの道路はとても綺麗な印象です。

最低限の自動車保険と整備がされていれば、ローコストで車を持てます。

ただし毎年、車検(検査料金30ユーロ程度で軽微なもの)があります。

ガソリン以外にも、ガスにも少し税金がくみこまれています。

10トン以上の大きなトラックはその重さにより道路が壊れてしまうなどの心配があるので、道路使用料として特別な税金を納めなければなりません。

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エストニアの所得税

エストニアは所得税が一律20%で、日本のように累進課税ではありません。

社会保障(健康保険、年金)を受けるには、最低でも165ユーロ支払わなければなりません。

その社会保障が受けられる最低所得は500ユーロで、会社側はその賃金プラス社会保障分を払う義務があります。

誰でもその内訳をインターネット上の計算機で計算することができます。

所得税率が高いですが、累進課税ではないので、エストニアで会社を作れば節税になる可能性があります。

会社の備品購入などの物品代には消費税がかかりません。

社会保障税をしっかりと支払っていれば、子供がいると妻も社会保障を受けることができたり、高齢者や子供は医療費など全て無料になります。

ただし扶養という考えはないため、子供がいない場合、主婦や主夫は保障の対象にならないので注意が必要です。

例えば、給料で実際にもらえる分が1000ユーロとした場合

  • 1561.46EUR :会社側が支払う総額
  • 385.11EUR :社会保障(保険、年金など)
  • 9.34EUR :雇用保険
  • 1167.01EUR :個人での支払いを含んだ支給額
  • 23.34EUR :会社とは別に自分で納める分の年金
  • 18.67EUR :雇用保険
  • 125.0 EUR :所得税
  • 1000.00EUR :実際にもらえる総額
エストニア 電卓サイト

ネット上でグラフなどで詳しく簡単に収入の内訳を確認できる

参考:所得関係を簡単に計算できる電卓サイト

エストニアは自営で会社を起こすのがとても簡単です。会計なども自分でする人が多くいます。

単純な会計項目の場合は自分で計算し、申告までできますが、外国と貿易をするなど複雑になる場合はネットの会計ソフトを使用するのも安心です。

国の会計ソフトのサイト RIK
(最初の1年は無料)

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エストニアには土地税というものがある。

エストニアは固定資産税などがない代わりに、土地税なるものがあり、その地域の決められた地価に対して0.1〜2.5%の税を払う必要があります。

賃貸ではなく購入したアパートに関しては、占有面積に課税されます。

地域によって規定が違うため、65才以上は課税されない場合もあります。

タリンなどでは、1500㎡以下で居住している場所は課税されないケースもあります。

このように地域によって規定が様々なので、自分の住む地域の情報を調べる必要があります。

土地をたくさん持っていると土地税がかさみそうで心配ですが、エストニアでは、自然保護区内の土地や田畑の農業地帯などはその土地を手入れしたりするかわりに助成金をもらえるので安心です。

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輸入物品などにかかる税

EU内は送料を払う際に税も組み込まれているため、送料の他にはかかりません。

EU外のお店などで購入の際、もしくはギフトなどが送られて来る際に、荷物の本体価格が45EUR以上だと課税対象になり、税関で荷物が止められて知らせが来ます。

そして、物の値段+送料 で計算され、20%課税されます。ただし物の値段が150EURまでが該当します。

荷物の本体価格が150EUR以上になると、20%の他に輸入税が課税されるようになります。

輸入税率は国によってさまざまで0~17%になります。

日本からの場合は10%の輸入税が加算されます。

注意が必要なのは、複数の荷物を送る際に一つ一つの荷物は低価格でも同時だと合算されてしまうことです。

課税されないようにするために、日付をずらすなどしないといけません。

ただし、引越しなどで自分が送り主で自宅で使う物を国外から送る際は、所定の要件を満たせば課税されません。

航空券や領収書などの書類が必要になるので、事前に確認が必要です。

その他・相続税など

遺言などで相続が明記されている場合は、相続税などは特にかかりません。

その他、家のような大きなものを贈与する時などは、税金を支払う必要がある時があります。

参考サイト:エストニアの税務署

まとめ:エストニアは税金が高いが、福祉が充実している

エストニアは税率が高い代わりに、

  • 子供や高齢者の医療費が無料
  • 街のバスが無料で使える
  • 所得が低い場合に助成金が出る

など、公共の福祉が充実しており安心して生活ができます。

IT国家らしく、税関係の申告や納税は一貫してインターネット上ですることができます。

個人で会計するには難しいという場合でも、月50EUR 程度で税理士を雇うことこもできますし、エストニアで起業や就職をすればやり方次第では節税になるかもしれません。

福祉の充実した住みやすいエストニアへぜひ移住してみてはいかがでしょうか?

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