ポルトガル・リスボンの交通機関(メトロ・バス・トラム)の乗り方と利用方法

ポルトガル・リスボンの交通機関(メトロ・バス・トラム)の乗り方と利用方法

ポルトガルで利用できる主な交通機関は、地下鉄、バス、トラム、電車、フェリーの他、トゥクトゥク、シェアライドなど日本ではあまり普及していないものもあります。

今回は、リスボンの交通機関の乗り方や利用方法を中心に紹介していきます。

様々な交通機関を活用すれば、リスボン周辺で行けない場所はないでしょう。

1. リスボンの地下鉄

リスボンで地下鉄(メトロ)、バス・トラム(カリス)、郊外電車(CP)に乗るためには、ヴィヴァ・ヴィアジェン(Viva viagem)と呼ばれるチャージ可能なカードが必要です。

料金は、乗り物の種類や、一日券などにより変わります。

料金

  • Viva Viagemカード購入: 0.50ユーロ
  • メトロ/バス/トラム1回券: 1.50ユーロ
  • 1日券(24h):
    メトロ/バス/トラム: 6,40ユーロ
    バス/トラム/地下鉄/フェリー: 9,55ユーロ
    バス/トラム/地下鉄/郊外電車:10,60ユーロ
  • チャージ額: 3,00〜40,00ユーロ
  • メトロ1回利用 1,31€ (チャージ額から引かれる)

最新の料金はメトロHPをチェック

ポルトなど他の主要都市にも地下鉄はありますが、運営会社が異なるので、ICカードも別の種類になります。

カードの買い方

ヴィヴァ・ヴィアジェンカードは、駅の自動券売機で買うことができます。

駅の窓口で買うこともできますが、リスボン空港駅などは混雑していることが多いです。

券売機での購入手順はシンプルで、画面の案内に沿って操作します。

ポルトガル語の他、英語オプションもあります。

コイン、お札、クレジットカードが使えます。

自動券売機の画面の流れはこちら

メトロの乗り方

リスボンのメトロには4つの路線があり、色で分けられています。

東京のように複雑でなく、シンプルなので乗り継ぎも楽ですよ。

  1. ブルーライン (Linha Azul)
    コレジオ・ミリタール/ルス〜サンタ・アポロニア間
  2. イエローライン (Linha Amarela)
    オディヴェラス・ラト間
  3. レッドライン (Linha Vermelha)
    空港〜サオ・セバスティアン間
  4. グリーンライン (Linha Verde)
    テリェイラス〜カイス・ド・ソドレ間

すべての駅ではありませんが、無料Wi-Fiが繋がるホームもあります。

乗車時の注意

重い荷物を持っていたり、お年寄りやベビーカーの方はエレベーターを活用しましょう。

エレベーターがない駅もありますが、ポルトガル人たちは親切なので、積極的に手伝ってくれます。

車内では、妊婦さん、小さい子ども連れの方、お年寄り、体が不自由な方には必ず席を譲りましょう。ポルトガルは優先マナーが日本よりも徹底されています。

スリには要注意。

特に口のあいたハンドバッグ、視線が届かないリュックサックはよく狙われます。

実際に筆者も被害に遭いかけました。

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2. リスボン近郊電車

リスボンからの近郊電車は、主にオリエンテ駅 (Oriente)、ロシオ駅 (Rossio)、カイス・ド・ソドレ駅(Cais do Sodré)から出ています。

主な目的地は、

  • シントラ(Sintra)
  • エストリル(Estoril)
  • カスカイス(Cascais)
  • セトゥバル(Setubal)

などです。

ポルトガルの地下鉄は改札口がほぼないのでうっかりしそうですが、

乗車前に必ず、ホーム付近の機械でカードをかざすのを忘れないでください。

有効なカードがないと車内のチケットチェックで引っ掛かり、多額の罰金を払うことになります。

シントラなど観光地への車内では、地元の音楽家によるギターと歌のエンターテイメントがありますが、演奏が終わるとチップを求めに回ってきます。

ポルトガルの長距離電車

ポルトガルの長距離電車は、アルファペンドゥラールという高速列車が知られています。

アルファペンドゥラールで行ける都市

  • リスボン発〜ポルト (Porto)、
  • コインブラ (Coimbra)
  • ブラガ (Braga)
  • ファロ(Faro)

料金例::リスボンオリエンテ駅→ファロ 片道23ユーロ 所要時間3時間

事前に購入すれば割引もあります。

満席の可能性があるので、事前購入がおすすめ。

チケットはCP社ホームページからも買えます

3. リスボン名物トラム

トラムはエレトリコ(elétrico)と呼ばれ、観光客だけでなく地元の人にも愛されています。

日本の街では見かけない濃い黄色のトラムは、車内がレトロで雰囲気よし。

ポルトガルに来た!と感じることができます。

トラムが来たら、手をあげてアピールしないと止まらずに通り過ぎてしまうこともあり。

乗車は前から入り、運転手に料金を払うか、Vivaカードを機械にかざします。

料金は、乗車時の支払いは片道: 3,00ユーロ。

事前購入やVivaカードにチャージする場合: 1.5ユーロ。

トラムもバスもそうですが、乗車時の支払いは高いし、時間もかかります。ラッシュ時には迷惑になるので、事前購入もしくはカードにチャージしておくことがおすすめ。

トラムの線路上に駐車している車があると、車の持ち主が戻るまでトラムが進めなくなることが。乗客が降りなければいけなくなり、他の交通の邪魔にもなります。

トラムのルートで有名なのが28番線ですね。

エストレラ大聖堂、国会議事堂、バイシャ地区などのおいしいスポットを通ります。

窓が開放されており、美しい街並みと心地よい風を感じながら移動できます。

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4. 市バスと高速バス

市バスは、リスボン市内各地を網羅しています。

通勤通学では、バスとメトロなどを乗り継いで行く人が多いです。

バス停留所の多くは、バスが来るまでの残り時間が電光掲示板に表示されます。

乗車の仕方や料金を払うタイミングはトラムと同じ。

料金は、バス乗車時の支払いは、片道: 2,00ユーロ。

事前購入やVivaカードにチャージする場合は: 1.5ユーロ。→60分以内カリス・メトロの乗り放題ができますが、メトロネットワーク内の連続乗車は不可。

車内は無料Wi-Fiあり。

バスを降りる時は、赤いボタンを押せばOK。

筆者は以前、ミニバスで大事な書類を置き忘れたことがあります。

降車後すぐ忘れ物の問合せをしたら、ポルトガル語と英語ができる人が対応してくれました。

忘れ物が見つかったので、事務所に取りに来るよう言われると思いきや、

同じ停留所で待ち、フロントガラスに目印を貼った次の便がきたら運転手からもらえ、とのこと。

少し不安でしたが、ちゃんと忘れ物を取り戻すことができました。

ポルトガルの高速バス Rede Expressos

Rede Expressosが運営するポルトガルの高速バスは、国内に300以上のルートがあり、

スペイン各地に行くこともできます。

料金例: リスボンオリエンテ→ファロ 片道19.50ユーロ 所要時間4時間くらい

Rede ExpressosのチケットはHPから購入可能

オンラインで購入後チケットがPDFで送られてくるので、乗車時にスマホ等で提示すればOK。

5. テージョ川を渡るフェリー

リスボンはテージョ川に沿って広がっており、川の向こう側へのアクセスにフェリーが便利です。

フェリーの主なターミナルはカイス・ド・ソドレです。

カイス・ド・ソドレは、メトロのグリーンラインや電車とも繋がっています。

フェリーターミナルとメトロ鉄道は、別の建物なのでご注意を。

カイス・ド・ソドレからは、カシーリャス (Cacilhas)、モンティージョ(Montijo)、セイシャル (Seixal)行きのフェリーが出ています。

チケット料金

  • カイス・ド・ソドレ 〜 モンティージョ : €2.80
  • カイス・ド・ソドレ 〜 セイシャル : €2.45
  • カイス・ド・ソドレ 〜 カシーリャス : €1.30

フェリー料金も、Vivaカードで払えますが、メトロチケットがチャージされているカードには、フェリーチケットの追加ができません。そのため、メトロチケットを使い切るか、別のカードを買う必要があります。

フェリーのリスボン・カシーリャス間は最も利用が多いルートです。

カシーリャスを降りると、アマドラという街に出ますが、ここはリスボンより家賃が安いので、ここに住みながら、フェリーでリスボンに通勤する人も多くいます。

リスボンとアマドラ間を車で行くなら、4月25日橋を通りますが、フェリーがあることにより、通勤時の渋滞が緩和されています。

4月25日橋は、米サンフランシスコの赤い橋と同じデザイン。

フェリーからは4月25日橋やバイシャ地区の美しい眺めを楽しめます。

6. ポルトガル版トゥクトゥク

トゥクトゥクと聞くと、東南アジアの乗り物をイメージしますが、リスボン市内でも多く見かけます。

交通手段としてよりは、ドライバーによる観光案内もついてくるので、旅行者向きです。

値段は、小さいトゥクトゥクなら1時間20ユーロほど。半日ツアーで95ユーロくらい。

乗り方は、停車中のトゥクトゥクドライバーに声をかけ(あちらから客引きされることも)値段やコースの交渉をします。

ポルトガル伝統のアズレージョのデザインや、造花できれいに飾り付けられたトゥクトゥクは、ドライバーが英語やフランス語などのマルチリンガルで、ガイドブックでは知ることができない街案内をしてくれます。

7. 電動キックボードがアツイ!

スボンでは、電動キックボード、自転車、スクーター等のシェアライドが普及しています。

中でも電動キックボードが人気。

温暖でカラッとしたポルトガルの気候の中を、電動キックボードで颯爽と駆け巡るリスボンっ子や欧米の旅行者をよく見かけます。

電動キックボードの会社はいろいろありますが、一番メジャーなのがLime

使い方

Limaアプリをダウンロード
詳細を入力し登録をする
近くのキックボードを探す
QRコードをスキャンしてGO!

電動モーターなのでけっこうスピードを出せます。

初めての方は、最初に慣らし走行をすれば簡単にコントロールできるようになります。

おすすめルートは、カイス・ド・ソドレ (Cais do Sodré)とアルカンタラ(Alcântara)間。

テージョ川に沿って自転車専用道路があるので、風光明媚で走りやすいです。

8. ポルトガルのタクシーは安い!

ポルトガルは日本と比べてタクシー料金が安く気軽に利用できます。

料金は、初乗り3.50ユーロ、1kmで0.50ユーロ加算。(2020年時点)

普通のタクシーよりも安くて便利なのが、FREE NOWというアプリです。

普通のタクシーと同じ車と運転手で安心です。

使い方

アプリをダウンロードし利用登録する
行き先を検索する
料金プランを選ぶ (Liteプランが安い)
予約ボタンを押す
タクシー到着までの待ち時間と走行場所がリアルタイムで表示される
タクシーの車種やナンバープレートを確認し、乗り込む
到着したらアプリ内で支払い
任意でドライバーを評価

アプリの便利な点は、行き先の説明や金銭受け渡しの手間が省けること。

レビュー制度なので、運転手がより良いサービスを心がけてくれます。

外国でタクシーを利用する時、心配なのがぼったくりですよね。

ポルトガルでは登録タクシーでも、観光客相手にはメーターをつけず、割増料金を請求することがあります。特に空港から乗る時が多いです。

事前にメーターがあることを確認し、値段の交渉をするといいかもしれませんが、

やはりタクシーアプリなら、乗車料金が事前にわかるので安心です。

目的地への到着時間やルートが見えるので、わざと遠回りされる心配もありません。

まとめ

ポルトガルの交通機関の乗り方を紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

リスボンは公共交通機関が充実しており、車がなくてもちゃんと生活ができます。

メトロ、バス、トラムを利用する際は、Vivaカードにチャージするのがお得です。

スマホのアプリを使えば、シェアライドや、タクシーをもっと身近に楽しめますよ。

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