【経験者が語る】南アフリカ語学留学がオススメできる9つの理由

南アフリカ語学留学がオススメできる9つの理由

人気の留学先といえば、アメリカ、イギリス、オーストラリアなどが一般的ですが、南アフリカも英語を学べる国だということを知っていましたか?

本場の英語を学ぶのも良いですが、人気の渡航先だけに日本人が多く語学力が身につかなかったという話も耳にします。

ここでは、南アフリカ留学がオススメできる9つの理由をお伝えします。

南アフリカに留学する9つのメリット

留学先の国によってそれぞれ特徴やメリットがありますが、南アフリカに留学にするとどのような良い点があるのか見ていきます。

1.環境に恵まれているため英語の上達が早い

一番の理由として、英語を使う環境に恵まれているのがおススメの理由です。

冒頭でもお伝えしたように、多くの日本人は留学先としてアメリカやイギリスを選ぶ傾向がありますが、それだけに日本人留学生の数も多くなるということがいえます。

その結果、日本人だけで集まってしまい、英語を話す機会が激減する可能性が出てきます。

語学学校以外は日本語の生活で、気づいた時は「英語もしゃべれず日本に帰国…」といったことにもなりかねません。

南アフリカの場合、日本人の全体数が少ないので日常生活や学校内、課外活動において英語を使う必要性が増え、他の国に留学するより上達スピードがアップします。

日本人がいる環境では、どうしても日本語に頼ってしまいたくなりますが、頼れる日本人がいないと英語を使って自力で何とかしなければなりません。

英語の上達を目的に留学するのであれば、南アフリカは最適な場所といえるでしょう。

2.クラスが小人数

他の国に比べて留学生の数が少ないので、クラスもアットホームな雰囲気で、思い切って発言ができます。

欧米の人気の学校の場合、1クラス10人以上で他国の人々がどんどん発言するため、日本人は抵抗を感じて話すきっかけを失いがちです。

しかし、南アフリカの語学学校は、クラス編成が10人以内という学校が多いので、恥ずかしがり屋の人でも話すチャンスに恵まれます。

人数が少ないのでマンツーマンレッスンを取る必要がなく、授業に積極的に参加できるのも魅力です。

3.留学費用・生活費が安い

アメリカやイギリスの一部の地域では、本場の英語が学べることや教師の質が良いといった理由から学費が高く設定される場合があります。

南アフリカの学校の教師は、大学を卒業して教師の資格も持っていますので、イギリスやアメリカと同じ教師のレベルでも費用が低く抑えることが可能です。

但し、取るコースや内容によっては同じか高いこともあるので注意しましょう。

その他、物価が安いのでイギリスやアメリカで暮らすより、生活費が安く抑えられるのもメリットといえます。

関連記事:南アフリカ・1ヶ月の生活費は?その内訳と物価事情を詳しく紹介

日本から南アフリカに行く場合、物価が安いので自炊をすれば滞在費が節約でき、観光やアクティビティが楽しめます。

留学人帰国のアメリカやイギリスだと、学費や生活費が高くなり、それ以外のアクティビティを控えなければならい、というのは留学生のリアルだったりします。

その点でも南アフリカはオススメできるでしょう。

学費の比較:

学校名 1週間の学費 1ヶ月の学費
UTCイングリッシュランゲージセンター(南アフリカ) 約25,000円 約96,000円
アベニューイングリッシュ(南アフリカ) 約21,000円 約78,000円
ベルロンドン(イギリス) 約43,000円 約180,000円
リージェント ロンドン(イギリス) 約54,000円 約150,000円
ランゲージ・スタディーズ・インターナショナル(アメリカ・サンディエゴ校) 約160,000円
ELSランゲージセンター (アメリカ・マンハッタン校) 約150,000円

 

4.英語以外の言語も学べる

南アフリカは多民族国家で、アフリカーンス語やコザ語、ズールー語、ソト語など民族独自の言葉があり、11の公用語が話されています。

共通語は英語なので、英語に慣れてきたら他の言語も教えてもらえるメリットがあります。

気軽に話しかければ喜んで教えてくれるので、英語でコミュニケーションが取れ、英語の向上に役立ちます。

また、留学生も世界各国からやってくるので南アフリカ国内だけでなく、他の国の言語も教えてもらえます。

日本人がほとんどいない環境で、こういった日常会話を通しながら、日常会話を使える場面に恵まれるのも南アフリカならではの留学です。

5.授業の成果を発揮できる

普段の生活が英語だけなので、その日の授業で習ったことを即実践できるのも良い点です。

当日、授業で学んだことをすぐに使えば、忘れることがなく身に着くスピードも高まります。

6.南アフリカならではのカリキュラム

語学学校の内容によっては「サファリを体験しながら英語を覚えよう!」といったユニークなコースが設けられています。

学校内の授業だけではなく、違った角度から英語を学びたい方は、観光と英語を合わせたコースを取るのも留学の想い出に残るに違いありません。

サファリは日常会話とは違った単語が飛び出すので、ボキャブラリーが増えるうえ、刺激的なレッスンが期待できます。

7.課外活動が充実

山や海に囲まれた国で自然が豊かなため、観光地や見どころもたくさんです。

休日や学校終了後に観光名所に出かけたり、週末を利用してサファリやハイキングを楽しむなど南アフリカならではの楽しみ方が満載といえます。

南アフリカの主な留学先は、ケープタウンやヨハネスブルグがメインですが、ケープタウンに留学した場合は、喜望峰やテーブルマウンテン、カーステンボッシュ植物園などいろいろな観光地を見学できるのも魅力でしょう。

また、街中には大きなショッピングモールがあるので、買い物にも困りません。

学校によってさまざまなアクティビティが用意されているので、参加して他国の人と仲良くなるチャンスです。

8.適度に日本人もいて安心

南アフリカに住む日本人は欧米に比べて少ないですが、全くいないというわけではないので安心してください。

長期留学で心細いと感じたら、日本人コミュニティーと繋がっておくのも良いでしょう。

ヨハネスブルグやケープタウンなど大きな都市には駐在員やその家族が在住しており、日本人コミュニティがあります。

定期的にイベントが開催されるので、参加することで顔見知りになったり、その場で仲良くなって連絡先を交換することも可能です。

3ヶ月以上滞在する時は、南アフリカにある日本大使館や領事館に在留届を提出すると、いろいろな情報が得られるので登録しておきましょう。

関連サイト:たびレジ

9.フレンドリーな人々

現地の人は大らかで親切な人が多いといえます。

困ったことがあれば気軽に相談できますし、聞いても嫌な顔をされることがありません。

留学生活は何かと孤独感を覚えますが、周囲の人々が明るく陽気な人が多いため、励まされることもあるでしょう。

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南アフリカ留学が可能なビザ

滞在するにはビザが重要ですが、南アフリカに留学する場合は、どのようなビザが必要なのでしょうか。

早速見ていきましょう。

ビザ不要の場合

南アフリカの滞在期間が90日以内の場合は、学生ビザは必要ありません。

但し、南アフリカを出国する際は、パスポートの有効日数が30日間と往復の航空券が必要なので、何が必要か確認しておきましょう。

Study permit(学生ビザ)

学校に3ヶ月以上留学予定の場合は、学生ビザが必要になります。

申請は「南アフリカ大使館領事部」にて手続きをしますが、出発の3ヶ月くらい前までに手続きをすると安心です。

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南アフリカの主な語学学校留学先

欧米では主要都市以外にも、小さな街などいろいろな場所に学校がありますが、南アフリカの場合、大きな都市に語学留学先があるのが特徴です。

留学先を選ぶ時の参考にしてください。

ケープタウン

語学学校が集中し、ヨーロッパ諸国の学生にも人気の街です。

お洒落なベイエリアに位置し、ショッピングモールやホテルが立ち並ぶ近代的な街で、観光スポットにも近いので、充実した留学生活が送れます。

学校の数も10か所と比較的多く、一般英語やビジネス英語、試験対策、プライベートレッスンなどコースがあります。

近くには歴史のあるケープタウン大学があるので、語学力を磨いて大学進学を目指すのも可能です。

・INTERLINK School of Languages(インターリンク スクールオブ ランゲージ)
公式URL:https://interlink.co.za/

・Language Teaching Centre, LTC(ランゲージ ティーチングセンター)
公式URL:http://www.languageteachingcentre.com/

・Oxford English Academy(オックスフォード イングリッシュ アカデミー)
公式URL:https://oxfordenglishglobal.com/

・Eurocentres(ユーロセンター)
公式URL:http://www.eurocentres.co.za/

・UCT English Language Centre(UTCイングリッシュランゲージセンター)
公式URL:https://uctlanguagecentre.com/

この他にも数校の語学学校があります。

ヨハネスブルグ

ヨハネスブルグには、2つの語学学校があり、一般英語コース、ビジネス、試験対策などコースを備えています。

ヨハネスブルグには、日本の企業や日本人学校があり、駐在員やその家族が暮らしていますが、他の地域に比べて日本人の割合はやや高めといえるでしょう。

・International House Johannesuburg(インターナショナルハウス ヨハネスブルグ)
公式URL: http://www.ihjohannesburg.co.za/

・Avenue English(アベニュー イングリッシュ)
公式URL:http://avenueenglish.co.za/

ポートエリザベス

ポートエリザベス市は、インド洋の海沿いにある街で、温暖な気候で過ごしやすい場所です。

筆者も以前は、この街に約7年間住み穏やかでのんびりした生活を送っていました。

語学学校はひとつしかありませんが、日本人がほとんどいない状態で、英語漬けの毎日なので上達のスピードも速いといえるでしょう。

近くにはネルソンマンデラメトロポリタン大学や、ホテル、カジノ、ショッピングモールがあります。

海に近いので週末はビーチを散策したり、ショッピングや映画など、レジャーやサファリなどアクティビティが楽しめます。

・Bay Language Institute(ベイ ランゲージインスティテュート)

留学する時の滞在方法を検討しよう

・ホームステイ

学校が契約している家庭にホームステイする滞在方法です。

慣れない海外暮らしで一人で不安という場合は、頼れる家族がいると安心できるものです。

学校まで歩いて約10分〜20分程度の場所にあり、シングルルームを利用するのが一般的です。

・ゲストハウス

短気留学であれば、学校から近い場所にあるゲストハウスを利用するのもよいでしょう。

他の滞在方法と比べると多少割高になりますが、一人気ままに快適に過ごせます。

朝食付きのプランや自炊ができるゲストハウス(セルフケータリング)、スイミングプール付きなどあるので目的や好みで選ぶことができます。

・学生アパート

学校によっては学生寮を備えた施設があり、滞在が可能です。

基本的に自炊になりますが、学校までの距離が近いことやアパート探しの手間が省けるのも良い点です。

学校附属のアパートがある確認して、あれば早めに申し込んでおきましょう。

・一般のアパート・一軒家

自ら不動産屋に出向き、アパートを借りる方法です。

家賃はピンキリですが、治安の悪い場所に借りてしまうと空き巣に入られたり、道路で盗難に遭遇するなどトラブルが発生する危険性も否定できません。

土地勘に乏しい外国人の場合、学校から近く家賃が安いという理由で借りてしまうと、後から後悔することになりかねません。

学校によってはアパートを探してくれたり、アドバイスが受けられるので相談してみましょう。

南アフリカ留学生活の体験談

筆者は英語の上達を目標にイギリスのロンドンに語学留学をしましたが、思ったほど身に着きませんでした。

語学学校にはたくさんの日本人がいましたし同じクラス内には3人程度、日本人がいたので授業が終わった後は、仲良くなった日本人の友達と行動をすることが多かったように思います。

ロンドンに到着した時は、「できるだけ日本人と話さないようにしよう」と心がけていたのですが、やはり言葉が通じる便利さから仲良くなってしまったのです。

南アフリカは、日本人と話したくても出会う確率が少なく、英語を話さざるを得ない状況であることを実感しました。

日本語が通じない環境の場合、英語が頼りなので気持ちを伝えるため必死に勉強し話すので、会話力やリスニング力が自然と身に着くようになります。

ロンドン時代は思ったほど話せなくても、南アフリカに在住してからは英語だけでの生活で、英語力がかなり上達したように感じます。

南アフリカ留学の魅力まとめ

今回は南アフリカの留学をおすすめする理由についてお伝えしました。
留学といえば、欧米諸国が人気ですが、留学しても英語が身につかなかったという話も耳にします。

語学学校に通うだけでは会話をする機会が少なく、実践をつまなければ自分のものにすることはできません。

更に、人気の留学先は日本人が多いというデメリットもあります。

本気で英語を勉強したいと思ったら、日本語が通じない環境に身を置くことが重要だと経験を通して感じました。
そういった点では南アフリカは留学に最適な場所といえるでしょう。

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