近年日本中から多くの人が語学留学やワーキングホリデーをしに世界に飛立ちます。
東京オリンピックも決まり、現在の日本では英語のできる人が必要とされているのも事実です。
そこで、アメリカ行きを懸念されている方、アメリカに行きたいけれどどんな方法で、どの街がいいか今一度決めかねている方へ、
都市別
留学形態別
節約術
などを紹介していきます。
留学といっても方法は数種類あり、大学へ留学する、専門学校へ行く、語学学校へ行くなど。
英語を学びたい人はまず語学学校へ入学するのが一般的。
アメリカ留学ランキングの1~3位のロサンゼルス、ニューヨーク、サンディエゴの費用を比較してみましょう。
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語学学校
母国語が英語ではない人のための、英語を学ぶ場所。(ESL) 大学に入学する前に必要な英語力を鍛えれる学校でもあります。
レベル別にクラスが分かれているので、0からの英語力でも入学が可能です。クラス分けの前に、面談やテストなどで、生徒の英語力を把握し、そのレベルに応じて、各クラスに配属されるので、「入ったけど全然ついていけない!」ということはありません。
また世界中から英語を学びに生徒が集まるので各国の友達ができるのも魅力的です。
上手く語学学校を選べば、選べば日本人が全くいない環境で英語も学べますし、来た当初の赤ちゃんレベルの英語の時にできた友達とは留学を終えても、仲良く付き合いが続くことも多くあります。
同じような境遇の人に出会える場所なので、オープンになって友達をたくさん作りましょう。
それでは、各地域の語学留学費用を比べてみましょう。
※あくまで参考料金です。各学校により料金システムは異なります。
ロサンゼルス
- 3ヶ月 $950~5000 (約10万5000~55万円。 1ドル110円計算)プラス 入学金+教材費200~300ドル。
- 6ヶ月 $1850~8500(約24万~94万円)
- 1年 $3500~16,800(約39万~185万円)
ニューヨーク
- 3ヶ月 $1917~5360(約 21万~59万円)
- 6ヶ月$3766~8760(約41万~96万円)
- 1年 $7351~17520(約 81万~193万円)
サンディエゴ
- 3ヶ月 $1200~4500(約13万~50万円)
- 6ヶ月$2400~8400(約26万~92万円)
- 1年 $4800~16800(約53万~185万円)
カレッジ・大学留学
多くの学生は、まず語学学校である程度の英語を学んでからカレッジへ入学するパターンが多いでしょう。
語学学校からの推薦状ももらえるので、これが一番簡単にカレッジへ入る方法です。日本の大学からの交換留学などもあります。
入学にはTOEFLが必要となるので、語学学校を挟まずに入学したい人は相当の努力が必要となるでしょう。
夢にまで見たアメリカンライフを体験できるのがカレッジ、大学の魅力。ネイティヴの友達も沢山できますし、校内のみですが学生ビザでも働く資格が得られます。
卒業したら二年間の就業資格OPTをゲットできます。
運が良ければそのままアメリカで就職できる可能性もあるので、将来アメリカで働きたい人や生活したい人には一番おすすめの方法です。
参考記事
OPTとは?アメリカ留学からインターンシップ・就職を実現する方法
留学費用
これはロサンゼルス、ニューヨーク、サンディエゴ共に
年間:$5,000~40,000。(60万円~440万円)
大学は州に関係なくどこも同じぐらいの学費です。
コミュニティカレッジだと
年間平均80万~。
四年制の有名大学となると
3,400万円
となります。
また、自分で時間割も組めるのでそれによっても学費は変わってきます。
専門学校
音楽、アート、舞台芸術、映画製作、ファッションなど、英語プラスαで何かを学びたい人におすすめなのが専門学校への留学。
これも世界中から同じ夢を持つ人が集まるので、意識の高い仲間と本格的に好きな分野を学べるでしょう。
ロサンゼルスフィルムスクール
映画ビジネスを学ぶならやっぱりハリウッドのあるロサンゼルスという人に人気なのがこちらの学校。
映画製作、俳優、舞台芸術、音楽関係など。
18ヶ月:$32,219~52,269
ニューヨークフィルムアカデミー
アメリカ最大の撮影機材保有数を誇ることで、映画スターたちも認める本格校。映画業界からプロを招き、実践教育にも力を入れている世界有数のフィルムスクールです。
4週間からの短期コースもあり。
4週間:$3800
8週間:$6300
1年間:$31,500~42,000
参考記事:
日本の映画学校ではできないこと!アメリカの映画留学でできること
カリフォルニア航空学校(サンディエゴ)
最高級の飛行訓練施設が整っているアメリカ。サンディエゴは年間を通して300日以上が晴れ。飛行訓練にも適した土地で本格的に質の高い訓練を受けることができます。
高い語学力を必要としますし、パイロット訓練学校なので学費は高いです。
・学費
1年 800万程度。
アメリカ留学に必要な生活費
これらの学費に加えて生活費が必要になってきます。
アメリカは州によってですが日本よりかなり家賃が高いので学生はアパートをシェアして暮らします。
短期留学だとホームステイをして現地の家庭の雰囲気を味わうのも楽しいです。
都会になると家賃が上がるのは日本と同じなので、ニューヨーク、ロサンゼルス、サンディエゴ共に高いです。日用品や食料品の値段は日本とかわりません。
外食はチップが必要になるので日本より高い印象があり、ランチでも15ドル程度、ディナーとなると倍以上。
家賃は最低でも$800~
食費は自炊を積極的にしている節約気味な人でも$400~
買い物や友人付き合いを楽しみたい人はこの倍以上はかかるでしょう。
節約術
アメリカで生活するには想像以上にお金がかかります。学生ビザでアメリカに入国する場合アルバイトは許されませんので、日本で相当貯金をしてくる又は家族からの金銭的支援がない限りは多くの人が節約を余儀なくされることになります。
ここで、アメリカに2年間滞在した海外在住者の節約術をお教えします。
1 自炊必須。
食べたいものを買いにいくというより、スーパーで見つけたおつとめ品を購入し献立を考える。主婦のようなことをしていました。
このご時世、インターネットで調べれば美味しいレシピが山ほど出てきます。ありがたいですよね。
またアメリカは何を買っても大きいので、たくさん作って冷凍しておくと後々楽なのでおすすめです。
アメリカは外食にはチップがかかるし、高いし、そんなに美味しくもないです。
自炊するほうが断然美味しくて健康的なので楽しんでください。
2 学校選びに気をつける。
特に語学学校ですが、場所によってかなり学費に差があります。
大学付属の語学学校だとカレッジ並みにお金がかかりますが、ダウンタウンなどにある大きい語学学校は比較的安いです。
同じ学校内でも時間帯で授業料が異なり、午前のクラスと夜間のクラスでは夜間のほうが倍以上安いのが普通です。
例えば、ロサンゼルスにある語学学校は、夜間だと一ヶ月$330で最安値でした。友人が通っていたサンタモニカビーチという美しく人気のエリアにある語学学校だと一ヶ月で20万円くらい払っていた記憶があります。
個人的な見解では語学学校は、ある程度話せるようになればどこに行っても同じです。
アメリカ渡米前に3ヶ月ほど申し込みをし、アメリカについてから自分に合う語学学校に転校、カレッジを探すなどをすることをおすすめします。
3 無料で遊べる場所を探す
アメリカは無料で遊べる施設や、格安で映画が見れたりと、楽しいことをお金をかけずにできる街です。
ニューヨークだと、歩いているだけでわくわくする美しい建物やお店が並ぶ大都会。ファッション都市なのでおしゃれな人が多く人間観察も楽しいです。
有名なセントラルパークは散歩をしているだけで半日は潰せますし、多くの美術館は曜日別に無料で入場できる日があります。
映画の都、ロサンゼルスだと映画館で$3~映画を見れたり、試写会に招待してくれるサイトに登録すると週一で映画を無料で見にいけるなど特典あり。
ハリウッドの有名なチャイニーズシアターでリース・ウィザースプーン主演の映画の舞台挨拶の日にあたったこともあるそうです。
またロサンゼルスは美しいビーチが多いことでも有名です。ただビーチに寝転んで日光浴をするだけで幸せな時間を過ごせます。
ボストンだと、学研都市なので有名で大きな大学が多数あります。ハーバード大学、マサチューセッツ工科大学など。広いキャンパスを歩くだけで映画の中に入り込んだような気分になり楽しめます。各図書館を訪れるのもおすすめ。(学生しか入れないところもあります)
参考記事:
まとめ
まずは費用を把握して、予算感を掴むことは大切なことです。そのうえで、好みや予算に合わせて、都市を選び、夢のアメリカ留学を実現させてください。
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