1890年のエルトゥールル号事件から125年目にあたる2015年に公開されたトルコと日本合作絵が「海難1890」をはじめ、トルコと日本の友好関係の歴史は長い間・世代を超えてより深く強い絆を結んでいます。
2012年に外務省がトルコで行った世論調査の結果では83.2%のトルコ人が日本と「友好的な関係・どちらかというと友好的な関係」と回答している、文化関係があり、国同士や国際結婚などで年々、トルコに移住する日本人は増加しています。
イスタンブール、カッパドキア、パムッカレなど、国際的に有名な世界遺産や観光地が大人気のトルコに移住する魅力について、トルコ在住者に聞いてみたので、ご紹介します。
1.心が満たされる優しい人々との出会い
どこかに忘れてきたものを思い出させてくれる美しい国、それがトルコです。
優しくて感情豊かな情味のある風習文化や、発展途上のゆったりまったりした暮らしが楽しめます。
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2.自然が美しい・天気がいい
太陽の光がさんさんと輝き、空は広く天気がよく、観光旅行等で人気のカッパドキアやパムッカレなど世界遺産が数多くある、美しい自然の街や村での移住生活は最高です。
トルコの気候は、日本の気候に比べると乾燥している大陸性気候で、寒暖差が大きく、夏は暑くなると40℃、冬は寒くなると-20℃になります。
日本の国土の2倍ほどの大きさのトルコは常夏地方や極寒の地方など、日本の沖縄と北海道よりも気候の違いが大きくあります。
トルコに移住して気候でいいなと思ったことは、ジメジメしていない、青空の日が多い、本革の靴やバッグ等ファッションアイテムにカビが全く生えないことなどです。
3.古代遺跡や世界遺産が身近!
世界遺産・古代遺跡が数多くあるロマンあふれる国、トルコ。
トルコには合計15件の世界遺産が登録されています。
トルコで人気の世界遺産ランキング1位から順に、
- イスタンブール歴史地域
- ギョレメ国立公園とカッパドキア
- サフランボル市街
- ネムルット・ダー
- エフェソス
- ヒエラポリス・パムッカレ
- セリミエモスク
- ヒッタイトやトロイの古代遺跡
など各地にあります。
トルコ移住後の休日のお出かけしたいときに、世界遺産指定の古代の歴史漂う遺跡、博物館・研究所などに遊びにすぐ行けるのがたのしいです。
4.食べ物がおいしい
「世界の畑」といわれる野菜や穀物・水資源の豊富なトルコ。
日本の食料自給率40%に比べ、トルコの食料自給率は111%。
トルコは、世界中の国に食料を輸出しています。
日本のスーパーマーケットで売られている胡麻ドレッシングのごまの原産国トルコや、おつまみのナッツなど日本でもトルコからの食べ物を目にする機会も多いのではないでしょうか。
とくにおいしいのが、パンや穀物
トルコのパンは、トルコ人にとって主食です。
パン屋さんに焼きたてのパンを毎日・毎食買いに行く家庭や、都市部では食べ残しのパンを捨てて、新しいパンをすぐ買うなどで、パンの買いすぎ・無駄な捨てすぎが問題になったり、田舎では村や集落の主婦が集まりみんなで定期的に手作りのパンを大量に焼いて家庭の保存食をみんなで調理する昔からの風習や文化があります。
パンの種類は日本の総菜パンや菓子パン等ように豊富にありません。
素朴でシンプルなパンのみで、パン屋によってパンの味も違います。こだわりの小麦粉や大麦を使用したパンは香りでわかります。
お吸い物のいいダシの香りを嗅いだときのような、口の奥からよだれがしみだしてきて食べたくて我慢できなくなるくらい香ばしくておいしい香りがするパンは特に美味しいです!
関連記事:トルコのおいしい食文化。驚く味付けと病みつきになるトルコ料理の数々
とんでもなくおいしいのが、チョコレートやナッツ全般
チョコレート好きにはたまらない、トルコにはフレッシュなカシューナッツのペーストをたっぷり使用した濃厚なチョコレートが一般的です。
トルコのチョコレートを初めて日本から来て食べると、味が濃厚すぎてお水を飲みながら食べたくなる感じですが、トルコのチョコレートの味に慣れてから、日本のチョコレートを食べると日本のチョコレートの味はきな粉みたいなパサパサで香ばしい、乾燥ナッツの粉を固めたような味に感じます。
その他、野菜もサイズがとても大きく、味が濃く美味しいです。
世界三大料理ののトルコ料理も、美味しく、日本食にはない味や調理方法など魅力的です。
トルコで日本食が食べたくなったときも、日本食・中華・韓国レストランなどあり、通信販売で地方からもかんたんにみそやダシ・わかめ等豊富な日本産の食材や調味料を買うことも可能です。
在トルコ大使館のスタッフもおすすめの、日本食が買えるお店のまとめ情報お役立ちサイトなど情報収集できる方法もあります。
5.トルコの歴史&文化が面白い
先史時代、青銅器時代、鉄器時代、古典古代、中世、オスマン英国、今現在のトルコ共和国まで、日本の学校の歴史の授業で習った、メソポタミア文明、ティグリス川・ユーフラテス川、ヒッタイト王国やアケメネス朝ペルシアをはじめ、ノアの箱舟など世界のはじまりの歴史があるトルコ。
日本政府の一般文化無償基金協力等による、アナトリア考古学研究所ではトルコの遺跡発掘調査も作業が行われており、トルコと日本の共催の事業や研究は、地元の人々や国内外へ歴史や文化・学術的な知識を広め、若手研究者を養成しています。
6.トルコ国民の団結力の強さが盛大!
2016年7月に発生したクーデターの試みの際にもトルコ国民の連帯と勇気と団結力で乗り切ったことは歴史に残る出来事でした。
クーデター発生時、自国を守りたいと一般市民が団結し、戦車や戦闘機が銃弾を発砲する危険な状況の中、クーデターを辞めるよう立ち向かいました。
武器で威嚇する軍人になんとか近寄り、頬を両手で包み込み、「あなたは本当にこんなことがしたいのか。家族・兄弟に向かって何をしている、親や家族は泣いているぞ。私もあなたの兄弟であり家族だ。目を覚ませ、心で考え、神の示す道を選べ」と涙ながらに説得し、上官の命令で何も知らずクーデターに強制参加させられていた末端の軍人など、涙を流し、武器を下す風景などありました。
戦車に対して、一般市民が大勢で道を人々が埋め尽くし、戦車が身動きが取れない状態にするなど、体を張ってクーデターの試みを阻止していました。
数時間後、クーデター失敗が発表されると、全国国民鬼ごっこのようにクーデター参加者を大勢で追いかけ、短時間でほぼ全ての関係者を捕まえて警察署へ連行していました。
親・子供・兄弟・家族、友達を大切にする思いやりや、ハラルな宗教心は大きな決断力を生み、トルコを前進させています。
7.兵役でトルコ男子は強い!
トルコ国籍のすべての男性には兵役制度があります。
厳しい軍隊訓練や兵役を経験したトルコ人男性は心身ともに強く頼もしいです。
兵役経験男子は2016年7月のクーデター時にも軍経験があるので、軍事力に恐れ怯み屈することなく立ち向かう姿勢は、度胸があり、苦痛や危険に立ち向かうことのできる精神を持っています。
トルコ人にとっては兵役は神聖な誇りのある義務で、本当に何も問題のない健常な人しか兵役に行くことができません。
兵役前の軍医師による身体検査はとても細かく、身体検査、会話による知能検査があります。
兵役を終えると一人前の男として認められ、お嫁さんをもらうことを許可される方も多くいます。
男の勲章として、男性がお茶会などで集まると若い人も高齢者も一緒になって一生、自分の兵役経験について楽しく談議に花を咲かせることができる体験を経験されるようです。
8.トルコの女性は清く優しく家庭的でおしゃれも好き
結婚するまで処女を貫くというイスラム教の基本を大切にするのが一般的なトルコ。
女子の処女は家宝というくらい、家族のとって大切なもので、清く正しい男女の恋愛交際や、両親が決めた相手とお見合いして結婚する人も今も多くいます。
トルコの女の子は子供のころから家事を手伝うことが多く、料理・家事・整理整頓・掃除・手芸など家庭的なスキルや知識がハイスペックです。
トルコの女性のファッションはトルコのイスラム教の戒律が比較的ゆるく、自分の好きなファッション、ヒジャブファッションなど10人十色、自由です。
プチプラなお店から一流高級ラグジュアリーブランドやショップなどいろいろあり、セレブモード系、アメカジ・サーファー系、パンクロック・原宿系、ギャル・モテ系、カジュアル系などファッションの種類も多種多様に展開されています。
ビジネスシーン・外出時やお墓参り、来客時などTPOに合わせてイスラムの伝統的な女性のヒジャブファッションも必要です。
ビジャブファッションは相手に好印象を与える清楚な服装で大人の女性には欠かせない服装と言えます。
トルコ流のヒジャブファッションは、全身を黒い布で覆いかぶす服装などではなく、カジュアルです。トルコ流のヒジャブファッションのベーシックな特徴は、髪を隠す、長袖のカットソーやマキシ丈のスカート・パンツをコーデして、首・手首・足首まで隠れる服装、マキシ丈のコートやロングカーディガンを合わせて体のシルエットが見えない服装など、清潔感があり清楚に見せる都会的なヒジャブファッションがおしゃれな女性には人気です。
色や柄は自由に好きなものを身に着けられます。
9.自殺率が低く、お化けがいない。動物の殺処分がない。
トルコはイスラム教の教えで自殺は大きな罪とされ、自殺率が低いです。
また、イスラム教にはおばけがいないので、日本のように小さな子供に「イイ子にしないとおばけがくるよ」という教育やおばけが出てくる絵本や児童文学、鬼が登場する豆まき・なまはげ・獅子舞・お盆などの日本の文化や風習を共有することは難しいです。
トルコにもハリウッド映画や海外の映画やテレビ番組などが日本と同じようにあり、ホラー映画も映画館で上映されていますが、一般的にはおばけを気にしない生活を送れます。
トルコでは野良犬や野良猫の殺処分がありません。
街中には耳に市役所がつけた予防接種済み等を証明するタグのついた野良犬や、野良猫がたくさんいて、のんびりリラックスしています。
公園には野良犬用の餌入れや、野良猫用のピラミッド型の部屋がたくさんある猫の家や、ハトのための大きな鳥小屋など動物のための公共の設備があります。
病気になってしまったりけがをした野良の動物を保護する施設も公務員の獣医さん在住であり、無料で診察・保護されています。一般人がペットや動物を持ち込み・ペットとし引き受け持ち帰ることも可能です。
野良犬に噛まれてしまった場合は、すぐに診療所や病院に行き、無料で狂犬病の治療を受けることができます。
10.子供・若者がたくさん!トルコの高い出生率
日本の出生率は2015年度1.46人。
トルコの出生率は2015年度2.14人。
トルコのシャンルウルファ県は4.38人と最高の出生率でトルコ全体の新生児の出生率の33%を占めています。
2015年の出産数は132万5783人の赤ちゃんが誕生しており、51%男子・49%女子です。15歳から49歳までの出産可能年齢層のうち、25歳から29歳の間に出産する女性が最も多いです。
昔1980年のトルコの出生率は4.36でした。中年・高齢層は兄弟の多い家庭も多く、家族同士の絆が強く親戚付き合いが盛んです。
11.トルコリラ・日本円、非常に円高!高い金利
2010年時点で1トルコリラ64円、2017年2月は1トルコリラ31円です。
大変な円高で、日本から日本円をトルコに持ってきてトルコリラに換金すると、昔よりトルコリラが手元に増えるのでお得感がありますね。
お店でお買い物をする支払い際の消費税は、アルコールを除く食品は8%、他は18%。
トルコの銀行の銀行預金金利は、普通口座では利子はほぼなしやちょっとしたお小遣いぐらいの金額。
定期口座を作ると10%・14%など入金金額・定期の期間等に応じて利息が上がります、もしくは銀行と商談して利息を受けることができます。
定期口座に日本円で200万円以上くらいのトルコリラとか数か月入金すると13~14%の理想など、各銀行会社や支店や時期によって変わります。
期間限定のキャンペーンとかいろいろあります。
詳しくはご利用の銀行、または各銀行で調べられます。
12.トルコの社会福祉:年金について
トルコでは男性25年間・女性15年間働いて年金保険料を納めると、老後、毎月受給できます。
10年前くらい前2007年に年金法案が改正され、今は若い世代の人などは約60歳から受給が開始されますが、10年前の法律で年金を収めていた人中年・高齢者等は約50歳から受給が開始されています。
今現在も年金法案改正のための国会や政府の会議が行われています。トルコ年金に関して詳しくはSSK(セーケーカ)へ問い合わせしてください。
生涯働いたことのない人でも、65歳以上で、持ち家・収入等がない人へ政府からの3か月ごとの支給金があります。家族がいない孤独高齢者等は無償で政府の老人ホームや介護施設での支援もあります。
13.トルコの社会福祉:健康保険・病院について
トルコの医療機関の設備や治療の質は低くはありません。
新しい建設中の病院や増築工事中の病院もいろんなところで目にします。病院の種類も国立・私立・診察所などあります。
2016年7月のクーデター未遂事件後、法律改正でそれまでの軍人専用病院などは国立に含まれ、現在、国立と私立の主に2種類に分類されています。
自分の健康保険や医療保険などが使える病院や、自分の受けたい治療が受けられる病院など、好みの病院を選んで通院することが可能です。
トルコ国民は私立病院以外すべて医療費は無料です。日本人や外国人は、在住所指定の診察所・国立病院の緊急診療等は無料で診療を受けられる時もあります。
トルコに長く住みたい時は、ビザを取得する際に健康保険の加入が義務付けられています。
健康保険の加入は簡単にできます。インターネットや保険会社に行って申し込みしたりできます。
14.トルコの社会福祉:障がい者政策について
トルコでは日本と同じように障がい者を支援する団体や事業が数多くあります。障がい者の求人や仕事もあります。
トルコに来て間もないころ感動したのは、トルコ国民は障がい者の方に対しての接し方がとても優しいことです。
私はトルコで中古一軒家を購入する際、前の家主のお子さんが知的障害の11歳の女の子でした。
銀行にみんなで行ったとき、女の子は銀行内を駆け回り・大声で歌い・手続き中の他のお客さんのカウンターをのぞき込むなど大はしゃぎしていましたが、親も職員も何も言わず止めることをせず、ただただ皆、笑顔でほほえんでいる幸せなゆったりとした時間が流れていました。
障害のある赤ちゃんの中絶なども一般的にはなく、神様からの贈り物だと大切に接する思いやりがイスラムの信仰心であります。
イスタンブールやアンカラなど大きな都市には障がい者の学校がありますが、地方都市・田舎にはなく、学校に通わず自宅で親から教育を受けて過ごている子も少なくはありません。
2017年7月にはトルコ黒海近くの地方サムスンで、4年に1度の世界規模の視聴覚障害者のオリンピック(デフリンピック)が開催される予定です。
15.トルコの社会福祉:子供手当・教育について
トルコで子供が生まれた際、市役所等から出産祝いで金貨2枚がプレゼントされる出産祝金手当等もあります。
日本の価値でいうと、金貨1枚1万円くらいだとしたら2万円相当な祝金でしょうか。
親が働いている場合、「cocuk parasi」もあります。
トルコの教育
トルコン教育は、就学前教育(保育園または幼稚園)、初等教育前期(小学校, 4年間)義務教育、初等教育後期(中学校, 4年間)義務教育、中等教育(高校, 4年間)義務教育、高等教育(大学)があります。
日本と同じように、いろんな種類の学校があります。
普通科や、専門学校のような勉強ができる学校、宗教学校、お嫁さん修行学校、芸術学校、語学学校、軍人学校、特別支援学校、通信制学校、スポーツ学校、科学・医学学校など。
日本人学校や週末日本語クラス等もあります。
16.トルコの社会福祉:孤児政策・社会的援助について
トルコでは孤児を収容し養護するための児童養護施設、大小さまざまな数十もの支援組織が日本以上にあります。
トルコ国内のみならずシリア、バングラデシュ、タイ、フィリピン、ボスニア、ミャンマー、アフリカの国々など世界45か国以上へ赴き人道支援している団体もあります。
トルコ児童養護施設では子供たちは修学するまで大切に養護され、トルコの秘密警察の人などは孤児出身多数と聞きますがエリートも多数輩出されています。
政府や一般市民まで福祉に積極的で、大規模なシリア難民の受け入れ、シリアから逃げられない戦火の難民のための物資を持ち寄ったり、隣人から遠くの外国人々の幸福で安定した生活支援を重視する国民性です。
トルコには日本のように服や本のリサイクルショップがなく、街中に市役所が設置した、不要な衣服を引っかけるバス停みたいなスポットや、本棚があり、だれでも自由に持ち帰ることができます。
金曜日、モスクに大勢の人が集まる礼拝の時などに、裕福な人は貧しい人のために無料でパンやお菓子を配ったり、料理を配膳する光景もよく目にします。
数百人・数千人規模のサーカスのテントや結婚式場のような簡易的な巨大会場を設置して礼拝の無料の食事配膳が行われることもあります。
イスラム教の教えに「生きるために必要なものはすべて神様から与えられている」「神から与えられたものを多く持っているものは、少なくて困っているものに与えよ」「隣人がお腹を空かせて寝ていたら、神様が怒るので、食べ物がたくさんあるならご飯を作って持って行ってあげる」という福祉的な信仰心で、助け合いが非常に多く、公共の福祉や社会的援助が安定しています。
トルコの社会福祉、その他・情報の調べ方
トルコ国内の社会福祉に関しては、SSK(セーケーカー/一般社会保険組合)にトルコ語でお問合せしてみてください。
17.トルコの外国人ビザ・滞在許可証(イカメット)ついて
トルコに移住して3か月以上トルコで暮らしたい人は、トルコ滞在許可証(イカメット)の取得が必修です。
関連記事:トルコのビザ4種類の特徴・申請方法と滞在許可証・イカメット取得の注意点
イカメットは犯罪を犯したことのない証明書、健康保険、1年間のビザなら1年間分のトルコでの生活費の証明書、同居しているトルコ人の身元保証人証明書、家の賃貸契約書、住所証明書などの提出が、個々の各種ビザによっていろいろ必要です。
外国人のビザ(トルコ語でikametイカメット)の詳細については、滞在している街や市にある最寄りの警察署の外国人課や移民課に随時最新情報を問い合わせるしか、調べる方法がありません。
在トルコ大使館に聞いてもわかりません。
イカメットの法律は1年ごともしくは半年ごとにコロコロと変更されていて、申し込み方法やIDカードなどハイテク化しています。
オンライン申請も必要で、初回はパスポートや個人情報など細かく記入し、顔写真添付などのオンライン申し込みを行います。
18.トルコでのお仕事
トルコ移住後は日本での生活と同じように、自分の希望する職業に携わることも可能です。
関連記事:トルコのリアルな就職事情。おすすめの仕事の探し方と3つの職種を紹介
トルコや日系・本邦・外資系の商社、銀行、証券、保険、製造業、運輸、土木、建設、水産、鉱業、林業、観光業、不動産、NGO・NPO等の職員、報道関係の特派員、僧侶・宣教師、芸術家・文芸家、建築家、弁護士、会計士、医者、アパレル美容、芸能、自営業、フリーター、ワーキングホリデー、留学生・研究者・教師、日本政府職員・外国政府職員など、様々な職種の日本人長期滞在者がトルコに暮らしています。
トルコに移住したばかりで、どうやって仕事を見つけることができるのか分からない時などは、在宅で海外在住でも簡単に始められるインターネットワーカーなどもあり、ネットを使っていろんな求人情報を見つけることができます。
19.トルコに移住する日本人は年々増加している
2016年度要約版、外務省の海外残留邦人数調査統計によれば、トルコに3か月以上長期滞在している日本人は、約1,221人(平成29年10月1日時点)。
テロや観光業が壊滅的で失業のため日本に帰国や移住される方もいると周りで聞いていましたが、平成25年からは1200〜1700人の横ばいのようです。。
2016年6月にはトルコで一番長く世界で4番目に長い、オスマンガージ大橋が日本企業IHIによって完成、11月にはトヨタのトルコ工場で世界に先駆けた最先端ハイブリット車の生産が開始、これからトルコ日本科学技術大学(TJU)が設置される予定などもあり、年々、日本企業のトルコ進出数も毎年10~20社ほど増加しています。
今後、トルコと日本の戦略的パートナーシップはさらに深く関係強化が加速していき、トルコは移住する日本人も増加するかもしれませんね。
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