ウズベキスタンの平均年収は20~30万円?年収や仕事事情

ウズベキスタンは古くから、シルクロードの中継地として文明発展の地にありました。

中央アジアで最大の人口をかかえるウズベキスタンの経済は、1人当たりのGDPでみるとカザフスタンに次いで2番目ですが3分の1程度です。

現在はまだ経済成長段階といえます。

ウズベキスタンへの移住を考えたときに気になるのは、物価や現地での仕事事情ではないでしょうか?

ここでは、ウズベキスタンの平均年収や仕事事情についてご紹介します。

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ウズベキスタンの平均月収は?

ウズベキスタンの仕事で得られる平均月収をみてみましょう。

2017年から2020年の4年間でみると、2018年にやや下降しましたが、2019年には263米ドル、2020年には266米ドルと上昇傾向にあります。※1

2018年の最低賃金(月収)は、184,300スム(2,585円)となっています。※2

給料に関してはなかなか聞きづらいテーマではありますが、おおよその職業別の月収は以下の通りになります。

職種 ウズベキスタンでの月収 日本円
警察官 3,000,000~4,000,000スム 31,000~42,000円
電車の車掌 5,000,000スム 52,000円
大学学長 4,000,000スム 42,000円
教師 1,500,000スム 16,000円
医師 2,000,000~3,000,000スム 21,000~31,000円
看護師 1,500,000スム 16,000円
学校などの清掃員 600,000スム 6,300円
ウズベク語ガイド 1時間75,000スム 770円(時給)
外国語通訳・ガイド (40米ドル) 4,400円(日給)

首都タシケントにて外資系の会社で働いている人々の中は、ごくわずかですが月収2,000~3,000米ドルの人もいるようです。

※1 参照:正確で信頼性の高いマクロ経済統計データ https://www.ceicdata.com/ja

※2 参照:2018年7月2日付大統領令第5469号

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ウズベキスタンの平均年収は?

ウズベキスタンの月収から考えて、仕事をして得られる平均年収は約2,000~3,000米ドル(22~33万円)といわれています。

ウズベキスタンでは、月収以外に賞与(ボーナス)の制度がない会社がほとんどです。

ウズベキスタンの平均年収は、日本の20代の平均月収23~27万円とほぼ同程度といえます。※3

日本と比較すると食料品類や交通費、通信費などが安いウズベキスタン。

ですが、平均年収からみるとウズベキスタンの人々にとっては決して物価は安くないといえるでしょう。

※3 参照:国税庁 https://www.nta.go.jp/

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ウズベキスタンの失業率は?

ウズベキスタンの失業率は9.0%、その内訳は男性が6.7%、女性が4.4%とされています。※4

ウズベキスタンの義務教育は、11年制で無料です。

その後、専門学校や大学へ進学する若者もいますが有料になってきます。

専門学校や大学に進学するためには、入学金や学費が必要となるため自国の年収では間に合わず、進学できずにいる若者も多く見かけます。

都市部の若者は11年制の義務教育を修了後も進学する場合が多いですが、大学を卒業しても優秀な成績でなければなかなか良い就職口も見つからないのが現状です。

地方や田舎では、義務教育を修了と同時に「ウズベキスタン国内では良い仕事が見つからない」と出稼ぎに行く若者も多く見かけます。

※4 参照:2019年国家統計委員会

ウズベキスタンは出稼ぎが多い?

自国の年収で生活していくためには何とか間に合いますが、家を建てたり、車を購入したりとなると自国の仕事での給料では間に合いません。

ウズベキスタンでは結婚年齢も比較的早く、一家庭に子供も2~3人が一般的です。

結婚後も家族と同居することが多いウズベキスタンでは、結婚前に新郎側は新婦と生活するために家を増築したり、家を建てたりします。

結婚式も少なくても200人~500人と盛大に行うのが一般的であるため、自国での年収ではお金が間に合いません。

ほとんどの男性が周辺国のロシアやカザフスタンへ出稼ぎに行っているのが現状です。

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ウズベキスタンの経済事情

ウズベキスタンの仕事事情を知るために、産業や貿易、主要援助国をおさえておきましょう。

◆ウズベキスタンの主要産業は?

ウズベキスタンは、世界でも6位にランキングするほどの綿花栽培大国です。

また天然資源にも恵まれており、天然ガス・ウラン・金などが豊富です。

一次産業が主体の経済であり、産業の高度化が課題となっています。

◆ウズベキスタンの主要貿易相手国

ウズベキスタンは、中央アジアに位置する旧ソビエト連邦の国です。

北にカザフスタン、南にトルクメニスタンやアフガニスタン、東にタジキスタンやキルギスタンと5ヶ国と隣接しています。

そんなウズベキスタンの主要貿易相手国を輸出・輸入の面で見てみましょう。

  • 輸出先:ロシア、中国、カザフスタン、トルコ、キルギスタン
  • 輸入先:中国、ロシア、韓国、カザフスタン、トルコ

※2019年 ウズベキスタン国家統計委員会より

輸出・輸入とも周辺のロシアや中国、カザフスタンとの貿易が主要になっています。

実際、ボゾール(市場)などで販売されている日用品や家電などもロシア製・中国製・韓国製のものが多いです。

ウズベキスタンの人々にとって、中国製のものはあまり質が良くないという印象が強いようですが、安価なこともあり購入の対象となっているようです。

◆ウズベキスタンの主要援助国

ウズベキスタンの主要援助国は、日本・韓国・ドイツ・米国・フランス・スイスとなっています。

その中で過去5年の統計を見てみると日本が第1位の援助国となっています。

ウズベキスタンと日本の二国間関係は、1991年12月28日に国家承認が行われており、JICAからの支援をはじめ、伊藤忠や三井物産などの企業も進出しています。

ウズベキスタンでの在留邦人数は138人(2019年10月現在 外務省)と少ないですが、在日当該国人数は3,425人(2019年6月現在 法務省)と上昇傾向を示しています。

ウズベキスタンと日本の労働環境比較

ウズベキスタンに移住して働く、もしくは起業する場合、日本との労働環境の差が気になるでしょう。

結論から述べると、労働者として働くのであれば断然日本です。

日本では、「最低賃金」も法律で定められており、「健康保険」や「企業年金」、「退職金」などがあり、「福利厚生」なども整っている会社が多いでしょう。

雇用者を理由なしに突然解雇することはできません。

それに対してウズベキスタンでは、「健康保険」や「企業年金」、「退職金」ほか「賞与(ボーナス)」も存在しないにも関わらず、「入職金」が必要になるのです。

仕事の種類にもよりますが、入職金は100~1,000米ドルといわれています。

このことからもウズベキスタンに移住して労働者として働くには、あまりおすすめできません。

しかし、起業するなどのビジネスチャンスは大いにあるでしょう。

ウズベキスタンは親日国でもあり、日本が援助支援国としても常に1位を占めていることから、日本に対しての信頼は大きく、起業もしやすいでしょう。

ウズベキスタンの年収や仕事事情についてのまとめ

ウズベキスタンで労働者として働くとなると、年収が低く、労働環境もあまりおすすめできない仕事事情であることがご理解いただけたでしょうか?

ですが、ウズベキスタンは日本との関係も良好で援助国としても第1位を継続しており、日本をとても信頼しています。

ウズベキスタンの若者をはじめ、多くの人々にビジネスチャンスを与えられるような起業をしてみませんか?

ウズベキスタンへの移住を考えている方はぜひ、参考にしてみてください。

在ウズベキスタン日本国大使館では、日本企業のみなさまのウズベキスタン進出を支援するために日本企業支援窓口を設けています。

ウズベキスタンとのビジネスに際してのご相談・ご照会がありましたら、ぜひご連絡してみてください。

在ウズベキスタン日本国大使館 https://www.uz.emb-japan.go.jp/itpr_ja/economical.html

電話:+998 (71) 120-80-60 / 61 / 62 / 63

メールアドレス:uzshien@mofa.go.jp

 

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