海外では、「安全に過ごすこと」が最優先です。
「自分は大丈夫」という過信が、のちに後悔をすることに・・。
そうならないために、事前準備と防犯対策をしておけば、トラブルを未然に防ぐことができます。
ここでは、海外在住者がオススメする防犯グッズを15点、を紹介します。
早速、見てみましょう。
財布、パスポートウォレット
もっとも被害にあいやすいものの一つに「財布」があります。
強盗・スリ被害はその一つです。
ポイントをいくつか紹介します。
・財布の数
海外では2つ以上の財布を持ちあるくことをオススメします。
いくつかの財布に分散させておくと、スリにあってもダメージが少なくなります。
貧しい地域では、大人に限らず、子供もスリの犯罪に手を染めている場合もあります、子供だからといって油断はしないようにしましょう。
・皮財布で高級感を
財布を革質にするのもオススメ。
そうすることで、高級感がでます。
以下のような商品はとてもお安いので、そういったものを持っておくのも一つの手です。
・チェーンをつける。しかも複数
財布をポケットから落とさない為と、ポケットからスラれないためにチェーンをつけておくと良いです。
万が一強盗にあった時はチェーンから外して渡すことで、「わざわざチェーンを付ける=大金が入っている、大事にしている」と思わせるためです。
例えば、財布が2つある場合、2つ共にチェーンを付けておきましょう。
パスポートケース
多くがスキミング防止の機能が施されており、また収納ポケットも多くついています。
スキミングとは:
【スキミングとは】スキミングとは、他人のクレジットカードや、ICパスポートなどの磁气テープに記録されている各種データ(会員番号、口座番号など)をスキマー(スキミングマシン)と呼ばれるカード情報読み取り装置で盗み取る行為を指します。海外ではスキミング被害が横行しています。混雑した電車内やエレベータなどで財布の入っているバッグや上着のポケットなどに、スキミング機器をかざすだけで読み取ることが可能です。
パスポートの他、カード類も数枚入れることができ、また航空券や小銭も収納できます。携帯を入れておくこともできます。
下記のものは、チェーンが付いているので、バッグの中の内ポケットのチャック部分に繋げて収納しておくことができます。
バッグ&アクセサリ
スリや置き引きの多い地域では、夜間歩く場合には体に密着したかばんが必要になります。
・おすすめバッグ
背負った時、カバンを開けるチャックが背中に面しているため(内側)、スリがほぼ不可能。
ナイフにも強く、さらになんと防水!
しかも意外にも容量があるため、防犯(安全)性と機能性を兼ね備えています。
・セキュリティポーチ
ウエストバッグだとどうしても目立ってしまい狙われやすくなってしまうので、セキュリティポーチがオススメです。
スリにとって「手をつけにくいバッグかも?」という印象を持たせることが必要です。
安価なものもありますが、財布やパスポートなどを入れる大事なものですから人気があって素材がしっかりしたものを選びましょう。
・女性には嬉しい!シークレットウェストポーチ
洋服の下に着けられるパスポートや現金入れです。バッグが外に見えないのでGood!
観光地はもちろん地下鉄、バス、カフェ、ホテルなどのスリ対策として、現金やカード、パスポートを服の下に隠して持てる点がとても良いです。肌身離さず持てるので、観光中でも貴重品の管理ばかりに気をとらわれることなく、観光が楽しめました。
・バッグカバー
カバーをつけることで、盗難が少なくなります。リュックを日常的に使っている方へのオススメです。
マーケット等の人混みでスリが多いところでは、リュックのどの部分にお財布や貴重品が入っているかを知られないことが、防犯の第一歩です。
なるべく目立たない色やデザインで、シンプルなものを選ぶとよいでしょう。
・カラビナ
こちらもアクセサリとして、窃盗防止に役立つアイテム。
カラビナをカバンのチャック部分にかけておくことで一瞬のうちにカバンを開けられるというの防ぐことができるので窃盗防止になります。
また、スマホも貴重品のため、以下のようなスマホチェーンでつなぎ合わせておくと、より安全です。
お部屋などの安全に。安心して眠れる夜を
・ドアストッパー
室内側からドアストッパーをかますだけで、補助鍵の役割をする上に、支点も増えるため、容易に侵入防止となります。
また、小さく軽いため、持ち運びに便利。
・ポータブルドアロック
滞在先によっては、オートロック、カードロックなど外部から侵入できるシステムとなっており、手動のチェーンが有れば良いと思いますが、無い場合は不安な場合があるかもしれません。
そんなときは、取り付け可能なロックがあると大変便利です。ホテルだけでなく、住宅でも活用できますよ。
・コンセントタイマー
暗い時間が長い地域に住む場合や、長期不在時は不在時は部屋が真っ暗で目立ちます。
夜間は部屋の明かりが少しつくようにタイマーでセットしておくと、空き巣に入られるリスクが減るでしょう。
・防犯アラーム
はじめての海外生活で過敏になり、ちょっとした物音でもドキッとして、眠りが浅くなり、熟睡できなくなるケースもあります。
そんなときには、防犯アラームを用意しましょう。
この防犯アラームは、電池式ですので電気などに接続する手間がかかる事がなく、また両面テープでドアや窓に貼るだけでOKです。
女性でも、自分で取り付ける事ができます。超薄型で軽くて、小さいので持ち運びも簡単。
振動で音がなるので、取り付けておくと、夜安心して眠れるようになるでしょう。海外に行かれる方は、日本から買っていくと凄く安心な逸品ですよ。
身の回りの護身に。万が一に備えて!
・反射リストバンド
意外と一番役立つものがこれ。
海外では、道路が広く、車が夜でも容赦なく飛ばしていることが多いです。
しかも。街灯が日本より少なく、大きな公園も多いので夜道は真っ暗です。日本では想像できないほど、暗くなる場所もあり、鳥すら頭ぶつかってくることもあります。
実は、本当に危険なんです。
変質者に遭遇する確率よりも、車がとばして来ることのほうが日常茶飯事で、想像しやすいかもしれません。
是非1つカバンに目印がわりにつけて下さい。
・タクティカルペン
普段はボールペンとして活用しながら、非常時は護身用として活用できます。
下記のようなペンは強靭な為、不審者に刺すように押し込むとかなりの激痛で倒れてしまいます。 また他にもいろんな活用法があり便利グッズでもあります。
・防犯スプレー
オーストラリアの警察はペッパースプレーを使用することがあります。
催涙スプレーのようなもので、誰でも簡単に使えます。
実は、アメリカにいる女性のほとんどが持っており、現地人にも勧められるものです。
鍵などと一緒にチェーンとつなげて持っている人が多く、それだけでも防衛になります。Pepper Sprayを持っている相手に対して襲おうと思う人は少ないので、持ち歩くだけで軽い自衛になるはずです。
小型で持ち運べ、力の無い女性でも犯人にマークをつけることができます。海外は日本より暴力事件は多いので護身用に一つ身に付けていると良いです。
・スカーフやマフラー
自分の好みの大判のスカーフやマフラーをカバンやウエストバッグなどの上から体に巻き付けることで、すりやひったくりを防止することができます。
特別なアイテムではなく、普段使いのファッションアイテムの効果的な使い方を知っておきましょう。
その他の重要なアイテム。意外と重要
・TSAロック
空港での荷物検査、盗難にはスーツケース施錠は必須です。
また、滞在するお部屋でも、スーツケースはロックしておきましょう。
安全対策の基本中の基本は、南京錠で対策しておきましょう。
関連記事:スーツケースの防犯対策!海外渡航に必須のTSAロック南京錠とその使い方
基本的な防犯知識と対策を押さえておこう
日本での当たり前は、海外では通用しません。iphoneを持って歩いていれば、窃盗・スリの確率は格段に上がります。
海外ではiphoneは金目のもの(高く売れる)ため、日本のような感覚で触っているとトラブルに繋がるでしょう。
しかし、基本知識をしって事前に最低限の防犯対策をすれば、安全に過ごすことができます。
必要に応じて、紹介したアイテムは持っておくことをオススメします。
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