日本人の生きたい国ランキングで常に上位の国、台湾。
旅行だけでなく、中国語の勉強を目的に台湾へ来る人も多くなってきている今日この頃。
日本に比べて物価が3分の1と安いものの実際に台湾で留学生活をした場合いくらくらい費用ががかるのかを台湾へ語学留学中の留学者に聞きました。(現在も留学中のため、現時点までのまとめとなります。)
2016年9月当時の為替レート 1TWドル=3.2円
2017年4月現在の為替レート 1TWドル=3.7円
海外留学において、この為替レート問題は意外と大きく影響してくるのです。泣
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留学前の準備費用
ビザ
停留VISA(シングル):5,300円
日本人は、VISA無しで90日間滞在することができます。
ですが私は停留ビザを取得して行きました。
台湾の停留ビザは「シングルタイプ」「マルチタイプ」の2種類あります。
この違いは、ビザ期間中に1度でも国外へ渡航してしまった場合、VISAの効力が無効になってしまうか、無効にならないかの違いです。
シングルは5,300円に対し、マルチが10,500円と、倍ほど違ったので私はシングルを取得しました。(2017.4月情報)
航空券
V air(片道):12,000円
幸いにも、関西空港にもたくさんのLCCが就航しているので飛行機はもちろんLCCを選びました。
今は運航停止中のV airを利用し、30㎏の預け荷物を追加し12,000円でした。
航空券4,000円程 + 預け荷物4,200円 + 燃油サーチャージ等 =12,000円
航空券が安かったので、預け荷物代が意外と大きいですが、日本から送る値段を考えると、安いので仕方ないです。。
ホテル代金
ゲストハウス(7日間):19,600円
家は全く候補も何のつてもない状態で台湾へ飛んだので、日本で事前に1週間分だけゲストハウスを予約しました。
1日2,800円(一人部屋) × 7日 =19,600円
物価の安い台湾では、この1週間分の宿泊費だけでもまぁまぁ大きい出費です。
1学期目の学費
学費(1学期):25,200台湾ドル
私の学校は、3か月1学期の学校で、VISAの申請の為に1学期目の学費を先に支払う必要がありました。
また、私の通っている学校には、1日2時間のレギュラークラス・1日3時間のインテンシブクラスの2つコースがあります。
3時間コースだと学習スピードが少し速いという噂を聞いていたので、1学期目は2時間コースにしました。
留学中にかかる費用
続いては、実際現地で使った金額。まず、毎月の出費から紹介していきたいと思います。
家賃
1ヶ月8,000台湾ドル + 電気代600台湾ドル =8,600台湾ドル
台湾は、食べ物や生活用品(日本製品除く)に関しては安いけれど、家賃は比較的高めな印象です。
さらに日本人女性ということもあり、清潔感がある・窓があるなど細かい条件を含めると、学校周辺だと1ヶ月12,000~15,000台湾ドル位になってしまいます。
留学中はアルバイトができないので、私は学校から電車で20分ほど離れた町に住みました。条件なども、少し下げて1ヶ月8,000台湾ドルのアパートに一人暮らししていました。
家賃を抑えたい場合は、ルームシェアを利用すれば、タイミングが合えば1ヶ月7,000~10,000台湾ドルほどあれば、学校周辺で見つけることができます。
・台湾の賃貸は家具付き
台湾で家を借りる場合は、家具が付いている場合がほとんどです。ただ布団などは付いていないので、自分でカルフールや二トリなどで購入する必要があります。
・電気代や水道代が家賃に含まれることも
また、家賃に電気代や水道代が含まれている場合もあるので、家探しの際にはその条件も確認が必要です。
私の家の場合は、水道代は家賃に含まれていますが、電気代は家賃に含まれていないタイプでした。
ですので、電気代は1ヶ月平均で600台湾ドルかかっていました。
台湾の夏は、暑いし、冬は湿度が高いので除湿機が必須になります。電気代も含まれている家を探すのが賢明な選択だと思います。
交通費
800台湾ドル/月
台北には地下鉄があり、初乗りが20台湾ドルです。
私の家からは30分ほどの距離なので、初乗り料金ではないですが、悠遊卡(ヨーヨーカード)というSuikaやPasumo(関西だとIkoka等)の様な電子カードがあり、その割引で片道20台湾ドルでした。
携帯代
480台湾ドル/月
台湾では、通信速度4Gもありますが、3Gでも十分足ります。
私は日本で使っていたiphoneをSIMフリーにして台湾へ持っていっていたので、台湾到着後、台湾の「台湾大哥大」という企業の30日使い放題3GのプリペイドSIMを購入しました。
動画なども見ますが、特に速度など問題なく今現在も使用しています。
食費
250台湾ドル ×30日 =750台湾ドル/月
台湾では、一般的にファミリータイプの家でない限りキッチンが備わっていません。私の家も例外ではなく、キッチンがありません。なので、基本3食とも外食になります。
元々毎日必ず自炊をするという生活ではなかったので、この台湾文化はとても楽に感じました。
ですが、いくら美食の国台湾といえども、台湾料理にも飽きて、日本食が恋しくなりました。
しかし、台湾にある日本食は、台湾人の舌にアレンジされた日本食なので、南国特有の甘めの味付けで、日本人の口には少し奇妙な味に感じました。しかも、日本食は台湾でもブランド化されてしまっているので、台湾人が平均的に食べる食事の金額の3倍ほどで、日本円換算してみても1食1,000円越えのものばかりでした。
なので途中から私はIHを購入し、自炊するようになりました。
日本特有の調味料は、幸いにも大体のものはダイソーに売っていたので助かりました。
学費
2学期目32,670台湾ドル + 3学期目26,670台湾ドル
事前費用の部分で述べたように、私の学校は授業コースが2つあります。
1学期を2時間コースで受けた時点で、勉強ペースに少し物足りなさを感じていたので、2学期目は1日3時間コースを選択しました。
留学初期の頃に、学費が上がるという話を聞いていたのと、ちょうど3学期目は、日本への一時帰国時期が被っていることもあった為、1日2時間コースに戻しました。
台湾留学の費用まとめ
ざっくり現在までの金額をまとめると、8か月経過した現時点合計で約63万円。
また、この金額には、交際費や日本での保険等の引き落とし金額は含まれていないので、それを含めると、80万円程は軽く超えています。
これから、年間150万円程度は見ておいてほうがよいでしょう。
冒頭でも述べたように、日本より物価が3分の1の台湾でも、語学留学となると実際結構お金がかかるものなのです。
私は、ワーキングホリデーを利用せず語学留学の形で台湾に来ているので、もしワーキングホリデーが利用できる年齢の方なのであれば、ワーキングホリデーVISAで留学するのも手かもしれません。
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