現地在住者が明かすジョージアの本当の治安事情と注意点

現地在住者が明かすジョージアの本当の治安事情

ジョージアといえば、2008年の北京オリンピック開会式と同時期に発生したロシア・グルジア戦争※/南オセチア紛争の情報や外務省の海外安全ホームページに危険地域があることから、「危険な国」というイメージが強いかもしれません。

※「グルジア」とは、2015年改名前のジョージアの旧国名

筆者が実際ジョージアで生活してみると、西欧や北米より安全に感じる国です。

ジョージアでは、滅多にスリや置き引きに遭う事はなく、トラブルを嫌う国民性から、暴力沙汰も少ない、安全な国です。

だからといって、全くトラブルが発生しないというのも事実です。

ここでは、どのような問題が発生しうるのか、そして、それらをどうしたら回避できるのかをご紹介します。

ジョージアでどんなトラブルが起こりうるか?

ジョージアは、犯罪が少なく、特に「外国人が凶悪犯罪に巻き込まれる」といったことは非常に稀です。

しかし、「外国人」であるからこそ巻き込まれるトラブルもあります。

【NEW】せかいじゅうイベント情報

せかいじゅうNight マレーシア 9/16(祝日)at Tokyoに参加しませんか?

マレーシア居住者とのトークイベント&世界を目指す仲間を見つけよう♪お席は先着順!イベント詳細はこちら

ぼったくり

残念ながら、「外国人」である以上、避けて通れないのは、「外国人だから金持ちだろう」といった偏見です。

特にジョージアには、白人以外の人が非常に少ないため、日本人は目立ちます。

ジョージア街中の露店

日本で白人や黒人が良く「日本人がみんなこっちを見てくる」といった現象発生しますが、ジョージアでは、我々日本人に対して行われるぐらい、アジア人は少ないです。

また、「ぼったくり」ではありませんが、ジョージアでは、何事でも値切るという文化があり、街中の露店や宿代からタクシーまで、必ず値切る必要があります※。

これを知らないと「ぼったくられた!」と思ってしまうので、頭の隅に入れてください。

スーパーやブランド店等、「モダン」なお店では逆に値切るのはご法度です。

買い物時のぼったくり対策

買い物時のぼったくり対策としては、主に2つあります。

・物価水準を把握

一つは、ジョージアの物価水準を把握しておくことです。

ジョージアでは、例えば首都トビリシの平均月収は月5万円で、500mlのペットボトルの水は25円です。

この物価水準を基準にすれば、物のおおよその相場が把握できます。

関連記事:ジョージアの物価を徹底解説!1ヶ月に必要な生活費は5万円!?

・ジョージア語の用語を覚えておく

もう一つの方法は、ジョージア語で基本的な用語を覚えることです。

よく、ジョージア在住外国人の間では、「英語を話す人がもっとも高い値段を請求され、次にロシア語、最も安いのはジョージア語」と囁かれるほど有名な話です。

ジョージアの街中

買い物用の基本的なジョージア語

これはいくら?
რა ღირს? ra ghirs? ラー ギールス?

欲しい
მინდა minda ミンダ

これ
ეს es エス

それ/あれ
ის is イス

5ラリでどう?
ხუთი ლარი კარგია? Khuti lari kargia? フティ ラリ カルギア?

それ、最終オファー?
ბოლო ფასი? bolo pasi? ボロ パスィ?

数字ジョージア語ローマ字カタカナ
0ნულიnuliヌリ
1ერთიertiエルティ
2ორიoriオリ
3სამიsamiサーミ
4ოთხიotkhiオトゥヒ
5ხუთიkhutiフティ
6ექვსიekvsiエクヴシ
7შვიდიshvidiシュヴィディ
8რვაrvaルヴァー
9ცხრაtskhraツフラー
10ათიatiアーティ
11თერთმეტიtertmetiテルメティ
12თორმეტიtormetiトルメティ
13ცამეტიtsametiツァメティ
14თოთხმეტიtotkhmetiトトゥフメティ
15თხუთმეტიtkhutmetiトゥフトゥメティ
16თექვსმეტიtekvsmetiテクヴスメティ
17ჩვიდმეტიchvidmetiチュヴィドゥメティ
18თვრამეტიtvrametiトゥヴラーメティ
19ცხრამეტიtskhrametiツフラーメティ
20ოციotsiオツィ
30ოცდაათიotsdaartiオツダアーティ
40ორმოციormotsiオルモツィ
50ორმოცდაათიormotsdaatiオルモツダアーティ
60სამოციsamotsiサーモッツィ
70სამოცდაათიsamotsdaatiサーモッツダアーティ
80ოთხმოციotkhmotsiオトゥフモツィ
90ოთხმოცდაათიotkhmotsdaatiオトゥフモツダアーティ
100ასიasiアスィ

 

タクシーのぼったくり対策

タクシーのぼったくりは、外国人に限ったことではなく、ジョージア人ですら法外な値段を請求されることがあるぐらいです。

ジョージアのタクシー

ジョージア語を話せず、タクシーを使いたい外国人はどうするべきかというと、アプリでタクシーを呼ぶことです。

日本でも最近Japan TaxiやUberがあるのに対し、ジョージアでは

  1. Yandex Taxi
  2. Bolt(旧Taxify)
  3. gg
  4. maxim

というアプリが使われています。

Yandex Taxi

Bolt(旧Taxify)

gg

maxim

いずれのアプリでも、支払い方法を「現金」か「クレジットカード」と選択ができ、日本のクレジットカードも登録できるので、便利です。

また、地図から目的地を選択できるので、地図を見ながら目的地を選択できます。

出発地と目的を選択した後、概算料金が出るので、注文する前にタクシー料金を確認することもできます。

スポンサーリンク

強姦

滅多に発生することはありませんが、残念ながら全くないというわけでもありません。

また、日本人女性は「軽い」というイメージが比較的に強く、パーティー等で、しつこく話しかけられることがあります。

ジョージアにおいては、男性が外国人女性をその為だけに狙うことがあります。

「強姦」ではないものの、「彼氏」ができたと思ったら、翌朝その「彼氏」が、友人達に「次どうぞ」と体験談を話す外国人女性が多くいます。

また、「専用」の宿も存在し、そこに泊まると犯罪行為に巻き込まれるという事件も稀に発生しています。

ジョージアの夜道

これらのことから身を守るには、

①現地の文化をよく理解すること

感覚が日本のものとは根本的に違い、保守的で男性優位あることをよく理解しておく必要があります。

ジョージアは、とても保守的な社会であることから、外国人との結婚もあまり推奨されていません。(特に非白人との結婚は、強い反発されます。)

もし、ジョージア人と結婚を検討しているのであれば、相手の家族がそれを受け入られる、「開明的」な家族かどうか確認する必要もあります。

②泊まる宿は事前リサーチを十分にすること

多くの場合、犯罪行為等に使われるような宿は、レビューにそう書かれています。

万が一現地に到着し、レビューと比べて劣悪な部屋・環境であると思ったら、迷わず別の宿を探して下さい。

スポンサーリンク

浮浪者/物乞い

ジョージアでは、どこの街に行っても、多くの物乞いがいます。

ジョージアの物乞い

オープンカフェで座っていると、突然現れ、小銭をせがまれます。

特に身の危険を感じる、といった事態まで発展することはありませんが、外国人と見るや、かなりしつこくお金を要求します。

また、テーブルのスマホ等価値のあるものを取り、「返して欲しければ、お金をくれ」と言った行動に出ます。

この様な事態になった場合、近くにいる店員等に助けを求めれば、取られたものが帰ってきます。

物乞いにお金を渡すことはあまり推奨されていませんので、お金を渡さないようにした方が良いです。

せかいじゅうで大人のホームステイをしよう

海外在住の日本人宅のホームステイしませんか?

旅行ではできない現地生活・文化を体験できます。「人生一度きり。日本しか知らないのは勿体ない」ワクワクする事、心が穏やかになる国・街がある。世界中のホストがお待ちしています♪旅行ではなく、世界の日常を経験したい方はこちら

偽警察

夏の観光シーズンのバトゥミでは稀に私服警官を装った詐欺集団が出没します。

ターゲットは、ロシア人、中東系及び非白人系の人です。

手口は3~5人の男性が集団で一人で迷っている観光客を対象に、警察を装い、パスポートの提示を求め、パスポートを返却してほしければ法外の罰金を払うようにと脅してきます。

対処方法は、

  1. パスポートを持ち歩かない事
  2. 持ち歩いていたとしても、持っていないことにし、決して提示しない事

です。

ジョージアの本物の警察は、他の旧ソ連諸国と違い、滅多にパスポートの提示を求めることはありません。

ジョージアの警察

本当にパスポートが必要な場合、コピーで事足りますので、パスポートのコピーだけ持ち歩くようにしましょう。

スポンサーリンク

人種差別

残念ながら、ジョージアでは、肌の色が違うだけで、上記のぼったくりや偽警官に遭う可能性が上がります。

それ以外にも、街中を歩いているだけで、差別的な発言をする人に遭ったり、バスに乗ってる際、「中国人の隣に行きたくない」といい、頑なに隣に詰めることを拒む人がいます。

ただし、ジョージアにおける人種差別は、身の危険を感じるような暴力沙汰に発展することは非常に稀です。

また、2008年には、ロシアと戦争した為、各種反ロイベントが開催されるほどです。

しかし、ジョージアには、ロシア人が多く住んでおり、必ずしも「ロシア人」=「敵」というイメージでもありません。

ただし、南オセチア・アブハジアについては、「ロシアに占領されているジョージアの領土」という認識が強いです。

南オセチア・アブハジアについては触れない、もしジョージア人から話をされても、ジョージア側の主張を認め、どんな事実関係があろうと、反対しないことが無難です。

ジョージアの治安まとめ

本記事では、ジョージアで起こりうるトラブルについて記載しました。これはあくまで、「起こりうる最悪の事態」であり、毎日起こるものではないことを頭の隅に入れておいてください。

本当にトラブルがあったあれば、すぐに日本大使館に電話しましょう。

在ジョージア日本大使館

代表:+995 32 2752111
夜間・休日用緊急連絡先:+995 32 2473971
HP:https://www.ge.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

また、外務省の「たびレジ」の登録をお忘れなく。

基本的にジョージアは、非常に安全な国で、よっぽどのことがない限り、身の危険や所有物がなくなる、賄賂を求められるといったトラブルに巻き込まれることはありません。

しかし、我々日本人はジョージアにおいて「外国人」であること、そして、風習や文化の違いがあることを十分に理解し、相手に合わせる必要があります。

あくまで、相手の国であり、自分たちが訪問者であることを心掛け、相手と真摯に向き合えば、多くの場合トラブルに巻き込まれることなく、安全に生活することができます。

参考:外務省の海外安全ホームページ

 

スポンサーリンク

これまでにないユニークな海外滞在を!せかいじゅうホームステイ

せかいじゅうホームステイ

旅行ではできない、世界の暮らしを体験する「せかいじゅうホームステイ」

単身・友達・家族など、どんな方でもOK。長期滞在や留学、移住、リタイア生活にホームステイを利用しませんか?

北米、ヨーロッパ、アジア、オセアニアの世界各地のホスト宅で長期滞在を実現しよう♪

海外在住の日本人家族が海外の滞在先を提供します。詳しくは↓

世界各国のビザ、不動産エージェントの提携企業を募集しています

ビザ取得、不動産取得、法人設立など、日本人向けの海外移住・投資をする方のサポートをしている企業様へ

せかいじゅうは日本最大級の海外移住情報メディアです。このせかいじゅうを利用される海外移住希望者のサポートをしてみませんか?

主にビザ、不動産のエージェント企業様の応募をお待ちしています。せかいじゅう提携パートナーとして、ご協力ください。

ABOUTこの記事をかいた人

せかいじゅう編集部

せかいじゅう編集部です。海外で暮らすために大切な情報を集め、皆様にお届けいたします。「こんな記事が欲しい!」などあれば、お気軽にご連絡ください。