常夏のケアンズへ移住する4つの魅力を紹介します

オーストラリアの北北東に位置するケアンズ。

オーストラリアの各都市と比べるとかなり小さい田舎町ですが、他都市にはない魅力がケアンズにはたくさんあります。

そんなケアンズに10年暮らす在住者にその魅力をお聞きしました。

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常夏のケアンズ

ケアンズの気候と温度

ケアンズはオーストラリアの都市の中で、ダーウィンに続いて赤道に近い位置にあります。

その為、日中はほぼ25℃以上と年間通して過ごしやすい気候です。

四季はなく、季節は雨季と乾季のみ

雨季は11月から始まり、4月くらいまで、乾季は5月から10月くらいまでの半年ずつです。ケアンズの乾季はちょうど日本の夏、オーストラリアの冬の時期になります。

オーストラリアの南にあるシドニー、メルボルンなどに行かれる方はコートなどが必要ですが、ケアンズはコートが必要ありません

夜は多少冷え込むので、上に羽織るものが必要となりますが、冬でも日中はT-シャツで過ごせます。

毎日青い空が見え、雨の心配がないのもこの時期で、ケアンズのベストシーズンといっても間違いがありません。

ケアンズの雨季はスコールのような雨が毎日降り続き、湿度も上昇するので、蒸し暑いですが、熱帯雨林の緑が青々とし、雨の合間に晴れるととても美しい景色を目にすることができます。

一年中が常夏のケアンズ。

暑い太陽が人々の気持ちを明るくさせてくれるのが、最大の魅力の一つです

自然がいっぱい!

ケアンズのもう一つの魅力は大自然に囲まれていることです。

小さい町ですが、オーストラリアの世界自然遺産2つを見ることのできるケアンズは世界の中でもとても珍しい町なのです。

世界遺産へ近い

海には世界最大のグレートバリア、山には世界最古の熱帯雨林の玄関口として、近年オーストラリア国内でも観光地として有名になってきました。

世界遺産へのアクセスも近く、車で30分、または高速船ボートで45分の距離でそこはすぐに世界遺産の中。

ケアンズ市内からは毎日たくさんのツアーバスが出ています。

ツアーに参加しなくても、自分でドライブして国立公園にアクセスするのもおすすめです。

ケアンズ周辺にはたくさんの国立公園が点在してます。

どの国立公園でもほぼ同じ熱帯雨林の植生が見えます。

公園内にはウォーキングトラックもたくさんあり、滝つぼでは泳ぐことができます。

まさに自然にできた天然のアクティビティが満載のケアンズ。すべて自己責任で行うのが前提ですが、10年住んでいる私でさえ、まだまだ行ったことのない場所がたくさんあります。

自然に癒されたい人、またはアウトドア派の方におすすめの町といっても過言ではないと思います。

ケアンズは日本からオーストラリアで一番近い!

ケアンズはオーストラリアのどの都市よりも一番日本に近いです。

日本からケアンズまで、飛行機で7時間半の距離。

日本出発は夜が多く、飛行機で眠って、朝目覚めるとそこは南半球のオーストラリアです。

東京―ケアンズ間の直行便はほぼ毎日でています。

最近はLCC航空の活躍で、飛行機代がとても安く、オーストラリア国内旅行よりも、日本往復便のほうが安いということも、シーズンオフによくあります。

ジェットスターではシーズンオフのセールに東京―ケアンズ便往復50,000円弱で売りに出されています。

ちなみにケアンズのシーズンオフは、6月、7月初め、10月、11月となります。

ぜひ、セール時期を狙って航空チケットを買えば、格安でケアンズ旅行が出来ます。

時差もたったの1時間で時差ボケにもなりません。

ケアンズ空港も市内から10分程の距離にある為、アクセスもとても便利なので日本が身近に感じます。

ケアンズの人々は穏やか

気候がいいせいか、または田舎町だからなのか、ケアンズに住む人たちはとっても穏やかな人たちが多いイメージがあります。

観光地として観光産業も活発なケアンズ。

ケアンズに暮らす人たちは何らかの形で観光産業に関わっている人も多く、旅行者に非常にフレンドリーな人たちばかりです。

笑顔で挨拶をすれば、必ず返してくれます。

挨拶はオージー風で『Good day, mate!』

Mateとは仲間、同士といった意味があります。

直訳すると、『いい日だね、友よ!』ですが、こちらでは初対面の人に『こんにちは』の意味合いで挨拶代わりに使います。

そのままの英語読みをすると『グッディ、メイト』ですが、ここオーストラリアの発音で言うと『グッダイ、マイト』となります。

この言葉で声をかけたら、オーストラリア人との距離がぐっと縮まること間違いなしです。

小学校の授業で日本語学科の選択肢もあるほど、日本との結びつきが強いオーストラリア。

日本人の拙い英語でも、理解しようとしてくれますし、日本語が話せるオーストラリア人もこのケアンズにはたくさんいます。

日本に理解のあるオージーがたくさん暮らしているのも、またケアンズの魅力だと思います。

まとめ

オーストラリアにはシドニー、メルボルン、ゴールドコースト、ブリスベン、パース、アリススプリングス、キャンベラ、ダーウィンという都市があります。

その都市ごとにそれぞれの魅力があり、どこが一番というのは決めかねるのですが、ケアンズ在住10年いて、未だケアンズに飽きないのはやはり飽きさせない魅力がここにあるということです。

常に時間がゆっくり流れているケアンズ。

そんなケアンズに、ぜひ一度はお越しください。

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